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1.27 百年文庫 音 ポプラ社発行幸田文 台所の音 雨じゃありませんよ あれ 油の音だったんですよ ・・何を揚げていたの? ああ くわいか。もう、取っ手が青味をみせてきたろ?川口松太郎 深川の鈴 小説家志望の「私」二人はすし屋の2階で暮し始めるが 高浜虚子 斑鳩物語 カタンカタン おさの音 時計の音 気ない暮らしの音本 佐藤春夫ほか 掟 戸川幸夫 などテーマごとの編集 ポプラ社の製品である
2011.01.27
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1.22 東京ふすま会賀詞交歓会記念講演 加賀谷誠一氏(潟上市出身) 「剣道の話し」86歳の誕生日 剣道とは竹刀で有効打突を求め合う武道 有効打突とは(約束事)面・胴・小手・突きのいづれかを正しく打突すること 稽古以外に克方法は?工夫・吟味等自得の世界(自ずから研究・自ずから実践 柳生宗矩「兵法家伝書」昨日の我に今日は勝つべし 宮本武蔵「五輪の書(The book of Five Rings)千里の道も一足づつはこぶなり((The journey of a thousand miles begins with a single step) 千里の・・鍛、一足・・錬 身心(心身ではなく)・・心はふらつくが(ふらふらなるも)基本は技・身 「剣道指導の心構え」竹刀の本意・礼法・生涯剣道 全日本剣道連盟副会長 藤倉電線 S.J氏のコーディネートで実現した講演会 感銘深かった
2011.01.23
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1.18 在原業平 雅を求めた貴公子 井上辰雄著 遊子館辞世の句 「つゐにゆく 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを」(古今和歌 巻16・哀傷歌861) 死へあわてふためく切実感 「月やあらぬ 春や昔の 春ならぬ わが身ひとつは もとの身にして」(同 巻15・恋歌5-747 伊勢物語四段)紀有常(きのありつね)の娘娶る 括子(かつこ)内親王との密通事件 伊勢斎宮との別れ小野の山荘 業平の母性思慕(伊都内親王 伊都内親王御施入願文~店長10年、833年に、山階寺(興福寺)東院西堂の香燈読経料として墾田16町余、荘一処、畠一町を施入している、生母藤原平子が亡くなりその「追福」を祈るため)色好みの主人公であるが、一時的な迷いで情を交わした女性には、別れていても、「はかなくて絶えにけるなか、猶や忘れざりけん」(伊勢物語22段)とあるように、チャンスがめぐってくれば、必ず文をつかわし、歌を贈って情を交わしたのである。その意味から、業平は決してドンファンではなかった。古事記の大国主命、西鶴の好色一代男、源氏物語の光源氏然りである。
2011.01.21
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1.19 高島屋 美術展めぐり ばら色の生活 重野克明 1975年生まれ 日常に交差する希望と不安 夢と現実が交錯する切なくも満たされる世界 着彩ものも遊木民舎木彫展 西村公泉(倶梨伽羅竜王 寒山拾得~水を語る、火を語る、風を語る、地を語る・・寒山経巻を開き拾得箒を持つ) 合田のぞむ 辰巳忠良(この鉄路) 気の特長を生かしたユーモアあふれる作品多しはがきプリント別添あり
2011.01.20
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1.19 N響 第1693回定期公演 サントリーホール 指揮イオン・マリン ブラームス(ドヴォルザーク編)/ハンガリー舞曲集より題7,18,19,20,21番 ブラームス/ハイドンの主題による変奏曲 作品56a ブラームス(シェーンベルク編)/ピアノ四重奏曲第1番ト短調作品25 ブラームス3曲、そのうち前の2曲はブラームスの作曲過程を知る契機になるし、3番目は、ブラームスの生誕100年ごろにあたりオットークレンペラーの強い要望で編曲された経緯。ブラームスを語る上で、生成誕生と、20世紀以降での発展を象徴している。21世紀に聴くことの興奮。中井美穂アナウンサーが言うように、「音が生まれる瞬間に立ち会うことがの魅力でありこの演奏を聴きたいと思ったらそのときその場にいなければ聴けない、一番古いものが最先端にあるというのがクラシック・・」終演の拍手とともに感動を覚えた夜であった。
2011.01.20
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駒木田鶴子氏 秋田県芸術選奨に選出 秋田さきがけの記事によると、駒木田鶴子氏は6月に当ブログで紹介した詩集「落花無量」が受賞作品である。古風に根を張ったみずみずしい感性が感動を誘う。言語芸術としての完成度が高いとのことであった。本人からの速報によって知った。先日、寒中見舞いを頂いた。文中にご主人とご一緒の西成瀬小の標準語教育のインタヴュー記事(西成瀬のことば教育に関する:小川しょう太郎・横手方言散歩)を関連のブログで見たとのことで、その感動を記していた。ご主人への思いが、彼女の涙を誘ったに違いない。今回のすばらしい受賞も、あの世からご主人も、共に、喜んでくださっていると思います。昨年、母を送った彼女には、今年は新たな人生のスタートを飾ってくれることになるだろう。脈々と流れる地下水脈は彼女のエネルギーを更に高めてくれることだろう。
2011.01.18
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砂村 豊 様 新しい年に当たり砂村様のご書状をいただき有難うございました。夕べは遅い帰宅でしたので、満を持して今朝、「回想」のゆきずりの人3編を早速読ませていただきました。第1編サンフランシスコでのバスの波状スト、第2編の黒人街での出会いと読み進むうちに、私は砂村様の目指しておられるスローライフをしみじみ感じましたし、音楽の良さとくに黒人霊歌の持つ本源的な真実を理解できましたそして、集約された第三編で幸福や歓びの絶頂にいるとき、それが奪われることを、その時間が霧散して何時か消え去ることへの不安を一方的に抱え込む・・とのご配慮に感銘を受けました。いとおしい悦楽の時間~何時か消えうせる・・百年後には、後に退くものは・・(後述の日野原先生の講演、生命を与えられたことを感謝する気持で最後の時を迎えられたら幸とのお話を思いました。)結びのコリント人への第一の手紙13章8節の聖句・・。有難うございます。改めて13章を読ませていただきました。「愛は寛容にして慈悲あり。愛はねたまず、愛は誇らず、高ぶらず、非礼を行わず、おのれの利を求めず、憤らず、人の悪を思わず、不義を喜ばずして、まことの喜ぶところを喜び、おおよそ事忍び、おおよそ事信じ、おおよそ事望み、おおよそこと耐うるなり、愛はいつまでも絶ゆることなし。」愛の賛歌・・、「徒然草」 にまで想を運ばれ、走馬灯のように砂村様の異文化体験記を想起されている姿に人生を聖書のまことに基づいて歩まれる素晴らしさに心打たれました。「梅一輪」のご著書と「ホスピスからみた日本の医療」そして今回の「ゆきずりの人」一連の所論から私は大切なものを学ばせていただいていると思いました。重ねて御礼申しあげます。寒い日が続きますが、一層のご健筆を祈ります。平成23年1月16日梅一輪の愛読者(追伸)昨日は所属している書の団体(独立書人団)の展覧会(六本木の新美術館)があり、その中で、「冬の薔薇)つぼみのままに色かさね」という大阪の会員自作俳句の書作品を鑑賞しました。つぼみは開かない運という人生を思い合わせながらの心境を二尺×八尺に書き上げたものでした。心の寂しさがありながら、軽い筆致で書いているところが外国人にも評価が高いようでした。コピーですが同封しました。なお、昨年のご報告ですが、11月1日に第12回 さわやか健康フォーラム が聖路加看護大学校(アリス・C・セントジョンメモリアルホール)でありましたがその中で「症状がある疾患と、症状が無い疾患に対する対応の仕方」と題して敬愛する日野原重明先生の講演を聴くことができました。diseaseとillnessの違いを述べられ 医師は言葉を使うプロ、患者も然り、 相談する医師、 葉っぱのフレディーのこと。ストア学派ユベナリス(Juvenalis)ローマの詩人(50~130)「諸君が神々から何かを求めたいというならこう願うがよい 『健全な身体に健全な心を宿らせてくれ』『死の恐怖にも平然たる剛毅な精神を与えよ』と。人生の最後を自然の贈り物として受け取る心を、試練や残酷な責苦を選んで選ぶ心を願え。生命を与えられたことを感謝する気持で最後の時を迎えられたら幸とのお話でした。サイン入りの書「たっぷり生きる 日野原重明対金子兜太」(角川学芸出版)を求めました。お元気な明治44年生まれの、直筆サイン、記念になりました。診断治療の難しさ、医師とのコミュニケーションの大切さをまなびました。
2011.01.16
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