森博嗣『λに歯がない』
~講談社ノベルス、 2006
年~
Gシリーズ第5弾。
それでは、簡単に内容紹介と感想を。
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西之園萌絵、N大学大学院D2
T建設技術研究所の建物で実験をしていた山吹たち。翌朝、敷地内の建物にパトカーや救急車が集まっていた。
構造系実験棟で、4人の男が、頭部を銃で撃たれて死んでいた。さらに、彼らは歯を抜かれていたという。
その建物は、システムでドアの開閉が全て記録されていて、設置されていたビデオカメラにも不審な動きは記録されていないという、密室状況だった。
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今回も面白かったです。
一連のギリシャ文字の事件との関係の考察もさることながら、今回は犀川先生と西之園さん、加部谷さんと海月さんがかわす自殺をめぐる議論を興味深く読みました。西之園さんがご両親の事件を思い出してしまうこともあり、そのあたりを察する犀川先生のことばが素敵です。
前3作よりは、事件の大体の真相が明らかになるのでミステリとしての安心感(?)が高いだけでなく、シリーズ全体としての動きもあって、今後の展開がさらに楽しみになる1冊です。
(2026.05.15 再読 )
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