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いろんな創作では禁じ手というものがあります。例えば「はっ、夢か」ってなる夢オチ。でも、夢オチの作品が一切ないかというとそうでもない。禁じ手ではあるけれども、それを使って「面白くなる」のであれば許される、という考え方。でも、どんな作品も全部夢オチだったとしたら、誰も物語を欲しなくなりますよね。よって、夢オチは回避されがちになるのです。回避が積み重ねられると、それは禁忌、禁じ手となっていくわけです。どんな話にでも使える万能なオチというのがあるわけです。それは何か。「水槽の脳」というやつです。(wikipediaから転載してみる)水槽の脳(すいそうののう、brain in a vat)とは、「あなたが体験しているこの世界は、実は水槽に浮かんだ脳が見ている夢なのではないか」、という仮説。哲学の世界で多用される懐疑主義的な思考実験で、1982年哲学者ヒラリー・パトナムによって定式化された。正しい知識とは何か、意識とはいったい何なのか、といった問題、そして言葉の意味や事物の実在性といった問題を議論する際に使用される。水槽の中の脳、培養槽に浮かぶ脳、桶(おけ)の中の脳、水槽脳仮説などと訳される。(引用終わり)要するに何が言いたいかというと、いろいろすごい物語があって、それを主人公が体験しているように見えても、最後のひとコマで「水槽の脳」を映すと、「この物語は脳が見せられている幻でした」というオチを演出できてしまう。つまり、今まで見せられてきた物語が幻だったということを急に宣告されて話が閉じられるというショッキングな仕掛けというわけです。それに比べると普通の物語というのは、本を閉じて余韻を味わい、その世界もまだこういう風に続いていくんだろうな、と思いながら読者はやがて現実に帰っていく、という流れが多いのだと思います。物語の中で「これは現実とは違うんだぞ」と夢オチを超越する衝撃を読者に与えるのはなかなか不誠実なやり口で、「そんなことはわかってるんだい。でも物語を楽しんでいる間はそんな無粋なことを言わないでくれ」という気持ちになるわけです。さてさて、それはさておきですよ。「水槽の脳」は物語のオチにしてしまうとこんな簡単なのですが、wikipediaの引用をもう一度読んでみましょうね。これは哲学的な話であって、物語じゃすまないんですよ。古くは荘子の「胡蝶の夢」みたいなのもありますが、要するに「現実だと思っていることが実は幻」ということに気づくのって結構な衝撃なんですよ。日頃なにげなく生活しているように見えて「実はそれが別構造の物語でした」と突然宣告されたとしたら?今まで「ボーっと生きてたこと」を知ったとしたら?そしてそれはどうあがいても取り返しがつかないと知ったとしたら?自我と世界という対峙でものごとを考えていて、自我と世界でどう関わっていくかという風な感覚で生きている人は多いと思うが、ある日突然、世界は自我に向かって牙をむく存在であるという事実をつきつけられたら? そしてその物語の枠組みの中で生きることを迫られたら?こういうことを考えた時、私は生き抜くことはそう簡単ではないと思うのだ。人生を生き抜くには敵が大きすぎる。
2021年03月26日
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(47)相四間飛車こちらが後手、相手は4級である。☗7六歩☖3四歩☗6六歩☖4四歩☗6八飛☖4二飛☗1六歩☖1四歩☗4八玉☖3三角☗3八銀☖6二玉そっか、前記事の相振り飛車の時後手の囲いが遅れてるなと思ったけど、後手の囲いって遅れがちなのか。※そんなことはないと思います。☗5八金左☖5二金右☗4六歩☖7二玉☗4七金☖6二金先に高美濃の形を作る先手。こちらは金無双。☗6五歩☖3二銀☗3九玉☖4三銀☗5六歩☖3五歩☗2八玉☖5四歩☗3六歩☖同歩☗同金☖3四銀本当は5四歩などせずに銀を上がらないといかんかったね。☗3五歩☖4三銀☗4七銀☖5三金☗3七桂☖8二玉☗2六歩☖7二銀☗3八金☖7四歩☗7八飛☖7三金7三金とか絶対よくない手だろと思うんですが。☗7五歩☖同歩☗同飛☖7四歩☗7八飛☖8四歩☗9六歩☖8三金☗6八銀☖7三桂☗6七銀☖6四歩なぜか金冠というクソしょーもない囲いになってしまった。☗6二飛☖4五歩☗6四飛☖6六歩☗6二飛☖9七角☗6四歩☖4四歩☗同角☖4五歩☗3三角☖5八銀えっ、銀引くの? 歩ただやん。☗9四歩☖6五歩☗9九角成☖6八飛☗6五桂☖6六歩なぜか9四歩と角にプレッシャーを与えるよわよわルクス。6五歩と仕掛けてきたがこれが悪手。☗7七桂成☖同桂☗同馬☖6七飛☗同馬☖同銀☗6九飛6九飛は打ち場所が疑問。8九飛の方がよさそうではある。☖5八銀☗9九飛成☖8六角☗8五歩☖6八角☗6五歩☖4六角角を追い回すのあんまりよくないよね。ほら、玉のこびんが空いたのが痛いことに。☗7七桂☖6五歩☗同飛☖6六歩☗7五飛☖6五桂☗6三金☖7三桂成☗同金☖6五桂徹底的に攻められてますが...飛車も成りたいのですが7九飛成とすると角でぱくっと食われてしまうことにも注意。☗6四歩☖7三桂成☗同金☖6五歩☗同飛☖7六金☗1五歩☖6五金☗同歩☖4二飛飛車が捕まってしまったぞおい。そんな中でも1五歩とぶつける。これは取らせてしまえということだ。☗2九金☖2七玉☗8一桂☖4三飛成☗1六歩☖6二銀☗7一香☖7三銀成☗同桂☖8四金頭から抑えられてピンチ。相手が残り12秒。☗8一桂☖6四角打☗6二銀☖4二龍☗6三銀☖7三角☗同桂☖同金☗9三玉☖時間切れ最後の同金が同角成だったら詰んでいたようである。時間切れ勝ちとは言え、勝ちは勝ち。ということで8連勝になってしまった。なんか申し訳ない。(48)右四間飛車vs居飛車CPU3級との対局。こちらの先手。あまりに弱いので棋譜すら省略するが、こちらも手をミスったり、1手詰すら見えていなかったりとひどかった。9連勝。(49)居飛車vs向かい飛車CPU3級との対局。こちらが後手。この時点で大体勝っているんで以下省略。10連勝。(50)居飛車vs向かい飛車CPU3級との対局。こちらが後手。この5六歩に同銀と銀を切っちゃったのでここからこちらが優勢に。ということで以下省略。11連勝。おい、まともに反省とかせんでいいのか。次は覚えておきたい「向かい飛車vs棒銀」をお送りします。
2020年06月18日
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(43)四間飛車vs居飛車穴熊[穴熊退治局]先手をもらう。相手は3級。☗7六歩☖3四歩☗6六歩☖3三角☗6八飛☖4二玉こっちは振ったが、相振りもあるので時間をちょっと使ってしまった。☗4八玉☖3二玉☗3八玉☖2二玉☗5八金☖1二香穴熊かよぉ...そして穴熊は以前[残虐局]でも破ったけど、あれは角交換からめちゃくちゃ駒得して姿焼きだったからなぁ。昔ウォーズ始めたけどすぐやめた理由が硬い穴熊にされちゃってどうしていいかわからなかったからなんだよなぁ。でもこんなことを言ってても仕方ない。穴熊にする奴はしてくるんだからなんとかしないと。☗4八金☖1一玉☗7八銀☖4四歩☗6七銀☖2二銀☗7七角☖4二金☗7五歩☖3二金☗7六銀☖7二銀☗6五歩いつもメリケン向かい飛車にするのが私のクセだけど、今回は四間飛車のまま突破を目指してみよう。というかできそう。なぜなら銀が上がって飛車の可動域が減ったから。これを向かい飛車に振り直すのは損でしかない。ということで6五歩である。相手の穴熊の組み方もややクセがあるし、しっかりやれば戦えそうだ。☖8四歩☗1六歩☖8五歩☗6四歩☖同歩☗同飛☖6三歩☗6八飛☖6二金とりあえず一歩入手。☗4六歩☖9四歩☗4五歩☖同歩☗3三角成☖同銀☗7一角☖8四飛☗6二角成☖8六歩こちらが見ているのは6二金と上がったことで存在する。飛車金の両取りをかけたいなということ。そのためには角か銀が欲しい。取れそうなのは角。角交換でもいけるかと考えたらいけそう。ということで行く、というところまではちゃんと考えた。しかしよく見ると角金交換になってしまっていて、馬を作れているもののこれでいいのかといった感じだ。まあいいんだろう。銀も次に取れそうだし。とはいえ8六歩をどう応対するかだ。☗同歩☖同飛☗8七金☖8四飛☗7二馬☖8六歩☗8五歩☖6四飛☗同飛☖同歩8二飛と引かれていたら銀取れなかったね。さて、金取りに対して飛車取りで返したら飛車が回ってきて交換になってしまいました。金無双型は下段飛車の攻めに弱いと聞いたことがあるが大丈夫なのか?☗6一飛☖8七歩成☗4一銀(?)4一銀はおかしいよな。とりあえず金に銀引っかければ攻めになるんだろ?って思ってるだけの手。☖3一金☗5二銀成(?)☖2二金☗4一成銀☖7四歩☗同歩☖8八と☗8一馬☖7三歩5二銀成っていうけど5二銀不成のがいいだろ。7三歩は取ってしまうと角を打たれる筋があるのが見える。ということで別なことをしなければ。☗1五歩☖7四歩☗9一馬☖7五歩☗6七銀☖8三角おい、なにやってんだ。先に4七歩打つとかいろいろあったろ。王手飛車を食らってしまうとは。☗4七歩☖6一角☗1八香☖8九と☗6四馬☖4六歩☗5六銀☖4七歩成☗同銀☖4六歩☗同馬☖4四飛香車のロケットを仕込み、馬を自陣に寄せる。しかし頭から飛車で来るとは...☗5一成銀☖8三角☗4五歩☖4二飛☗1四歩☖同歩☗同香☖同香☗同香☖1三歩☗同香成☖同金ロケット発射である。最初の同香にかえて1三歩同香2五桂と銀香の両取りをかける筋があったがどうだったか。2四銀1三桂成から結構厳しい攻めできそうな気がする。こういうのも慎重に進めるようにすることを覚えたい。☗1四歩☖2四金☗2六香☖3五金☗同馬☖同歩☗2三香成☖2二金☗同成香☖同玉☗1三歩成☖同玉相手の持ち駒が多くなってきたのでここはしっかり決めないといけない気がする。幸いこっちは囲いが手付かず。相手の穴熊は完全に崩壊している。☗2五桂☖2四玉☗3三桂成☖同桂☗1七桂☖4五桂☗2五銀☖3三玉☗3四金☖3二玉☗3三金打☖3一玉さあ追いかけて下段に落としたが詰むのか?果たして残り3分で打った1七桂が詰めろだったかという問題だ。☗4二金☖同玉☗4一飛☖3二玉☗4三飛成☖2二玉☗2三金☖1一玉☗1二歩☖2一玉☗3二龍、までの詰み。1一玉に逃げられた時一瞬どうしようかと思ってしまった。4一龍では合駒をされてしのがれてしまう。持ち駒の歩が功を奏して歩を打ってずらして龍が入っての詰みとなった。これは綺麗な三手詰めで、解けて気持ちいいやつかもしれない。(44)三間飛車vs居飛車角交換乱戦後手になった。相手は3級。☗7六歩☖3四歩☗7五歩☖3二金☗7四歩やれやれ早石田じゃねーか。なんだっけ、きmきm金みたいな戦法でやってこうか、と思ったら飛車を回らずいきなり7四歩というとんでもなく大胆な手に出てきた。正着は6八飛とか6六歩らしい。☖同歩☗2二角成☖同銀☗5五角☖7三角で、同歩はさすがに正着。ここで7八飛と振ってくるのかなと思ったら角交換。この角交換はこっちの方がいいだろうと応じたら5五角。飛車銀両取りにならない3二金の効果はありがたいな。で、7三角としたわけだけど、6四角と迷っていた。6四角だと同角同歩で6三角と打たれて馬を作られてひどい気がした。で結論を言うと5五角には飛車角交換を苦にせず6五角(!)がいいと。なるほど両方に成り込める。仮に先の6四角同角同歩に6三角であっても6五角を打つというので全然やれるらしい。怖いよ? 怖いけど。☗同角成☖同桂☗7八飛☖4五角角交換から桂頭を狙う飛車振り。あぎゃあと思いつつも振り飛車特有の4五角問題がクリアできているのか?と放ってみた。だがしかし、ここでもよりよいものを追求しないといけない。4五角ではなく6五角なら桂頭の歩も守れるし両成りも見込める。一石二鳥の手より一石三鳥の手を指すことは大事だ。☗7四飛☖6二銀☗4六角☖7二金☗6八金☖2七角成☗3四飛☖3三銀とにかく先手は7筋を重点的に攻めようとしているので金を上がって受けた。そして成り込むのだが3四飛と回って1歩をかすめられる。銀で受けるのは妥当。☗3六飛☖同馬☗同歩☖2七飛☗2八歩☖4七飛成☗3七角☖6四歩☗7四歩☖6五桂☗6四角☖7三歩先手の2八歩の受けが明らかに悪い。横を取られることを意識してなかったのかもしれない。受けるなら3八銀だろう。6四歩と謎な手を指したがこの時考えていたのは角を近づけて金を上がって受けようとした模様だ(自分の考えだが数日前だともう覚えていない)。本当はいつでも7四歩があるということを考えて☖7四歩と傷を消すムーヴもあったはずだ。36秒考えての7三歩。これでだいぶ互角に戻ってしまった。飛車角交換を無視して5七桂成でいいというのだ。☗4八銀☖4四龍☗3七角打☖6四龍☗同角☖6三歩☗3七角☖6四角☗7三歩成☖同銀☗6四角☖同歩4四龍で相手の方に利が出始めた。角をつなぐのが強いのだ。だがしかしここは龍に当てる5五角打がよく、3七角打はそれよりはありがたかった。6四龍と龍角交換。せっかく作った馬や龍を切る将棋にしてるのって本当によくないと思うよ。☗6六歩☖5五角☗6五歩☖9九角成☗7七桂☖7六歩☗7四歩☖7四銀☗8五桂☖同銀☗6四歩☖7七歩成桂馬を取られて馬を作る。なんかよくなりそうだ。☗5八金寄☖6七桂☗6九玉☖7九桂成☗同玉☖7八銀同玉が失敗よね。5九玉と逃げないと。そんなこんなで勝てた。(45)相四間飛車こちらが先手。相手は21級。21級相手に本気を出していいのかどうかはわからないが、普段の四間飛車で勝負した。☗7六歩☖3四歩☗6六歩☖4四歩☗6八飛☖4二飛☗4八玉☖3三角☗3八玉☖3二銀☗5八銀☖4三銀この頃の私にアドバイスするなら、相振り飛車で二段玉大丈夫?ってことなんですが。美濃より金無双の方が好きなんですよね。それで3八玉。相手は囲うより先に攻めの形を作ろうとしている。藤井システムかよ(謎)。※藤井システムは対居飛車の作戦なんで相振り飛車でそれはないはず。☗4八金上☖5二金左☗7八銀☖7二銀☗6七銀☖6四歩☗7五歩☖6三金☗7六銀☖8四歩☗7七角☖8三銀こいつ玉を囲うつもりないんかなぁ。☗5六歩☖7二金☗2八玉☖6二玉☗3八金☖4五歩☗5七金☖7四歩☗同歩☖同銀☗7五歩☖8三銀一歩持たせてしまった。大丈夫か?☗4八銀☖7三桂☗1六歩☖1四歩☗9六歩☖9四歩☗8八飛☖7四歩☗同歩☖同銀☗7五歩☖8五銀初の金美濃。金美濃の使い方よく知らないけど。☗同銀☖同歩☗6七銀☖6五歩☗8六歩☖6六歩☗同銀☖5四歩☗6五歩☖6四歩☗8五歩☖6五桂このへん確認必要よね。6六銀が悪手とかぴよ将棋は主張していて同角だろと言うておるが、まあそれはそれ。☗同銀☖同歩☗3三角成☖同桂☗6四歩☖同金☗8四歩☖7五金☗6四角☖5三角☗同角成☖同玉6四角と飛車金の両取りを決めた時にはいけると思ったのだが、5三角の返しが厳しい。素直に8三歩と成っておくべきだったかもしれない。☗8三歩成☖6三金☗3一角☖8六歩☗4二角成☖同玉☗7二飛☖5三玉☗7五飛成☖6四角☗7一龍☖3五歩龍を満足に作れたのでこれはいいはずだ。☗4六歩☖同歩☗7五桂☖6二金☗7四金☖4七銀☗同銀☖同歩成☗6四金☖4二玉☗6二龍☖3一玉☗2二金までの詰み4六歩は明らかに悪手。なぜこんな手を指したかと言えば、大駒を近づけて受けたいかな的な軽いノリだが、全然受からないどころか4四角とかされたらどうするのか問題があった。同歩に救われて7五桂からの攻め立て。4二玉が敗着だった模様。4四玉と上がっていればもしかしたらといったところ。(46)早筋違い角(相筋違い角)[ミラクル局]相手は3級。こちらが後手。☗7六歩☖3四歩☗2二角成☖同銀☗4五角昔の棋書だと「こういう筋違い角はやってはいけない」とか書いてあったけどなあ。でもまあ、これを咎められない相手ならありってことでしょ。☖6二銀☗3四角☖6五角☗5八金☖3二金☗5六角☖同角☗同歩うーん、相筋違い角って作戦にしてみましたけど、これがどれだけ有効かわからないまま、相手が角を引いたので取ったところがこれ。よく考えたら一歩損をしている展開。5六角に対して7六角と一歩いただいてから5四角と下がるのがよかったのかも。☗3三銀☖5七金☗4二玉☖8八銀☗8四歩☖7七銀☗8五歩☖8八飛向こうがダイレクトに向かい飛車にしてきた。☗7二金☖9六歩☗9四歩☖5五歩警戒しなきゃならない(指している時はそうではなかった)のは9七角方面から玉を睨まれること。意外と手強い。☗6四歩☖4四歩☗6三銀☖3六角☗4四銀☖4七角☗5五銀☖8六歩☗同歩☖8三歩☗8三金☖8六飛☗8五歩さすが筋違い角の使い手。角筋で飛車の頭を抑えている。だが8五歩は失敗よね。素直に8四金でいいんじゃないの?☗同飛☖7四角☗同角☖同銀☗5五飛あっ、銀をかっさらわれてしまった。なにやってんだ。ルクスのよわよわ将棋の本領発揮である。☖5二飛☗7五歩☖6三銀☗5六飛☖6五角☗8六飛☖8五歩☗同飛☖8四歩☗8八飛6三銀とは引く予定だったので7五歩と突かれたのは全然なんでもない。飛車を引かせるために持ち駒の歩を全部使ってしまった。そして相手には角銀と歩3枚の持ち駒。こんなの厳しくないはずがない。案の定この後厳しい追撃を見ることになる。☖2九角成☗4八銀☖6五桂(20)☗6一角(8)☖8二飛(8)☗7一銀(9)☖5七桂成(36)☗同銀(3)☖9二飛(20)とにかく敵陣を乱しにいくぞという作戦しかないのである。と20秒考えて6五桂を放ったところで8秒で6一角。飛車打ちに弱い陣形なので飛車角交換はできない気がする。8二飛と逃げても7一銀はあるなあと思いながら渋々逃げる。案の定7一銀である。とにかくそれなら玉に近づくことを考えようと桂馬を成る。そして9二飛なのだが金を見殺しにしてしまう悪手と思うじゃないですか。☗8三角成(3)☖同馬(1)☗6二金(17)☖4七角(55)☗5八金(6)☖同角成(4)まさか馬が効いているとは思わなかったんだろうね。相手もさすがに痺れて次の手を考えさせてしまった。このミラクル、何がよかったって、6五桂が角道をふさぐ栓だったということ。いい目くらましだったんですね。自分でも後で感心しちゃったけど、2度とこんなまぐれを才智として使うことはできないんじゃないだろうか。だが問題は時間差。時間差があるからには攻めなきゃいけない。ということで角を打って角を捨てるという荒技から入ることにした。☗同玉(2)☖4七金(1)☗6八玉(3)☖5七金(3)☗同玉(2)☖5六銀(2)☗6八玉(2)☖5七金(4)☗7八玉(1)☖6七銀成(2)☗8七玉(2)☖6五馬(50)徹底的に攻め立てて、玉を追い回してからの6五馬。ここに50秒使うのってどうなのかとは思わなくもないが。☖7六桂(5)☗7七成銀(6)☖同桂(2)☗7五馬(14)続かん...でもって詰まされるのかこれは...わからん。☖5一角(6)☗3一玉(24)☖8六銀(22)☗同馬(12)☖同玉(2)☗8五歩(3)3一玉ごときで24秒なんで使うって話ですけど、これ4一玉でも詰まないのかどうか考えちゃってね。近くで攻められた方がなんかのタイミングで駒を補充できるっていう考えなんだけど。相手が攻めずに受けてきたからそれができず...ええい、銀もらえるなら馬も切っちゃえということに。☖8七玉(1)☗8六銀(2)☖9八玉(2)☗9七銀(4)☖8九玉(2)☗8八銀成(2)☖同玉(4)☗8七飛(2)☖7八玉(3)☗7七銀成(3)☖7九玉(6)☗6八金(1)までの詰み。8七玉じゃなく9七玉だったらわかんなかったね。そして最後の逃げ方も7八玉じゃなくて7九玉だったらパニックになってたかもしれない。すいませんね。よわよわ将棋なのにこれで7連勝してしまっています。
2020年06月17日
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(40)間違い相横歩相手は22級。後手である。☗7六歩☖3四歩☗2六歩☖8四歩☗2五歩☖8五歩☗7八金☖3二金☗2四歩☖同歩☗同飛☖8六歩☗同歩☖同飛☗8七歩横歩取りの進行になったが、普通は後手が2三歩などと止めるはずなのに、先手が8七歩と止めてきたのである。それだけでも微妙に変わってくるので怖い。怖いが...☖7六飛☗3四飛☖8八角成☗同金☖7九飛成☗4八玉☖8八龍☗5八金☖6九銀☗8四飛☖5八龍(詰み)相手の3四飛が初心者のやりがちな大悪手。角成りが同金とも同銀とも取れないという悲惨な状態になってしまう。横歩取りはこういうのがたくさんあるから怖いのだ。両者の持ち時間を合わせても1分半もしないで終局してしまった。(41)矢倉3七銀戦法こちらが先手。相手は26級。☗7六歩☖8四歩☗6八銀☖8五歩☗7七銀☖3四歩☗4八銀☖4二銀☗5六歩☖3三銀☗7八金☖6二銀典型的な矢倉になりそうだ。☗5八金☖5四歩☗6九玉☖5二金右☗6六歩☖4四歩☗6七金☖4三金☗2六歩☖3二金☗3六歩☖4一玉今なら急戦を恐れて6六歩なんて指さないけどこの時はこうしてたのね。☗7九角☖3一角☗3七銀☖7四歩☗2五歩☖6四角相手も矢倉をよく知ってるかのように定跡を指してる感じ。ということで3七銀戦法に突入したわけだが、このへんからあやふや。そもそも将棋ウォーズデビューの時にこれをやってみた記憶があるくらいで、今は指してないのだから。☗6五歩☖7三角☗4六銀☖5三銀☗3七桂☖3一玉☗1六歩☖1四歩☗5七角☖2二玉☗4八角☖6四歩6五歩ではなく4六角とぶつけるべきだったけれども、このへんでわからなくなってる。7三角と引かれ今度8四角と回られたら脅威である。角道通っちゃってるんだもの。☗同歩☖同銀☗5七銀☖7五歩こうして見ると攻め込まれるターンだ。きつい。☗6五歩☖同銀☗7五歩☖6六歩☗6八金☖6二飛☗7九玉☖3五歩銀を前に出させて脇の歩を取るという、いわゆる銀ばさみ作戦だが...もちろん敵の打ちたいところに打つ6六歩なんてものがあって不発。そして右四間にされた日にはである。☗2六飛☖7六歩☗6六銀左☖同銀☗同銀☖同飛☗同角☖3七角成えっこの取り合いいけるのでは、と思っていたら3七角成が飛んできた。そうか、角で飛車を取った時にひもが外れるとはね...☗2九飛☖4七馬☗4九飛☖5六馬☗6七金☖6五馬☗6二飛作られた馬を追い返して飛車打ち。☖3八馬☗4一銀☖4二金引☗3二銀成☖同玉☗5九飛☖7七歩成☗同角☖4八馬☗5四飛☖5九銀☗7八金☖6八銀☗同金☖同銀成当然また入ってくる。いろいろあって攻め寄せられてくる。☗同金☖5九銀☗6九歩☖6八銀成☗同歩☖4七馬☗4四角☖同銀☗同飛☖4三金打☗4七飛なんとか馬を外すことに成功。相手は残り1分6秒。こっちは3分。☖5六角☗4三飛成☖同玉☗6三飛成☖5三金☗5四金☖3四玉5六角は頭金までの詰めろなんですね。受けを考えないといけないんだけど...攻めまくった挙句に☗5三龍あかんやないですか。途中まで詰めろがあることわかってたのに意識飛んじゃってさ。ところがですよ。☖2五玉☗2六歩☖3六玉☗6九角☖4七歩☗6七銀☖同角成☗同歩☖時間切れあぶねあぶねと言いながら頭金の傷を消してなんとかどさくさまぎれの時間勝ち。まあ、実力じゃないよね。(42)向かい飛車vs袖飛車(?)先手を取った。相手はCPU5級。☗7六歩☖9四歩☗7七角☖9五歩☗8八飛☖7二飛☗6八銀☖8二銀☗6六歩☖7一飛☗6七銀☖7二飛いきなり端を突くし飛車を上下させたりするし、なんだこいつナメてんのか。☗4八玉☖6二玉☗3八玉☖9三銀☗8六歩☖7四歩☗2八玉☖3四歩☗3八銀☖8四銀☗8五歩☖7三銀なんだろうな。これログる必要あるかなあ。☗7八金☖6四歩☗4六歩☖2四歩☗4七銀☖7一玉☗3八金☖8二飛☗6八角☖4二銀☗7七金☖3三桂まあ一応ログっておくけどさあ。☗8六金☖6二飛☗7五歩☖7二飛☗7四歩☖7四銀☗7六金☖5四歩☗7五歩☖同銀☗同金☖同飛このへんのサバキがどうかはわからないけど銀角が縦に並んでいるこっちの方がいけるはず。☗7六銀☖7二飛☗8四歩☖9三金☗8三歩成☖8七歩☗同飛☖8三金☗同飛成☖5二金☗7四歩☖8八歩まあがんがん攻めてる。☗7七桂☖5三銀☗7三金☖同桂☗同歩成☖同飛☗同龍☖7二歩☗8三龍☖3一角☗8一飛☖投了まあ詰みまで読めたけどさあ。張り合いはなかったね。
2020年06月16日
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(38)相居飛車さて、5月30日にリボーンの騎士コラボが始まったので、CPUもそれに準じたのが出るようになった。後手を引く。相手はCPU3級。☗2六歩☖3四歩☗6八玉☖8四歩☗7八玉☖8五歩☗3六歩☖4二銀☗9六歩☖3三銀☗7六歩☖6二銀なんか、ごくごく普通の相居飛車指してる感じあるじゃないですか。☗5六歩☖6四歩☗6八銀☖6三銀☗4八銀☖4二玉☗3七桂☖3二玉☗2五歩☖5二金右☗9五歩☖7四歩うん、居飛車の駒組みってよくわからないのよね。☗4六歩☖7二飛☗4五歩☖7五歩☗4七銀☖7六歩☗5八金右☖5四銀☗5七銀☖6五銀☗4六銀☖7七歩成とりあえず袖飛車。そして銀を繰り出す。☗同桂☖7六銀☗6八金直☖8六歩☗同歩☖8七歩☗7九角がんがんいけそうだが...☖7七銀成☗7七金☖4二銀☗5五歩☖5四歩銀成ったのはどうかな。8二飛と戻った方がよかったんじゃないかな。※検討してみたらそうでもなく、5四歩から3一角と引いて使うのがベストな模様。将来8六角と出たいということだ。そしてこの5四歩がかなりの悪手な模様。☗7六歩☖5五歩☗2四歩☖同歩☗同飛☖2三歩☗2九飛先手が飛車先を交換して下段に引いた。☖5六歩☗5五歩☖5七歩☗同金☖5五桂ふんどしの桂がきまる。☗8七金☖5七桂成☗同銀☖5五角☗5三歩☖同銀☗8八角☖同角成☗同玉☖5五角☗6六銀☖3七角成これはいいか悪いかで言ったらいいとしか言いようがない。☗8三角☖6二飛☗7四角成☖7三歩☗5二馬☖同金攻防の角打ちだ。これはいい受け。20秒考えて6二飛? 8二飛のがよくない?相手が馬を切ってくれたことで戦いやすくなった。が、まだ油断はならない。なぜなら玉型が薄いからだ。☗5六銀☖3八角☗4一銀☖同玉☗2三飛成☖3二銀龍を作られてしまったぞ? 大丈夫か?☗2二龍☖3一金☗3三桂☖同桂☗1一龍☖5六角成さあ相手の龍を一旦離させてこっちの手番だ、と角を成った。玉に近づくのがセオリーだからだ。しかし、ここは2一金もあったようだ。同龍同銀コースと1三龍コースがあって、まあぶっちゃけ言えば、どっちも指したくないかな。☗5四歩☖同銀☗5三歩☖同金☗7七金☖4五桂☗7八香☖6五歩☗2二金☖4二銀☗3一金☖同銀銀金を釣り上げてあとは受けてきた。さあ攻められるかと思った時に2二金。持ち駒の貴重な金属だが銀を使って受けておく。☗7五銀☖5七桂成☗9七玉☖9四歩☗8七玉☖9五歩☗9二歩☖同香☗8五歩☖6七成桂☗同金☖同馬いきなり逃げるとは思わなかった。端玉には端歩と反射的に指したが、ここで2二金と絡まれたら危なかったかもしれない。ここらへんは2二金を無視して反射的に指しているので危ない。早いうちに5五馬などと引くべきかも。☗7七金☖5七馬☗4九桂☖5九馬☗5七桂☖9六歩☗2四角ここで2二金がなくなる。馬に当てられてうわあ逃げなきゃでもどこへってパニックになって16秒後に指したのが一番あかん5七馬。こんなもんは引かずに5五馬で龍取りにすればええんですっていう。ふんどしの桂馬食らっても5五馬やろがいというやつ。2四角で5手詰めが発生。9七金を打って同香(8六玉は9五金まで)に同歩成、8六玉にと金を引けば詰むわけだ。しかしこの詰みが見えないので受けてしまうよわよわルクス。☗3三桂☖1三角成☗2一金☖2一龍☗同銀☖9六香☗9五歩☖6三歩☗同金☖同桂☗9六歩☖9五歩☗同香6三歩の段階でも9七飛(打)からの7手詰めがあった。しかしそんな飛車打は見えない。9五歩にも9七金から8六玉に8七飛という詰みがあったにもかかわらず同香である。この見えなさは何。☗5三金☖9七歩成さすがに5三金と急に怖い手を指されて、これはつまさないとあかんやつと考えてとりあえずは歩を成ったところで相手投了。概ね勝ちだったがなんだこの終盤は。 (39)居飛車vs四間飛車こちらが先手。相手は3級。☗7六歩☖3四歩☗2六歩☖4四歩☗2五歩☖3三角☗6八玉☖3二銀☗4八銀☖4二飛☗7八玉☖6二玉さて、どんな手でいったらいいか...なんとなく居飛車を指している。☗5八金右☖7二玉☗9六歩☖9四歩☗5六歩☖8二玉☗3六歩☖7二銀☗6八銀☖5二金☗1六歩☖1四歩急戦主張の3六歩を指しておきながら、ちょっともたもたしすぎじゃないですかね。相手がどんどん硬くなってますよ?☗5七銀右☖6四歩☗3七桂☖6三金☗4八飛☖4一飛☗4六歩☖5四歩☗4五歩☖同歩☗3三角成☖同桂右四間飛車にしてみたが、これはうまくいかんのやろうな。☗7七銀☖7四歩☗6八金☖7三桂☗2八飛☖4六歩☗4八飛☖6五桂☗6六銀左☖5七桂成☗同銀☖3五歩ボナンザ囲いになってしまった。なんだこれは。2八飛がおそらく本局一番の悪手。こちらが歩切れなので攻め込まれてしまう。そしてふんどしの桂が飛んできて痛打お陀仏。☗同歩☖3六歩☗3四歩☖3七歩成☗4六飛☖4五桂☗4二歩☖同飛☗3三歩成☖同銀☗4三歩☖同飛☗3二角あまりにも指し方がわからなすぎて歩を連打してどうにかという感じ。いやぁ、不利ですわ。☖4四飛☗2三角成☖5七桂成☗同金上☖同飛☗同金☖4四銀☗4五歩☖5三銀もう硬いのよ。どうせ飛車打ち込まれるしって感じよ。何すればって感じでもうほぼこれは投了ですね。☗5五歩☖4九飛☗5六金☖5五歩☗同金☖5四歩☗5六金☖8四桂☗8八桂☖7九銀☗6九飛☖6八銀成☗同飛☖7九金上がった先も勝ち目はないとみて投了。きびしいね。本当に自分には居飛車のセンスはないのかもしれない。まあ振り飛車のセンスもなんだけど。
2020年06月15日
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(38)右四間飛車vsいちご囲い[メモリー局] 後手を引いた。相手は4級。☗7六歩☖3四歩☗4八銀☖8四歩☗4六歩☖8五歩どうも相手は右四間飛車で来そうな気がしてるんですよねぇ。で、いつもは振り飛車党なルクスですが、気が向いて居飛車に。☗7八金☖3二金☗4七銀☖6二銀☗3六歩☖4二玉うーん、相手が右四間飛車で来そうとわかっていながら4二玉はないんじゃないですかねぇ。居飛車の指し方がたとえわからないとは言えですよ?☗4八飛☖5二金☗6八銀☖5四歩☗5六銀☖5三銀突然出る「いちご囲い」のエフェクト。知らんがな。そんな囲いあるの?って感じ。☗3七桂☖8六歩☗同歩☖同飛☗4五銀さて、銀が進出、怖いところではあるが、飛車は銀歩の下に控えているためちょっと重い。一方角道が空いているので、いつでも角交換からの仕掛けが何かないか見ておく必要がある状況だ。☖8八角成(17秒)☗同銀☖8二飛(20秒)☗3四銀(相手も26秒)☖2二銀☗4五歩[相手も28秒)☖3三歩飛車引きがいいかどうかはわからない。銀が進出して、歩を突いてきた。いよいよというところだが、この時は怖かったものの実は怖くないようだ。なぜならそこに歩を突くと銀の引き場所は2五銀になる。2五銀に来れば桂馬が跳ねられない。残念にも足を引っ張った陣形になってしまっているのだ。というわけで銀を立ち退かせるために3三歩だが、実はここで直に5五角もあったようだ。しかし、1五角の筋もあるので歩で塞いでおきたいよね。☗2五銀(相手も23秒)☖5五角(12秒)銀をそっぽに追い払った上で5五角。桂と銀を睨んでいるわけだが...☗3八金(相手も41秒)☖8八角成(2秒!)☗同金☖同飛成☗5九玉(相手も9秒)これはもちろん桂馬を取って成られた方が嫌だ。飛車香車の両取りになるからだ。いくら飛車は紐がついているとはいえ、ここで飛車角交換になったらもつまい。ということで3八金はしごくまっとうな受け方のように見える。しかし、ここは8三歩8四歩と飛車を叩いて6六角と飛車角両取りをかける道があり、それが一番優れた解決だったようだ。3八金に対してもう踏み込む決断ができていたので即角切りである。同金同飛成で合駒が効かない。角を打つと8七銀が刺さる。したがって逃げるしかないわけだが...☖8九龍(57秒)考え込んでしまった。もちろん飛車がいるので龍を動かさずにどうこうというのは無理だ。しかし桂馬を取ってしまうと上に脱出されてしまうのではないか。じゃあ飛車を取るか? 飛車を取って同金にその後は?仮に飛車を相手に渡したら一段飛車を打たれた時に急にきつくならないか?などといった思考がかけめぐる。考えすぎて7九龍などと桂馬を取らない手すら考えてしまう始末よ。しかしこの長考が相手にプレッシャーを与えた模様。まだまだ詰むような段階ではないのに(詰みまで読まれていると考えられたか)投了されてしまった。仮想:☗5八玉とされたら☖6九角や上から抑える☖5五桂などの手があった。それでもまだ詰むような段階ではない。この勝利は気持ち良いものであった。が、できれば詰ませたかったものだ。
2020年06月14日
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(36)右四間飛車vs四間飛車[よわよわ局]よわよわ局です。後手を引きました。相手は4級。☗7六歩☖3四歩☗7八金☖4四歩☗2六歩☖4二飛☗5八玉☖3二銀☗4六歩☖4三銀☗4五歩☖3二金さすがに早い仕掛けの4五歩を取ってしまうと角が抜かれてしまうので3二金だ。☗4八飛☖4五歩☗3八金☖8八角成☗同銀☖6二玉☗4五飛☖3三桂☗4九飛☖7二玉まあこのへんはだいたいこんなもんだろうと思って指している。ところが次から鋭かった。☗2一角☖5二金☗4四歩☖5四銀☗3二角成☖同飛☗4三金☖同金☗同歩成☖同銀☗同飛成☖4二金一気に崩れてしまった。☗3二龍☖同金☗5二飛☖6二飛☗5一龍☖2四歩☗5二金☖1四角☗6八玉☖(投了)いたってどうしようもなく攻め込まれた局だが、どこがいけなかったのかはわかりにくい。先手の4三金に対する対応がよくなかったというのだ。4三金の場面の図ここで☖1四角として玉が6八玉とどいたところに☖5八角打と角を連打すべきだった。飛車を縦に逃げると6九角成から攻め立てることができる。そして飛車をどかしておいてゆっくり金を取れば戦えるとのこと。ここまでは圧倒的によかったのに急に逆転しちゃうから将棋は恐ろしいね。(37)向かい飛車vs居飛車(原始棒銀)先手を引いた。相手は5級。この人お名前が2013から始まってるんですけど、もしかして7歳?だとしたらおそろしやですよ。☗7六歩☖3四歩☗1六歩☖1四歩☗6六歩☖8四歩☗7七角☖8五歩☗6八銀☖7二銀☗6七銀☖8三銀後手番になりたい(ダイレクト向かい飛車目的)と思っていたので1六歩とパスしたが1四歩と突かれてわからなくなった。仕方なく角道を止めて銀を繰り出す。相手が棒銀と気づいて何かしたいところだが。☗8八飛☖8四銀☗7八金☖7四歩☗4八玉☖7二飛☗3八玉☖7五歩☗同歩☖同銀早速やばい局面になってしまった。これはよくない。銀を五段目に出させたら棒銀成功って言いますものね。もう無理だぁ。※調べてわかったのですが、ここも6五歩と角交換を挑んで悪くはないらしい。角成同桂から8五桂と跳ねていく方面でやれるとか...ほんまかいな。しかしここでルクスは奇策に出る。☗9五角☖4二玉☗7七歩☖9四歩☗7六歩☖9五歩☗7五歩☖同飛☗7六銀打☖7一飛王手ならばという9五角。さすがに玉は逃げるが次の7七歩は指した瞬間にわかる悪手。なにせ角が戻れないからね。結果角銀交換となってしまった。☗8六歩☖7五歩☗6五銀☖5二金右☗8五歩☖3二銀☗8四歩☖7三桂☗7四銀☖1三角しかし角銀交換とはいえここから8筋逆襲タイムです。相手がとりあえず左美濃、みたいに組んでいる時に申し訳ないがこのじわじわの逆襲で点数的には戻してしまっている。で、相手の1三角だが、これの狙いはもちろん5七角成なので反射的に受ける。☗4八銀☖6五桂☗同銀☖3三銀☗8三歩成☖3二金早囲いでしのいだ。だが実は受けなくてもよかったという説がある。8三歩成という手があり、5七角成に7三とと圧迫できるのだ。馬を作られて怖いという話もあるがそんなことより攻められる方がよっぽど相手にとって怖い。まあ、一向に囲わないでいる自陣の方が怖い気もするので。相手が桂馬を飛ばしたりぼんやりと囲っているのがよくなく、さらに点差はこちらによく働いた。☗7三歩☖9六歩☗同歩☖同香☗同香☖9九角☗9八飛☖6六角成☗同銀☖4四銀☗7二歩成☖3一飛絶好調の垂れ歩。相手はわからぬが端攻めをしてきたが、9筋の端攻めは怖くない。普通に付き合っておいたら、9九角打という手が飛んできた。これは残念ながらお相手の悪手。9八飛ですんなりつかまってしまうのだ。だからといって6六角成はないと思うなあ。9九飛と取った時に飛車が働かないという方がマシだと思うんだが。☗7三と寄☖5四歩☗8八飛☖3三玉ここは決めたい手があるね。☗2五桂☖2二玉☗1三桂成☖同桂☗8二飛成☖4二金右☗1五歩☖同歩☗1四歩☖2五桂☗1五香☖1七桂☗1九香☖2九桂成ここはいろんな手があるが気持ち良いふんどしの桂を。そして端攻めコース。☗同玉☖1七桂☗3八玉☖2九桂成☗同玉☖3三金直☗1三歩成☖3二玉☗6二と寄☖5五銀☗5二と☖同金☗同龍☖2一玉☗2二と(詰み)綺麗にとどめをさすことができた。棒銀を見事に撃退できたのでよかったが、できれば角損定跡は使わない方がいいですね。次回は右四間対居飛車、華麗に決まった回を紹介。
2020年06月13日
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(34)振り飛車(4→2→3)vs居飛車(5筋位取り?) こちらが先手。相手はCPU4級。これは棋譜をいちいちタイプする必要なしとみた。問題の図面だけ。こちらがウォーズ初のダイアモンド美濃を作成。圧倒的に硬い中、向こうが端角にしてきたところ。端角なので当然端を攻めて角を取り上げ、6七角と打って玉頭パクリから戻ってきて8五に構えるまでうまくいった。まあ大駒をコンプリートできたので勝ちは決まったようなものでしたね。(35)早石田vs居飛車[執念局]先手を引いた。相手は3級。相手の得意戦法が三間飛車というのを見て、ついやりたくなっちゃったのよ。☗7六歩☖3四歩☗7五歩☖6二銀☗7八飛☖7二金さすが相手は相手だね。しっかり守ろうとしてる。☗4八玉☖6四歩☗6八銀☖6三銀☗3八玉☖8四歩☗2二角成☖同銀☗7六飛☖4二玉三間飛車の使い手だけあって三間飛車にはこういう対策をするんですか、ほうほうといった感じ。だが、次にうっかりするのである。☗7七桂☖8八角☗6六角☖3二玉☗4八銀☖9九角成どう見ても7八金を入れなかったばっかりに大失敗である。1分近く考えて6六角。☗7八金☖8九馬☗7九金☖9八馬☗2二角成☖同玉やけっぱちの2二角成である。☗4六飛☖3二金☗6六歩☖8七馬☗7八銀☖5四馬もういい位置に馬を引かれて勝てる状態じゃなくなってしまった。☗6七銀☖4四歩☗5六銀☖7一金☗6五歩☖同歩☗同銀☖5五馬☗6四歩☖5二銀☗5六歩☖4六馬正直もはやどうでもいいと思いながら攻めていたが馬と飛車が交換になるならありがたい。☗同歩☖2四香☗4五歩☖2五飛☗3六角☖3五飛☗4四歩☖3六飛☗同歩☖6六角☗5七銀☖4四角歩を伸ばしていったが飛車角交換の上で取り払われてしまう。とにかく攻める場所を探さなくてはならない。☗6三歩成☖同銀☗4一飛☖7二飛☗4四飛成☖4二飛☗同龍☖同金銀をずらして角金両取り。鮮やかに決まったように見えたが飛車ぶつけを用意していた。仕方なく清算。☗4三歩☖同金☗4一飛☖2七香成☗同玉☖4七飛また金をずらして飛車でW金取りをキメたが...香車成りから飛車打ちが痛烈だ。☗3七桂☖4九飛成☗7一飛成☖2九龍☗2八香☖3八角☗投了。敗着が3七桂。3八玉と降りればなんてことなかったんですよ。いきなり損をしてからリカバリーにつとめて頑張ったが、棋力及ばずといった局。まあこういうのも人間くさくていいじゃないの。次は右四間vs四間のあまりにも情けない局、向かい飛車で棒銀に対抗するも変な角切りをしてしまった局を紹介します。
2020年06月12日
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(33)向かい飛車vs居飛車棒銀こちらが先手。相手は3級。☗7六歩☖8四歩☗6六歩☖8五歩☗7七角☖7四歩☗6八銀☖7二銀☗6七銀☖7三銀☗8八飛☖3四歩相手の得意が棒銀だということで、まあ棒銀くるんだろうなと思いながら。でも級位者の棒銀はそんなに怖くない。なぜ怖くないかというと、こっちが受け切ってしまったらそのあと居玉のことが多く、自玉の守りができていない反動で受けられないからだ。☗4八玉☖4二銀☗3八玉☖3三銀☗2八玉☖3一角棒銀来るんだろうなと思いながら相手の二段目がすかすかになった時点でここから振ってくる可能性も警戒しなくちゃならないね。とはいいながら引き角も睨んできているので飛車先をがっちり受けないと。☗7八金☖5四歩☗3八銀☖4二玉☗4六歩☖3二玉向こうが玉を囲いだしたぞ、大丈夫か?☗4七銀☖2二玉☗3八金☖3二金こちらは木村美濃を組む。奇妙だが"ツノ銀向かい飛車"になっている。綺麗な盤面なんでここらへんスクショかな。☗1六歩☖4四銀☗5六銀左☖6四銀☗4五歩☖5三銀左☗6五歩格言の「銀は中央に使え」を実践するかのようにお互い中央に銀を寄せた。しかしこちらとあちらでは違うことがある。「歩越しの銀には歩で対抗」という格言である。いっそ角筋を通したいので4四の銀から追い払いたい。3三銀と引くのかと思ったら5三だったので驚いた。これなら綺麗に角筋が通る。6五歩の王手には玉寄り(あまりないか)か桂跳ねくらいだろうけど銀が取れるかな、と思っていたのだが...☖5五銀☗同銀☖同歩☗同角開始1分未満で王手飛車というよわよわルクス史上最速の快挙。☖3三桂☗8二角成☖5四銀☗6七金(30秒)☖6五銀☗6六歩☖5四銀☗8一馬☖6四角王手飛車をかけて形勢的には圧倒的によくなったが、この先が難しい。ということで慎重にいこうとしたが、次の手で悪手を。☗4一飛☖9二銀☗6一飛成☖8一銀☗2一金☖1二玉☗1一金☖(投了)4一飛は実は5二銀で捕まってたんですね。ということで大駒を打ち込む時は取られることに気をつけましょう。相手は馬取りに銀を放ってしまいました。ここで金を取り、尻金の手筋で詰みへ。まあ勝ちは勝ちながら、4一飛は悪い手すぎましたので反省ですね。
2020年06月11日
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(32)振り飛車穴熊vs居飛車一手損角換わり後手を引く。相手は16級。☗7六歩☖3四歩☗7八飛☖8八角成☗同飛☖2二銀☗4八玉☖3三銀☗8六歩☖4五角もうすでに技がきまった感がある。☗3八玉☖6七角成☗6八金☖7六馬☗7七桂☖4二玉☗5八金寄☖7七馬もう相手は穴熊に囲うことばかり考えていて、攻撃陣の連結を無視しちゃってるんですよ。☗8九飛☖6二銀☗4八金寄☖3二金☗2八玉☖1四歩☗3八金寄☖1五歩☗1八香☖5二金(カブト囲いというらしい)☗1九玉☖3一玉3八金寄の時も6七馬で飛車金の両取りもあったのですが、それは見えず何度もスルー。☗2八銀☖2二玉☗3九金寄☖7四歩☗8八銀☖6七馬☗8七銀☖8九馬☗7六銀☖7三銀☗6七銀☖同馬こいつ取られるところにどんどん駒動かすなあ...さすがによわよわルクスさんでもここまでよわよわじゃないんで逆に困惑しちゃうというか。☗9六歩☖7七馬☗9五歩☖9九馬☗9四歩☖同歩☗8五歩☖1二香打☗8四歩☖同歩☗6一角☖6二金☗4三角成☖同金☗5六歩☖4四歩☗5五歩☖5二金大駒もコンプリートしてしまったので穴熊の姿焼きですよね。投了していただきたいくらいなものなんですが...☗4六歩☖6四銀☗5四歩☖同歩☗4五歩☖同歩☗4八金寄☖5五銀☗3八金寄☖4六歩☗4八歩☖6六馬ねえ、もうやめようよ...☗4九金☖5六銀☗3九金寄☖5五歩☗4九金☖5七銀☗3九金寄☖4二金寄☗4九金☖5六歩☗3九金寄☖5八銀成攻めてるこっちの方が心折れそうですわ。☗3六歩☖5七歩成☗3五歩☖同歩☗3七銀☖4五銀☗2八銀☖4八と☗同金上☖同成銀☗同金☖同馬☗3九銀打☖5七馬☗9九歩☖4七歩成☗9八歩☖4六馬☗9七歩☖1六歩☗同歩☖1七歩☗同香☖2五桂[若干悪手]☗8三歩☖5二飛☗9六歩☖1七桂成☗同桂☖1六香☗1八歩☖1二香☗2九桂☖3六歩☗9五歩☖3七歩成☗同銀☖同と☗同桂☖同馬☗2八銀9九歩とか打たれた日にはもう泣きますよ。☖2九金☗同玉☖3八銀☗1九玉☖2九金2九金ではなく飛車を打てば簡単に詰むのですが、金銀を使う形で詰めることにしました。いやさすがにこれはこっちもつらいです。投了してほしいとかいうんではなく、穴熊を一方的にじわじわ攻めていく身のつらさですよ。今後はもう少しスマートに穴熊を破れるようになりたいです。
2020年06月10日
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(31)メリケン向かい飛車vs居飛車先手を取った。相手は5級。☗7六歩☖8四歩☗6六歩☖8五歩☗7七角☖5二金☗8八飛☖4二玉☗4八玉☖3二玉☗6八銀☖4二銀相手はなんか変な陣形だな。攻めの銀が出遅れてるし...早めの銀の移動もどういう駒組み?☗6七銀☖3四歩☗3八玉☖3三銀☗4八銀☖1四歩☗7五歩☖7二銀☗7六銀☖4四歩☗5八金☖5四歩3三銀型でしたか。それはさておきこちらは早囲いにしてメリケン向かい飛車です。7六銀を据えたらあとはゴリゴリ前進といきたいわけです。ええ、わかってますよ。囲いが悪形ですよね。そんなことは重々承知です。☗4六歩☖4三金☗4七銀☖3一角☗7八金☖2二玉☗6七金☖3二金☗5六歩☖4二角ええ、わかってますよ。囲いが悪形ですよね。そんなことは重々承知です。(二度目)相手が矢倉に組み切ったのにこっちが指せば指すほど囲いがボロボロになっていくって何。☗5七金☖9四歩☗9六歩☖6四歩☗6八歩☖6三銀☗6五歩☖同歩☗同飛☖6四歩とりあえず今見てみるとなんで躊躇せず8筋前進しないのか謎な棋譜だなあ。膠着しちゃったんで四間飛車で一歩取った感じだけど。☗6八飛☖7四歩☗8八飛☖7五歩☗同銀☖7六歩☗6八角☖6五歩☗6七金☖7五角はい早速ケアレスミスで銀取られちゃいました。☗7六金☖4二角☗7五歩☖6四銀☗8六歩☖同歩☗同角☖8七銀☗同飛☖5五歩☗8五歩☖5六歩☗同金☖5三銀とりあえず角筋を受けるも銀が攻撃に加わる。どれだけうまくいっているかわからないが8筋で衝突後、相手は銀をタダでくれた。5筋の取り込みは気にしない。じわじわ上がっていきたいからこそ歩で止めて角を引こうというのだ。まだこちら7分30秒相手8分20秒といった具合。☗7七桂☖7八歩☗8九飛☖8八歩☗6九飛☖6四銀☗6七銀☖7二飛☗9七角(25秒)垂れ歩を打たれるがそれを回収しようっていう算段に出てみたが...☗7五銀☖同金☗同角☖同角☗同飛☖7六銀打☗7二飛☖7三歩(25秒)大いにさばいたがここでも時間を費やした。☖7三飛☗6四角☖7二飛☗9一角成☖6六歩☗7三歩☖同桂☗6六銀☖6五歩☗5七銀☖8五桂☗7三歩☖7七桂不成こちら5分23秒、相手6分30秒。☗6五飛☖5二飛☗6一飛成☖5三飛☗5四歩☖同飛☗6五銀(12秒)☖8四飛6五銀じゃなくてなぁ、6五歩だったら7筋は香8筋は歩で飛車を完封できたっぽいのになぁ。☗7二歩成☖6九桂成☗5八銀☖7九歩成☗4七玉(30秒)☖5九成桂☗6七銀☖8九歩成☗5五金(11秒)と金の海となった。諦めモードで時間がどんどん減っていく(3:19vs5:53)。ぶっちゃけもう入玉していくしかないんだろうなくらいにしか考えていない。☖8八飛成☗6八歩☖2五角☗3六歩☖3五桂☗5六玉☖8六龍☗7六銀☖4七桂成☗同玉☖3五歩お尻に火がつく2分47秒の残り時間。☗3七桂☖3六角☗5六玉☖6九と☗4五歩(10秒)☖6八と☗4四歩(13秒)☖同銀☗同金☖同金☗5五銀(12秒)☖同金3七桂はどうせ飛ばない桂馬なら飛ばしちゃえという手であまり考えていなかったが、飛んだ後で後悔していたものの3六角で安堵。攻めっ気も少しは見せていかないとと思いながら食らいつくが、時間ぜめは厳しい。相手はまだ4分22秒ある。☗同馬☖3三金☗3四桂☖1三玉☗2五桂☖2四玉☗2六香☖4七銀☗6六玉☖6七と☗5四馬☖6五玉☗5四銀同馬でこのピンチに逆王手が成立。でもその後の展開、下手をすると相入玉になる。正直やばい。4七銀の王手はぴよ将棋のグラフでは一瞬一気にこちらにふれる。しかしこの王手で逃げる二択を間違える。6六玉には7五金を打たれて頓死だった。相手が早指し主義なので逆に見えなかった模様。だが王手ラッシュでなんとかしていこうという腹のようだ。残り1分15秒。☖同馬☗同角☖4三金上☗6三玉☖8三龍☗7三歩☖5四角☗6二玉☖3四玉☗3三桂成☖同桂☗4六銀(残45)☖4五桂大駒を手放したら怖いことは怖いが、とにかく入玉だけである。8三龍でまたぴよ将棋ではこちら側に利ありと評価。だが残り1分だぞ。とにかく玉頭にプレッシャーを与えなくてはならないということで4六銀としてみた。さて、4五桂である。相手も入玉を考えているのか、いないのかそのへんはわからない。5手詰が発生していた!(2五金→①3三玉で3一龍から合駒をしても2二角でぴたっと決まる。②4四玉と逃げたら5五角で早詰み)[マイ格言:相手も失敗するからどんなに不利でも最後までチャンスが来ることがある]☗3一龍(残り36秒)☖3三金☗4五銀(残り34秒)☖同角☗4六桂(残り33秒)☖4四玉☗5三角☖5五玉☗6五金☖4六玉☗6四角成☖5五歩3一龍を先にしてしまったがまだまだ詰みは消えていない。2五金こいというところである。しかしそんなものが見えているはずもなく4五銀、相手に入玉を許す手を指してしまった。同角なので5五金から縛っていけばまだなんとかなったがとにかく早指しが求められる状況では無理。☗3三龍☖4一桂☗4三龍☖5三銀☗同馬☖同桂☗同龍☖4一桂☗5五龍☖3七玉☗4五龍☖5三角☗5一玉☖4六金☗4一龍☖8八龍☗6三歩☖7七と☗7五成銀☖7六と☗6四銀☖同角(時間切れ)相手の玉に迫るなら5五馬なのだろうが、持将棋で駒得をはかった方がいいような気がしてしまい、3三龍に(どうせ時間切れ負けするとしても)。ということで最後まで指し切ったわけだが、終了図から同金とすれば点数では勝てそうだ。相手の残りは58秒。指し手は合計198手。そんなに指せるもんなんだ。びっくりだよ。負けはしたものの初の入玉将棋体験。おもしろかった。
2020年05月28日
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(30)耀龍四間飛車からの向かい飛車vs居飛車(5三銀右戦法)先手を引く。相手は7級。☗7六歩☖8四歩☗6六歩☖8五歩☗7七角☖6二銀☗6八飛☖4二玉☗4八玉☖3八玉☗7八銀☖5二金右こうしてみてみると若干出遅れてるな。☗5八金左☖3四歩☗6七銀☖7四歩☗3八玉☖5四歩☗4八金上☖5三銀急戦含みの7四歩を指されていつものお家芸ができなくなったので困り始める。さて、これは5三銀右戦法というやつですね。5三銀右戦法はいくつかの棋書でちらっと見た程度。受け方とか当然覚えていないわけで。それにこっちの囲いは金無双型。美濃とどう違ってくるやら。☗8八飛☖9四歩☗5六歩☖6四銀☗8六歩☖7五歩☗8五歩☖7六歩☗同銀☖7二飛まず8八飛がよくない。急戦ならば玉を遠ざかる2八玉であるべき。そして8六歩もあまりよくない。向かい飛車の場合は反撃することの方が多く、自分から仕掛けていいケースの方が少ない気がする。しかし相手の7五歩も感触の悪い手ではある。これはお互い前へ進み合えばいい。その後の7二飛が問題である。銀を受けるなら...☗6七金☖7五歩☗8七銀☖5五歩☗8六銀☖7六歩☗6八角☖5六歩☗8四歩☖8二歩☗8五銀☖7五銀6七金で受けた(7秒)。しかしここは8六飛の方がよかったのではないかという説がある。本譜の通り7五歩8七銀と下がらされるのは不本意な形。後手の5五歩は疑問手で8二飛と回った方がいいという。さもないと8四歩の前進が痛い。にもかかわらず8六銀としたことで悪くしてしまった。☗7四歩☖6六銀☗7六金☖6七銀不成☗7七角☖同角成☗同桂☖7九角☗9八飛☖5七歩成☗6五桂☖4八と☗同銀☖8七金この垂れ歩がさらにあかんかったんや。ここからは全部悪手を指してる感じ。特に悪いのは9八飛。8二歩と受けられたので8三歩成はもう無理と考えていたのがそんなことはなかった。8三歩成が決まれば8九飛でも十分だったのに、なぜ隠居させてしまったか。☗7三歩成☖同桂☗同桂成☖同飛☗5五角☖9八金☗7三角成☖7八飛☗4六馬☖5八銀成ここまで進むともうダメよね。☗6八歩☖同角成☗同馬☖同飛成☗6六角☖5七角☗同角☖同成銀☗6六角☖4八龍で詰み最後の6六角が受けにもなってなくてひどかった。まあこれはひどい将棋すぎて逆に反省点がわからない。
2020年05月27日
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さて、よわよわ将棋も6級に上がりました。(028)耀龍四間飛車?(向かい飛車で逆棒銀)vs居飛車(箱入り娘?)先手番。相手はCPU6級。☗7六歩☖8四歩☗6六歩☖6二銀☗6八飛☖4二玉☗4八玉☖3四歩☗3八玉☖3二玉☗5八金☖5二金右☗4八金☖8五歩☗7七角☖5四歩☗7八銀☖4二金☗6七銀☖5三銀☗7五歩☖5二金寄☗7六銀☖3五歩相手が守備型の居飛車で急戦の合図の7四歩を突かないので、結果としていつもの銀角並びから向かい飛車に回りましょうかねという自分の得意パターン。☗5六歩☖4二銀上☗5七金☖1二香しかしすぐにやるのは危険なのだ。6六歩を狙われるとうっかり8八に回った飛車を取られる可能性がある。ということで5筋の棟を上げる。CPUの1二香は何をしたいんだかっていう手。☗8八飛☖6二飛☗8六歩☖3三玉☗8五歩☖3四玉☗8四歩☖5五歩☗8三歩成☖3三角向かい飛車に回ったらCPUが右四間に。これは相当弱いな。ずんずん行こうとしたら3三玉と前に出てきた。何これ。玉頭を玉で位取りするやつ?とにかく8筋直進じゃあとやっているうちに...これはいくら好きでも玉を攻めにいかねばならんのでは...☗7二と☖同飛☗8一飛成☖5六歩☗同金☖5五歩☗5七金☖3六歩☗7二龍☖6二金なんかタダで飛車が取れた。☗8二龍☖7四歩☗同歩☖3一銀☗5四歩☖3七歩成☗同玉☖3六歩☗3八玉☖5六歩☗同金☖3七歩成相手はもう指す手がない感じ。☗同桂☖1五角☗2六桂☖同角☗同歩☖3五桂☗4五金☖2四玉2四玉の時点で、今見直すと3四飛の方がよさそうだが今回の寄せはちょっとおかしかった。☗2五歩☖3三玉☗5三歩成☖1四歩☗6五歩☖5五歩☗同角☖4四歩☗同角☖3二玉☗4三角で詰み。持っている角を生かせないとダメだろう、という勝ち方。これで5級に上がった。今回は相手が弱かったので特に反省するところはあまりないように思う。ということでもう1局。(029)三間飛車vs☖4五角後手を引く。相手は25級。☗7六歩☖3四歩☗7八飛☖8八角成☗同銀☖4五角鈴木大介九段の角交換四間飛車の本に、7五歩まで突かないまま飛車を回ると角交換後の4五角はきびしいとかなんとかいうのがあった記録から乗ってみた。☗5八金☖2七角成☗7五歩☖6二銀6二銀はおかしかったようだね。5四馬と戻した方がよかったらしい。☗7四歩☖7二金☗7三歩成☖同銀☗7四歩☖6四銀☗7七銀☖8四歩☗8六銀☖5四馬☗7六角☖6五銀引いた馬に角を打ってきたが銀で防ぐ。☗同角☖同銀☗7六銀☖5四馬☗7七桂☖5二金☗6五桂☖5五角角銀交換の後、鬼ごろしのように桂馬を跳ねてきた。こっちは金でガードしているから大丈夫。9九に成るべく5五角を打つ。☗6六歩☖同角☗7七銀☖同角成☗同飛☖6六銀☗7九飛☖7七歩☗6八金近づけて銀引きで受けられる。角を切って銀を貼るもこれがうまくいくかどうかは謎。☖6四歩☗7三桂成☖同桂☗同歩成☖同金桂馬を呼び込んで交換。これがいいかどうかはわからない。☗5八金上☖7六馬☗8九角☖8八銀☗7七金☖7七銀上不成金でがっつり守ろうと上がった相手だが、浮いている銀を馬で取ってしまう。8九角は守りというよりは3四の歩を狙っている感じかな。あまり感触のいい手ではない。それが証拠に8八銀で飛車角両取りになってしまう。にしても7七銀上不成て。そんな符号使うこと滅多にないだろ。☗同飛☖同馬☗6八銀☖同馬☗同金☖7九飛☗6九金☖8九飛成☗6七角☖7八銀☗同角☖7七角先手の時間切れとなった。これを詰ませることができていない、というかちゃんと寄せられていないのは反省すべき点。とはいえ勝利なので4級に昇級してしまう。
2020年05月26日
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(027)耀龍四間飛車?(向かい飛車で逆棒銀)vsひねり飛車 先手になった。相手は4級。☗7六歩☖3二金☗6六歩☖8四歩☗6八飛☖8五歩☗7七角☖8四飛☗7八銀☖5四飛☗5八金☖1四歩四間飛車を考える。浮き飛車にされて回ってきた。ひねり飛車ということになる。☗4八玉☖8四飛☗3八玉☖3四歩☗6七銀☖9四歩☗4八金(金無双エフェクト)☖7二銀☗7五歩☖4二玉☗7六銀☖4一玉とりあえず自分の好きな逆棒銀型の向かい飛車にしたい。☗5六歩☖9五歩☗5七金☖1三角☗4六歩☖2二角☗4七金☖4二玉☗4八銀☖4一玉☗8八飛☖3五歩仕掛ける前に5七金はあげておきたいんですよ。6六の歩を角でぱくっとやられるの嫌だからね。さて、相手の3五歩は3四飛と回りたいものと思われるが、どうする?☗8六歩☖同歩☗同角☖8五歩☗7七角☖7四歩☗8五銀☖8二飛☗8四歩☖7五歩☗8六飛☖7三桂☗7四銀☖8五歩角を出しては角を引き、銀を出しては頭に歩をかぶりという形で進軍していく。わかりやすい。だが、金無双が飛車打ちに弱いにも関わらず、飛車交換みたいな展開になっちゃってる。これ本当に大丈夫なのか?[検討検討]相手の応対があまりよくないらしい。同角の時点で歩で追い返そうとするのがよくない。囲いの中といえ玉が露出しているので4二銀と上がっておくのがひとつの手。下手すると7四歩から5三角成まであって厳しい。☖4二銀☗8五歩☖8二飛☗7七角☖3一玉☗8四歩→この後は8筋を一旦休戦して3筋の歩を取りに金を繰り出す展開など。もうひとつは大人しく8二飛と引いてしまうこと。8五歩に4二銀と出て合流する。7七角と引いたら今度は銀が出るのは確実なので7四歩はおかしいという説がある。そもそもひねり飛車のコンセプトからして歩を突くと飛車の横効きが止まってよくない。では何がいいかというと9三桂という端桂使い。これに対しては角が狭いようだが7七桂と跳ねるコースがいいらしい。何やらあやしげだが。☖9三桂☗9五角☖8一飛☗7七桂☖6四歩この後結構膠着して混沌とするので先手は苦しい感じ。ただし後手も端桂は指しづらいかも。さて、7四歩とされた局面を検討だ。本譜のように銀が出るのはいい。飛車も引かざるを得ない。そこで☗8四歩が正しかったか問題だ。7五歩と取り返されて7四銀7六歩で角が6八あたりに引いておくとそれなりにいい。5七金が6六を受けているのがありがたい。ということで8四歩でよかったと。7四歩と取り返すのも手と思ったが8四歩の方がまっすぐな手だ。7五歩に本譜は8六飛と角頭を受けた。これがよくないわけだ。角は先述の通り6八とかに引けば問題ない。ならばぐいぐいと7四銀で攻めていいわけだ。この後の一例が☖8五歩☗7三歩☖同桂☗8三歩成☖同銀☗7三銀不成☖5二飛☗8五飛☖8二歩☗8六飛(7六の歩を取りにいく方針)さて、この飛車浮きに相手は7三桂と応じた。7三銀だと9四銀と棒銀の手筋で銀を捨てて8筋突破を狙うことになるが、その取った銀を8五歩と飛車を叩いた上で7四に打たれると結構大変。それで7三桂に7四銀とし8五歩と叩かれる本譜のロードの方が楽ではある。[結論:完全に受けられると難しいが、この逆棒銀は飛車交換になりやすいので金無双からのヘンテコな囲いは怖いことは怖い]☗8三歩成☖8六歩☗8二と☖8七飛☗7二と☖同金☗7八銀☖7七飛成☗同桂☖7六歩これ相手飛車の打ち場所間違えましたよね。6九飛あたりがいいと思われるがそれでも圧倒的に先手勝勢の模様。ただし受け間違えると大変なことになるので、やはり飛車はできれば交換したくないものだ。☗7三銀成☖同金☗7一飛☖4二玉☗6二飛☖5二銀☗6五桂☖6四金☗3四桂☖3三玉☗2二桂成☖同金桂取りを無視して銀を成る。今飛車を二枚持っているのだからガツンと行くべき。ふんどしの桂も決まる。☗5二飛成☖2四玉☗3一飛成☖3四角☗2二龍引☖投了5二飛成はよくないね。3一飛成の方がどれだけいいか。5二飛成はごちゃごちゃした受けがあるのです。3四角は受けになっているのか謎。2二龍も引くじゃなくて寄るだろう、何やってんのという感じ。なお、2二龍じゃなくて3四龍から17手詰が発生しているとのこと。☗3四龍☖同玉☗4五角☖2四玉☗2五銀☖同玉☗3四角打☖1五玉☗1六銀☖2四玉☗2五銀☖1三玉☗2二龍☖同玉☗2三角成☖3一玉☗3二金までということだが、そんなのは読めない。そんなこんなでとんとん拍子に6級に上がりました。俺たちのよわよわ将棋はまだまだこれからだ。
2020年05月25日
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(026)三間飛車vsダイレクト向かい飛車 後手になった。相手は4級。☗7六歩☖3四歩☗7五歩☖8八角成☗同銀☖2二銀☗7八飛☖3三銀☗3八銀☖2二飛早石田ですね。思い切って角交換してやりましたよ。でダイレクト向かい飛車に。なんですが、おや? 3八銀と先に銀を浮かせましたよね。これ大丈夫なんですか?大丈夫かとは2八角の打ち込みのことです。[検討検討]なにもないと香を取って馬を作る。でもその馬が1筋2筋3筋どちらからも簡単には出られない。うまく受けられたら大変そう。そしてこれは自分がやられた時に覚えておきたいうまい手が☗3六角。6三の地点の成り込みを受けるわけだけれども、それを受けて☗1八香と浮かし、1九に空成りしたら☗2五歩と突けば香車に角のヒモがつくという構想。えっもうちょっと進めてみよっか。だってこの角の頭に歩を突けるから。歩を突かれたら☗4五角と躱す。まあ当然よね。躱した手が2三角成を狙ってるけど大丈夫?ここで☖3二金と受けてしまうと☗は3九金2七角だので馬を封印してしまえる。馬を活用させるためにはと考えると☖4二玉とゆっくり囲う方向にした方がいい。仮に☗2三角成なら☖1八馬から生還ルートがある。[結論:2八角はお互いが馬を作るルートなら馬が生還でき、そうでなければ3六角から馬を封印される羽目になる。ただし、馬1体を封じるための牢獄に沢山駒を使わせていると考えるとそれなり。角落ちで戦う気があるなら牢獄ルートもアリ]☗7四歩☖同歩☗同飛☖6二玉7四同飛に対する応手として6二玉は危険すぎやしないか?普通なら7七歩、あるいはここでも2八角という選択肢があった。☗7九飛☖7三歩☗4八玉☖5二金左☗3九玉☖7二玉☗8六歩☖6二金上☗7八飛☖8二銀☗8五歩☖9四歩飛車がおとなしく引いてくれても2八角は打てないよわよわマン。4八玉がラストチャンスだったが玉を囲う方を優先してしまう。でも弱いうちは囲いを優先した方がいいのかも。相手の7八飛は明らかに手損。手損の分固く囲えるというのはいい。金無双という囲いにした。弱いという話もあるけど、名前が好きなのでというのはある。対振り飛車に有力な囲いだというが、8二銀を上がらないまま戦うというのも手なので覚えておきたい。☗8七銀☖3五歩☗1六歩☖3七歩狙いはもちろん5五角を打ってしまおうということ。普通なら向かい飛車ではなく三間飛車でやりそうだがこれは果たして。☗2八玉☖3七歩成☗3七銀☖6五角☗7六銀☖4七角成☗5八金左☖7四馬(28秒)☗7五銀☖8五馬☗8六歩☖7五馬美濃囲いを作った先手だが弱体化著しい。銀が浮き上がったのでもう一発3六歩と叩くべきところだったが興趣がわいて6五角を打ちたくなってしまった。7六銀でスマートに返されてしまう。で、とりあえず馬を作ったのだが、金を玉側に引き寄せる結果になった。これはよくなかったのではないか。で、どっちへ引くか悩んだ結果7四馬だったが、2五馬の方が面白かったかもしれない。というのもこの後面白くないことになっちゃったからだけど。うっかり馬を8筋に逃げたせいで捕まってしまう。☗7五同銀☖同飛☗2四歩☖4八金寄☗1四歩☖3八金上☗4四歩☖2六歩☗3四銀☖2七金☗3三桂☖3五歩同飛に8八銀という桂香を拾うB面攻撃があったけれどもそれが見えなかったので2四歩と飛車先で玉頭を狙うことにした。先手は右矢倉を組んで金冠へ移行しようとしている。☗4三銀☖3六銀☗5四銀☖7七桂☗6四銀☖7六飛5四銀と出るのは悪くはないにせよチャンスを逃していて、4五銀を打って銀交換を迫るべきだったらしい。で、玉周辺に使うべき金駒を、飛車を取るために使ってしまう。しかしこの布陣、絶対負けないぞっていう意思がすごいな。☗4五銀☖同銀☗同歩☖4四角☗4三金☖3四歩☗3三角成☖同金☗5一角☖4二銀☗6二角成☖同玉4四角が4四銀打だったら危なかった。ここが明暗を分けた。4二銀とがっちり角を取りにいったがこれは3四金でよかったらしい。☗3六飛☖3五歩☗7六飛☖8七角☗5六飛☖7八角成☗6五桂打☖7七馬☗5三桂成☖同銀上継ぎ桂を指されたがこれは冷静に根元から外せばいいと判断。☗3四歩☖同金☗4三銀☖5二歩(?)☗3四銀成☖5五銀☗同飛☖4六角5二歩は相手が金を持っているから5二金と打たれてそのままずるずる負けるのを嫌った手。だが、金を取られるわけであんまりよくないだろう。3六にふんどしの桂を打つこともできた模様。見えてないねえ。5五銀で飛車が詰む。同飛だが同馬が王手だ、というところでなぜか4六角。王手飛車の方を採用。☗3七金上☖5五角☗4三成銀☖7八飛☗1七玉☖5九馬☗3三金☖2一飛☗3二金☖2三飛☗3三金☖1三飛大駒で迫っていく状態になったが相手は飛車を追い回すくらいな状態。しかしあなどれない。飛車をできるだけ玉と反対の方で取らすことで相手の駒切れを狙う。☗7二金☖同玉☗5三成銀☖同歩☗4二金☖3七角成4二金の時点で2八銀からの11手詰が存在するようだ。したがって3七角成は悪手扱いになるのだが、どういう筋か見ていこう。2八銀は同金の一手。ここで2五桂と歩頭に打ち、同歩に2六金、1八玉に2八飛成、同玉で3六桂を打って3八玉に4八金までらしいが。残り1分20秒では見えないよ。そう、将棋ウォーズあるある、時間切れ問題。いくら盤面は優勢でもこちらは1分半、相手にはまだ5分あるんだぞという。しかし、相手に銀が2枚あるけど、銀ばかりでは詰まないのは確信している。その一方で、金無双の壁銀邪魔だなあと思ったり。☗同桂☖同馬☗6一角☖同玉☗5二銀☖6二玉☗5一銀☖7二玉☗3七金銀ばかりで詰まないなら角を与えても詰まない(かどうかはわからない)。そんな自信のもと3七金と馬を取られたところで残り40秒。持ち駒は角金金銀桂桂桂歩歩歩と大量。☖2八銀☗2七玉☖3七銀成☗同玉☖4六金☗2七玉☖3六角☗1七玉☖2七金で詰み。冷静にやれば3九角から2七玉の2八飛成までの3手詰め。しかし綺麗に詰めるという意識など働いてたまるかというのがよわよわ将棋の生き様。3七銀成同玉の後も3六金の一手詰なのになぜか4六金。焦りながら追い詰めた。これで7級に昇級。
2020年05月24日
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(024)6五筋違い角vs三間飛車先手を引く。相手は21級。かなりの格下だがまあ気にしない。この間までそんな級位者だったわけだし。☗7六歩☖3四歩☗2六歩☖8八角成☗同銀☖3二飛向こうが角交換してから飛車を振ってきた。しかしこれ大丈夫なのか?☗4八銀☖2二銀☗7七銀☖3三銀☗6八玉☖3五歩駒組み中もずっと考えていた。この三間飛車、ダメなんじゃ...とりあえずこっちは角を打ち込まれることを警戒しないといけないんだが。☗2五歩☖4四銀☗6五角☖投了えっ?銀が4四出て2筋どうやって受けんの? とかいう疑問もあったが、6五角というおなじみの筋違い角を打った途端投了されてしまった。こんな形で10級から9級に上がってしまう。 (025)居飛車vs向かい飛車先手を取る。相手は4級。☗7六歩☖3四歩☗2六歩☖4四歩☗4八銀☖3三角☗6八玉☖2二飛☗7八銀☖3二金実は先手だと作戦がないのが困りもの。後手向きの戦法ばっかり覚えているような気がする。そんなわけで先手になるとどうしたらいいかわからずふらふらした将棋を指しがち。この局は自分が得意としている向かい飛車を相手することになった。とりあえず左美濃におさまる。実はこの後の組み方とか本当によく知らない。持久戦模様で何をするかとか本当によく知らない。☗7九玉☖4三金☗3八金☖9四歩☗9六歩☖6二玉☗3六歩☖3二銀☗3七銀☖7二玉☗1六歩☖4二角とりあえず相手はまず飛車を矢倉の中に収めるみたいな作りをしている。これ俺もよくやるわあみたいな。金銀を手厚く押し上げていけばいいのかなと思いながら指す。☗4六歩☖3三銀☗4七金☖6二銀☗5六歩☖5四歩☗5八飛☖5三銀☗5五歩☖同歩☗同角☖5四歩相手はがっちりと受けているが、玉の守り駒が少ない。また2筋を全然突いていないせいで猶予がある。ということで中飛車にして一歩をいただいた。 ☗8八角☖3四銀☗2八飛☖3五歩☗2五歩7七角でよかったんじゃないかなあ引き場所。銀が上がってきたのを咎めるべく飛車を戻すと3五歩と攻めてきたので突き違いの歩。とりあえず盤面の右側だけ見ておこう。本譜は☖3六歩(?)☗2四歩☖3七歩成☗同桂☖2四歩☗4五歩☖3五歩☗4四歩☖同銀☗4五歩☖3三銀角道を利用して4四地点にちょっかいを出しつつ飛車を狙う作戦。なお、本譜では2四歩と銀を取るのはあまりよくないようで、素直に取られようとしている銀で歩を取る3六同銀の方がよかったようである。☗2三歩☖同飛☗3二銀☖2二飛☗4三銀成☖3六銀☗同金☖同歩☗3四歩☖3七歩成☗3三歩成☖2八と飛車を叩いたのは本譜の狙い通り。ただし1二飛と逃げられた時のことは考えてなかった。 銀金飛X角でもこれは叩いて取ると割り打ちの銀になると思いついたのは褒めてもいいと思う。まだまだ級位者なのだから。4三銀成だが不成の方がいいと言われる。確かに5四銀と引いた時に成る成らないを選べた方がいい。そのあと相手は銀を使って飛金桂を取る。駒損はしているが...☗2二と☖6四角☗3二飛☖4二歩☗4二成銀☖2九飛☗4三成銀☖4二歩☗3九歩☖4一金☗3六飛成☖3七歩4三成銀は消極的すぎた。これは5一に入り込んで王手金取りになれたはずだったが見えなかった。さて、飛車を下ろされて不安になってきた。5七桂や5八金などで絡まれると逃げ場がないのである。それで飛車の効きを利用して3九歩と止めてみる。相手は垂れ歩と悠長な手を使ってきたのでここから攻めたいところではある。☗5三銀☖同角☗同成銀☖3九飛成☗5四龍☖5二歩[ここで21手詰発生]☗6三成銀[20]☖8二玉[19]☗7二銀[消滅]☖同金[9手詰発生]☗同成銀[8]☖同玉[7]21手詰が発生してもわかるはずはない。とはいえ最初は妥当な滑り出し。ただし厳しかろうと腹銀にしてしまった。これは腹金でよかったのだ。☗6三角[手数遠のく]☖8二玉[9]☗7二金[8]☖9三玉[7]☗6六角[詰み手順を外れる]☖8四桂[5手詰発生]でも6六角は指したいのよ。なにしろ王手龍だからね。☗3九角[消滅]☖同と[7手詰発生]☗8一金[消滅]☖7五桂受けられた以上は詰みづらくなったと思って思い切って龍を消してしまうことにした。これならゆっくり自玉を安全にして詰ませられるもんねという腹だ。しかし突然の桂馬ジャンプ。おやっと思った。これ、8八銀で詰むんじゃないの?やば。詰めなあかん。あるいは受けるかだ。☗8五桂☖9二玉☗8二金ちゃんと詰んでよかった。これによって8級に昇級した。しかし、いまだに気持ちよく詰めたことはないな。なんとか頑張りたいものではある。
2020年05月23日
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(024)向かい飛車vs居飛車 先手を引く。相手は2級。いまだ一度も勝てたことのない2級。☗7六歩☖3四歩☗1六歩☖8四歩☗2二角成☖同銀☗8八銀☖3三銀☗7七銀☖3二金☗8八飛☖6二銀先手番ダイレクト向かい飛車というやつ。☗5八金☖4二玉☗4八玉☖3一玉☗3八玉☖2二玉☗2八玉☖1四歩☗3八銀☖3五歩☗9六歩☖5二金☗6六歩☖4四歩☗7五歩☖4三金☗7六銀☖3四銀角の打ち込みを気にして5八金から囲い始めることにした。実は囲った後の展開がよくわからない。居飛車側が歩を8四より先に進めないと逆襲とかしづらいのである。その点さすが考えているという感じだろうか。☗7七桂☖3三桂☗8六歩☖7四歩☗同歩☖6四歩☗6五歩☖3六歩☗8五歩☖3七歩成☗同銀☖3六歩よくわからないのでひたすら歩をぶつけにいく感じにしてみた。うーん、よくない。しかしこの後が特によくなかった。☗4八銀☖5五角☗4六角☖7七角成☗4六角☖9二飛☗8六飛☖6三銀☗7五角☖7四銀☗6四角☖6三歩4八銀と引くのは5五角が激痛。4六銀と上がらなければならなかったのだ。一手損角換わりをするぐらい攻撃的にはじめたのだから、ねじりあわねばならない。角には角でアグレッシブにいきたかったが、飛車をかわされてみてはなんともなかった。ひもがつくんだからと飛車浮きするまではよかったがその後はもう...角を諦めて細い攻めを考えなくてはならない。☗8四歩☖6四歩☗8三歩成☖4二飛☗8四飛☖5五馬攻めきれず馬が5五に戻ってこられては絶望である。あとは悪い粘りだけした。☗3七桂(?)☖同歩成☗同銀☖3六桂☗3八銀☖4五桂☗4六銀☖同馬☗同歩☖3七銀☗4七玉☖2九角もうこうなったらどこまで逃げられるかだけでもして自分の棋力を向上させようというトライである。☗3八歩☖同銀☗同金☖3五桂☗5六玉☖3八角成☗6七玉☖6五銀☗同銀☖同馬☗7七銀☖7六歩☗6六銀打☖7七歩成☗同銀☖7七歩どんどん金駒が交換されて収縮していく。☗6八金☖7七歩成☗同金☖5七桂成☗同玉☖4七桂成☗6八玉☖7六歩☗7八金☖7七銀☗同金☖同歩成☗同玉☖7六銀どう逃げても金駒三枚が相手の手にあるのでここで投了となった。まあよわよわです。仕方ないです。
2020年05月22日
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(023)横歩取り☖3八歩戦法 後手が来た。そして相手はCPU7級。だいたい余裕でしょ。☗7六歩☖3四歩☗2六歩☖8四歩☗2五歩☖8五歩☗7八金☖3二金☗2四歩☖同歩☗同飛☖8六歩☗同歩☖同飛☗3四飛「よこふいんとろ」で単語登録した棋譜をまず打ち込む。楽だもんねこれ。☖8八角成☗同銀☖3八歩☗1五角さて、3八歩戦法に入ってみたはいいものの、歩を取るとかするでもなく角で王手を入れてきましたよ。あれ、知らんやつだ。でもやるからには考えておかなきゃダメですよね。☖5二玉(31秒)☗8七金☖同飛成(12秒)☗7九銀☖3九歩成☗同金☖8九龍☗6八玉☖5五桂(52秒)3八歩を打ったため、3三歩がない。3三桂や3三金は論外として、だったら何という話になる。一応の正解は3三角らしいが、4一玉、5二玉でも許容範囲。さすがに6二玉はやりたくない。そしてこの8七金も見たことがない手だ。構わず銀を取り、飛車を取られても金を取るという飛車と金銀の二枚換えならやれるという説がある。しかし飛車を取られるのが怖い。怖いなら怖いで8五飛に引く手もあった。角に当てられる。とは言いながら同飛成と思い切ってしまった。なぜか7九銀、これはボロボロコース。どんな手を指すのがきびしいかよくわからなくて1分近く費やして5五桂を放り込む。8六角でよかったみたい。これに何をするのかなと思ったら、☗8八銀☖同龍☗5九玉☖5八金までの詰み。さすがにCPU7級ではレベルが低すぎる気がした。これで10級に。
2020年05月21日
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11級まで上がれたわけだが。(022)振り飛車(4→2)vs玉頭位取り先手はもらえたが相手はCPU2級。☗7六歩☖3四歩☗6六歩☖6二銀☗6八飛☖4二玉☗4八玉☖8四歩☗7七角☖8五歩☗3八玉☖5四歩☗7八銀☖3二玉☗2八玉☖5三銀☗6七銀☖5二金ところどころ定跡を離れつつ、だいたい定跡通りの展開。☗7五歩☖4二銀上☗3八銀☖6四歩☗8八飛☖1四歩☗1六歩☖9四歩☗7六銀☖4四銀☗5八金左☖4五銀こちらはメリケン向かい飛車を目指す。向こうは6五歩の早仕掛けを狙っている様子。左金の出遅れを咎めるかのように銀が進出してくる。☗6七金☖5三銀☗5六歩☖3五歩☗5七金☖4二金上☗4六歩☖3四銀☗4七金☖8四飛☗8六歩☖同歩さて、ここで事件が起こる。☗同角☖6六角☗7七角☖8八飛成☗6六角☖7九龍金をスライドして歩を持ち上げるという「ジャッキ金(命名:俺)」をやって高美濃に組んだのに満足して、金を再度左にスライドすることを忘れていたのがいけない。☗7七角打☖4四銀☗4五歩☖同銀左☗4六歩☖3四銀わからなくなった結果角は成れないだろうと勝手に判断。おかげで変な角打ちをして負けた。CPUでも2級は強い。
2020年05月20日
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(021)矢倉棒銀vs向かい飛車 こちらが後手。お相手は3級。☗7六歩☖3四歩☗6六歩☖3三角☗2六歩☖2二歩☗6八銀☖6二玉☗7七銀☖4二銀☗7九角☖4四歩とりあえず向かい飛車にしてみる、相手が角を引く。なにごとかと警戒するが、早囲いだったようだ。☗5八金☖4三銀☗6七金☖7二玉☗6八玉☖8二玉☗7八玉☖9四歩☗2五歩☖9五歩☗3八銀☖3五歩相手の美濃の端歩を封じる。かといって穴熊に組むのはこの状況からは厳しいだろうという判断。しかも速攻策の棒銀に向かおうとしているのも謎。でも相手の出遅れを受けてメリケン向かい飛車にした。☗8八玉☖7二銀☗7八金☖5二金☗2七銀☖4二角☗2六銀☖3四銀☗5六歩☖3二飛☗1六歩☖4三金相手が角筋を通してきた。戦いが起こりそうなのでその筋に飛車を振る。この前できなかったことがちゃんとできている。1六歩に対してはいじらない方がよかったか。4三金ととにかく固める方向に走ったが、5四歩から6四角とひょいと覗くのも結構牽制になるらしいのが見えてなかった。☗2六銀☖2二飛☗3五銀☖同銀☗同角☖3四銀なんとしても棒銀で戦うのは無理とふんで引き下がったのに2二銀はちょっとおかしい。片美濃と矢倉では矢倉の方が硬い。6四歩6三銀7二金の木村美濃とかにしてもよかったし、まだ囲いに手をつけることができたのではないか。しかも銀交換して自分が銀を打つのは相当損している。☗6八角☖2四歩☗同歩☖同金☗1五歩☖2五歩逆棒金かと思いきや慎重に歩で止めておく。1000点近く差がついているのだが攻めなくていいのか?☗2七歩☖2三金☗5五歩☖3三金☗5八飛☖4三金☗3六歩☖2六歩☗同歩☖同飛☗2七歩☖同飛成こちらの計画はとりあえず突破チャンスまで作っておいてその後で突破だという狙いだった。したがって2四まで上がった金は手数をかけて4三まで戻るのである。そして相手の2七歩はなんでもない歩なので取って龍を作る。これで今まで悪かった形勢がこちらに傾いた。☗3五歩☖4五銀☗4六歩☖3六銀☗3四銀☖4七銀成☗5九飛☖3四金☗同歩☖5八銀☗投了サッカーのように銀がドリブルして進出し、飛車を追い詰めたところで先手の投了となった。こちらの残り時間4分に対し向こうは7分20秒ある。諦めるようなタイミングじゃなかったんじゃないかなあとは思いつつ、2000点差がついている。そんなこんなで11級に昇級したが、まだまだ会心譜は作り出せていない。一度くらい素晴らしい局を指してみたいものである。あ、今回一度も図面を出さなかったね。まあいいでしょ。
2020年05月19日
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12級になっての対局。 (020)棒銀vs向かい飛車こちらが後手。お相手は2級。2級には勝てたことがないのでもう既に諦めている。こういうのが悪いところだ。せめて恥ずかしくない指し方だけしたいという消極的な姿勢になっている。ともあれ当たった以上指さざるを得ない。☗2六歩☖3四歩☗2五歩☖3三角☗3八銀☖2二飛☗7六歩☖4四歩☗5六歩☖6二玉☗2七銀☖4二角ああ、棒銀っすね。条件反射的に角を引っ込めてしまったのが大失敗。相手が角道を開けているので4四の歩をタダ取りされてしまう。もちろん絶好のチャンスではあるのだけれども、6秒考慮の末見逃してもらえた。☗2六銀☖3二銀☗3八金☖3三銀☗4六歩☖7二玉☗4七金☖5二金☗3六歩☖4三金☗6八玉☖7二玉☗7八玉☖7二銀☗7七角☖9四歩☗8八玉☖5四歩恥ずかしい将棋を指した挙句にこういう優しさに甘える形になってしまったので、その「せめて恥ずかしくない指し方」という最後の牙城まで崩れてしまった感がある。しかしとりあえず棒銀だけ受けきるところまではやらなくちゃ、という一心。3三銀まで進めさせてもらえた。先手はさすがに居玉棒銀ではなく、右金も攻めに使いつつ多少囲う将棋に進めてきた。穴熊とかされたらもう勝てる気がしないわけで。☗9八香☖8四歩☗9九玉☖8三銀☗8八銀☖7二金穴熊にされちゃったのでとりあえず銀冠くらいまでにはしましょうかという。☗7八金☖7四歩☗6六歩☖7三桂☗6八角☖7五歩☗同歩☖同角☗7七金☖5七角☗7六歩☖7四歩穴熊なのにちょっかいを出したら金が上ずった。しかしこの先どのようにしたらいいかはよくわかっていない。☗3七桂☖6四歩☗4五歩☖6二飛☗4四歩☖同角ここで同角とした。同銀や同金があったかどうかは今検討してみているが、同銀では2筋から攻め込まれた時に受けきる自信がない(この早指しで定跡を知らない私にできるはずがない)。同金では角の斜めの睨みが止まるのがよくない。同角はまあ現状の自分的に正解だったのかもしれない。☗4五桂☖2二銀☗1五銀☖3三桂☗同桂成☖同金☗4五桂☖4三金それよりは4五桂に対して銀をどう引くか問題が深刻だったようだ。隅っこへ行く2二銀よりは4二銀とした方がという意見と、でもそれでは飛車の横利きがよくないのではという意見があって個人的には簡単に決断できそうもない。しかしこういうのは経験値や研究しがいのある内容なんだろうな。自分にはまだまだ取り組めるレベルじゃないんだろうけど。で、1五銀と出てきた瞬間です。いやもう棒銀だからどうせアウトだろと思っちゃったのですよ。ということで実はここで1四歩は成立していました。なぜなら1四歩に対して2四歩同歩同銀と棒銀が攻め込む展開にはならず、1四歩2四歩1五歩と銀を取る方向へ行くからです。その時は2三歩成とと金ができますが、ここで2七歩と飛車を叩き、同飛に2六銀。角の斜めのラインで抑えてしまうということなのです。で飛車を引かせてから2三銀とと金を取ってしまえばいいという。しかし3三桂を跳ねてしまった。跳ねてしまったというが実際はこれも悪くはない。というより、この左桂を使わないことにはという気持ちがあったからだ。桂交換でもしないことには的な。桂馬を打ち直されて4三金。3二金の方が形はよかったか。☗2四歩☖同歩☗同銀☖2七歩☗同飛☖2六歩☗3六飛☖3二桂☗2三歩☖3一銀徹底的に受けることばかり考えていた結果、叩いて叩いて飛車を逸らすというのまでは成功した。次はなんとしても銀を外してと考えての3二桂だったわけだが、こんなことをせず6五歩としておけばよかったのだ。4五に跳ねた桂馬と6八の角がうまいこと浮いている。同歩同飛で両取りが成立する。この攻めと8五桂打のコンボで敵陣をガタガタにさせることができたらしいのだ。いずれ実現させたいものである。本譜は2三歩と打たれ銀が引く。☗3五歩☖2四桂☗3四歩☖3二銀☗2四角☖投了もう3二銀の時点で脳がショートしてしまっていた。桂馬をタダ取りされて投了。恥ずかしい将棋ではありながら、それなりに学ぶところもあった。飛車を2回叩いたあたりまではこちらが優勢だったというぴよ将棋の見立ては意外であった。今後のために自信を持っていこう。
2020年05月18日
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(019)四間飛車vs向かい飛車こちらが後手。お相手は5級。☗7六歩☖3四歩☗6六歩☖3三角☗6八玉☖2二飛先手四間飛車対後手向かい飛車の相振り飛車となった。☗4八玉☖5二金☗3八玉☖6二玉☗2八玉☖4二銀☗3八銀☖2四歩☗5八金☖2五歩先手の方は囲いを優先、こちらは攻め優先で囲いをおざなりにしている。☗6六歩☖7二玉☗7八銀☖4四歩☗6七銀☖4三銀☗6五歩☖6二金先手の方が若干いいとはいえまだまだ駒組み段階である。☗6六銀☖3五歩☗5五銀☖2四飛銀の進出を無視して飛車浮き。これが後でどんな作用をするかは不明。☗6四歩☖5四歩☗6三歩成☖同金☗6四銀☖6二金突き違いの歩は確かに初心者らしくない手かもしれない。これで銀が引いてくれれば万々歳なのだが、残念ながらそうはいかず、歩成が王手になってしまうのである。四間飛車に対して玉が7筋にいるというのはそれだけで危険なこと。なんでそんなこともわかんないかなあ。銀の進出やばい。でも金を引いておけばまだなんとかしのげているかという感じ。☗6三歩☖6一金ただし先手も攻め方がわからなかった模様。51秒考えての6三歩はさすがに飛車先が重い。☗5六歩☖8二銀☗8五角☖4二角☗5五歩☖同歩☗同銀☖8五角8二銀は誰がなんと言おうが壁銀の悪手。その後で先手が5筋を突いて銀を引くことによって飛車先を通したわけだが、同時に角が向かい合う。厳しいでしょといわんばかりだが、14秒考えてその角を取ることを決意。☗同歩☖4五歩☗3三角角交換した後は角の打ち込みに注意。これは鉄則。相手が打ち込んだ3三角は飛車香両取りの一見厳しい手。後で解析したらこれ、+1477の大優勢。そして18秒かけて間違えた答がこちら。☖8四飛☗1一角成☖8六飛☗8八歩☖5四歩☗4四銀☖同銀☗同馬☖5三銀☗7七馬☖8五飛いや違うでしょ。角は桂馬でタダだったでしょ!私が嫁pだったらイトシンが頭抱えるような失態ですよ。一気に-1446の大劣勢に。馬を作られてしまう。飛車の成り込みを狙うが阻止され、もう破れかぶれ状態。☗6四銀☖同銀☗同飛☖5三銀相手に銀をさばかせてしまってるとかもうね、ダメだね。☗6八飛☖6四歩☗8七歩☖6三金☗9四歩☖6二金☗8六歩☖6五飛やられてはいるけど、とにかくぶら下がっている歩を取りたい一心で蓋。相手はこちらの飛車の可動域を狭めに来ている。とにかく囲いをしっかりせねばと頑張る。あとは飛車交換にチャンスがあるかどうか。☗6六銀☖同飛(33秒)☗同馬☖3五歩☗同歩☖5五角☗同馬☖同歩ありませんでした。思い切って飛車を切るしかない。攻め筋がないので玉のコビンを狙う。通ったので5五角と王手馬取り。角交換になった。☗5一飛☖7四歩☗2一飛成☖5六歩☗4三角☖5七歩成角を打たれ厳しすぎる状況。しかしこの角打ちに30秒使ってくれた。これはもしかして時間切れ勝ちもあるのではと思うように。この角を食い止めるためにはと5七歩成。飛車金両取りなので相手してくるはず。☗同金☖5八歩☗7五歩(33秒)☖同歩☗7三歩☖同銀☗8五歩☖6一銀(31秒)成り捨てて守りの歩を打つという手筋だが、これがどれだけ意味があるかはわからない。というかはっきり苦しい。でも攻め方がわからなかった模様。ということで7五歩に33秒もかけてしまっているお相手。これは守りきって勝つしかないべという感情。もう馬鹿だからとにかく守りを固める。6一銀とか30秒考えてるけど、もう攻めてくるなの精神。気づけば玉の囲いは金銀三枚+銀二枚というすごいことになっていた。ただしきっと桂馬と香車でうまいこと攻められてガタガタになるはずなのだが。相手残り2分こちら4分。☗9五歩☖8四歩☗7七桂☖5五角とはいえこちらが指す手もそんなにない。端の方に玉の逃げ道を用意しておいた方がよさそうと歩を突いたが歩を桂馬で守られる。8五歩と歩を取れば桂馬が進んできて銀に当たる。桂頭の銀でもいいが今の状況より苦しいのは明らか。だがさすがに見逃さなかった。ここは王手で桂馬を抜ける5五角。☗4六歩☖7七角成☗4八飛☖8五歩大駒は近づけて受けよ、というのを無視して桂馬を取る。飛車にも当たる。☗9四歩☖同歩☗4五歩☖9九馬☗2五馬☖5五馬☗4六金☖6五馬☗5五香こうなってくると不思議なもので、歩をちょっと進めるとか、香車を取るとか、つまらない小競り合いしかできなくなる。なんだかよくわからない戦いのまま時間の消耗戦だ。この消耗戦で時間もそうだが形勢も少しだけ戻ってきた。とりあえず馬を自陣に引き寄せる。しかし歩が支えているところに頭から香というのは刺さりやすい。☖5四香☗同香☖同銀いや、龍がタダですよ?2回タダ取りを見逃しですよ? ひどい将棋ですねえ。☗5五香☖同銀☗同金☖同馬ここで相手の時間が切れて勝ちになった。今回の教訓。守って時間切れを狙う時でも「抜ける駒」は探せ。これ大事ね。
2020年05月17日
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(018)居飛車早囲い〜端棒銀vs向かい飛車 後手を引く。相手はCPU4級。4級ってつまりいつも練習の「難しい」で戦ってる相手やんけ。しかしこの局、負けてしまった。負けてしまった以上、ちゃんとここで反省して、教訓を残さないと。☗7六歩☖3四歩☗6六歩☖3三角☗7八銀☖2二飛☗7七銀☖6二玉☗3六歩☖4四歩先手が角道を止めた。角を持ち上げて向かい飛車に。飛車の小ビンが開いたが無視...これよかったのか?☗9六歩☖9四歩☗5八金右☖4二銀☗6七金☖4三銀攻めの駒組みと囲いの駒組みのテンポが怪しい気がする(が、どうダメかはうまく言えない)。☗6八玉☖7二玉☗7八玉☖8二玉☗4八銀☖7二銀☗5六歩☖5二金右着々と囲いへ。☗5七銀☖1四歩☗8六銀☖2四歩☗5五歩☖5四歩☗9五歩☖同歩☗同香☖9三歩端棒銀を見せてくる相手。香車を突き出させて9三で受けた。これはこれで?まあ9四に突いたのに9三に下がっているから損と言えるんだけど。あと5筋がきな臭くなりはじめて。☗5四歩☖同銀☗5八飛☖4三銀中飛車に回られて銀を引いた。この消極性がダメな気がする。☗6八金上☖2五歩☗5九飛☖2六歩気持ちよく飛車先を進める。一方お相手のCPUは何をしているのかよくわからない。☗9四歩☖同歩☗2六歩☖9五歩☗2五歩☖同飛☗5六金☖2八飛成ここは明らかに間違っていないはず。そのまま龍を作る。☗6五歩☖7四歩☗5五角☖7三桂☗2八角そしてせっかく作った龍をまさかのタイミングでうっかり玉の小ビンを開けることで王手飛車を食らってふいにしてしまう。☖9六歩☗2三飛☖3二銀☗2七飛成☖2六歩☗3八龍☖投了ええ、もう王手飛車の後は尸のように虚ろな指し手でしたよ。ということでこんなうっかりはもうご勘弁願いたい。あと、振り飛車の立場からすると6五歩をやられるのは地味に嫌ということがわかった。これは高美濃を封じてしまうので嬉しくない。綺麗に勝ったり負けたりを繰り返していく日々です。明日は勝った局をご案内しますが、これも負けた局のようなもんです。お楽しみに。
2020年05月16日
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最近1日一局しか指していない。正直なことを言えば考えて咀嚼するのに時間がかかるからだ。(017)横歩取り☖3八歩戦法から相横歩お相手は29級の方。後手を引く。☗7六歩☖3四歩☗2六歩☖8四歩☗2五歩☖8五歩☗7八金☖3二金☗2四歩☖同歩☗同飛☖8六歩☗同歩☖同飛☗3四飛(もうこれは「よこふいんとろ」で単語登録した)ウォーズを始めたばかりの人と横歩取りになること自体、格下の級位者でありながら油断ならないなといった感じ。さて5秒の呼吸を置いて、「B級戦法の達人」で学んだ3八歩戦法に突入します。☖8八角成☗同銀☖3八歩さあこれを同銀と取るのです、もしくは銀が避ければ他に攻めようがあるのは知っているのです。ところがお相手、17秒考えて、☗7七角とぶっこんできた。飛車香の両取りだ。これの正解はなんなんだろう。ということでこれは後で調べたのだが、「両取り逃げるべからず」の格言通りに☖3九歩成はどうかという話だった。えっ飛車取られちゃうじゃんと思ったが、飛車を取られるスキに銀と金を取れるのが大きい。えっでも飛車を取った角が5三に成ってきたらピンチじゃんと思うのだが、と金で4九の金を取ったのが王手、つまり手番はこっちが取れるので心配ご無用というわけだ。自分の知らない手が飛んできたので1分20秒も費やした。かなりの長考。☖7六飛相横歩のエフェクトが出る。これに対して角を1一に成ったりなどしようものなら、7八飛成が厳しい。☗3八銀☖4四角3八歩戦法は4四角戦法とも言われるのだ。だからこれはこれで有効だろうと思った。☗同角☖7八飛成角が歩の頭にきているが、これをタダと見なして取るのは賢くない。飛車が成り込めば6一金までの詰めろになるからだ。よって4四同角は悪手だったということになる。☗5八金先手が20秒ほど考えて指した5八金は、逃げ道を作ろうという趣旨で悪くはないようにも見える。これの正着が5八角を打てということだそうだが、まあ無理よね。そもそもここで角を打っているようでは負けも同然というか。何が厳しいか1分考えた。☖3九金厳しいというより挟撃を意味していた。相手は20秒考えてこうだ。☗2四角とにかく王手と。20秒考える。☖5二玉狙われやすいんじゃないかなー、6二じゃなくていいのかなー、みたいなのはありつつ。☗4九銀(20秒)☖3三歩(20秒)☗同角左成(1分28秒)☖同桂(10秒)もうこのあたり完全に早指しじゃないよね。☗7九歩(20秒)☖8八龍(9秒)☗5六歩(54秒)まず角左成のせいで銀は紐が外れてしまったのだ。そんなわけで銀は取れる。5六歩は角道を通して底歩に紐をつけた手だ。☖4五角(42秒)☗3五飛(16秒)こちらは飛車取り歩取りと2七への成り込みを狙う4五角。対して3五飛は中途半端な対応だと思った。☖2七角成(9秒)☗4八金(53秒)この時詰みが見えていた。☖4九馬(55秒)玉が逃げても頭に銀、金で取っても同金で逃げても取っても頭金まで。ということで相手の投了で終局。ではあるが、途中で詰みを逃がしているので、今回はそれを紹介。33手目、7九歩と打たれた局面だ。わかりやすいように反転させてみた。さあ詰むのか?☖4九金☗同玉☖6九龍☗5九金①金打ちだと2七角から合駒ができず4八玉、3九銀と打って同玉に5九龍。これを同金だと頭金なので2八玉と逃げるが2九龍と追いかけ同玉に3八金で詰む。②4八玉だと3九角から3八玉と逃げるものの5八龍と追われ、2七玉に2八龍と追われる。上部へ逃げても途中で拾った金打ちまでの詰みがある。③3八玉だと4九に角を打つ。2七へ脱出できないのだから困るが、(a)2八へ逃げれば2七銀3九玉から頭に成る詰み。(b)3九に逃げると3八に銀を打ち、2八へ逃げた形で2七銀とすればaに合流。☖2七角☗3八金①3九玉は5九龍、合駒利かずで2八玉と逃げたところに2九龍と捨てる手がぴったり。②4九玉は3九銀、同玉の一手に5九龍、結局①の手順に合流。☖5八銀☗3九玉①4八玉は5九龍まで☖5九龍☗2八玉☖3八角成☗同玉①1八玉は2一龍まで☖4九龍☗2七玉①2八玉は4八龍。(a)3八角と合駒には同龍同玉4九角。4八玉では3八金で詰むので2八玉だが2七金と頭からで3九玉と落ちたところを仕留める。(b)2七玉とここで脱出を図ると2六歩と叩かれる。3六玉には2五と4五に金打ち、1六玉にも2五金まで。したがって2六同玉だが頭金、玉引き、頭金で詰み。☖2九龍☗2八歩①1六玉は2五龍まで②3六玉は2五龍、4六玉に4五龍まで☖2六歩☗同玉①1六玉は2五金②3六玉は金二枚打ちで詰み☖2五金☗2七玉☖2六金までの21手詰があったみたいですよ。わかるかー!!
2020年05月15日
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(016)筋違い角対居飛車の何か後手を引く。お相手は2級。2級に勝てたためしがないが、まあ後手番だし、なにかしらの戦法でいけばいい。となればダイレクト向かい飛車をくらわしてやるぜとなるのだが。☗7六歩☖3四歩☗4八銀☖8八角成☗同銀☖2二銀☗4五角うん。先手が飛車先を突く代わりに4八銀を入れたわけですね。まあそれでもダイレクト向かい飛車にするつもりだったのですが、4五角という筋違い角を喰らいます。☖6二銀☗3四角☖3二金☗7七銀☖3三銀☗5六角もちろん成られるわけにはいかない。3四の歩を差し上げた方がマシなので当然6三の歩を守るわけだが、おかげで飛車を振れなくなってしまった。☖6四歩☗2六歩☖6三銀☗6六歩☖7四歩☗2五歩☖5二金☗6八玉自分で言うのもなんだが居飛車になった途端に方針がわからないのだ。振ろうとしていたのに振れなかった時にどうすればいいのか。居飛車だからそりゃ8四歩を突いていいのだろうが、それをいつ突いたらいいのかというタイミングすらわからないのだ。とりあえず矢倉っぽいものを組んでおけ、というしか考えられなかったのだ。☖4四歩☗3六歩☖4三金☗3七桂☖7三桂☗4六歩☖4二玉とりあえず居玉は避けてみた感じ。まだ8筋が一切突けない。☗4五歩☖5四歩☗4四歩☖同金☗4五桂まず5四歩はあまりよくないよね、角にプレッシャーを与えたかったのかもしれないけど。☖2二銀☗2四歩☖5四歩☗7八角まず2二銀と引いちゃ苦しいですね。強気に3四銀と出なくちゃいけないんだ。1分考えてとにかく角を追い払おうと5四歩。あっさり引かれてしまうが、これ実は2三歩成→5三桂成からの2三角成という強襲があって無駄な角追いだった模様。☖4六角☗2九飛☖2四角☗3七銀30秒考えての4六角。飛車取りよりも2四の歩を取ってしまいたいという気持ちの方が強かった。で、実行できて満足したらすべきことがある。☖4三玉☗5八金☖5四銀☗2五歩☖4二角4三玉。これは角の引き場を作るという意図だった。3一玉では銀の使い方がないからだ。☗4九飛☖3三桂☗同桂成☖同銀☗4六桂☖4五銀☗4七金☖6五歩4筋に回られたのはちょっと不都合。というよりなぜ早く桂馬を取ってしまわないのか。むしろ銀を働かせたいから桂馬に来てもらうべくこちらから桂馬を跳ねたのは失敗もいいところ。しかし少しぐらいは反撃したい。☗同歩☖同桂☗6六銀☖6二飛☗6七歩☖5七桂成☗同銀☖4八歩☗2九飛6二飛と飛車を回ったのに6七歩と下で支えられたが、実はこの瞬間だけ後手に点数がふれている。8四桂という手があった模様だが、まあそんなのは見えないよね。4八歩を取ってくれれば桂馬を打ち込む予定だったが逃げられてしまう。☖5六歩☗同銀☖同銀☗同金☖5五歩でももう引っ込みがつかない。がんがん行くしかない。もちろん飛車と角に桂馬が刺さるのは見えていた。がそんなことも言ってられないのだ。☗5四桂打☖5六歩☗6二桂成☖5七歩成☗同玉☖4五桂☗6八玉ここで後手の私が投了した。今回一切盤面を出してなかったので投了図を見てみよう。5二銀までの詰めろが見えた。飛車打ちも厳しい。かわすとすれば3一金くらいというのは見えた。3一金では勝てない。止むを得ずといった感じで投了したがちょっと早かったかもしれない。初心者じゃ2級に勝つのは所詮無理なんだってば、くらいの気持ちである。しかし、対人の局であればあるほどできる限り投げないようにしたいね...
2020年05月14日
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(015)向かい飛車対棒銀 先手を引く。お相手は4級。☗7六歩☖8四歩☗6八銀☖8五歩☗7七銀☖3八銀☗7九角相手が棒銀でくることが明らかなのでこの前学んだ通り角は6八に置きたい。したがって7七銀で受け止めてから角を引いてみた。定跡なら7八金とかになるんだろうけどこれでいい。まあ振りたいからなんだけど。☖6二金☗8八飛☖7四歩☗6八金☖7三銀☗6六歩☖8四銀6八金がいいかどうかはわからないね。角道を一瞬塞いじゃうわけだし。とすれば先に4八玉とか、あるいは7八金(これも飛車の横が厳しい)とかになるのかも。とにかく覚えておくべきはこれ。「棒銀は9五銀に6八角」、素人ながら一応これだけは守るようにしようと。☗6七金☖6四歩☗6八角☖6三金☗4八玉☖7三桂☗3八玉☖3四歩☗2八玉6八角はまだ早かった。ゆっくり居玉を解消する余裕があった。でも2八玉までいけたのだから御の字だ。☖6五歩☗3八銀☖7五歩☗6五歩☖同桂☗6六銀☖6四歩☗4六歩問題は銀を締める前に6五歩とちょっかいを出されたこと。これを同歩としてもいいが放置して取り込みに同金の方がいい気がした。2箇所目の7筋の歩をぶつけられた際に、これは取り返してはいけないのは明らか。銀が5段目に出てきてしまう。6六銀と桂頭の銀で受けたけれども、これに対して6四歩はあまり意味ないね。だって銀で桂取ったら飛車取られちゃうから。☗4六歩☖7六歩☗7八飛☖7五銀☖9九角成そして指す手がわからなくなっての4六歩だけど、これがあかんかった。やっぱりここは「戦いの起こりそうなところに飛車を振る」という振り飛車の常套手段を使わないといけないのだ。一手遅い7八飛のせいで角を成りこまれてしまった。大いに動揺である。ここでもはやどうしたとしかいいようのない悪手を放つ。☗8四銀☖7七歩成☗同桂☖同桂成☗同角☖8九馬☗6八飛☖7九馬普通に飛車を浮く7六飛でよかったのである。あるいは桂馬にひもを付ける7九飛もアリだったかも。この銀は一見飛車でタダのようでいて、パクついてくれれば9五角の王手飛車という狙いだが、そんな見え透いた罠に食いついてくれる人はいない。そもそも7七歩成で角道が止まって終わりなのである。それでも7七歩成もいい手ではなかったようで、サバキあったり飛車を追い回したりしているうちに。☗5五桂☖6八馬☗同金☖9二飛☗6三桂不成☖4二玉☗1一角成☖5五桂☗同馬☖7七歩☗同馬☖3三桂まあ正直悲観してはいたけれども、相手は居玉だ。とりあえず持っている桂馬で金を狙うのは常套手段だ。飛車は取られたが飛車角交換だしまだまだ戦えるという判断だ。9二飛は正直意味のわからない手。王手飛車でも怖かったのかな。ということで馬を作る。ここから挟み撃ちしたい方針だ。ところが相手が20秒考えて指した5五桂に困ってしまった。9秒考えて同馬と応じる。狙いはわからなかったがタダなので取ってよかったのだろう。相手もさらに考えること17秒。ただやんを反省したのかもしれないと思って待っていたら7七歩。これも一応タダにはタダであるが、相手の持ち駒が飛車と香車。何かやられないか考えてみる。1分近く考えて同馬。3三桂と蓋をしてきたので、今度はその桂馬を標的にする。☗3六香☖3五香☗同香☖同歩☗3四香☖3二金3四桂もあったようだが香打ちでも十分。そして3二金で詰みが生じた。<詰み手順>☗3三香成☖同金(4一玉なら5一金まで、4二玉なら4一角打以降の短手数)☗3三馬☖同玉(他の逃げ方は上行と同じく短手数)☗2五桂☖3二玉(2二玉なら3三角から4一に銀を捨てて5一角成から3三馬と戻して金打、2四玉なら3三銀から短手数、3四玉は2六桂から金角を打つ短手数、4二玉は3三金5二玉4一角からの短手数、4四玉は頭金)☗2四桂(歩頭の桂)☖同歩(2筋に逃げるのは金だけで詰む、4一玉は5一金からの3三角で詰む、4二玉は上のように3三金5二玉4一角からの短手数)☗3三金☖2一玉(4一玉なら5一金)☗1三桂不成☖1一玉(1二玉なら2三銀1三玉から頭金、その2三銀に1一玉でも2一金)☗2一金☖1二玉☗2三角☖1三玉☗1四銀まで、17手詰。まあこんな詰みは初心者の10分切れ負けで思い浮かぶはずがない。特に3三馬まではいけたとしてもその後の2五桂が深く読まなくてはならなくてとてもじゃないが無理だ。ということで本譜だ。☗4五桂☖同桂☗3二香成☖同玉3三の地点に足せばいいという考えだ。長手数の詰みよりも安全に勝つ方がいい。しかしこれで詰みが消えてしまう。2二銀と数を足せばいいからだ。ところが同桂と取ってくれたことで3三角からの11手詰が生じた。しかしこれも逃して香成をしてしまう。これでも詰むことは詰むらしい。同銀なら13手、5二玉なら5手、同玉なら7手だった。同玉としたので7手詰になるが、4一銀から同玉と取らせて5一金と桂馬の利きで王手、元の3二に戻ったところで4一角、あとはどう逃げても金打って詰みとなる。だがここでやらかす。☗3三銀なぜ銀だったのか。せめて金じゃなかったかという疑問もある。見えなかったから仕方ない。とはいえ、ここで投了となった。自分なりに棒銀を受け切った1局だったのでそれは満足している。これにより14級に昇級。そしてわかったことは、「棒銀を受けるなら向かい飛車より三間飛車の方がいいんじゃないか」ということだ。そりゃいいんだけどさ、自分はまだ向かい飛車で頑張りたいです。次こそはいいタイミングで飛車を振り直せるようになりたい。
2020年05月13日
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(014)先手番ダイレクト向かい飛車(金無双)対居飛車 先手を引く。お相手は4級。☗7六歩☖3四歩☗1六歩☖8八角成☗同銀☖4二銀☗7七銀☖3三銀☗8八飛☖3八銀先手ながらダイレクト向かい飛車を指したいやつ。4二銀は一見角が打ち込めそうだが、打ち込むと手損になる。向こうから角を交換してくれたので望むところ的な。なお、ここで筋違い角を打つというのもありだが筋違い角返しに遭ったりしそうでどれだけうまくいくかは不明。そしてダイレクト向かい飛車に。3八銀なので棒銀であろう。☗4八玉☖3五歩☗5八金☖3六歩☗同歩☖8四歩☗3八玉☖8五歩棒銀かと思ったら意外にも玉頭を押してきた。そうか位取りかと思ったらそのまま穴を穿たれた。ここから棒銀で来られてもそれほど苦しくなさそうだ。☗6六歩☖5五角☗2八角☖同角成☗同銀☖7三歩☗4八金☖7三銀5五角はそんなに怖くない。角には角で対処すればいい。3筋の歩を突いてしまった以上2八玉は小ビンを狙われそうでよくない。となれば金無双にしようと思った。飛車の打ち込みには弱いと言われる金無双だが、まあなんとかなるでしょ。☗4五角☖2二銀☗6三角成☖6二金☗4五馬☖5四角☗5六馬☖7五歩☗6五歩☖7六歩☗同銀☖6四銀さて銀が上がってきたんで4五角が成立するかなと思った(後述)。折角上がった反対の銀が下がるが、これは馬を作れば御の字。角には角だが馬を避ける。歩は取られるがそんなに気にしない。馬を左辺に寄せていってぐいぐい盛り上げていこうという試みだ。さて、この6四銀だが...確かに同歩と取れない。しかしこの銀が6五銀と進出してきた時に同銀同角とされることはない5五馬がトリプル取り(飛車角香車)。☗7七桂☖7三桂☗6四歩☖7六角☗7一銀銀を取ってしまえば割り打ちがある、という狙いで交換に応じた。☖5八角成☗同金☖8四飛☗6二銀成☖同玉☗6三歩成☖5一玉☗6六角☖7九銀☗8四角☖8八銀成迷う様子なく角を切ってきた。これはとにかく同金。歩成に同玉であれば裸で浮いているから問題ないと見たが落ちてくれた。さて、飛車浮きは角で両取りが有効。銀を打って飛車の取り合いになった。☗6五桂☖8九飛☗5三桂成☖4九銀☗3七玉後手玉は厳しいのでとにかく攻めてくるが、金を見捨てて玉が上がる。まあ玉が寄ったら金打ちまでの詰み。☖6一金☗7三角成☖6二歩☗同と(63手まで)☖投了今回は気持ちよく勝てた将棋だったが...やはりそんな将棋にも反省点はあるだろう。まず筋違い角の4五角、この局のキーとなる着手だったが、これには3四角がぴったりの切り返し。6二角と成ったとて同じように金が上がった時に下がりようがなくなる。角が成られるわけではないが結局角の取り合いになる。ので、これは相手の間違いによるものとみていい。相手の間違いといえば6四銀もそう。これも割り打ちを防ぐ6一金とかを指されていたらわからなかった。これの応手7七桂も今思えば謎で、6六馬とかで十分のようだ。お相手8四飛と浮いたのもよくなかったよね。ということで15級に昇級です。本当に恥ずかしい手というのを指さなかった初めての局だったような気がします。
2020年05月12日
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(012)先手番ダイレクト向かい飛車対向かい飛車お相手はCPU7級。なのでこの曲はダイジェスト。金無双に組もうとしていたところでこれ。まあ後は語ることないでしょ。16級に昇級。(013)中飛車対居飛車(超速もどき)後手を引いた。お相手はCPU2級。快勝してダイジェストにしてやろうと思ったが、普段CPU4級と練習しているのでナメてた。ボコられましたのでちゃんと棋譜を確かめます。☗7六歩☖3四歩☗5六歩☖8四歩☗5八飛☖4二玉☗5五歩☖6二銀☗4八玉☖7四歩☗6八銀☖7三銀☗5七銀☖6四銀☗4六銀4二玉のまま銀を繰り出すのが超速だよね、ってことで挑んでみた。手番の違いとかよくわかんなかった結果である。☖8五歩☗5四歩☖8八角成(30秒)☗5三歩成☖同銀☗8八飛☖3三角(20秒)☗5五歩8五歩にどうせ角上がりでしょという感じでタカをくくっていたのがよくなかった。5四からの突撃があった。怖過ぎたので悩んで先に角を取る方を選ぶ。☖5二金右☗3八玉☖3二玉☗2八玉☖1四歩☗3八銀☖1五歩☗5八飛☖8六歩☗5四歩☖6二銀金で締めてお互い囲いに向かう。端を取ったら相手が5八飛とまた中央に回ってきた。でもこれは突破できるのではと8六歩と突いたら5四歩で逆襲、なにそれこわいである。銀を引く。☗5三歩成☖同銀☗7一角☖6二飛☗5三飛成☖同金☗6二角成引いて銀をまた上がれば全然問題ないと思っていた。ここは同金とすべきだった。7一角は本当に読めてなかったしその後の6二飛も苦肉すぎた。☖5二金左☗7二飛☖9九角成☗5三馬☖5一歩☗8二飛成☖4二銀☗5四銀☖8九馬本当は受けるために4二飛なんて打たなきゃいけないらしいですよ。そんなことしてたら負けじゃん。まあもうヤケですよ。☗6三馬☖6二歩☗8一馬☖4四香☗9一馬☖4六香☗同歩☖5七桂せめてものふんどしの桂をくらわす。☗5三歩☖同銀☗同銀不成☖同金☗4九香鮮やかな手筋で返されてしまった。このままだと死ぬ。桂馬で4九の金を取ってしまえばこれは詰めろだったが、もうパニックになっていた。☖6七馬☗6二龍桂馬にひもをつけとくんじゃあと6七馬とした途端に王手馬取りがかかり、投了した。結局先手番中飛車の対策はまだわかっていない。わかりたい。次回はダイレクトニート飛車with金無双です。
2020年05月11日
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(011)相雁木先手を引いた。お相手は4級の方。☗7六歩☖4二銀いきなりこれである。嬉野流ってやつだ。もちろんやられるのは初めて。ちょっと前に村中七段のYouTubeで見たなー、という感覚で今回は居飛車にしてみようか、的な感覚で挑戦。☗7八金☖6二銀☗6八銀☖3二金☗6六歩☖5四歩☗6七銀ん? これって嬉野流か? YouTubeの嬉野流使いさんの指し方とは違うみたいだけど、と一瞬思っていたが、やっぱり嬉野流だ。☖5三銀右右銀繰り出すの? ほな嬉野流ちゃうかー、みたいな。☗4八銀☖4一玉☗5八金☖5二金☗6九玉こちらは右銀はともかく雁木の基本的な形ができる。☖4四歩☗2六歩☖4三銀よく見るとお相手も雁木やん。相雁木やん。ほな嬉野流ちゃうやないか。☗2五歩☖3一角この時点で引き角棒銀を警戒しておかなくちゃいけなかったんすね。☗3六歩☖8四歩☗5六歩☖8五歩☗7七角7七角は棒銀を受けるには位置が悪すぎる。調べたら6八がいいものらしいです。☖7四歩☗3七銀☖6四銀☗2四歩☖同歩☗同飛☖2三歩☗2八飛☖7五歩なんかしらできると思って一歩交換したものの、5筋に十字飛車を決めるような要素もなくすごすご引くとさあ、仕掛けられた。銀は五段目に出させてはいけない。しかしこの場合は...☗6五歩☖5三銀☗7五歩銀を追い返すことに成功した。半分はったりだったが。もし6五歩に同銀だったら7五歩でと考えていたが同角でダメじゃないですか。この際は劣勢だがおとなしく角を引いておくべきだったっぽい。でも引いてくれたことをいいことに7五歩はよかったのかどうか。☖6四歩☗7六銀☖6五歩☗5七金5七金はよくない手だった。この時に作戦として飛車を四間に振って逆襲していこうかと思ったせいでもあるが、典型的な放れ駒になってしまっている。6七金ならまだいい形だったし、ここは6五歩を取る手もあったようだ。☖6四銀☗7四歩☖7五銀☗同銀☖同角そういうことです、浮いた金を狙われました。6八角や6六歩で受ければということだったのですがこれに対して応じたのが☗4八銀☖7六歩☗9五角☖6四角今度は飛車の小ビンを狙われます。☗3七桂☖9四歩☗7三銀☖同桂角を追われたので角と飛車を狙って銀打ち。正直不利はわかっていてヤケクソだけれども飛車を取って下段に打てば雁木にもそれなりに戦えそうというのがこちらの目論見。☗同歩成☖8一飛☗7二と☖8三飛☗7三角成☖同角☗同と☖同飛しかしここは同角成だったよねという。で完全清算。☗8二角☖7四飛☗6四馬☖7一飛☗8三桂☖5一飛第二章<飛車を追い回すの章>に突入。☗6五馬☖6一飛☗6四歩☖8二銀☗9一桂成☖同銀☗7六馬☖6四飛第三章<とにかく馬で自陣に向かってきている歩を取り払おうの章>に突入。☗6五歩☖7四飛☗7五歩☖7一飛☗7七桂第四章<そうこうするうちに飛車が出てきたので追い払いつつ自陣を少し固めようの章>に突入。☖8四桂☗8五馬☖7六銀☗8四馬☖7七銀成☗同金ここで形勢はよくなっていた模様である。☖8二角☗7八銀☖9九角成角を打たれたので受ける。馬は作られる。☗8三桂☖5一飛☗同馬☖同金☗9一桂成飛車銀の両取りを狙う。1分を切ったのでやけで馬を突撃。銀も取る。☖9五角☗8六銀☖8五桂☗6七金☖7七香☗同銀引☖同桂成☗同金☖同角成☗同銀☖同馬攻められるターンに。必死で受ける。残り3秒。まあ普通に無理ですよね。☗5八玉☖6八銀☗4九玉☖5七銀成にて時間切れ。さてこの勝負だが、初めて粘った将棋。追い詰められてすぐ投げちゃう自分からしてみたらよくやった方。どこかのプロ棋士の嫁みたいに時間切れまで頑張る姿勢は大事よのう。とりあえずこの将棋は結果的にはこの先ボロボロになる未来しかないような気がするが、チャンスはあったということのようだ。
2020年05月10日
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(010)「引き角からの向かい飛車(一瞬中飛車)」対居飛車棒銀 先手を引いた。お相手は4級の方。☗7六歩☖8四歩☗6八銀☖8五歩☗7七銀相手の得意が棒銀ということでまあ覚悟しておいて、7七銀で受けることにした。☖7二銀☗7九角☖3四歩☗6六歩☖8三銀☗8八飛☖8四銀いやというほどわかりやすく棒銀。さてさて向かい飛車に振ったもののここからどうするか。☗4八玉☖3二銀☗3八銀☖3三銀これはムムムですよ。銀がまっすぐ出てきている。これってまた(001)棒銀対向かい飛車の再来なんじゃ...ということで早めに木村美濃だか高美濃だかに組みたいところである。☗3九玉☖4四銀☗5六歩☖5四歩☗5八飛☖5二飛5四歩と突き返しがあって15秒ほど考えて5八飛。中飛車にしてみる。この瞬間の9五銀には6八角で一応受かる形だがうまく指されると桂馬を取られるっぽい。6八角ではなく7八金なら銀交換になって損をするらしい。ということで5八飛は悪手と認定しておく。☗7八金☖5五歩☗同歩☖同銀☗6七金☖8二飛7筋方面に金を応援に出しておいて、歩の交換で銀が進出してきたら今度は金を6七に出す。受け方としてはスマートだった。相手は再び棒銀モードに戻る。そう、銀を5五に進出できたので満足とみたのだ。ここから25秒考える。☗4六角☖5四歩☗7九角同銀と取れない4六角。どやあである。居玉がたたったながっはっはと言いたいところだがこれは5四歩を打てば止まる。仮に玉とか逃げてくれたらビシバシ攻め立てたのにといったところ。歩を打たせたことに満足して角を引く。6八の方がよかったっぽいがこちとら逆棒銀がしたいのである。☖9五銀☗8八飛☖8六歩☗同歩☖同銀このサバキ合いの果てに次を同銀か同飛かの二択で40秒使う。結論から言えば同銀はあり得ない。6六銀がつらすぎるからだ。しかし飛車を切るには覚悟がいる。心の整理のための40秒だった。できればその先を読んでおけたらもっとよかったね。いや、読んでましたよ? 6九に飛車打ち込まれそうだって。そうなったらのことはちょっと考えてましたってば。☗同飛☖同飛☗同銀☖6九飛☗6八銀☖6六銀☗5九金6九なら飛車を捕まえにいかなくちゃ。という算段。しかしこれ、6六銀がつらい。50秒考えて金を寄った。明らかに損をしている。6九飛には受けずに8二飛と打ち込んでおくのだった。角が逃げる桂馬を取る角を取られる7二銀と絡んでいく、という攻め方があった。しかしとにかく飛車を捕獲に走ったのである。☖同飛成☗同銀☖6七銀成よく見れば飛車と金2枚の交換になってしまっている。そして守りは薄いし銀は成られてしまった。大丈夫なのか?☗5三飛☖5二金右☗5四飛成☖5三歩☗8四飛☖9九角成☗7一飛☖4二玉とにかく攻めていかねばならんのです。相手に斜め駒を持たれてないのがラッキーポイント。まだ助かりそうだ。☗8一飛成☖8九馬☗4六角☖4四香桂馬を取り合って角をすんと出たら香車で狙われた。もともと龍を3四に回したかったのでそれも遮られた形であるからつらい。☗7三角成☖5六金☗4八銀☖5七成銀「金なし将棋に受け手なし」という格言があるけれども、この局面はいかにも心細い。もう不利なんだろうと腹をくくる。☗4一龍1分後に思い切って龍を切ってしまった。どうせ受けの金が欲しいのだし、この際緊急事態だから。で、どうせ同玉だろうと思っていたら☖3三玉だったのである。これどうするよである。もちろん5二龍ともう一枚金を取るのも悪くないだろう。だが間に合うのか?50秒考えて再度決断。☗4四龍☖同玉タダ捨てを無視されてもう一度タダ捨てである。2二は論外、2四も金桂からの突き歩詰めとあっては同玉と取らざるを得ない。☗3六桂(3秒)☖5四玉☗5五歩(20秒)☖6五玉☗6九香(11秒)ここに香車を打ったのは取られた飛車を打ち返された時に一応利いてそうだったから最下段からという印象で指した。もちろんそれがセオリーではあるのだが。☖6七桂嫌な合駒である。金とか剥がしたかったのでここで桂馬が来てしまったことを悔しく思った。まあもう破れかぶれで攻めるしかない。とはいっても王手は?このままだと入玉されてしまいかねないし...という状況。☗8三馬(17秒)どうせ合駒されるんだろうな精神である。ここまで来たらもう覚悟するしかないのである。☖7六玉うげえ、合駒しませんか、逃げますか。相手の方も入玉してしまえば勝ちって思ってたんでしょう。確かにそうです。しかし幸運にも☗7七金で即詰みでした。これは相手の逃げ間違いに救われた形だったので、勝ちではないですね。4一龍のはったりが利いたのはありがたかったかもしれません。そしてこれによって17級に昇級しました。次回は時間切れとなった雁木対斜め棒銀をお送りします。
2020年05月09日
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(008)四間飛車(からの向かい飛車)対居飛車 先手を引いた。お相手はCPU7級。なのでダイジェスト。四間飛車から美濃に囲い、木村美濃にして向かい飛車に振り直し、銀を7筋に繰り出した。5五角と出てきたので左金を押し出した上で☗5六歩と突いた局面がこちら。まあ角が4四あたりに引くんだろうな、と思ったらまさかの☖1二香。この後当然☗5五歩と角を取り、ずんずん攻め込んで勝利した。18級に昇級。(009)一手損角換わり対ダイレクト向かい飛車 後手を引いた。お相手は3級。☗7六歩☖3四歩☗2二角不成☖同銀☗8八銀☖3三銀☗7七銀☖2二飛まあ、さすがに角不成はむっとしましたよ。初心者ならなんとも思わないかと思ってたけど、いざやられるとむかつくね。しかしこんなことでむかついている暇はないのである。とりあえずお得意のダイレクト向かい飛車に。むしろ不成者は成敗するくらいの気持ちでなくちゃ。☗5八玉☖6二玉☗6五角☖7四角先手の5八玉はのちのち咎める手が発生している(と後で調べてわかった)。それはさておき織り込み済みの6五角である。これの切り返しはさすがに知っている。角には角の7四角だ。普通は4八玉なのを5八玉にしたのは、おそらくその角が4七に成り込んでくることを恐れてのことだったのだろう。☗4三角成☖4二金☗7五歩☖4三金☗7四歩こうやって角を取り合ってみたがこれは損でしたね。歩で突かれた時、4七角成と王手して同玉に4三金と馬を取る交換の方が明らかによかった。そうしていれば、先手の玉は露出するし7筋の歩は伸びてきていないで済む。次回からは採用しましょう。☗3八銀☖7二玉☗2六歩☖6二金☗2五歩こちらが囲い方を考えている時に、向こうは棒銀で攻めてきている。☖2四歩☗同歩☖同銀☗2五歩☖同銀☗5五角逆棒銀をやりたいのであるが、自分から進んでいいのかどうかは疑問ではある。まんまと釣り上げられて5五に角を打たれてしまった。☖4四歩☗9一角成☖8二銀☗9二馬とりあえず飛車取りだけは阻止し、角を9筋に成らせておいて銀で蓋をした。応急処置である。☖2七歩☗同銀☖2八歩☗3八銀とにかく前を抑えるのが大事だと2七歩と叩いて同銀で取らせてもう一度歩。上がってきたらとにかく銀交換してやればいい、くらいに思っていたが、敵もさるもの、引いて使われてしまったのである。駒を足すべき時である。♪いつだって迷わない"棒銀+筋違い角"そんなの定跡〜 足した足りたかピーヒャラピーヒャラ☖5四角に8七へ成るのを受ける☗7八金ニーナナニーナナ☖2七歩成〜 やったいけたか☗2七同銀ここは1六銀 同銀だったら飛車が成り込める同歩なら角で行ったよ〜となるはずだった。1六銀が指せなかったのである。指せなかったのは経験値の低さのなせるわざである。☖2七角成大悪手と言わないまでもそこそこの悪手。☗同飛☖2六銀☗2八飛☖2七銀不成☗4八飛☖2八銀不成棒銀は不成がいいという話を聞いて(本当は経験則でやろうね)不成にした。こうしてみると二度不成であの角不成に対してやり返したと言える。まあこっちは当たり前にある不成だけれども。☗2三歩☖同飛☗3二角☖2七飛成☗4三馬☖2九銀成叩いて割り打ちの角を決められた。かまわん龍を作れである。金を取られて桂馬を取って。☗5六香☖6四銀☗4四馬☖3七龍☗1一馬☖3八成銀☗同金☖同龍香を打たれたので5三を受ける。ここまで来たらバラすしかないと思ったのである。☗4九飛☖同龍☗同玉☖3六桂清算したもののその先がわからない。そろそろ残り3分である。はったりの桂馬を極めた。ほっとくと頭金というわかりやすい詰めろ。☗3七銀☖2九飛☗3九歩☖2八桂成☗同銀☖同龍☗3八金桂頭の銀で受けられ2九飛と追撃。この時点で相当手はない。底歩に遮られ桂馬を成り同銀。ここだけ見てみましょう。持ち駒は金銀歩歩。金の頭に銀を打つべきでした。龍を取られても銀を取られても頭金が待っていて攻めが続くのです。この形は覚えておこうっと。☖1九龍☗2二飛☖3五香☗8二馬☖同玉☗6二龍金底の歩は岩より固いというが香車には弱いのである。それを知っていたから打ったのだが、まあ当然そんな猶予はない。馬で送られて寄せられてしまって投了した。自陣も注意しなきゃいけないという当たり前のことを忘れているようではまだまだだ。
2020年05月08日
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(007)相横歩取り 後手を引いた。お相手は5級の方。局面(14手目☖8六飛)は横歩取り戦型の入り口。大体横歩取りになる。横歩取りなんて指したことない(嘘、CPU相手には指したことがあるが対人は初ということだ)。 先手だとよくわからないが後手ならば必殺技を持ってるもんね、という気持ちで臨んでいた。ところが事件は早速起こる。☗7七歩☖7六飛☗2二角成☖同銀☗3四飛先に自分で横歩を取ってくると思いきや7七歩。こんなのあります?この時は大人しく8四に引くというのは考えていなかった。なぜなら、「横歩取りを指したい」という思いが強かったからだ。それ以上に、相がかりの居飛車戦は定跡を全く知らないからだ。(いや、知らないならそもそも居飛車を指すなという感じではあるが、じゃあ振り飛車なら知っているのかと言われると、やっぱり知らないのである)それで取った結果がいきなり角交換からの相横歩取り。まったく知らない環境に行ってしまった。☖3三銀☗8四飛☖8二歩銀で応じるのは割と妥当。ああ、これは引いてぶつけてこられるな、という警戒をしたが8四飛と回られた。反射的に8二歩。後になってみれば見えるんですが、歩で受けておけば間違いないはまあ合ってます。でも、9五角が王手飛車でしょうが。王手飛車でもまだまだ厳しいとはいえ、級位者ならこれを食らったら即投了しちゃう人も出ますよ?大チャンスをふいにしたものの、ここから形勢は有利に。☗8六飛☖9五角☗9六歩☖7八飛成☗同銀☖8六角☗同歩飛車をぶつけられてから1分半も考えて9五角。王手飛車は見えないくせにここで間接王手飛車ですよ。催促で角をつつく端歩を無視して飛車切り。そして角と飛車の交換。ここの展開だけで飛車+金と飛車+角の交換。ん? 損してね?☖8八飛☗7九歩☖8六飛成20秒考えて8八飛だったが、その他の候補として2つあった。・7九飛→「どうせ6九角で閉じ込められるんだろうなあ」と没・8八金→「金はとどめに残す駒だしなあ」と没どちらも有力であったようだ。7九飛で閉じ込められようがくじけずに8八金を打てばいいらしい。当然初心者すぎてそんなことは見えない。まあ龍を作れれば満足といった具合だ。これだって9七角を食らっていたらどうだったかわからないが。☗2三歩☖2六龍☗2二歩成☖同銀垂らして形を悪くしようと狙う歩であるが龍を回る。20秒考えて同銀とした。同龍はいかにもチキンだと思って。同金は玉から守りが離れるので生理的に無理。☗9五歩☖2九龍☗1八角9五歩? このタイミングで悠長に端歩? なにそれ。でもこっちは龍入り込めるもんねーだ、と入り込んだ瞬間の切り返しがこれ。角成と龍取りである。これは龍で角を取るしかなかった模様だが...20秒考えて別の手を指す。☖1九龍☗6三角成☖6二金☗4一飛あっけなく討ち取られた。まあそんなものだろう。自陣のケアはしなくてはならないのだ。しかし飛び道具がどう飛んでくるかわからないスリリングさはやはり面白いものだ。気に入ったぜ横歩取り。またいつか指そう。
2020年05月08日
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(006)中飛車vs居飛車後手を引いた。お相手は2級の方。☗5六歩☖3四歩☗5八飛☖6二銀☗4八玉☖4二玉☗3八玉☖8四歩☗2八玉☖8五歩さて、相手は早速中飛車である。大昔にウォーズをやっていた時、中飛車を受け切れた記憶があるので多少自信はあった。☗7八金☖5二金右☗3八銀☖7四歩☗1六歩☖1四歩☗9六歩☖9四歩中飛車の受けで大事なのは「中央を手厚く受ける」ということだというのは知っている。とはいえ相手はまだ角道を開けていないので飛車先をずんずん突いても大丈夫だろうと思った。当然受けは7八金になる。そこで中央を受ける5二金右である。7四歩を突いて急戦を見せるというところまでは知っている。そして端歩の交換。☗7六歩☖8八角成☗同銀☖7四銀☗7七銀☖6四銀角交換は手損である。本当は向こうからさせるようにしなければならないのでここは3二玉だったのではないか。ただこの時は銀を繰り出して6四の地点で中飛車を受けようという構想ばかりに気を取られていて、まだ自分の囲いをどうするかとかすら考えていない。そしてまだまだ序盤であるが次の一手がアレ。何を指したか当ててほしい。答は☖5四歩(まさかの悪手次の一手問題)。どう考えても7一角から馬を作られて不利でしょうよ。なぜ突いちゃったかな。玉を中央の戦場から逃げる3二玉とか攻めっ気の強い7三桂とかいろいろあったでしょうに。しかしお相手も猶予を与えてくれた。☗6七金☖3二玉☗7一角☖7二飛☗1七角成有名な格言「角交換に5筋の歩を突くな」をミスったやつである。やられて動揺したわけでもなく6秒で7二飛と即応じたのは偉いかもしれない。まあそれくらいしか見えないわけで。だが、相手が「馬は自陣に引け」のセオリーで角を引いた場所の二択が間違いだった。これは2六角成の方が圧倒的にいい。振り返ってみた今よくわかる。そしてそれをとがめたのが、☖3五角☗同馬☖同歩☗6一角2六であっても今の自分は3五角しか指せなかったと思う。なんとか食らいついて馬を消そうと。「角には角」という言葉が脳裏にちらつく。2六の場合は馬が上左と鬱陶しく動く筋があってきっと困っていた。しかし1七であれば3五角は取らざるを得ない。なぜならこの角は7九に成れるからだ。相手もさすがにしびれたか30秒考えて同馬と取った。これで角の打ち込みを消し、歩を進めることができたのでなかなかよいような気がしてきた。現実問題ここで8八飛と向かい飛車に回られていたらかなり苦労していたようである。玉の囲いもおろそかだし。ところが放り投げた6一角がありがたい悪手。いやな割り打ちのようでいて飛車を逃げればなんともない。☖8二飛☗5二角成☖同金☗6五歩☖5三銀☗6六銀何もなければ6二金で角が死ぬのでおのずと取る。相手は金をはがせたのでよしという考えだろう。とすればこちらが失敗していたのかもしれない。6五歩と突かれたがこれは取ることができたらしい。だがこの進出はのちのち頭に歩を打たれて銀が死ぬ(銀ばさみ)になりそうで踏み込めなかった。結果引く。逆に向こうの銀が進出。この銀金の陣形いやだなあ。いやだなあと思いながらも5筋に銀を引いた自分も似たようなことになってる。☖8六歩☗同歩☖同飛☗5五歩こちらが8筋突破を狙っている。向こうはどうせ歩で受けてくるだろうと思っていたらここで5五歩であった。しかし成っていいかというと話は別である。☖6九角☗5九飛☖7八角成10秒考えて角打ちの悪手が出ました。ここは打つなら3四角。5四歩は4四銀や4二銀引(どっちかというと4四銀かな、3一の銀を4二に出して使えるし)で躱せばいいだけの話なので飛車を成り込んでも平気だった。そしてさらに10秒考えての7八角成が悪い手なんだわ。☗7七金☖同馬☗同桂☖8八飛成☗5四歩飛車と馬の両取りが決まってしまう。考えすぎて脳に血が回らなくなったところでの悪手である。仕方ない。これはもうやるしかない。お相手が気持ちよく攻めてきてしまった。これも銀を躱してなんともないようだが、相当困ってしまったのでそういうことすら思い至らない。さらに40秒費やしてしまう。☖5八歩☗同飛☖同龍☗同金☖5四銀叩きの歩である。こんなのは「自分困ってます」って言っているようなものである。素直に銀を躱せよという大悪手。ここから取り合いになって5四銀と考えなしに出たのがまた悪手なんだ。なぜなら3四飛と王手銀取りで打たれるから。☗5五歩☖4五銀☗8二飛幸いなことに見逃してもらえた。が依然銀取りである。しかしこの銀を見捨てて6九飛を打つこともできたようである。先手が歩を5五に打ったせいで5九の底歩がないからである。だがそんなのは後知恵で今は狙われている銀を逃げるので精一杯。そして飛車を打たれる。桂を取られて龍を作られるのも金を取られるのも痛い。どうしのぐか考えた。☖5一歩☗4六歩☖同銀5一飛という自陣飛車は? などと考えたがそんなことでは勝ち目がない。30秒ほど考えて普通に岩より固いと言われる金底の歩。ここで銀にちょっかいが入る。これは多分ぬるい手だが、この銀だけでも攻めていかねばならない。したがって18秒考えて同銀といったわけだが、もっといい手があった。9三角という攻防兼遠見の角打ちで飛車銀の両取りである。まあ見えなかったものは仕方ない。☗4七歩☖同銀☗同金☖6九飛4七歩で銀を取れましたよという話のようだ。ここでもまだ9三角があるのだが、もちろん見えない。14秒考えて同銀。一手一手にこれだけ時間をかけている時点で相当ダメだと思う。同金でも9三角は成立する。がとにかく角が見えない私は6九に飛車を下ろす。この時は多分銀を取りたい欲望があったんだと思うが、それよりも3九角から1八玉2八金1七玉3八金(銀補充)2六玉6六飛成(銀補充)4六歩とかなり迫ることができたはずである。しかしお相手はわかっている。☗4八金☖6六飛成☗8四角☖7七龍相手は金でがっちり埋めて高美濃に。ならばと銀を補充したらまんまと角を打たれてしまった。これもまだまだ9三角で切り返せるとかいう話があるがそんなものは初心者には見えない!(きっぱり)あとは5五龍と引いて防衛に回す手もあるが、こうなったらやむを得ない。1分も考えて桂馬を取った。考えている最中に、あ、これ5一角成でやばいんじゃとは思った。さすがに思ったさ。でもこうなったらみたいなところはあった。☗5一角成☖4二金☗5四歩☖4一金打☗同馬☖同玉案の定やられた。ここでまた30秒考える。しかしもう脳内はショートしているので4二金と寄るので精一杯。そこに5四歩の進撃、もはや火がついている。とにかく馬をなんとかしたいと4一金を打つ。しかし堂々ととられてしまう。よくよく考えればとどめ駒を渡してしまっており、しかも同馬同玉と下段に落とされてしまっては明るい未来がない。☗5三歩成☖同金5三のと金に負けなしというが本当にそう。こんなわかりやすい詰みの形ができてしまった。同金と取っちゃダメなんですよ。相手の持ち駒が金銀なので3二金→同銀なら4二銀で詰み、5一玉なら6二銀で5二玉と逃げるも7一銀不成で受けなし。あーあ。という負けの1局でございました。ではないのだ。相手が詰みを見つけられない限り勝負は続くのだ。☗5四歩☖5二金☗5三銀☖5一歩☗5二銀成☖同歩☗6二金いや、見るからに重い。これなら今のうちに逃げ出せそうだ。☖3二玉☗5二金☖3三玉☗8一飛成☖3二銀☗5三歩成逃げるは恥だがいけるはず。運がよければ入玉だ、くらいに考えている。飛車が成られて銀が狙われて浮く。またしても5三のと金再びである。ここでこちら残り2分18秒、相手4分21秒。無理攻めでもいいから仕掛けなければならない。☖7三角☗4六歩☖3六桂☗同歩☖同歩☗同金☖3五歩☗3六歩☖2二玉攻めるとしたらもう角と桂で直射しか考えられない。7三に打ってはみたもののその直後に6四で止められたらあまりいいもんでもないなと思ったのである。意外にも応手は4六歩であったがこれだっていい粘りの手。それでも絡んでいくしかないので3六桂で王手する。この時の心境は「もう思い出でいいや」。同歩同歩と進んで同金とされたのがちょっとラッキーなところ。何をしていいかわからないがとにかく金にからんでいこうと3五歩。それに対して3六歩と玉を叩かれる。4四に上がると頭金、ということで2四か2二だが...☗3七金☖3六銀☗同金☖同歩☗3一銀☖1二玉☗2五桂引く手に好手ありの金引き、死に物狂いで食らいつきたいんじゃあの銀打ち、同金同歩といった時に相手が金銀両方持っているのが困ったところ。これまでかという局面で2五桂の死刑宣告的な詰めろ。だがこの時詰めろとは気づいてなかったのである。そう、残り時間1分5秒という状況なのだから。とにかく攻めねばなのである。それがこの局面。実はここで19手詰があったらしいですが、5手詰でようやっとというような初心者がそんなもんできるわけないでしょうが。まず先にその19手詰の手順を書いておく。☖4六角☗3七金☖同歩成☗同銀☖同角成☗同桂☖同龍☗同玉☖4五桂☗4六玉☖3七角☗5六玉☖5七金☗4五玉☖4四銀☗5四玉☖6四金☗同歩☖同角成まあ無理ですよね。初心者が1分でってのは。で、本譜はこうなりました。☖4六角☗3七桂打(手順が短縮され13手詰に)☖同歩成[12]☗同桂[11]☖3六桂[10]☗1八玉[9]さあ、角と桂馬で狙ってる状態になったぞ、である。なお、ここからの9手詰は以下の手順。1七金と頭から打ってこれは取る一手、2八角と打って上がれば3五銀で詰むので1八玉と下がる一手、1七銀で2九玉と落とし、角が邪魔なので1九に成る。取っても3九に逃げても2八に銀を成って詰み。しかしこの局面で私が指したのは、分からないが故に頭から打つことができなかった痛恨の一手だった。☖2八銀☗2二金(117手で先手勝利)腹銀であった。通常なら腹銀も悪い手ではない。頭金までの詰めろなのだから。ただ惜しむべきは自分に詰めろがかかっているという局面では勝ちを逃す痛恨の一着だった。残り44秒ではさすがに仕方なかったかというところだ。とはいえもともと途中で詰みがあった将棋。ここまで粘って大逆転にもつれ込んだのはナイスファイトとしか言いようがない。悪手が多かろうがこれはこれでへぼ将棋の楽しさである。悔しいと楽しいが入り混じった名局だったと考えている。プロの将棋よりも初心者の下手な将棋の方がスリリングで楽しいんじゃないかというのは、負け惜しみなのかどうかはともかく、反省点を残しながらも面白い勝負だった。明日は一触即発の相横歩取りの棋譜を紹介する。
2020年05月06日
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(004)四間飛車対猿真似右四間後手を引いた。お相手は3級の方。 ☗7六歩☖3四歩☗6六歩☖8四歩☗7七角☖7二銀☗7八銀☖8三銀昨日やられた右四間飛車が悔しかったのである。ならマネしてみようというのが人情...なんだけど。☗6七銀☖7四銀☗6八飛☖6四歩☗7八金☖9四歩☗9六歩☖8五歩なんか変だなと思いながら飛車先の歩を突いてしまう。多分違うよねこれ。☗3八銀☖4二玉☗4六歩☖3二銀☗4七銀☖6二飛とりあえず右四間になったが、敵陣は手厚い。なんだこれは。☗3六歩☖5二金☗3七桂☖4四歩☗5六銀☖4三銀左美濃の形を作ってみた。そしてお互い銀が出ていく形になる。☗3八金☖3二金☗4八玉なんか相手の方よく見るとツノ銀状態じゃないですか...これって、001、つまり記念すべき1局目で私が組んだ陣形なんじゃ...(まあ木村美濃だけど)しかもその銀の下に玉をっていうのも似てる。☖5四歩☗2六歩☖2四歩☗1六歩☖1四歩☗4五歩飽和状態まで歩を突き合ったところで4五歩。これの対応を考えるべきだったね。☖3三桂☗4四歩☖同銀☗4五歩☖5三銀☗4六銀今から桂馬を跳ねているようではでしたね。そして相手の銀が前進してしまう。これはダメですよ。もうあとはボロボロなんで棋譜に起こしたくないのですが...☖1二香(ほんとわけわかんねえっす)☗3五歩☖4三金☗3四歩☖4五桂☗同桂☖4四銀☗3三歩成☖同銀☗同桂成☖同角☗3五歩☖2二角(あかんよ)☗3四桂(王手角のふんどし)☖同金☗同歩☖3三歩☗4四銀☖4三歩☗5三金(王手飛車が決まる)で投了。5分残してこれはつらいですよ本当に。でもなんとなくわかったことがある。対右四間には中央に手厚く指した方がいいっぽい(仮説)ということだ。もちろんこれが正しいかはわからないけど。(005)棒銀対四間飛車(から中飛車)さて、2戦目のお相手は5級の方。またしても後手となった。☗2六歩☖3四歩☗2五歩☖3三角☗1六歩☖4二飛☗4八金☖6二玉☗3八銀そのつもりはなかったけれども四間飛車に振ってしまった。四間飛車もできないわけではないけどどうなんだろう。☖7二玉☗2七銀☖4四歩☗2六銀おいおいまた棒銀かよ、受けねば、となったのだが、明らかに変な受け方をしてしまった。☖3二金☗3六歩☖4三金☗3七桂本来銀が上がっていくはずなのに金が上がるのである。これは変でしょ? 絶対何か弊害あるはずなんだよね。☖8二玉☗6八玉☖7二銀☗7八銀☖9四歩☗7九玉こっちは美濃、相手も美濃。ただし角が窮屈だ。なにかしらチャンスがあるはず。☖5四歩☗4六歩☖6六歩☗4七金☖6三銀☗5六金ごらんいただきたい。私は考えていた。「腰掛け金って、悪くね?」と。歩越しの銀には歩で対抗なんて格言があるが、歩越しの金ほど困ったちゃんもいない。なぜなら銀は引けるが金は引けないのだ。☖7二金☗4五歩☖5二飛☗4四歩☖同金相手は金が腰かけている短い間活用させるために4五歩を突いた。だがこれはよくないと思う。なぜよくないかと言えば桂が跳ねられないというデメリットを持ってしまったからだ。しかし取り込まれること覚悟で何かしなければならないのも事実。飛車を中に振った。本来は戦いの起こりそうな筋に振るのが振り飛車のはずである。中飛車ってそんなところでしたっけというのはあるが。☗7六歩☖5五歩☗4五金☖3二銀そう、私は思い出したのである。銀が出遅れている。使わない手はない。☗3五歩☖4三銀☗3四歩☖同銀3筋からの攻めを銀でうまく受ける。☗4五歩☖5四金☗3五銀☖同銀☗同金金が5筋に追いやられ、立ち往生していた銀がさばかれてしまう。棒銀は「攻めの銀と守りの銀の交換では守りの銀を奪った方が有利」と言われているが、この交換は両方とも攻めの銀なのでまあまあということなのかな。だがしかし、ここへきて私は不利を感じていたのである。金が進んできて攻め込まれたらもうおしまいだ。☖5六歩☗3三角成☖同桂40秒考えて角道を開けて交換を誘った。昔の格言では「振り飛車には角交換」と言われ、角交換は避けるようにというのがセオリーだった。でもこの際は仕方ないのである。こちらの角は取られそうかあるいは取られないとしても隠居しそうな角である。そして手順に桂が跳ねられる。この桂もどうせ取られるんだろうなと思いながら堂々としたもんだ。☗4三銀☖5一飛☗5四銀成☖同銀そう、中飛車にする時は下段飛車にするという工夫がよく見られるがそれはこういう割り打ちの銀を避けるためである。だが落ち着いて飛車を引く。5四銀成は調子に乗って同飛だと4四金が飛車桂の両取りになってしまう。そこで同銀とした。玉を金一枚で守る形となって心もとない。☗4二角☖3九角☗3八飛☖5七角成角交換するということは打ち込まれるということでもある。こうしてみると飛車取りは厳しい。ならばとこちらも飛車取りに仕返す。仕返すがこれは逃げられてしまい、相手からの飛車取りは依然として残ってしまう。どうするんだ。5七角成が王手金取りなのである。飛車は取れないが歩と金を取る。「二枚替えなら歩ともせよ」というがこれは本当に歩としてもいいケース。なぜならこれのおかげで次に5六にいる歩が成るチャンスがあるからだ。相手玉にかなり迫ったのではないか。さあ、どう受ける。☗6八金打☖3五馬☗5一角成☖5七歩成こっちが金を取って相手が飛車を取る。相手玉は固いし、こっちの方が薄い。だが希望はあるのである。と金さえ作ってしまえば金は1枚はがせる。☗5九飛☖6八と☗同金☖5八歩☗同飛上☖4七銀☗5四飛とにかくここからはなんとかはがせないか考えてみる。叩いて取らせて銀で飛車の両取りが決まったが、これ同飛寄だったらわからんかったよね。なお銀を取られた。☖5三歩☗6四飛☖6三歩☗6五飛☖3八銀不成飛車を成らせないように追い回してからもうひとつの飛車を取る。銀がそっぽへ行くのはちょっと感触がよくない。☗6一銀☖7一金☗7二銀成☖同金☗6一馬☖7一金打☗5一馬銀を引っ掛けられる絡みから金銀交換。馬が寄ってきたのでがっちり金を打っておく。飛車成りもされてはいかんので厳しいのだ。☖3九飛☗8八玉☖7九銀攻守交代。3九飛に金打ちや銀引きは5八銀と打って絡んでいけばおのずと持たない。ので逃げる判断になるわけだが、王手金取りが決まる。ここで9八玉は6八馬と金を補充するのが8八金までの詰めろになっていて、これは逃れられそうもない。敵の打ちたいところにと8八金を打ってみたところで同銀同玉に7九銀9八玉8八金が待っている。とすれば9八玉6八馬には9六歩になる(8六歩は8八金で詰む)。9六歩なら7八馬とさらに迫っていけそうだ。ほっておけば8八馬で詰むので9七玉と上がるのを考えるが8八銀から詰みそう。落ちたら馬でも飛車でも8九だし、8六玉なら7七銀打同桂同銀、落ちたら8八馬、8五玉は金打ちまで、7五玉がスレスレの脱出口になるかと行ったところ(その先の詰みを見えていないだけ)。本譜ではそうはならず、☗7七玉☖6八馬☗6六玉☖5七銀上部脱出を試みておられる。これに5六玉ならまだわからなかったのである。☗7五玉☖7四金(90手)これで勝利して19級となった。最後は相手の逃げ間違いで勝ったので、気持ちいい勝ちとは言えないかもしれない。5月2日の3局目はかなりの熱戦になったので明日取り扱う。
2020年05月05日
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この5月から将棋ウォーズをはじめてみた。はじめてみたといっても数年前にちょっとやって、自分の弱さに嫌気がさして、多少棋書なんかを買ったりYouTubeの動画を参考にしたりしていた。で、ここへ来てやってみようというのである。スタートは22級。無料会員コースで10分切れ負けを1日3局だけ指すという形でやっていく。あまり指しても振り返りを疎かにしていては勝てないから、3局でも多いくらいである。(001)棒銀対向かい飛車後手を引いた。お相手は4級の方。☗2六歩☖3四歩☗3八銀☖4二銀☗2七銀☖3三銀明らかに棒銀である。こちらは3三銀で受ける。このへんは間違いないというか鉄板というか、さすがに弱い私でもわかるのである。☗2五歩☖3一角☗7六歩☖4四歩本当は飛車を振りたい。振りたいがここは我慢して4四歩と角の直射を押さえた。5四歩もあったらしい。引き角の道筋がつくということで、これはこちらが居飛車を指す場合ということだろう。☗2六銀☖2二飛☗1五銀☖4二角この序盤からして相当おかしい。居飛車で棒銀受けをする場合は3二金と上がっておくのだが、角を転換するという受けは果たしていいのか。☗7八銀☖3二金7八銀には左美濃を作るとかあるいは角を引いて2筋突破を狙うとかありそうだがそんなことはどうでもいい。1五銀と出られた以上徹底して受けるのです。しっかし飛車が狭いな。☗7七銀☖6二玉☗7五歩☖7二銀☗7六銀☖6四歩右半分はがっちり受けたので左に玉を囲いたいのだが、先手は銀が上がってきてさらに7筋の位を取ってきた。今思い返すと確かに桂馬を跳ねられなくなるのはつらいね。だけどとりあえず美濃なら大丈夫と銀を上がった。位を取られてから考える。これは銀に進出されるとやばいのでは。そこで6四歩と突いた...と言いたいところだが、この時思っていたことは違った。☗7八飛☖6三銀☗8五銀☖7二金(下図)飛車を回られたのにはちょっと度肝を抜かれた。こういうのも読めておかねばならないのは当然なのだが、ほぼ初心者にしてみれば衝撃なのである。しかし当初からの目的通り銀を上がって受ける。8五銀と出てきた。つまり7筋も棒銀的な攻め方をしようというのである。これは自分の狙いにそぐう手があるのであくまで早指しで7二金と上がる。木村美濃の完成である。入城していないもののこれはしのげる形のはずだ。☗7四歩☖8四歩☗同銀☖7四歩☗7五歩相手は突撃してきた。いよいよ開戦である。が、この歩を取っていいものか迷った。いや、初心者は歩がぶつかったら取れというではないですか。ここで30秒使って8四歩(これは別にどっちでもよかったらしい)。ここで銀が引くなら7四歩と取れるのが嬉しいので自然に同銀だが、その状態になってから悠然と歩を取る。銀は脇が甘いっていうのはさすがに知ってますよ私。銀ばさみというやつにはできないにしても中央への引き筋を消したのは都合がいい。相手は継ぎ歩をしてきた。これを取ってしまうと銀が無駄に中央に生還してしまうので嫌だ。というわけで、☖8三歩☗9五銀☖9四歩☗8六銀☖7五歩☗同銀☖7三歩再び銀を追う歩打ち。これは引くしかない。ただしその次に調子に乗って銀を追った9四歩はよくなかった。銀は9筋に取り残すべきだったのだ。実はこここそチャンスで2四歩同歩同銀同銀同飛車とさばいてしまい、飛車成を防がせるように働きかければもっと楽に戦えたはずだ。それでまた銀を呼び寄せてしまったが7三歩と打っておいてとりあえず抑えた。☗4八金☖5四歩☗4九金☖4三金☗4八金相手は金の上下運動を始めた。いやいや、玉を囲うとかもっとあったろうに。というか金が浮いた瞬間2四歩が成立したようだが。こちとらわからない以上じっくり戦いたいのであるからして金を上がることにした。☖1五歩☗2六銀☖2四歩☗同歩☖同銀銀を追い返してレッツ逆棒銀である。居飛車で棒銀を覚えて振り飛車を覚えたら一度はやってみたいのが逆棒銀である。☗2五歩☖3五銀☗同銀☖同歩ザ・悪手に悪手である。歩を打たれて同銀でよかった。ただしこの流れは3筋の歩を伸ばすことができたので後々によい影響を与えた。☗4九金☖3六歩☗同歩☖2五飛3筋をスカスカにしてしまおうという作戦。その後で飛車を成り込めれば、なのであるが相手の飛車の横利きで受けられることはわかっている。☗3二銀☖5三金☗2三歩☖2九飛成中途半端なところに銀を打ってくれたのは逆に有難い。金を寄ってがっちりと締める。先手は2三歩と垂れ歩の手筋であるが、歩は成れないし銀も動けない。これは筋が悪いだろう。したがってこのへんも初心者の私としてはありがたいこと限りない。☗2一銀不成☖1五角☗4八桂☖4五桂結局相手は銀を取ってきた。取ってきたとはいえそんなことで困りはしないのである。3七桂と金に狙いをつける手の方がいいらしいが、これはということで角で狙うことに。相手は取ったばかりの桂で受けざるを得なくなる。一方こちらはここから3七桂があるわけだが、それよりも面白い桂の打ちどころを見つけた。それが4五桂である。いわゆる控えの桂というやつで、5七に不成で入れば金の両取りになる。☗1六歩☖3七角成☗3二銀成☖5七桂☗投了(68手)ふんどしの桂(両取りの桂)が決まったところで相手の方は投了された。これはどちらにしても両方の金が剥がせてしまう。形勢不利という判断だろう。1局目からかなり熱のこもった戦いになった。これによって21級に昇級した。※なお、このブログを書いている最中で1局指した時、同じ棒銀対向かい飛車になった。はらはらする展開になったので3日後のブログをお楽しみに。(002)棒銀からの右四間飛車対へぼ受け後手を引いた。お相手は2級の方。☗2六歩☖3四歩☗2五歩☖3三角☗7六歩☖3二金☗3八銀☖4四歩☗2七銀またしても原始棒銀である。今回、上の対戦の後で脳が働いていなかったのもあり完全にへぼ将棋であることをお断りしておく。☖4二角☗3六銀☖2二銀☗4六歩☖3三銀まず断っておくが、4二角なんて悪手もいいところである。4四角と一歩をかすめ取られてしまう。しかし相手の方は序盤はこうするんだという定跡(UFO銀からの右四間)があって見逃してくれた(それもどうかと思うが)ため、なんとか3三銀までこぎつけたのである。☗4八飛☖5二金☗5八金右☖6二銀☗9六歩☖5四歩☗4五歩☖同歩☗同銀☖5三銀まあ見てくださいな。飛車は働いていない、角は狭い、玉は居玉でつらい。こんな将棋指しちゃいけないよ本当に。☗4四銀☖同銀右☗同角☖5三銀打強いて言うなら先手がここで4四銀と突撃したのが大チャンス。ひたすらサバキあいをすればこちらだけ馬を作れる展開になったようである。しかし4四同角の時点で同銀同飛はあまりに怖すぎた。というより「これ7一に角成られたら終わりじゃん」という思いの方が強かった。なら取ればいいのであるが取らなかったのである。☗8八角☖6二玉☗4四歩☖同銀右☗同角☖同銀☗同飛またこれが最悪なんだわ。なにをトチ狂ったか右玉。地下鉄飛車とかできるはずもない状況での右玉。その先で同じようなサバキ合いになったもののここで5五や3三に角を打つことは考えられず。☖4三金右☗4八飛☖4四歩☗4一銀☖3一金☗3二銀打飛車を追い返して歩を打っておさめておけばなんとかと思ったが、ここでまさかの4一銀打。適当な受けが思いつかないくらいもう脳がショートしている。その結果金を引いて3二に銀を打たれたところで3分半余して投了。相手も残り2分とはいえ、これで勝てるとは思えない。気がつけばどこかで二枚替えされているという。(003)金矢倉対ダイレクト向かい飛車後手を引いた。お相手は6級のCPU。CPUなので棋譜は上げない(正直2局書いただけでもうしんどい)が、途中から手がゆるくなるので載せても面白くないし参考にならないのである。とはいえ結果勝利して20級に昇級した。
2020年05月04日
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あなたが仮に80年生きるとします。1日3食と見積もって何食食べますか?8万7600食になります。それだけの食事をしたとして、そのカロリーは主に何に使われると思いますか?活動をする? 違います。自分の身体を維持することがメインです。つまり生きるとは必死で保身することも同然なのです。そして食べれば出てくる絞りカスは糞尿です。立派に労働して人の役に立つとかなんとか言っても、それは自分にそう言い聞かせているだけで、仮に実際人の役に立ったからと言って、だからどうだというのですか。結局人は死んでいきます。死ぬまで人は自分の保身に必死になるのです。いわば人間は生まれながらの負債物件であると言えるでしょう。なら、どうして生きようとする?生きていて楽しいから? いやいや、いくら生きていて楽しくたって、それは刹那的なものでしかありません。生きている間に負債は整理した方がいいに決まっています。しかしながら、この世の中、自殺する人もいますが、生きている人に「あなたはなんで自殺しないの」と空気の読めない質問を真顔でする人はいません。そういう問いを乗り越えたところに人が人以上の何かになるためのヒントがあるように思いますが。
2017年12月12日
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ここへ来るのは何か嫌なことがあった時。普段いるサイトにいても楽しくないと感じた時。そしてそういうサイトを見たくないと思った時。楽天ブログはそういう時のためにブックマークをつけている。幸いにも、私には今年、そういう嫌なことはほとんどなかった。今がそれといえばそう。でも、何があったかとかをここで具体的に書こうとは思わない。それでいい。自分が言葉を紡ぎ、安心できる場所であればそれでいい。なんならここでなくてもいい。それで、普段使いのそのサイトのブックマークと履歴を消してみた。検索すればそのサイトにはたどり着けるのだけれども、あえてそこには行かないことに決めた。これをやるとですね、時々指がサイト名を覚えていて、検索しちゃうんですね。そして思いとどまるようにする。それの繰り返しです。そうすることで、自分がどれだけそのサイトに依存しているかをカウントできるわけです。これってすごく有意義なことだと思うんですよね。そう、別にそこが居場所じゃなくたっていい、ということに気づきながらも、ついそこに行ってしまうのは、悲しい性かもしれません。
2017年11月20日
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俺だって曲は作曲してる。どうせヒットしないと思う。そういう目的の曲じゃないし。でも、例えばそれを音楽教室でレッスンすることになったとする。えっ、JASRACは音楽教室に金払えって言うかなぁ。言うかもしれないね。そこでレッスンされるのはJASRACに登録されていない俺の曲だったとしてもだよ?こういう理不尽さ。そして、JASRACは俺に連絡してくれるわけでもない。
2017年02月05日
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人間は自分の計画で動こうとするが、それに頑なになるとうまくいかない。そして計画同士で衝突することもままあるが、そういう時に機を待つことの方が大事だったりする。
2017年02月04日
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29章続き。ソクラテスはパルメニデスを持ち出して何を言ったかというと、若い頃老齢のパルメニデスと親しくしていたが、あの人は高貴な何か底知れないものを持っているように見えた。それゆえ自分は彼の言葉を理解しないことを恐れながら、どういう考えで語ったのかもわれわれの理解の及ばぬものがあるのではないかと恐れていた。さらに、今は知識についてそれが一体何であるかということについて論じ合うところなのに、後からがやがやと入り込んでくる言論にいちいち耳を貸していられない…と。おい、おっさん。本当に自分の都合のいいように論を誘導する。自分では横道に入るのを好みながら、人が言論を補完するよう要求しても聞かない。こんなのと話し合っても独りよがりな正解しか出ないわ。と読者の私はここでさすがに呆れ果てたのである。ということで、申し訳ないがテアイテトスはここで打ち切りにしたい。それでも、その後テアイテトスは今までの議論を確認しながらソクラテスと相対しているのである。私みたいにドロップアウトすることもなく、である。んー、なんか悔しいな。じゃあ、いずれ機会があれば、ってことで。
2017年02月03日
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当然のように休講なんですが、ちょっといろいろ雲行きの怪しいことがありましてね。私がものをしゃべる場を奪われそうなんですわ。ちょっとそっちの心労がありまして、下手したらこちらも...うん。
2017年02月02日
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29章。ヘラクレイトスの説を持ち出してプロタゴラス説が片付いた、やれやれとほっとしたテオドロスにさらにこれでは不十分だと言ったのはなんとテアイテトスであった。知識とは感覚である、ということは、万物が動くというヘラクレイトス説が正しい限りにおいて承認できないといったのである。じゃあもしヘラクレイトス説が間違っていた場合ではどうなのかも検証しなくちゃいけないんじゃないですか、というのだ。テオドロスは騎兵を平地に誘うようなマネを…と言いながら、じゃあテアイテトス、君が問いをかけてみたまえ、というのだが、ソクラテスはテアイテトスの要求には応じられそうもないというのだ。なぜと問えば、「世界は単一であり、立ち止まっているものである」という人たちに対して、我が身のいたらなさを思う時、これに加える我々の観察が低級なものとなりはしないかと恥じおそれるのです、という。おいおい、プロタゴラス説に対してもヘラクレイトス説に対してもそれなりに観察は高級なものではなかったぞ、というツッコミはさておき。それはよいとしてもそれらの人たちより、パルメニデスに対してならなおさら恐れと恥ずかしさを感じるというのだ。やれやれ、めんどくさいことが始まりそうだぞ、という予感を持ちながら読み進めていこうか。29章後半は次回。
2017年02月01日
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28章。ソクラテスはいきなりこう始める。動きというのは2種類あると思う。場所の移動を意味する「運動」と、年を取るとか変色するとかいった「変化」とだ、という。いやいや、ダメでしょ。あなた最初にテアイテトスにどう言った?知識とは何か、って質問に、「知識には学問もあれば靴作りの技術もある」という答をしたら、それじゃダメだと言ったじゃないか。ヘラクレイトスの徒が言う「動きとは何か」をまず語らなきゃいけない時に、運動と変化の2種類があると言い出すのは、テアイテトスに禁じたことを自分はやっていることにならないか?そもそも2種類に分けたが、知らないそれ以外もあるかもしれないし、こんな勝手な区切りかたでよいのかという疑問が多く生じる。ソクラテスもここは強引に持っていくのだ。「もっとも、これはただ私にそう思われるというだけではいけないのです。あなたも一緒に私の見方へ仲間入りをしてくださらなければいけません」と。これは議論どころではないなあ。彼らが「万物は動く」という場合、運動と変化、片方の仕方で動くのかねえ、それとも両方なのかねえ、という。どっちもじゃないかと思うんだけど、という。テオドロスはそうだねという。それに応じて、ものが動くと同時に変化するということは、たとえば「白いもの」が「白い」を保ったままでいるということはないはずだ、という。まあ今の私たちには「白い」には幅があるっていうことを言うんだろうから、あまり意味がない議論してる気がする。そして、じゃあ感覚はどうでしょう、と話す。「見る」とか「聞く」という時の感覚も運動し変化する。これもとどまっていやしないものではないか、と。で、テアイテトスの最初の主張を持ち出して、「感覚は知識である」と言っていたけれども、何が知識であるかという最初の疑問に対して、それが知識であったのか、それとも知識ならぬものであったのか、ということはどっちがどっちと決められないことになってしまうというのである。まあ、万物が流転するなら、知識だって流転するだろうよ。運動し変化するだろうよ。つまり、つかみどころがないものなんだ、と言ってるに等しいのだよなあ。で、結局流転主義者にとっては「そうだ」と言っても「そうではない」と言っても変わりがない。そもそも「そうだ」とか「そうではない」とかいうのは彼らの語彙では想定できないことで、せいぜい「どうということもない」といった表現しかできない。だからプロタゴラスのいう「万物の尺度は人間である」は承認できない、というのである。まあ、なんつうか、流転主義者は尺度というものを放棄している禅問答者だか相手にしなけりゃいいだけじゃないの、と思うんだよなあ。知識とは感覚である、というテアイテトスの説は、「万物が動く」という道をたどる限りにおいては、承認できない、とソクラテスは重ねる。テオドロスはようやくほっとするこれでお役御免だ、プロタゴラス説に関する話が終わるまで付き合うことになっていたから、と。ところがもう少し続くんじゃ、というのが29章。
2017年01月31日
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とりあえず28章は読んだ。これを文章化しなくてはなぁ。
2017年01月30日
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また休講だけれども。アメリカ大統領がメキシコとの国境に本気で壁を築こうとしているあたりのことについて、本当にアホだなあと。まあアホはアホで仕方ないんだけど、アホを選んだ以上この先は仕方ないよね...みたいなぼやきはブログでなくツイッターでやるべきかもね。
2017年01月29日
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27章。ここから検討するのはヘラクレイトスの説だという。あれ、(4)で37章まで続くって言ってたけど、プロタゴラス編は前章で打ち切りなのね。テオドロスはこれは厄介な問題でねえと難しげな顔をする。ソクラテスはだからこそそれを調べてみることがますますもって必要だという。テオドロスはでも彼らとは話すことすら難しい、まるで狂人を相手にしているようだし、討論のルールも守らない、言葉の意味の説明を求めると新奇なやり方で取り替えてくる、これじゃあらちがあかないのだ、という。つまり彼らは万物は流転すると主張しているわけだから、自分の中に確たる堅固なものがひとつあるかのようにならないよう注意を払っているんだろう、と。ソクラテスはそりゃあなたが敵として対峙しているからでしょう、友好的になればどうでしょう、時間の余裕のある時弟子たちに説明とかしてるんじゃないかしら、という。テオドロスはとんでもない、あの連中は誰かが誰かの弟子になるなんてことはない、と応じる。神がかりになってひとりでに生まれてくるようだし、お互いに自分以外の人を「あいつは何も知ってやしない」と考えている者同士だし、彼らにその気がなければもちろん無理だが、たとえその気があったとしても首尾ある言論は期待できない、それゆえわれわれはこのことを数学の宿題のように自分で背負っていくことになる、と。ソクラテスは、もっともだ、じゃあそれなら大昔から言われていることで代用しよう、という。古人は「オケアノスとテチュスとがそれ自らを除く他のいっさいを生産するものなのであるが、この両者はまさに流れであるがゆえに、また従って何ものといえども静止しているものではない」という考え方を詩作に隠して盛り込んできた。その一方正反対の意見もある。「不動なるもの、有の名こそ、万有の世界がもつところの名である」というようなことで、つまり「万物は一なるものである。自分が自分自身の中に静止しているだけで、自分がその中を動く場所というようなものはもたない」というのがそれだ。と私たちはこれら両派の人たちの中間へ入り込んでしまったけれども、なんとか自己を守って身を抜くようにしないといけない。ソクラテスは両方を検討していこうと提案し、テオドロスはいいねと応じる。
2017年01月28日
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書く時間がないのです。ということで休講決定。
2017年01月27日
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遅筆の作家が、書けない理由なんかをつらつら書いて間に合わせたりしているのだけれども、やはり自分の身の回りのことで追われていると、読書とかできないものですな。特に思弁的なものは。いずれにしても、ここからヘラクレイトス編になって、プロタゴラスでちょっとソクラテスの読みの浅さに嫌気がさしていた私としても、もう少し読みやすくなるかもしれない。あるいはヘラクレイトスの方がよっぽど難解な話になるかもしれないですな。
2017年01月26日
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26章後半。「そうであるかそうでないかの判断は人それぞれ」なんですよね、そして人それぞれの思いなしがどっちも正しいんですよね、とした上でソクラテスは、発熱を例に出す。患者が「自分はこれから熱があがる」といって医者が「いやそんなことはない」といった場合はどうなの?患者にとっては熱があがることになるし、医者から見たら熱があがってないことになるんじゃないの?という。あのさあ、未来予知は推測なんでさすがに判断から切り離そうよ、人間は現在を生きる生き物なんだぜ、って思うのだが、まあソクラテスの屁理屈ですわな。しかしその次の主張は違う。酒がうまいかまずいかの判断は酒つくりの農夫の思いなしの方が、ハープ弾きの思いなしより有力でしょ?音の好調不調は、音楽家の方が体育家よりよく判断できるでしょ?と並べる。やっぱりプロに判定してもらうのが一番でしょ?なのに、本当に「めいめい自分が自分自身にとって一番の判断者」だって言える?ということを言う。プロタゴラスさん、あなたは説得力の専門家じゃないんですか?とさぐっていく。だからプロタゴラス自身が”ある”とか”思われる”とかいうことについて一番よく判断できるのは占い師なんかや他の人ではなく自分だ、って自負をもって、人と問答していたんじゃないの?てなことを言う。やっぱり人と人との間には知の優劣があるというしかないよね。この話に、テオドロスはプロタゴラス説の弱みについて話す。プロタゴラス説は、他の論者が違うことを思いなしたとしても、それにすら権威を与えてしまう。そのへんがやっぱり矛盾してしまうのだと。ソクラテスはそれはあまり重視しない、というか、作用を受けて感覚が生じ、感覚によって思いなしも生じるわけだけど、これらを必ずしも真実を伝えるものではないとして取っておさえるのは難しいという。テアイテトスが感覚と知識を同一視したのは決して見当違いの主張ではなかったのだけれども、ここからは「運動実有なるもの」について検討してみよう。ここにはちょっと軽視できない争いが起こっているんだ、という。
2017年01月25日
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26章。議論を元に戻して。「ものとは本来運動するものである」という説を唱え、また「おのおののものに思われていることは、そう思われている者にとってその通りにありもする」と説いている人たちが、自分の主張を断じてまげない顕著な例は「正しい」(合法的な)ものについてである、というところをおさらいする。一国一都市があることを法律に制定する。それはそう制定してある限り正しいものでありまた”あり”もする、が、”よき”もの(善福)については、もはや彼らは「ためになるものと思ってそれがそう制定してある限り、またずっとためになるもので”あり”もする」とは主張しない。善いもの、とか、ためになるもの、とかいった「名目」のことを言論しなければならないわけでなく、名目をつけられている当の事物について観察考究しなければならないという。テオドロスに相槌を打たせておいて、「でもさ、国っていうのは法律を制定する時、正しいからとかじゃなくてためになるようにと制定するんじゃないの? それ以外に目指すものある?」とやる。「でも国家ってさ、いつもこの目的を達成するとは限らないじゃない。失敗だってするじゃない」とやる。で、「ためになるもの」っていうのはなんだろう、という方向にもっていこうとする。ここからの論法はこの「将来を見据えて」というところを利用し、プロタゴラス説に反論していく。残念ながら今日は26章前半まで。本当にペース遅くてすまなんだ。
2017年01月24日
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