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2009.12.27
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~PHPビジネス新書、2007年~

『これが週刊こどもニュースだ』 や 『そうだったのか!現代史』 のシリーズで、池上さんの著作にふれてきました。どの著作も分かりやすく面白いので、さらに池上さんの著作を読んでみようと思って、購入した一冊です。
 本書の構成は次のとおりです。

ーーー
はじめに
第1章 「伝える力」を培う

第3章 円滑にコミュニケーションする
第4章 ビジネス文書を書く
第5章 文章力をアップさせる
第6章 わかりやすく伝える
第7章 この言葉・表現は使わない
第8章 上質のインプットをする
おわりに
ーーー

 いくつか、大事な点をメモしておきます。

・物事を伝えるには、その物事をしっかり理解していなくてはならない。
 これは冒頭や第5章で強調されていることですが、なにかを人に伝えるには、そのなにかを自分がしっかりと理解していなくてはいけません。教科書に書いてあるような、難しい言葉をそのまま使って伝えるのは簡単です。本当に難しいのは(また、大切なのは)、難しいことも簡単な言葉で伝えることです。


 この言葉は、それまで話してきた論理をすべて無駄にしてしまう言葉だと、池上さんはいいます。あるいは、論理があやふやなまま話してきたことを、無理にまとめるときに使う言葉だ、と。私はこのブログでもよく使ってしまっている気がしますし、気をつけなければ、と思いました。

・カタカナ語・四字熟語や故事成語をやたらと使わない
 カタカナ語を使うと、なんとなく分かる雰囲気がありますし、ちょっとかっこよい言葉を使っているような気がしてしまうかもしれませんが、話の内容が相手に伝わらなければ、なんの意味もありません。インタヴューなどでやたらとカタカナ語を使う官僚や政治家の方々もいらっしゃるようですが、それでは国民は理解できないわけです(話している本人も、本当にその言葉をきちんと理解しているの?と疑われる可能性もありますね)。
 四字熟語や故事成語も、話のなかでいくつか織り交ぜるくらいなら、「おっ」と相手に思わせることができます。ところがこれらも、あまり使いすぎると、何が言いたいのか伝わらなくなるのですね。

・新聞などのコラムを要約する、あるいは拡大させる


・語彙や表現力をみがくためには小説が良い
 小説は、相手に具体的なイメージを持たせるものです。なので、相手へのイメージの伝え方を学ぶのに、かっこうの教科書になる、というのですね。
 また、小説を読むのが良いという部分で、次のように指摘されているのが興味深かったです。小説を読んでいて、惹きつけられるな、と感じたら、こんなに惹きつけられるのはどんな文章構造をしているのだろうかと立ち止まってみると良いよ、というのですね。もちろん、池上さんもおっしゃるように、そこにばかり目がいくと物語が楽しめなくなるかもしれませんので、時々で良いと思います。これは気付いたら実践していきたいなぁ、と思いました。

 などなど、興味深い指摘が多く、もちろん池上さんの持ち味の分かりやすさも抜群で、良い読書体験でした。
 個人的には、ビジネス向けの新書を読むというのが新鮮な体験でした。

   *

 こうして書いてきた自分の文章を読むと、池上さんの分かりやすさにはほど遠いなぁ、とあらためて思います。このブログも5年続けてきているので、最初の頃よりは力がついてきたのでは…と思いたいのですが、これからも訓練あるのみです。

 ちなみに今年の11月14日はブログ開設5周年だったのですが、すっかり忘れていました…。

(2009/12/24読了)





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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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