森博嗣『θは遊んでくれたよ』
~講談社ノベルス、 2005
年~
Gシリーズ第2弾。
それでは、簡単に内容紹介と感想を。
―――
西之園萌絵、N大学大学院D2
反町愛が勤務するN大病院で検死した、転落死した人物にθの文字が書かれていた。
その後も続く自殺者(?)に描かれるθの文字が意味するのは。
第一の被害者―早川のことを調べていた探偵の赤柳初朗は、早川がシータに関わるインターネット上のチャットを利用していたことをつきとめる。
θの文字は、ある宗教集団の信者たちによる集団自殺を意味するのか、それとも連続殺人なのか。
反町たちの情報から、西之園萌絵や海月及介たちがたどりつく真相とは。
―――
前作 『φは壊れたね』
が奇妙な密室殺人事件だったのに対して、今回は集団自殺か連続殺人か、死者たちに描かれたθの意味とは、といった謎がテーマです。
事件そのものの謎解きの妙もさることながら、犀川先生と西之園さんとのやりとり、反町さんと西之園さんの会話、そして国枝先生の素敵さと、主要登場人物たちのふるまいや言葉を楽しく、また味わい深く読みました。
(2026.05.06 再読 )
・ま行の作家一覧へ 森博嗣『キウイγは時計仕掛け』 2026.07.26
森博嗣『ジグβは神ですか』 2026.07.25
森博嗣『目薬αで殺菌します』 2026.07.20
Keyword Search
Comments