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2026.07.12
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森博嗣『εに誓って』
~講談社ノベルス、 2006 年~


 Gシリーズ第4弾。

 それでは、簡単に内容紹介と感想を。

―――
西之園萌絵、N大学大学院D2

 高速バス運転手が何者かに殺害された。隣室の同僚が、急遽代理で出勤したが…。
   *
 別々の用事で東京を訪れていた山吹と加部谷は、予定のバスに乗り遅れた…と思ったが、出発が遅れていてなんとか間に合う。
 ところが、バスが出発してしばらくして、前方に座っていた男が、バスジャックを宣言する。銃を手にしていること。各地に爆弾を設置していること。男が爆弾を操作できること…などが説明されるが、男は乗客に危害を加えるつもりはないという。話し方も丁寧で、乗客が携帯電話で外部と連絡することも許していた。
 山吹と加部谷は海月や西之園たちに状況を伝えながら、恐怖に耐えるが…。
   *
 そして、高速バスを予約していた団体「εに誓って」の正体とは。
―――

 これは手に汗握る展開です。
 冒頭の穏やかな加部谷さんと山吹さんのやりとりから、バスジャックにより一気に緊張へと展開。事件を知った西之園さんたちの動きも緊迫感があります。
 そんな中でも、山吹さんのお姉さんをめぐる話題など、思わず笑ってしまう会話もあって、とにかく飽きません。
 物語に挿入される、乗客たちの思いがどのように事件とつながっていくのか、というのも読みどころです。
 前作​ 『τになるまで待って』 ​同様、すべてが明らかにされるわけではありませんが、驚きも味わえます。これは面白かったです。

(2026.05.13 読了 )

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Last updated  2026.07.12 12:09:07
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のぽねこ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) スパイシーチューリップさんへ コメント…
スパイシーチューリップ @ Re:銀色夏生『流星の人』(05/16) 流行りましたね!キラキラ系、あまり知ら…
のぽねこ @ シモンさんへ コメントありがとうございます。 なにぶん…

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