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ふと見上げるとマリリン・モンローがいました。英語は人より早めに触れさせてもらった自分ですが、不思議とアメリカに行きたいなぁという思いはありませんでした。NYに住むまでアメリカ大陸は訪れたこともありませんでした。 そんな私がアメリカに対して漠然と興味を持ったのは、オリバーストーン監督の『JFK』を見てからだったなぁ・・とマリリンを見ながら思い出しました。それまで恥ずかしながら知らない人で、あらステキな人と思った瞬間にはあの映像。恋と失恋が瞬時に訪れ、その傷を埋めるかのように図書館に篭り彼の回顧録や演説集を読んだっけ。 その後弟ロバートの存在も知り、机の上にはケネディ兄弟のポートレートを入れる怪しい女子学生になっていました。就任時のケネディの演説も有名ですが、私の好きな言葉は弟の演説の一説。読書感想文をつけていた大学ノートの表紙にはデカデカとその言葉を書き、毎日眺めていた・・本当にヤバイ女子学生でした。"Some men see things as they are and say why? I dream things that never were and say "Why not?" (意訳:人は現実を見て言う「なぜだ」。私は現実不可能な夢を見て言う「やってみよう」) 折りしも大統領予備選挙真っ只中。今晩、知人の誕生日会があり、地下鉄の中で読みかけの本を終了。有吉玉青さんの『ニューヨーク空間』(新潮社)。有吉さんがNYUに留学されていた時期は、私がケネディの顔を夜な夜な眺めていた頃で、クリントン元大統領が民主党の候補者となり大統領になった年でもありました。連日連夜、予備選の模様がこうも流れると嫌でも興味をもつ気持ちわかります。ファーストレディ候補としてチラチラ見えるヒラリーさんに初々しさも感じます。 大統領夫人となったヒラリーさんが髪を切りそのことを記者に指摘されると「大統領も税率(何か忘れ、しかもこの法案が通ったかも覚えていませんが)をカットするので、私も髪をカットしました」と答えていました。ふ~んと思って聞いてたら「あなたたちも遅刻するんだったら、このくらいのユーモアで遅刻の理由を言いなさい」と英語の講師に言われました。私には何が面白いんだか・・と思った記憶があります。
2008.01.31
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バレンタインまでもう半月くらいなんですね。ハヤイ、ハヤイ。旦那さんはチョコが苦手なので、自分の食べたいチョコをバレンタインと称して買って→私が食べる・・という日になっています。 歩いていたらクッキー屋さんの前で面白い刺繍を発見。Life Without Chocolate Is Too Terrible To Contemplate.納得。激しく納得。あとは野球と、炭水化物と、活字と、好みの男性があれば・・。 あまりにもきれいな文句なので、Googleで調べたら「座右の銘」にまでしている人がいたので、誰かの言葉なのかなぁ。「チョコ好き」というと甘いもの好きなんだなぁ・・と子供扱いされるので、最近「私、カカオ好き」というようにしています。なんかアダルティ~な気が自分ではします。
2008.01.30
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今日も時差ボケ全開です。夜中になかなか寝れず、朝フジテレビ系のニュースを見て8時~11時まで寝る・・というひどい生活です。日本では夜の10時に寝て夜中の1時に起きることになります。さすがにいかんと美味しいコーヒーを帰りに飲んできました。 実はこのコーヒーは前から飲んでみたかったところ。日本にいたときはコーヒー好きな私としてはカフェでゆっくりとすることは幸せでしたが、NYではそういう時間はほとんどありません。まぁ、経済的なことや、あのカフェのガヤガヤ感が気になるのですが、美味しいと思うコーヒーに出会わないこともあります。 そんな中見つけたこのNew York Specialty coffeeは、コーヒーのことを熟知したマスターが丁寧に淹れてくれるお店。シュークリーム屋さんの一角で提供してくれているのですが、ぜひぜひ飲んでみたかったのです。 お店に着くとマスターの方が10分ほどでいらっしゃるのでお待ちになります?ということで、待たせてもらうことに。かくして美味しいコーヒーとの対面。 『苦めのコーヒーをブラックで』という顔とアンバランスなコーヒーが好きな私には、ケニアのピーベリーという豆を紹介してくれました。普通コーヒー豆は半円形の粒が向かい合って(だから片面は平ら)いるそうですが、このピーベリーは名前の通り、ベリーのように一粒が丸く実になっているそうです。 目の前でゆっくり淹れてくださり出来上がりが楽しみ。マスターの方は本当に親切で、美味しい飲み方を教えてくださいました。お湯は90℃くらいがベストで、お湯を注ぐときは真ん中(500円玉くらい)に注ぐように、そして上の泡が下に落ちきらないように見ながらお湯を注ぐ・・・。貧乏性の私は最後の1滴までおとそうとしますが、それでは旨みが逃げてしまうそうです。 1口いただく。はぁ~至福のひととき。味が全然違います。コーヒー豆も良いのかもしれないけど、淹れ方にコーヒーへの優しさがあるんでしょうね。1杯5ドル。NYでの自分へのご褒美を見つけた日でした。
2008.01.29
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快晴。 この天気に惑わされて、耳当てと手袋を忘れて外出し、帰りは泣きました。仕事の打ち合わせでユニオンスクエア周辺に行ってきました。お天気も良いので23丁目で降り、フラットアイアンビルを眺めながら南下しました。 いつ見ても不思議な建物です。頂点部分は2mくらいでしょうか。ヘラルドスクエアの交差点を渡るときにチラッと南に見える姿が好きです。二等辺三角形のオフィスビルで、いたるところ窓だらけで明るい(夏は暑そう・・)だろうなぁ・・。 NYの建築物は本当に昔からの景観を大切にし、エアコンなどの室外機が見えないところがスゴイ。 形も興味深いのですが、建物のあちこちにも意匠を凝らしたあとがあります。ベルサーチマークのような顔や柱なども雰囲気あります。1902年の建造当時はNYでもっとも高い建物で、Broadway側と5th Ave.側から吹いてきた風が頂点部分で合流し、女性のスカートにいたずらする・・なんて噂もあったそうです。 4年ほど前にこの頂点部分にH&Mが広告を掲載したことがあります。確かに目立つけど、フラットアイアンビルの重厚さに水を差すなぁ・・と思っていたら、住民たちからの反対もあり、すぐに外されました。 今回いただいたお仕事は納期が2月末。とても面白そうでやりがいのある仕事です(今回は撮影もします)。精一杯、やらせていただきます。 下の写真はビルのおしり。ニ等辺三角形の底辺部分でもこの幅。地震が滅多に起きないから可能なのかなぁ・・。
2008.01.27
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NYの地下鉄を歩いていると、通路やホームなどでいろんな作品を目にすることができます。演奏・ダンス・パントマイム的なパフォーマンス、写真、モザイク作品。特に駅ごとに違うモザイク作品はホームに多く、地下鉄を降りてすぐ目にいきます。 42ndのタイムズスクエア駅の地下道をよく使うのですが、ここには8番街から1Avenue突ききる長い通路があります。地下鉄でいうとACEラインから7番ラインを通過して1,2,3番ラインに向かう通路です。 丁度2012年オリンピック候補地としてNYCが名乗りをあげたくらいから、この通路のタイルが張り替えられました。それだけで明るくなったものです。昨年の夏頃から、その真新しいタイルが数箇所彫られました。なんだろう・・と思っていたのですが、今日久しぶりに通ったらモザイク作品になっていました。 まだ作業中ですが、新年のお祝いをする人たち"Party People"が壁で騒いでいました。家族連れや仲間と飲む人、お決まりの三角帽を被る人など。確かにNYの大晦日はこんな感じです。 このモザイクはJane Dicksonさんが30人の候補者の中から選ばれて作成したartです。「日常がいかにシリアスかとわかっているから、大晦日の作品と限らず、毎日仕事場に急ぐ通勤者が私の作品から少しで良いから何か感じてほしい(楽しんでほしい)」というようなことを記事で話していました。 全部で60人ほど、しかも目の高さにいるので、これから早歩きでも横目で少しずつ作品を見ていきたいなぁ。
2008.01.26
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1ヶ月前のことになりますが、クリスマスイブに映画"Enchanted" (邦題『魔法にかけられて』)を観て来ました。ギリギリまで"AWAKE"と悩んでいたのですが、NYが舞台のファンタジーを珍しく選んでみました。 婚約者のいるアニメの世界のお姫様が、王女の陰謀で実写のNYに迷い込み、弁護士とその娘と知り合う話です。ディズニー映画を見ること自体珍しいのですが、あのヒラヒラドレスでタイムズスクエアを彷徨う姿を見たい私と、「どっちの男(王子と弁護士)を選ぶか気になる」という旦那さんの意見が一致したわけです。 この映画、お薦めです。声出して笑ってしまいました。 ジゼル姫役のエイミー・アダムスがとても清潔感があって清清しく可愛い。弁護士役のパトリック・デンプシー(『グレイズアナトミー』の俳優さん)のちょっと疲れた感じもなかなか。気が付くと芸能雑誌の表紙が彼ばかりなので今注目されているのね・・。 NYの観光名所を姫が歌い踊りながら駆け抜けるシーンはアニメさながら。ディズニーアニメでは違和感ない動きやいきなり歌うシーンが、実写だといかに不自然で失笑をかうかわかります。NYのど真ん中で「キスこそ最大のパワー」と信じる純粋な姫が、だんだん現実世界で人として関わりをもつことを知ります。ディズニーアニメや童話ってキスして結婚式で終わりだから、その後の現実感を感じさせないのよねぇ。 小学校1年生の姪っ子にも薦めていたら「小鳥や動物がお掃除するんでしょ」と楽しみにしていました。そういえば姪っ子と『名探偵コナン』を見ていたときのこと。キスシーンで姪っ子ちゃんは「ヒャン」と悲鳴をあげていました。可愛いなぁ・・。この私だってキスしたら子どもが生まれると信じていた時代もあったんだよね・・。来月24日に行われる(?)第80回アカデミー賞授賞式ではSONG(楽曲賞)に3曲ノミネートされています。日本では3月14日から公開です。
2008.01.25
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今週は少しゆっくりしよう・・と何の予定も入れず過ごしております。日本から持ってきた食材でまかなっていたのですが、さすがに今日は旦那さんの誕生日でもあるので買出しに。NYに戻ってきてから初めて外に出ました。出たがりのくせに、家で過ごす楽しみも覚えてしまった・・。 そんなに寒くもなく買出しのあとはBroadway沿いを散歩。以前、今にもつぶれそうなデリの横に近代的なマーケットができ、そのデリは呆気なくつぶれたところがあります。 久しぶりに行くと堂々とデリ跡にマーケットが。そう、道路を挟んでマーケットが2つ並んでいました。どれどれ・・と新しいマーケットに入ると見かけはきれいなのに、通路が狭くしかもダンボールなどが進路をふさぐように通路に置かれていました。見栄えは良くても中が変わらないんじゃなぁ・・と呟きながらセロリや果物を購入。 アパートに戻って今年初ロールケーキに挑むものの、スポンジを焼いたら睡魔が・・。眠りながらノエルっぽくしよう・・ムニャムニャと。起きてからダリのようだな・・と思いながら創作してみました。旦那さんおめでとう。
2008.01.24
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NYに3週間ぶりに戻ってまいりました。今回は2年ぶりの帰国の旦那さんにくっ付く帰省だったので、ほとんど山奥におりました。一応それなりに課題を作って勉強道具を持っていったのですが(毎回後半は重量オーバーの道具になるだけ)、本当にのんびりした休暇になりました。 年賀状に「日本のブログも楽しみにしています」と書いてくれたMちゃんの言葉が嬉しくて、今回は京都や東京でパシャパシャ撮ってみました。本当に私の備忘録のようになっていますが、読んでくださってありがとうございます。 今回の帰省中、忙しいのに時間を作ってくれた皆さん、どうもありがとうございました。たくさん温かい気持ちとやる気をいただきました。フッフッフッ・・本棚で背を向けていた問題集を久しぶりに今日引っ張りだしてきました。やりかけの資格試験が1つあったので、やってみようかと思います。 飛行機の中からNYが見えてくると、"I'm ready!"と叫びたくなりました。が、またまた時差ボケ気味です。今年もどうぞよろしくお願いします。戻って早々、ヒース・レジャーのニュースはびっくりしました。ネットで"Heath Ledger dead at 28"のヘッドラインを見たときは、映画の宣伝かと思ってしまいました。読んでいて良い俳優さんと期待していたので、力が抜けてきました。朝からSOHOの自宅前での様子が映されています。ご冥福をお祈りします。
2008.01.23
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日本は食の宝庫だと思う。海外に行って美味しいモノに出会えると幸せな気分になるけど、それは毎日食べないから新鮮な気持ちで向き合える気がする。もちろん、アメリカでも和食はほとんど口にせず、アピタイザーをつまみながらビールで夕食という知人もいる。 私の場合、雑食でどこの国の料理でも美味しい♪と楽しめるが、いつでも和食に戻れる安心感からの気がする。でも、アメリカでは外食に和食はほとんど選ばない。和食を食べようと期待してレストランに入るからガッカリするんだ・・と気付いてからは、敢えて創作和食を楽しむか、潔く和食以外を頼むようにしている。 日本で食べる料理は絶品である。残念なことに美味しいモノは写真を撮る『待った』ができず、一切画像が残っていない・・。そんな中、少し『待った』ができた食べ物の画像を紹介して日本の旅行記を終わりにする。 浅草亀十のどら焼きを見たときは皮のフワフワ感にビックリ。このどら焼きは日本での会社仲間と集ったときに、元上司がくれたもの。この会社仲間も私には欠かせない仲間。今回東京滞在が短く、会社に立ち寄ったときに少し話しただけ・・という方がほとんどになってしまったが、会うと私は元気になる。忙しい中、いつもお相手してくださり、本当にありがとうございます。ちなみにこのどら焼き、ほとんど父の胃の中に消えました・・。 mochi cream(モチクリーム)。京都駅で初めて見たので、てっきり京都名物かと思ったら全国展開中。彩りがきれいで、思わず宇治抹茶を家族分購入。すんごい美味しかった。常温の雪見大福という感じ。カラフル最中が実家近所に売っていたが、そちらは食指が動かなかったが、こちらは何個でもいけそう。 日本にはお酢のカフェがあるんですねぇ・・。こちらは東京駅の地下で見つけたもの。ボトルに入っていて、リンゴ酢などもそのまま飲めた私は買おうか悩んだが、旦那さんの新幹線が到着時間になったので諦めた。
2008.01.22
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東京・・と名の付く場所に行ってきました。 NYでのピラティス仲間とランチを東京ミッドタウンで。友達がUnion Square Tokyo(写真右の竹やぶの先)を予約してくれました。アハハ・・NYのユニオンスクエアカフェには行ったことが無いのでこちらが先になりました。行った人に聞くと皆「Tokyoの方が良いよ」とおっしゃるので、ここで満足気味です。NYでの縁がこうして日本でも続くって本当に幸せもんだなぁ・・と思います。しかも!2人共5月にはABTのバレエを観に来ることになり、今年はNYでも再会できそうです。楽しみ! 1面ガラス張りで開放感溢れる店内でした。お料理も美味しくてサーブしてくれた方と日本滞在中、最初で最後の英語での会話。日本にも外国人の観光客やビジネスマンが増え、どこに行っても表示が日本語・英語・中国語・ハングルになっていました。旦那さんの実家でゴルフしたときも韓国人の団体さんがいたなぁ・・。 ショッピングというものにあまり興味の無い私は、モールというものもあまり刺激を感じません。建築物を見に行く・・という感じかなぁ。その中でもこの東京ミッドタウンは好きになり、上京した旦那さんともう1回行ってしまいました。コンセプトがデリだからかなぁ。次行ったときはお腹を空かせて、カウンターでハヤシライスが食べたい。 ライブハウスがあったり、吹き抜けだったり、公園があったり・・とコロンバスサークルにあるタイムワーナーの建物を思い出しました。26日からサントリー美術館で『ロートレック展』が開催されるそう・・残念。 久しぶりに都庁にも行きました。六本木から大江戸線で新宿に向かう途中(旦那さんがどうしても新宿を自分の街だと言い張るので)、展望室を思い出し寄り道。ここの展望は無料なので待ち合わせに使ったこともあります。 上から見る新宿。ヘリポートがあったり、サンシャイン60が日焼けしたようなビルがあったり・・と興奮しながらグルグル周ってしまいました。気が付いたら300円出して名前の千社札も作っていました。 ジッと実家の方角を見、空を見、さぁNYに戻って再始動だ!と心にきめました。
2008.01.21
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毎年、帰省の折には姪っ子たちとラクーア内の『おもちゃ王国』に行くことが恒例になっています。が、上の写真のようなイルミネーションは初めて。 姪っ子たちとこの傘の下に走り、見上げては騒いでいました。真下からみると大きな万華鏡の中にいるような気になります。 この日の東京ドームはすごい人でお昼過ぎから大行列でした。列を見ながら「あぁ・・ボン・ジョヴィかぁ・・」と思い出しました。姪っ子たちとおもちゃで遊んでいたときはすっかり忘れていましたが、外に出てイルミネーションを愛でる頃は夜の7時前。と、ドームからコンサートの音響が漏れてきて、なんと"Who says you can't go home"が聞こえてくるではあ~りませんか! 喉渇いたぁ、寒いよ~という姪っ子ちゃんたちをなだめながら、まるまる一曲楽しませてもらいました。さすがに音は割れていましたが十分でした。
2008.01.20
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東京に帰省中に高校仲間で、新年会を開くことに。場所は大人の街か・ぐ・ら・ざ・か。この仲間とは本当にいつ会っても楽しい。もうじき20年近い付き合いになるんだなぁ。場所は牛込神楽坂の方だったので、飯田橋の方からゆっくり歩いてみました。 日本のときに勤めていた支社が飯田橋にあったり、こちらにきてお世話になった会社が江戸川橋にあったり・・で、近くにくる度に寄る『鳥茶屋』。うどんすきの有名なお店ですが、この別亭で食べられる親子丼が大好き。小道を入った雰囲気のある店構えで、初めてきたときは大人の仲間入りかと・・。 神楽坂は私とっては、甘酸っぱい地でもあります。大学時代、神楽坂に住んでいた親友の家によく寄りました。試験期間中は友達数人で集まり、終われば飲んでお祝いしたり。試験後、開放感に満ちて親友と眺めた毘沙門天の朱色のきれいだったこと。忘れられません。 神楽坂はヒョイと入った小路が赴き深いです。「お嬢ちゃんはもっと大人の世界を知らなきゃ・・」と誘われて何度か行ったお店はこういう小路にありました。私の名前と同じ割烹や、大きなバイクのあるバー・・など。少し探してみましたが、当時から方向音痴の私には無理な話でした。
2008.01.19
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義両親と旦那さんの実家でのんびりしてから、数日でしたが東京でのんびりさせてもらいました。 母と久しぶりに巣鴨のお地蔵さんこと『高岩寺』にお参りに行きました。このお寺には『とげぬき地蔵』(写真右下)があり、体の悪い部分をタオルでこすると治ると言われています。私も生まれつき足が悪かったので、毎月母に付き添われてお地蔵さんをこすっていました。迷子札(名前や住所などを彫ってもらったネックレス)もここで彫ってもらい、何歳頃までかなぁ・・付けていました。 この地蔵通りには昔からいろんなお店が並んでいます。七味とうがらし屋さん、和菓子屋さん、薬屋さん・・カレーうどんで有名なお店はお寺の裏にあります。なんといっても「お婆ちゃんの原宿」と言われる由縁は、温かいシャツなどの下着類が売られていること。昔はラクダ色一色でしたが、最近は赤色も幅を利かせているようです。 実は今回、ここを訪れたのは義母から「赤パン」を頼まれたから。「赤パン?」と最初は不思議でしたが、今や全国区なんですってね。赤という色が体に良いらしく、美輪さんに薦められて假屋崎さんが履いたり、黒柳徹子が実際に巣鴨のお店に来てテレビ中継されたり・・したそうです。お店の人もテレビに出てから売り上げが全然違う・・と話していました。 最近のオバサマたちは、赤なんてお洒落なパンツをお履きなんですねぇ・・。
2008.01.18
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今回の旅行で初めて行き、面白かった場所を書き留めて旅行記は終わりにします。●南禅寺 水路閣 これまで南禅寺というと『湯豆腐』を食べにチョコチョコ~と寄っただけでしたが、今回は境内奥にある「水路閣」に寄ってきました。銀閣寺に寄った際、哲学の道沿いの水路が琵琶湖からひかれているとききました。さらにその水路が南禅寺境内内にも走っているときき、連れて行ってもらいました。 レンガ造りでアーチ型の瀟洒な建造物で、一目でその雰囲気が好きになりました。京都の川は全て北から流れているそうですが、この水路は北に流れているそうです。若干23歳の若者にこの疎水工事を任せた当時の府知事もスゴイです。●妙心寺 明智風呂 竜安寺の本山である妙心寺に寄りました。法堂(はっとう)の天井には狩野探幽筆の「天井画 雲龍図」があります。見る場所にり龍が昇ったり降りたり、にらんだり・・と表情を変えます。法堂の中には日本最古といわれる「妙心寺鐘」の現物と録音した音色も聞くことができます。徒然草に出てくる「およそ鐘のこえは黄鐘調なるべし・・」の黄鐘調鐘ともいう。 この「雲龍図」とセットで一般公開される「明智風呂」がなかなか面白かったです。 今でいうサウナ(蒸し風呂)。洗い場になっているところには傾斜がつき、流した水が流れる排水溝も掘られていました。昭和の始めまでここが使われていたといのうが、とても不思議でした。「女性も?」の問いに・・はいここは禅寺でした・・施浴は男性だけですね。●番外編 名水 清水寺をグルッとまわるとお水が落ちているところがあります。実は名水の1つ。試しに飲むと美味しい。正面には名水を使ったお菓子が売っていました。修学旅行生に名水と教えるとそこで行程に遅れが出るので、教えないそうです。
2008.01.17
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金閣寺というと、下のように池に姿を映した写真をよく見ます。金閣 鹿苑寺。1397年、足利義満が当時西園寺公経の別荘を気に入り、譲り受けたのが始まり。 この金ピカ舎利殿は1層の寝殿造、2層の武家造、3層の禅宗仏殿造になっています。漆木を用いており、その際には金箔を貼らないと木が傷んでしまうとか。1987年(昭和62年)に約7億円かけて、金箔の張替えをしましたが、入場者・参拝者の多い鹿苑寺・・たった10ヶ月で元をとったそうです(タクシーの運転手さん談)。 応仁の乱、1950年の放火・・と北山文化を現存していないのに、どうして世界文化遺産に登録されたのか不思議でした。この地は舎利殿ではなく、お庭全体が世界文化遺産に登録されているんだとか。なので、金閣寺を撮るときは舎利殿だけでなく、池に映る姿、囲む自然を必ず撮るようにするんだとか。金閣寺の生垣はこのように片方が高くなっています。 一方の銀閣寺は観音殿(銀閣)と東求堂が国宝。1482年、8代将軍足利義政により建立。東山慈照寺。 京都の中でも1番好きな銀閣寺。「金閣寺も一層のようだったら・・」と呟くと、「それでは有名ではありません」と返されてしまいましたが。 茶室である東求堂から月に照らされる銀閣はどんなにきれいだろう・・と想像してしまいました。銀閣は『わび』(わびしい)と言われますが、私には美を感じさせる趣がありました。 展望所からの眺め。建物が国宝とはいえ、ここからのお庭の眺めは美しい。入り口の生垣も美しく、石垣の上にはきれいな苔も茂っていました。苔といえどもいろいろなんですねぇ。
2008.01.16
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久し振りに京都に行ってきました。学生時代はJRの『京都倶楽部』なるものに入って、度々遊びに行っていました。当時は夜行バスに乗っていき、宿坊に泊まり、湯豆腐1セットを4人で分ける・・という分相応の貧乏旅行。 旦那さんの実家からは電車に1時間ちょっと揺られれば古都京都です。日帰りも充分可能な距離ですが、せっかくなので泊まってきました。今回は義両親のリクエストで観光タクシーを頼みました。この運転手さん、普段は介護タクシーをされているので、とても丁寧で親切、知識も豊富でした。明治28年、幕末で荒廃した京都復興事業の一つとして桓武天皇をご祭神として創建。平安神宮のお庭でお金が貯まるという『なぎ』の葉をもらったり・・1175年、法然43歳のとき創建。鐘のさらに奥にある吉水を法然が好んで飲んでいたことから『吉水御坊』と呼ばれるらしい。御影堂の軒には『知恩院七不思議』の1つ忘れ傘があります。浄土宗の総本山・知恩院で『ゆく年くる年』の鐘をみたり・・。この鐘重くて、置いてからまわりの土をはらったんだとか。平安遷都以前からあるお寺。坂上田村麻呂と縁のある地(奥さんの病気平癒のため効くといわれた鹿の血を得るためこの地に来、修行中の延鎮に諭された。帰依し自邸を本堂として寄進した・・らしい)です。ずっと歩いていると蝦夷征伐時に約束を反故にされ虐殺された方たちの慰安碑がありました。清水寺で舞台からは飛び降りれない・・と覚悟したり・・。この柱、木の中をくり貫いているから丈夫なんですねぇ。大雲山龍安寺。臨済宗妙心寺派。徳大寺家の別荘だったものを1450年、細川勝元が譲り受けた。入り口の庫裏が当時を偲ばせる。枯山水で有名な石庭だけでなく、庭全体を含めて世界遺産。竜安寺の石庭で何度数えても14個だと納得したり・・。外国人の観光客もとても多かったです。写真は人力車と値段交渉中の白人の方。嵐山で竹やぶの中をゆっくり歩きリフレッシュしたり。八つ橋の柔らかいものを『おたべ』というと初めて知りました。 京都旅行記は続きます・・・。
2008.01.15
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風邪も治り、本格的に冬休みを満喫しております。 学校を卒業してから、年に1回は健康診断を受けるようになり、最近では帰省の一行事になっています。秋の帰省では区の健康診断で婦人科検診を、お正月帰省で人間ドックをするようにしています。我々10割負担なので、かなりのイベント遊行費です。それでも健康は一番。 今回、胃検診を胃カメラにしたのですが、義母の助言で鼻からに。過去2回、口からの胃カメラをしてきたので、余裕で順番を待っていました。が、鼻からの胃カメラって誰もができるわけではないんですねぇ・・。私、鼻の穴が小さすぎて入りませんでした。低いんでないよ~。ならばと無理やり入れると鼻が痛いわ、くしゃみ出るわで・・・結局苦しみの口からにしました。 お蔭様で、今日見てもらった段階では異常なし。七種粥で胃も休ませたので大丈夫!痩せるくらいかしら・・。
2008.01.08
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昨年暮れに日本に戻り、今は旦那さんの実家で日本満喫中です。こたつでミカンにお茶という和の生活ですね。私は実家の手伝いもあるので秋には帰省してますが、旦那さんにとっては丸2年ぶりのじゃぽん。帰省前はあれ食べたい、これ買いたい、あそこ行きたいなんて言っていましたが、実際はコタツに入って漫画『ハイティーンブギ』25冊読んだり(漫画が多くて嬉しい)、横山秀夫や東野圭吾を読んでいます。 さて、旦那さんの実家。風光明媚です。空気が美味しいです。コンビニありません。免許の数だけ車があります。NYでも上の方に行った時に「歩いている人は運動の人だけ」という位、歩いている人を見かけませんでした。ここもそう。最寄のスーパーまで車で40分、パチンコまで40分、駅まで60分。1時間以内にゴルフ場が10箇所くらいあります。近くに道の駅があり、無人即売所があり、飲用水は井戸水です。 都会で生まれ、都会を渡り歩いている私にとって、年2回ここにくる度に「『気』の長さって違うだろうなぁ」と思わされます。欲しいモノを手に入れるまで、実家にいた私は道路の前や並びにコンビニが有ったので、1分かからなかったかも。デパートも数件最寄駅にあったので、大抵のモノは歩いて10分後には手に入っていました。 ここでは、それなりの格好して、エンジンかけて、車運転して、小1時間かけて店に行きます。手に入れるまでの時間が違いすぎるので、なんとなく住民ものんびりしている気がします。きっといろんなモノを待つ気が私よりも長く、そして広い心なんだろうなぁ・・と想像してしまいます。 静かな山道を車で通りながら、こんな山中でもオハイオの党員選挙の結果を同時に知っているんだなぁ・・と思うと、とても不思議な気がします。世界はつながっているんだなぁ。
2008.01.05
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何でも食べられる雑食の私でも、海外にいると日本の味が懐かしくなります。NYは日本の48番目の県だぁ~と叫ぶ友達がいるように、日本の食・モノ・文化がすぐに手に入ります。それでも日本で食べる味にはかないません。特に讃岐うどん。生醤油で・・ 今こうして日本にいると、フワァンとNYで食べた懐かしい味が蘇ってきます。代表格が豆腐チゲ、ワカモレ、そしてエッグベネディクト。これらはNYで知った味です。 特にエッグベネディクト(eggs benedict)を初めて食べたときは、何じゃこりゃ・・と思うくらい美味しくてびっくりしました。目玉焼きほど固くなく、温泉卵ほどプルプルではなく、卵にかかるクリームはとても濃厚で・・ 2007年最後のエッグベネディクトはブルックリンめぐりのときにIくんに連れて行ってもらった2nd Street Cafe。外はPark Slopeの他の建物同様レンガ建て。中に入ると机には白い紙が敷かれ、クレヨンが置いてありました。店内の天井や壁には、子どもたちが食事中に描いたであろう絵が飾られていました。 私はベルギーワッフルのエッグベネディクトを。すんごい美味しかった。できるものならこれをオカズにご飯が食べたい・・。 エッグベネディクトはイングリッシュマフィンの上にカナディアンベーコンという丸いベーコンが乗り、その上にポーチドエッグ(温泉卵と逆で白身が固く、黄身がトロトロ)がポン、さらにオランデーズソースがタラ~リ。このソースはバターと白ワインとレモン果汁と黄身を混ぜたもの・・らしい。 名前のとおり、ベネディクトさんという人が料理に関係しているようで、しかもNYが発祥のようです。ウォールストリートの銀行マンLeGrand Benedictさんが馴染みのレストラン(Delmonico's restaurant)のメニューに飽き、リクエストしたことが発祥・・という説あり(参照)。NYに戻ったらいつ口にできるかなぁ・・。 このカフェ、本屋さんで飛行機の中で読む本を物色していたときに表紙になっていることを発見。"The Brooklyn Follies"(Paul Auster著)。パラパラと立ち読みをすると病んだ主人公が静かな最期の場を・・と安息の地を求めてブルックリンに移り、そこで人々と触れる話らしい。買おうか悩んだけど、これは戻ってから図書館で借りることに。作者は実際にブルックリンのパーク・スロープに住んで執筆しているようです。本当にブルックリンが大好きなんだろうなぁ。■2nd Street Cafe189 7th aveBrooklyn, NY 11215
2008.01.04
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昨日のSWEET'N LOWもそうでしたが、2007年最後の月はブルックリンに縁がありました。 遅めに始まったパーティーの一つがブルックリンでありました。閑静な住宅街・・という感じで鼻唄混じりで向かうと「一人で来たの?」といきなり言われました。聞くと皆さん夕方に待ち合わせしたり、車で向かったとのこと。帰りはマンハッタン在住の方たち4人に脇を抱えられるようにアパートを出ました。 ブルックリンってそんなに危ないところかい?なんて思うけど、そうなんでしょうねぇ・・。私でもJFK空港近辺はチョイと一人では歩きたくないなぁ・・と思います。今回の帰省も朝早い飛行機だったので、4時半には地下鉄に乗っていましたが・・異様な雰囲気でした マンハッタンの夜景を愛でる"River Cafe"もブルックリンの一角。仕事先でもブルックリンに家を買う人が増えています。そこで、1月頭には日本に帰ってしまう後輩Iくん(注女性)とブルックリンを彷徨いました。 この日はプロスペクトパーク西側の7th Ave.界隈をお散歩。地下鉄から上に上がってすぐに見える素敵な邸宅(写真一番上)に、お洒落なところじゃない!とワクワク。道路沿いにあるアパートがレンガ建てて、背の低いところも良いなぁ。教会の扉も紫色や赤色で可愛らしい。この日は曇りでしたが、晴れだったらもっと色が映えそう。 縁あってブルックリンの資料に目を通しながらの年越しでしたが、本当に魅力ある街なんだなぁ・・。NYに住んで5年目にして少し目を向けたブルックリン。私の住んでいる場所を地図で確認しながら「マンハッタンでもひまわりのような上に住むなら、ブルックリンが良いよ。公園や植物園、美術館がギュッと詰まったハッピーな場所は他に無いよ」と言った同僚を思い出しました。
2008.01.03
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SWEET'N LOWというお砂糖を1箱もらった。あけて1包見たときに、よくカフェに置いてあるお砂糖だ・・と気付きました。コーヒーはブラックで、紅茶はストレートで飲むので、抵抗あるものの料理のときに使わせてもらうことにしました。 1袋1gなので、調味料としては大変計りやすい。まずは・・と麺つゆ作りに使用。いつも通りの量を使用したつもりが、つゆがど甘。市販の麺つゆは甘いものが多いので、たまには良いか・・と納得したものの、煮物などもなんか甘い。先日のクリスマスケーキ作りのときにやっと箱の説明文に目を通しました。 このSweet'N Lowはサッカリンを主原料にした人口甘味料で、ノンカロリー。でも甘みが(私の記憶だと)普通のお砂糖の8倍。ケーキを作る前に気付いて本当に良かった・・と用意した60袋の中から8袋だけ破いて泡立てた卵の中に入れました。 今や日本でも通販で手に入るこのお砂糖。1957年にブルックリンで紅茶のように1袋ずつ入ったお砂糖を・・と誕生しました。白いお砂糖に映えるピンク色のパッケージに、創業者の好きな歌のタイトルをとって今のように・・・。 今までコーヒーにサ~ッと1袋入れる様子を横で見ていましたが、いくらノンカロリーとはいえそれは甘すぎるでしょう。先日見た映画でもあんまり甘いモノばかり好む人に「それは糖尿病のもとだ」と忠告すると「大丈夫、シュガーブロッカーを飲んでいるから」と。そういうもんなんだろうか・・。味覚を心配してしまう。
2008.01.02
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明けましておめでとうございます。 2007年は自由人らしく、流れに逆らわない1年でした。それもまた良し。2008年はその分攻めの1年にしようかと思っております。が、元旦から風邪に攻められております。義妹一家4人が、可愛そうにちびちゃんから両親まで皆胃腸風邪にやられ、旦那さんも2日のゴルフを楽しみしつつ風邪にやられました。その中で一人違う種類の風邪にかかった私であります。 久しぶりにお医者さんに行ったのですが、私たちのように海外転出しているものは、国民健康保険に加入できず、10割負担でございます。健康はお金を貯める一番の法則ということを身をもって知りました。 写真は先月28日に到着した名古屋にあるセントレア空港。最近はここが日本への足がかりになっています。フェリーを待つ間、きれいなイルミネーションを雨の中撮ってみました。 今年もいろんな縁を大切にしたいです。今まで巡り合ってきた方やモノ、これから出会う方やモノ・・。そして自分を信じて、1年後、10年後の自分を楽しみに一歩を踏み出そうかな。久しぶりに見た紅白。そんな思いにさせる歌が多かったな。 2008年もどうぞよろしくお願いいたします。
2008.01.01
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