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お嬢さん おはようございます木曜日の朝も欠かさず、ご挨拶へ伺いました今日も、あなたに穏やかな時間が訪れますように、願いますいいことはあると思うのです今日を生き抜きましょうそして、世界の平和を祈ります御蔭様で、ペンを持っております焦らず、目立たず そして諦めず地道に参ります今日も頑張るあなたを、応援します出勤されたお姉さんとお兄さんへも、ここから元気を送りますさあ、張り切ろう本日も宜しくお願いします柊リンゴ
2023/11/23
新聞記事に、江戸川乱歩先生の紹介がございました先月から待ちわびた特集ですやはり、名作「孤島の鬼」も紹介されました自分は中学生の頃、「人間椅子」の後に拝読し、これはなんぞ? と思ったものです今でも好きなのは、「魔術師」でございます乱歩先生は、子供向けに探偵ものを書かれておられますそこで、こちらの記事で気づいたのは、子供向けなので、むごい場面を避けたことそれが、横溝正史先生とは異なるそうです横溝先生は、大人も子供も同じと解釈されたそうです恥ずかしながら、自分はその点に気づけず、乱歩先生に申し訳なく思います自分は創作をしておりますゆえに、この着眼点に、目の覚める思いがしておりますたぶん、乱歩先生は、お子さんに喜んでもらうには、どうしたらよいかを考え、悪夢を見ないようにと、配慮されたのではないでしょうかその優しさ、温かさを感じているのですその思いがあるからこそ、時代を経て愛されるあの推理、あの表現、装丁も独特でした語りかける感じも、大好きです「自分が小説を書くころ、大衆小説というものはなかったです」乱歩先生、どれほど苦労されたのか自分には計り知れません尊敬する江戸川乱歩先生を想う自分は、同じ国に生まれ、作品を拝読できる幸せを覚えております新聞記者の方へ素敵な記事を、ありがとうございますいつも、学ばせて頂いております柊リンゴ
2023/08/13
すみません 今日は、パソコンの調子が宜しくなく、自分も体調を体調を整えようと思い、長めの休憩をとることにします前向きな気持ちで、明日へ繋げます暑くなりそうですね頑張っているあなたが、今日を無事に過ごされるようにと、祈りますまた明日、お会いできれば幸いに存じますお時間がございましたら、今後とも、何卒よろしくお願いしますいつも、ありがとうございます柊リンゴ
2022/08/16
明日は暦の上で「大雪(たいせつ)」との事で、いよいよ雪の季節到来でございます寒さが厳しくなりますね、暖かくしてお過ごしくださいませ創作は、お陰様で前へ進んでおります先週も仕上げられたのだから、自分を信じて、今回も頑張ります書きたいことがあるのは幸せですこの喜びを綴りたい所存です夢は言葉に出すと叶うと聞きました自分は、楽しく創作を続けたいです見守って下さるあなたの夢も、叶いますようにおやすみなさい柊リンゴ
2021/12/06
長袖のカットソーが欲しい自分です、寒がりですそこへ新聞折り込み広告で、ゆにくろさんワッフルオーバーサイズのトップスです写真を拝見する限り、首回りが開いていて、かわいいクルーネックですここしばらくVネックばかりでしたので、新鮮ですいいなあ 990円ですって俄然、買う気になりました自分は腕が長めなので、Lサイズだと思うのですが、この商品はオーバーサイズもしや、ぶかぶかになるのだろうか?保留にします>>そして、かわいい服のお店でバスクコットンワンピースウエストに紐でリボンする感じですうん これも良さそう夏場も長袖を着たい人なので、ワンピースだと透け感が気になります意外に、透けるのですよねこれも保留です>>前より落ち着いて買い物をするようになれました手持ちのアイテムと組み合わせる事を考えて、慎重に行動しております!張り切ろうコーヒー飲みます柊リンゴ
2020/04/10
あなたの思い出つまったデータ 削除した途端 黙ったスマホデータが消えるまで動いてくれたスマホと思い出にありがとう秋が始まり 僕は手ぶら今は空っぽで何もないあなたの思い出を消して次の季節へ泣きません秋を超えてゆく 僕は今からカバンを持つ新しい靴を履いたあなたの思い出を消して乗り越えて泣いたけど僕の代わりに泣いて居る二度と映らぬ液晶画面たまにちりんと音がする思い出が消えてく音がするスマホも僕も泣いたけどたまにはこんな日があってもいいあきをこえてゆく柊リンゴ
2019/09/28
夜更けに楽天さんのセールで駆け回り、「注文ありがとうございます」メールが舞い込む確認「納期は15日後です」はあ?熟視する、注文時に在庫が無ければキャンセルするか、再生産を待つかの入力項目があり、待つのなら 未記入自分はこれに気づかず未記入つまり 再生産待ちですああでも、すごくかっこいいワンピースなのですタイトで、クール待ちます!大き目のサイズで頼んだけれど、大丈夫かなあああ それでサイズが無いから作るの?コールアンドレスポンスワンピースだけれど、ジャケット風なのです裾が絞れてタイトなので、大き目サイズで上着にも使おうとたくらみました待とう!そういえば炊飯器でホットケーキが作れる話を思い出し、一度試したいです創作書くから、何か食べます柊リンゴ
2019/09/05
朝の始まりより 夜の始まりが好き探して居るものが見えるからお天道様は眩しすぎて僕はお月様に憧れるいつも見ていてくれる輝き夜を披露する輝きいつも同じ姿ではない欠けたり満ちたりするあなたの好きな月僕は心から思う朝の始まりが月をぼやかせる夜の始まりが輝きを増す頼りたい あなたに探し出したい 夜の始まり柊リンゴ
2019/08/14
きみと居ると ごはん食べなくても平気ずっと話して居たいんだきみと居ると 毎日が楽しい愉快だと思えてくるんだそんなことを話してくれていたのになあきみに見せたい色がある 景色がある柔らかな色彩をきみに届けたいそう言っては季節の花の名前を教えてくれたのになあ思い出にはしたくないあなたの強がりが好きでしたひとりでいられない人だから側にいた放っておけない人だからごはんも食べてください・言い続けたきみと話していたら それで充分面白いからそれでいい きみが好きだから心地いいそして 散ったあなた忘れられるはずがない僕に叶うことはなんですかあなたの側にいることが生きがいでしたあなたの弱さと僕の弱さ足しても強くはならなかったけれどそれでも思い出とは言わない弱い僕をもういっかい救い上げて僕の名前を呼んでください柊リンゴ 7.13 2
2019/07/13
子供たちが寝静まる夜更けあなたがそっと つぶやく星が瞬く暗い夜の世界であなたの囁きが 心に沁みる僕はいなくなるきみだけに伝えておく人々が楽しい夢を見る夜更けあなたが別れを告げている今 咲くのを待つ花が居る雨露に濡れる覚悟で咲きたい花が居ますあなたがいない夏がやってくる指折り数えて 朝が来る長い夜が明けていくあなたへの想いを咲かせたい腕を伸ばして届くのならと今だけ咲きたい花が居ます柊リンゴ 7.13
2019/07/13
小雨が風に舞う午前4時朝もやの中に濡れた漆黒の羽を見つけてしまう浮かび上がる黒ついばむ相手を待ちかねた口ばし霧吹きのような小雨が髪を湿らせる背筋が凍るぬるい風が頬をかすめてあざ笑う浮かび上がる輪郭は黒僕をついばもうと待ちかねて電線に佇む烏終わりの始まり自分を甘やかした罰が下る朝もやの中で自分を見失ったことに気づくあなたを忘れて屈みこみひとりだからとさまようばかり雫が落ちた始まりを告げる美しい尾に目を奪われたあなたが託した思いを届けに来た黒い烏かつて あなたはこの羽が美しいと言った羽があるから飛べるんですね「違うよ」羽があるから飛べるんじゃなくて飛ぼうとするから 飛べるんでしょう?きみの言葉はいつか飛べるその手には羽があるきみの想いはきっと飛べるそのさまが見たいんだ待っているとは言われていない待たせているつもりもないだけど願う飛ぼうと思うあなたのところへ飛ぼうと思う柊リンゴ 7.12
2019/07/12
あなたの声を思い出す降りやまない雨の音風に揺れるカーテン月が見えない薄鼠色の空の下奏でる声音を思い出す淋しくないよ 平気だよそういいながら泣いていた月が見えないはずなのに奇麗と言ったきみがこの先迷わぬよう 連れ出すから歩けるねきみがこの先泣かぬよう 残していくから宜しくねあなたの声を思い出し戦慄く体が冷えていく淋しいといえるあなたがいないそれでもひとりで行かなくちゃあなたを追いかけていかなくちゃ寂しくないです 平気ですあなたを思い出したんです柊リンゴ
2019/07/11
素敵な書き物が書けたらいいなあ変われないかなあ譲れないかなあ自分の気持ちだけは正しくないと言われても好きなんですって言うここに来ないでと言われたら頭を下げて出て行こうもう あなたは戻らないからと腹を括り今は孤独を受け入れて居ます替わりのだれかではだめなんですあなただから追いかけたんです嫌なことあった泣かされたし 泣かせたしそれより気持ちが通じたのが嬉しくてひとりで泣いて居ました今も泣き明かしますそれでも孤独だからいいんだって泣いても誰も気に留めないからいいんだそう思うからこれでいいんです気楽ですもう あなたは居ないから気楽なんです強がりますそういう人だとご存じのはずまた ひとりで張り切ろう出かけられるよう 夢を見ようおやすみなさい柊リンゴ
2019/06/02
バルーンワンピースでコットンと麻の混紡、安くてかわいい赤と黒があり、普段着にいいなあ売上ランキングで見つけまして、どんな感じだろう?レビューを探す売れているのに1件もないの!おかしいわコットンだけなら生地の感じは分かりますでも、麻が入ると、これは上質でないと、くしゃくしゃです家で洗えないし買った方のレビューがないとは、これは危険かなあレーヨンでしくじったので最近かなり慎重ですバルーンはかわいいのですが、あまりゆとりがありすぎるとマタニティこれが難しいのです、来ている本人はお気に入り、でも「あら?」と思われる時がありそうだから太りたくないのもありますファッションのためそういえば甘味も探しました、どらやきとか?母の日用ですね、どれもそうかまた、時期をずらしますおかしくてディープな柊リンゴのBL案件ですエブリスタさんでBL読んでいただけて嬉しいです、ありがとうございます!生きる励みです、本気でそう思うエラーになり、各サイト様へ伺えずすみませんエブリスタさんも何回めかのトライですメクるさんへは伺えたのですが、なぜかメールをいただいており、お手数おかけしてすみませんなにか食べよう、なかなか炊けない柊リンゴ
2019/04/27
僕が見る桜とあなたが見る桜は違うんでしょうそちらではソメイヨシノが咲くんでしたね僕が見る桜とあなたが見る桜は趣も違うんでしょうあなたは笑顔で観るはずだから散り際こそが美しいあなたはそうつぶやいたあんなふうに散れたらいいあなたはそうして消えてしまった花吹雪があなたを隠して僕からは見えやしないさくらまじが吹き付ける僕の涙は足元へ花びら浮かべる水たまりどうしたらこの水は枯れ果てますかさくらまじが吹き付ける僕の心を冷やしてく花びら浮かべる水たまりどうしてこんなに悲しいのあなたを本気で好きだから側に居たいと言えばよかったそれでも もう 後の祭りおみこし担いで祭囃子そんな楽しい日々でしたあなたがいつも笑うからたまに涙をこぼすから祭りは夜に開かれる縁もたけなわ 抜け出したあなた今はどこにおられるかそれでも もう 後の祭り好きですと伝えた思いは喧騒に消えた柊リンゴ
2019/04/07
目を離したら居なくなりそう桜の花が散るころに吹く風にあおられて目を離した隙に消えてしまって僕がもう追いかけられないようにもう あなたは飛ばなくていいそんなに泣くくらいならもう あなたは堪えなくていい辛いと一言いってください僕が側に居られるのなら許されないなら この隙に目を離した隙に消えてしまって欲しいんですさくらまじ 吹き付ける細い枝が揺さぶられて 僕も揺さぶられてさくらまじ 花を散らす僕の心も砕け散るああ 川面に花筏あれはどこまで行くのか聞いてもいいですかそう もう返事も聞こえない僕ではあなたの側にふさわしくないさくらまじ 吹き付ける季節が別れを告げていく桜散る 青葉の季節僕に誰が出会ってくれたとしてもあなただけずっとあなたしかだめなんです柊リンゴ
2019/04/06
どこ行ってたの 探したよ泣いていないか心配でどこにいたの 今までの時間屈みこんでいないか危惧してたあの人を見失い きみがさまようのを眺めてた雪が解けて小春日和桜の枝が桃色に変わる季節花咲く前にきみが消えたいいかい よく聞いてぼくの言うことも誰の言うことも聞かないでいいかい よく耳をふさいで目を閉じてきみにはゆるぎない思い出があるはずあの人を追いかけてこういう人になりたいからそうだよねきみはそう思って走り続けたはずこうしてきみに再会できて安堵したきっと泣いているんだろうでもいつか思い出を振り返られるといいねきみは楽しかったはずだからもう1度 桜の花を見てみよういいかいきみはそのままでいいんだからどこ行ってたのなんてもう聞かないよもう1度 会えたんだから花咲く季節に彩られた きみに会えたんだから柊リンゴ
2019/03/18
思い出に甘く酔いしれて他の誰かにあなたの面影重ねています雨降りが続きますあなたがいてくれたときは雨何て降らなかったのに違う誰かの言葉に酔うふりをして嬉しいふりをして本当に喜んでいるかもしれないそれでもあなたを思い出す違う誰かのぬくもりに酔いしれて満たされたふりをして満足かもしれないそれでもあなたを思い出す雨の日が続きます心が泣いていますこの傘ではあなたを招き入れられない大きな傘を買いますからどうかあなたにもう1度雨がやまない夜更けです体が寒くて震えます僕ではあなたをうけとめきれなかったどうか僕を忘れてくださいそうしたら僕はあなたを忘れるそんな気がする追いかけていかない僕は足元に水たまり踏んでずぶぬれあなたが笑ってくれたらいいのにもう一人で立てやしないあなたの甘い思い出に酔いしれて柊リンゴ
2019/03/11
いつ買いに出かけてもないのマジョマジョのアイカラー楽天さんへとんだらあつかいなしひい欲しかったなあゴージャス姉妹はい、ここで笑わない某姉妹を思い浮かべないBLかなり書き込みましたなんとか、明日当たり改稿かなあ張り切ろうおなかすいて、パスコの米粉パンやわらかいから好きでかったのたべようーリビングであざらしが捕食きみさあ、ケーキあげるからやめて!!BL書いていると疲れます、おなかがすきますだから、いいのです食欲がでればOKなの食べるものさえ気を付ければごはん準備です作業にまたきますどなたもいないわいつものこと柊リンゴ、そろそろ自覚しよう、きみは嫌われ者の孤独が似合う限界知らず柊リンゴ
2019/01/13
羽ばたけると信じたのはあなただけ駆け抜けると言い切ったのは僕だけ本当は果てしない道舗装されている道を想いで汚した本当の空は灰色で向かい風が吹き付けるそれでもあなたを想うから本当の月は昼間でも見える夜空に浮かぶ月ばかり眺めて遠いあなたを思い出すあなたを忘れられない僕は失格者忘れてあげたらあなたは楽になるのにいつまでも光を抱える僕は烙印を自ら押したあなたを忘れるより辛い事はありませんからさあ行こう立ち上がろう果てしない道を独りで進もう月はいつでも見られるこの頬に雨が降らなければ柊リンゴ詩は今後、ブログとサイトさんで連載です宜しくお願いします
2018/12/21
きみのことは覚えているよいつもあの人を追い掛けてきみのことを心配しててこの寒い日をどう過ごしているかあの人がいなくなったのも冬だったそして きみが消えたのは春だったあえて 聞かないきみがどこにいたのか話し方が変わったねよそよそしくはないけど吹っ切れていないかなどこか迷っているようでゆっくりしてああ、きみは昔と変わらないあの人を想うように言葉に想いを載せていく届かなくてもいいからと泣き続けるきみが今までどこにいたかあえて 聞かないきみがあの人のことを口に出さないから柊リンゴ詩はカクヨムさんに託しております
2018/12/19
この店を辞めて遠くへ行くよきみに話したら枯葉を踏む音がした「行く当てがあるならいいんだ」僕も枯葉を踏みしめた「いつ出ていくつもりだい」「桜が咲く前に」「もうすぐ先じゃないか」「早い方がいいかと思って」いつまでもきみの傍に居たら好きになる僕はきみを好きになるのが怖い誰かを失う辛さが身に染みてそれなら最初から組み立てなければいいと思う恋をするのが怖くて仕方がない振られるよりも愛されてやがて愛情が薄れて別れる辛さは耐え難い僕は臆病で弱くていけない強くやさしい僕に成りたい「きみと遅刻にならないよう走るのが楽しかった」「お互いぎりぎりに出社だったなあ」「上着を脱ぎながら走ったね」「そんなことするなと怒られたなあ二人して」たわいもない会話が途切れたらJRに乗ろうそして振り切る努力をしようきみを忘れるようにしていこう「きみをどこにも行かせない、傍に居たらいいって話しただろう」僕の全部を引き受けると言うきみそして名前を呼んでくれたきみしかフルネームで呼ばないよねどうか幸せになって僕ではきみを幸せにできそうにないきみはやさしすぎるから傷つけてしまう枯葉を踏みにじる僕はやさしくないから
2018/12/12
この店を辞めて遠くへ行くよきみに話したら枯葉を踏む音がした「行く当てがあるならいいんだ」僕も枯葉を踏みしめた「いつ出ていくつもりだい」「桜が咲く前に」「もうすぐ先じゃないか」「早い方がいいかと思って」いつまでもきみの傍に居たら好きになる僕はきみを好きになるのが怖い誰かを失う辛さが身に染みてそれなら最初から組み立てなければいいと思う恋をするのが怖くて仕方がない振られるよりも愛されてやがて愛情が薄れて別れる辛さは耐え難い僕は臆病で弱くていけない強くやさしい僕に成りたい「きみと遅刻にならないよう走るのが楽しかった」「お互いぎりぎりに出社だったなあ」「上着を脱ぎながら走ったね」「そんなことするなと怒られたなあ二人して」たわいもない会話が途切れたらJRに乗ろうそして振り切る努力をしようきみを忘れるようにしていこう「きみをどこにも行かせない、傍に居たらいいって話しただろう」僕の全部を引き受けると言うきみそして名前を呼んでくれたきみしかフルネームで呼ばないよねどうか幸せになって僕ではきみを幸せにできそうにないきみはやさしすぎるから傷つけてしまう枯葉を踏みにじる僕はやさしくないから
2018/12/12
さあこれからどうしよう失ったものが多すぎてさあこれからどこへ行こうやせっぽちの体で歩き出す足元に積み上げた瓦礫の山誇らしく思う光を見失った自分の視力誇らしく思おう全てを捧げて生きてきた間違いじゃないと言い切ろうここからまた歩き出そう応えのない果てしない道へ繰り出そうなにかを得るために体を削ったなにかを書くために心を削いだなにもみえない明日だけど誇らしく思おう自分だけは自分しか信じない誰かになにをいわれても辛い明日があるかもねこの体がなくなるまで泣く日が続くだろうねこの心が砕けるまで誇らしく思おう支えられて生きられたからさあ明日からどこへ向かおうがれきを抱えていくだけさ光が見えなくても自分だけは疑わず強くやさしい人に成ろう
2018/12/09
深緑色のストールを巻いて外に出る澄んだ水色の空に乾いた空気冬が来るんだと思う朝常緑樹の葉と同じ色のストールが温かい抜けるような空に微かな白い雲もうすぐ吐く息も白くなる歩くアスファルトがブーツの底から固く感じるコートも羽織ればよかったなでもブーツはお気に入りのドクターマーチンどこへでも連れていく俺の相棒お店でパンを買い込んだら会計が999円1000円札を出したら「銀河鉄道に乗れるわよ」999だからかな「いいおしらせ」そうでしょうか「じゃあ、どこまで行けるんでしょう?」機械の星かな確かそういうお話のはず「……よ」レジの音で聞こえない「はい、切符」おつりの1円でいける所はどこだろう「気をつけて出かけてね」コートを着なくても大丈夫そう帰り道が辛くない温かく感じるのはなぜだろう澄んだ空が果てしなく遠い月も隠れて見えないし常緑樹の緑が鮮やかで惹かれてしまうが俺には身分不相応贅沢すぎて瞬きしてしまう永遠の命も機械の体も要らないけど欲しかったのは暖かい上着より言葉だったかもしれないレシートは早く捨てなくちゃ本当の切符を手に入れるための仮だからドクターマーチンを履いたまま行こう走り出せと言われてる今は見えない月への列車へ乗り込もう
2018/11/20
必死で生きていき急ぐ背中を見ながら平気ですか慟哭する横顔を見て止めなければあなたに手を伸ばしたら跡は任せた羽ばたいた羽が俺の頬に触れて空へ消えた夢を見ていましたあなたのようにならなければと随分前から本当は知っていましたあなたにはなれないと憧れて随分さ迷って冷たい床が足から体温を奪うんです独りで温めることが叶うのか教えてもらわなければいけなかった支えて下さる方に恵まれて俺は果報者でしょうでも打ちひしがれない日はありません自分が分からないから見つけて頂けたなんて俺は幸せ者でしょうでも自分はここで終わりたくない俺は夢ばかり見ていますあなたがなにかに踊らされているのも知っていました言わなかったのを悔やみませんあえて俺を導いてくれたからそれでもあなたに憧れて今もさ迷います生きていかなければならないから負けじと生きる姿を見てしまったから挫けなかったあなたが光に包まれたように羽ばたいたように返事がなくても軋んだ叫びであろうとも冷えた床から立ち上がらなければ買い被りなのに俺に託されたならあなたにはなれないのに任せてくれたなら散るその日まで踊りましょう願っているんですただひとつ俺があなたに誇れる存在であることを未来になにも待っていなくてもあなたが俺の光なんですから柊リンゴ詩はカクヨムさんで場所をお借りしていますあまりにもブログの あほう ぶりと異なるのでつまり BL 書かずに逃げていますさむいから
2018/11/20
最初から分かっていたはず高い場所だとそれでも目指したんだろうあの雲の上を誰かがいると信じて捧げた右手突き抜ける勢いできっと気づいてもらえる答えてくれた腕突き進んだ足をくじかれ蹴り飛ばされた日もある粉々になってもきみが気づいてくれたからこの風が吹かなくても覚悟していたはずだから突き上げるたとえ空が見えなくても決めたはず右手を掲げて叫ぶって大丈夫自分に言い聞かせてまだ平気泣いてても最初から分かっていたはずだからあの雲は遠い事とてもはるか遠い彼方だって綺麗なままじゃいられない薄汚れても蹴られてもなじられても粉々になっても右手を高くあげるんだ光に包まれるその日まで報われるとは思わない大丈夫自分に言い聞かせてきみがいるから大丈夫柊リンゴカクヨムさん不定期連載
2018/11/01
改稿しますきちんと、もりあげたいと思います早く出さなくてよかったですよ幸せにしてあげたいし、高田のおとこまえは譲らずにこれも張り切るのですもう、主治医、柊リンゴをお空へ飛ばす気だなこの怒りをいかんとするこれも転機だな、前向きにとらえていくしかないな!ぷんすか!3時間も気を失った、貴重な時間をくれてやった、たたきつぶ……張り切ります公開は今月なかばだと思いますぷんすかー!予定が狂ったまあ、張り切りますいくぜかぼちゃをたずさえてまずは弟にあさごはんだぶんいつもありがとうございます柊リンゴ
2018/10/03
検索機能があるので確認したら、反応が大きいんですけどあの変態、続き、あれば読んで頂けますか?変態じゃないな、おそらく 常盤ですよねしっかりした子です変態を抱かせる訳にも抱かれる訳にもいきませんまもるぞ貞操を少し書いてみますかねこれだけ検索して頂いたし、某所で大爆発しましたからねびっくりしましたよ同期みたいに続きを想定したので、これはかなりありがたいです少しあとですね同期 あるしRもお待ちいただいているしああ、変態がRでしたいけない常盤が まもるぞ抱かせないそういえば同期のRがかなりハードで大丈夫かなと今更思いますすみませんいつもありがとうございます柊リンゴ
2018/09/14
「歯ぁ、食いしばれ。才加」頬に平手打ちを食らい、睨みつけると兄は「おまえのせいで家が滅茶苦茶だ」と吐き捨てた。「警察から連絡があったぞ。何がストーカーに襲われただよ、親を働かせて自分は夜遊びでもして変質者に目をつけられたか、それとも遊んでいるのを隠したいだけなんだろ?」「どうとでも、とればいい。兄さんこそ行方くらましてどういうつもりだよ。よく、のこのこ帰れたね」「人の眼鏡かけて、何してたか言え」俺はいいけど親を放り出して逃げた兄に尋問されるとは。しかし血が繋がっているんだから少しは信用するとか心配とかしないのか。「お兄さん、才加は本当に危なかったんですよ?」都、口を挟むな。「笹野くんには関係ないだろう。それに、学校の先生まで引き連れてどういう事態だ?」俺の事が本当に嫌いなんだな。よくわかったよ。眼鏡を外して「借りてたのは事実だから。ごめんなさい」と差し出した。「謝る相手なら父さんと母さんが先だ」「話にならない」「才加! おまえは昔から本当に……」また頬を打つ気かよ、好きにしたらいい。「やめてください。実の兄弟でしょうに」先生が進み出て俺を背後に隠してくれた。「傷つけるのが楽しいんですか?」兄が返事に窮した。「先にご挨拶したかったのですが申し遅れました。担任の玖李原です。藍田才加くんを保護する目的で警察署まで同行しました。説明が足りなければ私からさせていただきたいと思うのですが、いかがですか」後ろ手にまわされた先生の腕が俺のジャケットの裾を掴んでいるから前に出られない。言い返すな、という事か。「若いですね、先生。才加に騙されていませんか。こいつは甘やかされて育って、何か起きても誰かに守られてきたんですよ。だから世渡りがうまくて人を騙すくらい」「勘弁してください。もう聞くに堪えません」兄の言葉を遮り「親御さんに会わせてもらいます。お話ししたい事がありますから」と靴を脱いで「失礼します」と土間から上がった。つられて俺も慌てて靴を脱ぎ、隣で「えっ」と驚きながら「そ、そうなるのか」と都もバタバタ踵を鳴らした。「教師が何しているんですか、人の家に許可なく上がるなんて」予想外だったんだろう、おろおろとしている兄に先生が「弟さんと似ていませんね」と強い口調を発した。「あなたの許可を得るのは面倒くさそうだからです。親御さんと話をすると言いましたよ」都が「なんか先生かっこいい」と呟いた。同感だ。家庭内の騒ぎに巻き込みたくなかったが、先生はあえてこの火の中に足を踏み入れてくれたんだ。「えっ! 担任の先生ですか」リビングまで突っ切ると居合わせた母親もうろたえているが肝心な父親が微動だにしない。びっくりしすぎてぽかんとしているのが息子ながらに恥ずかしい。こういう時こそ、親としての威厳を見せてくれよ。先生が来ているんだぞ?「才加がお世話になっています、あの、警察から聞いていますがうちの次男坊がご迷惑をおかけしたようで。親として申し訳ないと思いますが」とぽつぽつ話だし「先生がわざわざお越しになるのは、どういった経緯で?」先生にびびっているのが丸わかりで、見ていて辛い。「こちらへ」とソファーに案内されて一緒に並んで腰かけたが、何だろうなあ、この光景。俺の正面に両親がいて、隣に先生と反対側に都。そして玄関口からこちらの様子を覗いている兄。居心地悪すぎる。俺の家族はばらばらだ。恥ずかしい、この羞恥心に耐えるのが試練なのか。都も頭をかいたり、息を大きく吸ったり吐いたりしている。落ち着いてほしい。しかし、先生は毅然とした態度を崩さないな。「突然お邪魔した失礼をお詫びします。お話があって参りました」「は、はい」「単刀直入に申し上げます」「どうぞ」「私に藍田才加くんを預からせてください」「はいっ!?」今、なんて?「えー!?」「都、うるさいし! ちょっと先生、何を言っているんですか?」思わず先生の腿に手を乗せてしまい「あ! すみません」と離した。先生が一瞥して俺の手首をつかむと「静かにしていなさい」と制し、親に向き直った。「ご自宅に警察から話があったんですよね? 速やかに行方不明届を出してください」「そんな大層な。先生は才加がまた被害に遭うと思われるんですか」「被害を未然に防ぐ術があるなら有効活用すべきでしょう。違いませんよね?」攻撃的な言い方はともかくとして、警察署で話していた事はすべて腹を決めていたんだ。有り難いと感謝すべきかな。「以前から才加くんの事情は聞いていました。担任ですからね、些細な事も把握しなければなりません。で、この事態を受けて私なりに才加くんを保護する1番有効な方法として提案というよりもお許しをいただきたくお話ししている訳です」「いえいえ、あのですね先生。……親がいるのにわが息子を先生に預けるというのは道理がとおりませんよね?」「とおりますよ」「え」「失礼を承知で申し上げますが、親御さんは御自分の事で手いっぱいでしょう。お兄さんは肝心な時に失踪されて。戻られたようですが」先生が玄関口を睨みつけた。凍るような視線を発するな、俺でも怖い。初めて兄が不憫に思えた。「今の藍田さん宅は家族のあるべき道筋を見失っています。それで誰が才加くんを守るんですか?」「先生が才加を守れると仰る……んですか?」言葉に詰まる父親なんて見たくなかった。嘘でもいいから親が守ると言えないか。頼りないな、残念に思うよ。「お許しいただけるなら。安全を保障します」父親が黙るので先生も様子を見ているようだ。少し顔つきが変わったかな、昔バリバリ働いていた頃の父親の顔になってきた。「先生はご自分に自信がおありのご様子ですが、才加に自分自身の人生の選択させるとは考えないのですか」「賢い選択は1つしか存在しません」切り捨てるなあ、本当に。「質問を重ねて失礼ですが、先生はご結婚されていますか?」「いえ、独身です。逆にそれで不都合がありますか?」会話のラッシュが果てしないんだけど。「未婚でしたらわからないでしょう。家族、同居人がいるというのはストレスや心配事、気苦労が絶えませんよ。ましてや先生は男前じゃないですか、今後、良いパートナーに出会えた時に才加が同居していたら邪魔になりますよ。才加を守ると仰るが果ては近い将来、才加どころか先生を苦しめるだけじゃありませんか」マイナス思考だな。1度崩壊しているから心が折れて思考が前向きになれないんだ。その原因は親だけじゃない、俺にもあるはずなんだ。でも見ていてこんなに辛いなんて。「そうですね。将来の事は私もわかりません」「でしょう、先生」「誰でもそうじゃないんですか?」「はいっ?」「先の事が見えていたら誰も苦労しません。私は若輩者ですが信条として自分の発言に責任を持つと決めています。結果が良かろうと悪かろうと、自分の行いに恥じないよう生きています。それに付け加えるならこれはあくまで持論ですが、苦労するのもしないのも自分次第で受け止め方も異なりますよ」「はは……。苦労の受け止め方とは。先生の経験からの持論ですか」「若輩者と申し上げました」「先生はお若いんですよ……」「年齢を言えばきりがありませんね。余計な不安を抱えないのも自分に定めた事です。先の不安を危惧するのは愚行の極り。時間の無駄と捉えます」父親の人格さえ破壊するような先生の物言いが責めているようで怖くなる。「先行きを不安視するとろくな事がありませんよ。御自分で理解されておられるでしょうからこの現状という訳ですよね」皮肉か。きついな、先生。警察署の時より苛立っていないか?「ええ、その。わかっていたつもりですが」「ご長男のお兄さんが戻られたのは結構な事ではありませんか。この機会に家族再生を試みてはいかがです。その間、心配材料を抱える才加くんを預かります。これでご納得いただけますね」父親が兄の方を見やる。沈んだ表情からして、あれが使えるのか、という不安が滲み出ている。「才加くんは立派にお育ちです。正直申し上げて悲観していた面も見受けられましたが、現状に立ち向かう姿勢を見せてくれました。ですから手を差し伸べようと思ったのです。窮地に陥っても自ら誰かに寄りかかろうとしないから危険なんです。守らないといけない子です」先生はそんな風に思っていてくれたんだ。「そうですか。親として守っていたかどうか、今になると」「どうだったかはご自身で判断してください」弱る俺の父親に対して突き放し方が冷酷じゃないか? まあ、言っている事が滅茶苦茶では無いような気がするから、俺はあえて助けないよ。しかし、教壇に立つ人の説得力と圧が凄いな。先生、そういう考えで世間を渡っているのか。いや待て。俺をどうするかって話だよね?「先生にかくまってもらうのがいいと、オレも思います」「都?」こいつ、何を賛同しているのか理解しているのか?「才加のお父さんとお母さん、少し楽した方がいいんじゃないですか。借金とか日々の暮らしを支えるのに、なんやかんやで疲れたでしょう。さっきからすごく否定的な事言ってますよ。これじゃあ、才加も疲れるんです。見ていてオレ、辛いんですよ」「笹野くん、あのねえ」「この先生、頼りになりますから。オレが認めたんです」おまえはどうしていつも自信満々の上から目線なんだよ。それに都に言われてまただんまりを決め込むなよ、俺の両親、子供に押されてどうするんだ。「はー。どうしたものか……」「じゃあ、決まりですね」先生に肘をつかまれ、驚いてその顔を凝視すると「行くよ」なんて言う。「先生、俺を本気で預かるんですか?」「そういう話をしていただろうが。才加の耳は飾りじゃないだろう」「……先生、今?」才加って先生に初めて呼ばれた。急に恥ずかしくて緊張する。いつも『藍田、藍田』って苗字なのに。「先生、今呼び捨てにしましたね! それはオレ、許しませんからね」もう都おまえは黙ってくれ。「一緒に住むんだから当然だろう。何か都合が悪いとでも言うのか、笹野」先生も『一緒に住む』とわざわざ言わないでほしい。変に意識してしまう。「では。藍田さんの次男、才加くんを預かります」先生が立ち上がるのでそのまま引っ張られた。俺は本当に先生と住むのか?「ちょっと先生、お話がまだ」と母親が慌てだした。遅いよ、もう。「まだ何か御用があるんですか? 私はもうありませんけど」ぐだぐだになっているけど俺の親ですよ、先生。見下すのは勘弁してください。本当に先生の威圧感がいかんなく発揮されたな。俺も先生の本気には敵わないと感じていたが。「失礼します」それでも俺の両親に深々と頭を下げてくれたのが有り難かった。邪険にしているようで、きちんと礼儀だけは損なわない。「才加……」初めて見る母親の追いすがるような表情に何と返事をしたらいいのか困ったけど、黙って離れる訳にもいかない。「ごめん。先生に攫われるよ」「いっ?」「才加?」都と先生が同時に驚いていたが、言い回しが不適切だっただろうか? しかしこのふたりのシンクロ具合は初めて見たな。10話へ続きます
2018/07/10
体を開かせれば俺のものになると思っていた。現実は、睡のご機嫌取りだ。出会いは星の見えない雨の降る夕刻だった。傘を持っていなかった俺はコンビニで傘を買おうと店を探していた。「びしょ濡れのお兄さん。傘は置いていませんが着替えの服ならありますよ」声をかけてきたのは睡。降り注ぐ雨をかいくぐるような微笑に息を呑んだ。「もう店を閉めようとしていましたが、あなたが最後のお客さんです」口角を上げてこちらを窺いつつ、自信を隠さない姿に翻弄された。「うちは紳士服も少し扱っていますので、ね」俺は傘を買うべきなのに、服を新調してしまった。「よくお似合いで。これならどんな女性でもナンパできます」「きみはどうかな」「はい?」俺は自分でもどうかしていると思った、しかし止められない。一目ぼれだったのだ。「黒松課長、今日こそはランチご一緒しましょう」女性陣が長財布を片手に現れた。「行かないと、こそこそLINEをしているって部長に言っちゃいますよ」「どうしてそれを?」「吉田くんから聞きました」あいつ、要注意だ。しかもLINE自体、睡から返事が来ない。既読にはなっているが忙しいのだろうか。いや、面倒なのかもしれない。少しづつあいつのことがわかってきた。睡は我儘で自己中心型で、自分は変わらず周囲を変えていく人間だ。断り切れず女性陣とイタリア料理店でピザのランチをとる羽目になり、トマトとにんにく、オリーブオイルだけのシンプルなマリナーラや、バジリコを散らしたマルゲリータを見ながら『飾り気のないこういう奴が売れるんだよな』と思う。睡は自分を飾らない。しかし、スタッフとして・男として女性を集めるセルフプロデュースはしている。何の努力もしないものは誰も魅力を感じない。たとえ素が良くても通り過ぎてしまう。それを振り向かせるのが睡だ。昨日は女性陣に邪魔をされたが今日は自分の憩いの場へ赴く。睡と食べるランチは自分へのご褒美に近い。まあ、ご機嫌取りに終始しがちだが。「昨日はお店に寄れなくて悪かった。お詫びに良さそうな店を選んでみたんだ」「別に? 謝らなくていいんじゃないの」唇の端に付いたソースを親指でぬぐう睡の仕草も好きだ。俺は毎日、睡の好きな所を見つけるためにランチへ誘うのかもしれない。「今日は泊まりに来るだろ?」ランチのミニバーガーセットをほおばりながら睡が首を振った。「棚卸があるんだ。22時終了予定だから多分疲れて寝たいはず」「つれないな。俺が残業の時は『先に食べて寝る』とLINEを送って来て失望させるし」「そんな事あったっけ。多分、お腹がすいていたからだね」目線もくれない。つけ入る隙がない。棚卸前でピリピリしているのだろうか。「伍希。このミニバーガーセット、プレーンとフイッシュ、照り焼きがあって面白いね。普通のハンバーガーの1/3の大きさだから女子でも食べきれるね」「あ、ああ。そうだな」「女子向けっぽいからそれは丁度いいのかな」確かにこのメニューを載せたインスタは女子ばかりだった気がする。初歩的なミスだ、睡はよく食べるのだ。これでは足りないのだ。「美味しくないか?」「ん? 美味しいよ。見た目が鮮やかだし。ハンバーガーもバンズがソフトでパテは2度挽きみたいで柔らかく、肉汁が出ないから手が汚れない。てりやきはどうしても汚れるけどね、ま、いいよ。まあ、プレートにポテトじゃなくてベビーリーフを散らすあたり、インスタに上げるにはもってこいの見た目重視だろうし、食べるのが女子だろうから、その辺は食べやすさに重きを置いたのかもね。僕はがっつりいきたいから、間にベーコンを挟んでほしいな」これでもインスタで話題のお店に連れてきたつもりだぞ。少しは誉めろ。スマホを操作しながら睡がまだ食べていなさそうな話題のお店を探す。肉続きだったし今日のこれは不評だったから海鮮だな。「じゃあ、明日はロブスターの……」「明日もお店に来るの? 営業ってどんな仕事なの」呆れた顔をするな、これでも時間のやり繰りをして勝ち取った俺の大事な時間なんだぞ、それくらいわかってくれよ。「じゃあ明日は御飯ものがいいな。前行ったことがあるお店」誰とだ? 俺では無いような気がする。「伍希じゃないよ?」「わかっているよ。見透かしたように言うな。じゃあ、誰とだよ」詮索するような言い方に気恥ずかしくなる。「スタッフと。うちのお店の売り上げ目標達成のお祝いで、皆でヒレカツを食べたんだ。その店、ごま油を使用していてカリッとした歯触りに肉厚なカツが半生な揚がり具合でね。ソースじゃなくてマスコットというイタリアの岩塩で食べるんだよ。店長のおごりだったから、皆で追加のカキフライも食べたんだ」かなり食べていそうだな。しかも、また肉を食べるのか。何が御飯ものだ。それにしても、本当によく食べる割に華奢な体つきで、摂取した栄養が何処へ行ったのか不思議でならない。「店の皆と食事って。まさか、お客とも行くのか?」「よくお客さんに誘われるよ、お茶に行こうって。2回は断るね。3回言って来たら、まあ、美人ならいいかなと思うけどそういう人程3回は言わない。もし外で会ったらその人、お店に来なくなるでしょ。満足しちゃって。ホストみたいなものかな。僕はあくまでショップのスタッフだから来店させて買ってもらう。営業努力しているんだよ、こう見えてさあ」それは女性客を転がしているんだと言いたい。どうせ、その気がある素振りをして大量に服を買わせて連日通わせて……。「態度が馴れ馴れしくて気に入らないお客さんには仏の顔も三度まで。別にその人に来てもらわなくてもうちの服は売れるし」同じ数字の3でも意味が違う。睡の中で確かでしたたかな線引きがある。「今日は僕が払うから」睡が立ち上がろうとするので焦った。「え、俺の方が稼いでいるからいつもどおり俺が払うよ。お店も半ば強引に俺が決めたんだし」「たまにはいいじゃない。珍しく伍希が決めた店だからさ。僕も働いているんだし」喜んでほしくて検索して良かったか。感謝してくれていると捉えていいのだろうか。いや、少し違う気がする。俺の選択ミスだ。女子受けするお店に連れてきた、これが気に障ったのだ。睡は中性的な顔立ちだが女子ではない。からかわれたと思われたか?睡の後を追ったが速足で追いつけなかった。勤務する店へ立ち寄る時間はもうない、帰社しなければ。誤解がなければいい、もしも嫌われてしまったら、睡の次の行動が読めない。まさか気に入らないお客のように体よくあしらわれるのか。今もそんな感じだが。睡の心を開かせるには体の関係が無かったうちが良かったのだろうか。3へ続きます●プリン●評判の良いお店のプリンを食べてみたのですが、……セレブ向けだったかな。こう、小さな牛乳瓶にとろんとろんのプリンが入っていまして、それをすくう長めのスプーンをいただいたのですがすくえないっ。がしがしと瓶にスプーンをぶつける有様。自分のような子供舌にはコンビニや安価なプリンが合うようで。十分、美味しいです。大好きですよ。今はセブンのプリンが好きかな。
2017/05/27
彼は枕の端を握りしめて体をのけ反らす。胸の突起が悩ましい。そして磨いた爪が部屋の明かりに妖しく輝き、それは興奮とともに揺れるのだ。吐息のような「ん」と漏らす声が、たまらなく俺を駆り立てる。愛おしい、そしてもっと彼が欲しい。薄い皮膚に浮き立つ肋骨をなぞると「ふふっ」と笑い、顔をそむける。そんな憎らしい動作もたまらない。「伍希(いつき)、もう眠い」そっけない言葉。でもくぐもった声で名前を呼んでくれるのが嬉しい。欲情して彼の滑らかな腰をなぞりぐいと寄せ付け既に俺の液で濡れた穴に指を挿入し「まだいいだろ」くいくいと広げてみたら「眠いんだって。嫌いになるよ」と跳ね除けられた。だが、俺の茎は起立したまま暴発さえならない。「もう1回、したいんだ」熱のこもった声を発したが返事さえもらえなかった。自分だけ果てたのだろうか。仕方なく寝顔の彼を見ながら起立した茎を扱き自慰で済ませる、彼はなんて我儘な奴なんだと思いながらも狂おしいほど体が火照る。「畜生、思い通りにならない……」彼は達したのか、そんな気遣いが出来る頃はカーテンの隙間から朝日が漏れていた。すると俺の左腕に爪痕が残されていた事に気付く。そっけない態度、自分勝手な行為。でも強く求められた傷跡。俺は愛されているのだろうか。まだこの鞄に慣れない。営業職とは書類やタブレットを持ち歩くと共に得意先に信頼関係を直に顔を合わせて築くものらしい。当然身なりも気を配る、それなりに品のある・しかも高価なものではいけない。得意でも無い分野の部署に、異動の辞令を受けて2日。この2日は長く感じた。ランチを楽しみにする派遣社員の女性達が羨ましい。それを支えに雑務やパソコンへ神経を集中できるからだ。昨日「黒松課長、ご一緒しませんか?」と誘われたが丁重にお断りした。支払いが俺の担当になる予感がしたのだ。俺は黒松伍希。役職は課長。不本意ながら若干27歳にして同期内の出世頭と指を指される始末だ。しかし入社以来の営業事務職での実績で課長の座を勝ち取ったのでは無い。訳ありだ。俺の前に居た人が社内不倫をしていて、それが噂好きの女性社員に知られ、まあ魔がさしたと言うのかわざと社長に社内メールを送付したのだ。結果、相手はクビで、その人は左遷。臭いものには蓋。事実を確認しないまま人事異動が行われ、空いてしまった席に俺が座る羽目になったのだ。昇進という甘いおやつ付きで。おやつは欲しくなかったが断れる雰囲気では無かった。「やれるよね?」そう、上司に釘を刺されて首を横に振れるような性質ではない。自分には向いていないと思っていた営業職。特に外回りなんて車内は良いが、歩くことが多く靴底を減らすだけで苦痛そのもの。しかしこれが仕事なのだ。自分に言い聞かせながら気付いたのは、外回り中ならいつでもランチを取れるという事。勿論、相手先の都合や約束事が最優先だが大抵の場合、通常の午後をまわった14時過ぎがランチタイムになる。彼・空木睡(うつぎ すい)の休憩時間と重なるのだ。睡は女子向けのショップで働いている。年は25。しかし副店長を任されている強者だ。見かけは中性的でレイヤーミディアムの髪型、好んでよく着ているクレリックシャツが似合う。細身の体を強調するようなストライプを好んで着ている。睡は自分の容姿を理解して存分にその魅力を発揮しているのだ。「ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております」店先で服の入った手提げ袋の縁を持ち、お客に手渡すと恭しく頭を下げ、ふふと声が聞こえそうな笑顔で締める。さぞかし顧客は多いだろう。「あ、伍希。ランチ?」素の顔に戻るんだな、器用な奴だ。「出れるか?」「いいよ。今、僕のお客さんが帰ったところだし。15時までは閑散としているから」睡が指定したのはローストビーフ丼で有名なお店だ。こいつは細身のくせに肉食で、驚くほどよく食べる。「伍希ってさあ。いつも自分が行きたいお店を言わないよね」部長に呼ばれた事が頭をよぎる。『黒松くん。きみは地道に営業活動をしているようだが、先方の言いなりではわが社の利益に繋がらないぞ』『言いなりとはお言葉ですが』『吉田くんから聞いたよ。見積もりの見直しをすると言ったってね』吉田。後輩にあたるがこの部署では先輩だ。いつも同行している、あいつ内通者だったのか。気を付けよう。『この業界も安泰ではない。火中の栗を拾う、と言う。きみも早く慣れたまえ』「今度、美味しいお店を調べておくよ」「あ、いいよ。この近辺なら僕の方が詳しいし」何なんだ、こいつ。「イズミ・あ、これお店の休憩の隠語だった。昼休憩に合わせてわざわざ来るくらいだもん。僕の事が相当好きだよね」自信たっぷりに言われるとぐうの音も出ない。「我儘だけどな」これしか言い返せない。ここは店だぞ? 人が大勢いるんだぞ?「ああ、そうそう。会社はどうなの」「まだ軌道に乗れないな」「会社の不平不満を持ち込まないでね。僕は受け止める気が無いから」なんだ、優しさの欠片も無いのか。本当に俺は愛されているのか?ただの知り合いみたいじゃないか。体の関係を除いては。俺は睡が好きだ。だから愛されたいと願うし抱きたい。睡は1度も俺を好きだと言ってくれない。今朝も、昨日も。●夜明けの空の美しさ●黒い雲に群青色の空いいなあ、好きだなあと眺めています我儘な子は今まで書いたことがありますが、相手そっちのけでいるのは初めてです恋愛感情があるのかなーという感じであ、拍手ありがとうございます嬉しいです読んでくださる人がおられるのだという励みになりますツイッターでは二次のことやくだらない日常を呟いているので、もしも興味がありましたら次ものろのろ更新です、すみません
2016/08/24
シックな色合いなのに可愛いなあ。普段に使えそうなので購入検討中です。 Disney Dream Box
2012/05/09
半透明のカーテンの向こう動かない青空が見える僕は去年 これをずっと眺めていたはずなんだ動かないカーテンの向こう水色の空が浮かんでいるああ僕は こればかり見上げていたはずなんだ膨大な時間 数え切れないため息 絶望 浪費 矛盾嘘 逃避唇を押さえていた指を洗おうとのぞいた鏡に映るのはまぎれもない今の僕今を生きてる誤魔化せない現実を見ている澄み切った青空に不釣合いな僕は今も半透明のカーテンで何かを仕切り 薄暗がりの中で立ち尽くす無力 無抵抗 無反応攻撃 追撃 とどめをさす生きる術を身につけたはずが 青空を見上げることができなくなったさあ自分を許せるかい
2010/07/23
カーテンを開けたら 外は雪が積もってた温度差で結露の雫が流れる窓を少し開けて 白い息を吐いた指先がすぐに冷たくなっていった窓を開けたことを悔やんで ため息をつくとすぐに閉めたこの季節は苦手だきみと繁華街の歩道を歩いたことをすぐに思い出してしまうからこの季節は嫌いだどうしてきみと この橋を渡れなかったのかと自分を責めるからカーテンを閉めたら 部屋は暗くなった温度差で結露の雫が流れる窓を指で擦ると ため息をついたこの季節のぼくは臆病だきみに大事なことを伝えずにいたからこの季節のぼくは卑怯だったきみに この思いを言わずに繋いでいた手を放したのだから
2010/01/13
天気予報のお天気マークを見るよりも、『沿岸部・山間部は雨』などという文章に目が釘付けになりますそして雨が降ると、ああ・矢張り我が家は山間部なんだと自覚せざるをえないで、今日もまさにその状況なんですけど…病院に行く日だから困るのよ~~!ぴかぴか自転車を濡らす羽目になる…でも行かなくちゃ 今朝も3時起きだったことを言わなくちゃなんだか脱力早く雨が止まないかな~~●愛読書●「ワンピース」はいつ読んでもワクワクします毎週・ジャンプで読んでいますが、コミックスでまとめて読むと高揚感が増しますやっぱりいいな~安心する今のイチオシは蛇姫様 ボア・ハンコックです!(この55巻には少ししか登場しませんが)●弟のおごり●甘くて美味しかったです!周りをホワイトチョコでコーティングされていて、これがたまらん!ありがとう、弟よ!
2009/09/04
メンタルな薬(1種類になりました)とともに「パブ●ンゴールド」を併用するなんて…昨日のお昼に風邪薬を飲んでから調子がよかったので、風邪薬を飲まずに寝て・昼まで過ごしたら見事に熱とくしゃみに襲われましたぶり返すなよ~と突っ込みたい油断大敵ですね、今は薬を飲んだので目がウルウルして鼻水が出る程度ですが、今晩も薬は飲んで寝ますあ~早く落ち着かないかなご飯を作る気力が萎えそうだ…困るじゃん●久々に●なんだかおかゆ系が食べたくて、お昼はお茶漬けにしましたお昼にちゃんとしたものを食べるのは1ヶ月ぶりくらいかなー美味しかった~【P5倍】永谷園 さけ茶づけ 6袋入※要エントリー 9/3 23:59迄★税込3150円以上で送料無料★この味は永遠だと思います!●バガボンド●いつになく美しい色彩の表紙で、本屋で手にしたとき「まさかこれで終わり?」と訝ったほどでしたとんだ勘違いだったんですけど読み終えて、さすが井上先生だなあと感服しました人生の道を分けた又八と武蔵、それぞれの生き様がリアルで胸にくる戦いの中に身を置いた武蔵はどんな姿になろうとも暗闇から抜けることはできないのかいろいろ考えさせられる巻ですしかし楽天さんの表示が変わって、慣れるまで苦労しそうだなー
2009/09/03
『最近どう?暑くてたまんないね』1ヵ月に1度来るきみからのメール『休日に子供と遊んでいたら日焼けしてさ』まるできみの声が聞こえるような文面に吹き出したああ あのとき声をかけなくてよかったんだ僕では到底きみを幸せに出来なかった季節が何度巡っても いつも側にいたきみのこと大事だったけど声をかけるのが怖かったなんでもないこの関係が壊れるのが怖かった『暑いから外に出たくないけど仕方ないよね』返事を打とうとして やけに時間がかかる『子供がいると大変だけど楽しそうじゃん』最後の送信ボタンが押せなかった僕の視界は歪んでいた指が震えて携帯が床に落ちた言えなかった言葉と気持ちが 僕の中で溢れていた
2009/08/20
僕が勝手に決めた退職日上司が不満ありげな顔をしていた出て行くんならさっさとしなさい上司がつぶやいたのはキレのいい言葉だった朝礼でいつもどおり皆の前に立つそしていつもどおり社訓を読み上げて終えるところを僕は退職の挨拶をしたそんなつもりはないのに涙がこぼれてしまったすると目の前のきみの肩が震えているのに気付いたともに頭を下げ「お世話になりました」と告げた僕の声も震えていたどうしてきみが泣くんだよきみはいつも笑顔でそしてクールな子だったのにどうしてきみが泣くんだよ僕はそんなに酷いことをしていたのかと思い知らされたきみの気持ちを聞いたことはなかったそんなことを聞かなくても 距離感なんてなかったそれなのに僕は辞めることをきみに話していなかったんだ出て行く僕を見送る人の中に きみはいなかった少し安心して 少し残念な気がして暗い夜空を見上げながら これでいいんだ と僕は歩き出した冬の空今にも雪が降り出しそうな強い北風にコートの裾をあおられながら僕はもう2度と失敗をしないぞと思ったんだ
2009/08/18
蝉の鳴き声を聞きながらだんまりを決め込んでいると「暑さで溶けた?」と きみの声がした僕の手の中にはコーヒーが入った紙コップこれを指しているのかと思ったら「暑すぎて生きる気力を失うよね」と きみが続けた僕は適当に相槌を打って 氷が溶けたコーヒーを飲むそしてため息をつくと「けだるそう」と きみが笑った「気力が萎えているのはわかるけどさ、人前では笑顔を見せなって」処世術に長けたきみに言われるとうなずくしかない僕は不器用で感情を面に出すからいけないのだでも嘘をついてまで笑顔になれないし 元々そんな気分じゃない「初めてきみが笑った顔を見せたとき、本当に楽しそうに笑うんだなと思った」そんなことを言うなんて きみはいつも嘘をついているの?笑顔のきみに隠された感情に気付くには時間がかかりそうだ今日は夏日まともな思考ができやしないきみの首元に汗が流れ落ち 襟足が濡れているのを見ながら僕はきみを知りたいと思った
2009/07/21
最近 きみの夢をよく見るんだあの頃のように2人で走り回って 大笑いして 涙目になって時間の経つのがとても早く感じられたんだ最近 きみはどうしているんだろうそんなことを夢うつつな中で考えて また眠って ようやく起き上がってもうきみは僕の側にいないことを再確認してしまうんだまだあの街に住んでいるのかな地図で調べないとわからなかった小さな街「田舎だから」と苦笑いしたきみに 僕は「うちも田舎」と答えて笑ったんだきみに会えなくても平気だって いつも自分の気持ちを誤魔化してたきみと離れても何も変わらないなんて 僕は傷ついていない振りをし続けた夢の中のきみはいつも 僕の元に駆けつけてくれるんだ「怪我をしてるじゃん!」そう言って絆創膏を貼ってくれるんだでもどこに絆創膏を貼ってくれたのかわからない僕にはそれが見えないんだきみに会えなくても平気だって 僕は今でも意地を張るきみと離れていても何も変わらないのは 僕の気持だった
2009/07/04
喧騒の中でもなにがあっても動じない同じ年なのに度胸のあるきみが好きでしたときには楽しそうに笑顔を見せるけれど泣き顔は絶対に見せない強気なきみが好きでした誕生日を迎えるきみを喜ばせたくて前の週から色々考えていました欲しいものはなんだろう何をあげたら喜んでくれるんだろうでもその前に自分の気持ちすら伝えていない僕でした自分を変えられない僕を残して季節だけが変わりましたどうしたらきみに気持ちを伝えられるのか何もわからないまま いつもどおりに友人として側にいました言わなくてもわかることなんて 限られていると思いました言わなくちゃ伝わらないことだって わかっていましたこの関係が壊れるのが怖くてきみを失うのが怖くて僕は何も伝えられませんでしたあれからきみはどうしていますかときどき思い出しては 自分が情けなくなります会えなくなってから何年過ぎたか覚えていませんときどききみを思い出して花束を渡せたら未来は変わっていたのかなと ぼんやり思う僕でした
2009/06/11
欲しいものは近づいたり遠ざかったりして なかなかつかむことができない探しているものも近くにあったり 手を伸ばしても届かないところにあるいつから欲しがりだした満たされない想いで乾ききった心に映るのは ものじゃないわかっているのに欲しがるのは 決して手に入らないと知っているからかもしれないきみは近づいたり遠ざかったりして なかなか手を触れ合うことすらできない探していたきみは側に来たり 背中を向けたりして気持ちが届かない場所にいるいつから欲しがりだしたどうして欲しがりだしたんだ叶わない想いと知りながら それでも幸せになりたいと願うからかもしれない
2009/06/11
光が見えるうちに進めと誰かが言う輝きを目指して進めばいいと誰かが言うその光はとうに失った輝きも色あせてくすみ 大地の色と変わらないあの扉は僕が閉めたんだなにもかも失くす覚悟で扉を閉めたんだそれなのになぜ今頃になってなぜ僕はあの光が恋しいんだろう自分で決めた道なのにどうして戻りたいんだろう決して輝いたものではないけれどそこには得がたい幸せがあったんだきみを泣かせたのは僕だ僕がきみを道連れにしてあの光から遠ざけたんだ今は恋しいあの光が見えなくなって 大事なものだったと気付いたんだもう戻れないねどうして僕は生きているんだろう生きながらえているんだろう地面に光はないだけど見上げれば輝く空があるもう戻れないけれどいつかあの輝きに僕は向かう光が見えるうちに進めと誰かが言うそんな光は見えやしないのに●これはBLですが●#6/6「室内の湿度」更新しました→
2009/06/06
水をくださいこのまましおれてしまいそうなんです水をください起き上がることさえ苦しいんです昨日まで晴れていた僕の空は曇った鏡のようになにも映さない人は生きるためにどれだけの水が必要なんでしょう人は人を愛するためにどれだけの気持ちを注げるのでしょう水をください僕が差し上げることができるその日まででいいんです水をください花を咲かそうとは思っていません心が乾いて割れてしまいそうなんです#6/5「室内の湿度」更新しました→こっちはBLです指先もつま先も冷えているけど出口は見えてきました、そんな話です
2009/06/05
今日も暑くなりそうだなと思いながら、ジャンプのためにコンビニへ急ぎました少し外にいただけで頭がクラクラ~今からこんなことでどうすると思いながら今週のリボネタバレしていますので、読んでいない方はスル~してください↓とうとう始まった新世界創造バトルですが、説明が多くて1回読んだだけじゃわからん獄寺くんは「わかりやすくていいじゃねーか」と言っていますが、彼に教えを請いたい気分です今また読んでみましたが、遠まわしなことをせずにタイマンだ!と思う私は間違っているなボンゴレとミルフィオーレ、それぞれ標的が選ばれて胸に燃える炎が消えたら負けつまりそれがバトルのタイムリミットだそうですが、やることが身勝手だな百蘭さんは~弱っていく標的は見ていられないですよ~こう、人質をとって戦うみたいで…どうかな…と言いつつ、始まったら燃えるんだろうけど…だって山本くんの出番だからそうだ雲雀さんのお出ましには「おっ?」と思いましたが、そこに当然のごとく現れるディーノさん!「ずっといたぜ」がいいです…誰にも気付かれなかったんですね…ディーノさんのそんなところも好きですそれにしても雲雀さんをよく懐柔したなあ~~そしてアニメの話もいいですか!とうとうオリジナル・アルコバレーノ編、開始!!!天野先生の描かれたカラーのアルコバレーノがたまらんですルーチェ可愛いし風も当然可愛くてたまらんし(雲雀さんに似すぎ)、大人リボーンがクールすぎ…今週のジャンプは、このカラーがあったので得した気分です ヒバード発見しました!●BLでホモですが●#5/25「mellow」開始しました→お時間がありましたら立寄っていただけると嬉しいですあ、リボの二次じゃないですよ…すみません
2009/05/25
新連載のAKABOSHIの流星ならぬ明星のクールさに驚きながら、今週のリボ。すぐにバトルかと思いきや、そこは天野先生…舞台の準備とは!ねたばれありの偏見に満ちたリボ感想ですまだ本誌を読んでいない方はスル~してくださいね↓獄寺くんの「てめーらおせーぞ」の表情が大人っぽくていい!そしてそれに応える山本の「わりーわりー」が妙に可愛い…ちょっとはにかんでいませんか?何かあったんですか??一緒に遅れてきた人と!!その遅れてきた人は「個人として来てるんだ」とつれないお言葉…でも顔が拝めただけでも私は嬉しいです!しかし超高層ビルのど真ん中でバトルですか―!なんか凄く迫力が生まれそうな気がしますそして綱吉チョイスで決まったバトル参加者って…誰?上から ツナ・お兄さん・骸さん・雲雀さん・山本・ランボ・これは獄寺くん?としたらもしかして バジルちゃん?!でもバジルちゃんだったらイルカだからビルのど真ん中はキツイでしょう…一体誰?!かなり興奮してしまいますよ、天野先生~~!!次週はいよいよチョイス開戦ですね、期待しています 雲雀さんの扇子…キュートすぎ●おやつが欲しい…●新連載もなかなか面白かった(でも長く感じた)ので、熱中したせいかおなかが空きました 美味しそう!まとめて買おうかな かなりお値打ちなベーグルセット 送料も安いな~送料込みのものには弱いです ポイント10倍には、かなり弱いです
2009/05/18
今朝も暑い名古屋ですが、負けじとでジャンプを買いに行きました表紙を見て「あれ?サンデーを買ったのか?」と思いましたが、無事に今週号をゲットです…この田舎では争奪戦なんですよ売り切れるのが早くて(つまり入荷が少ない)気分を変えて、ようやく揃ったボンゴレファミリー以下、リボの感想です いつもどおりの偏見です美味しいところを持っていくなあ!雲雀さんと山本くんは!あの2コマに萌えましたさすが天野先生、出す場所を心得ていらっしゃる!しかも小さなコマで「ボス」と指示を待つ髑髏ちゃんも可愛かった見所沢山の今週のリボ、楽しませていただきましたよ白蘭の登場の仕方も不気味でなかなかいいのですが(あのひと妖怪だったか?と思いました…)その驚きをぶち壊す、ファミリーの輝けるそろい踏みこうじゃなきゃなあ~と嬉しかったです 10年後の雲雀さんもいいけど10年前の活躍に期待が高まる~~!! クリアファイルならいくつあってもいい、予約しようかな…ところで新連載も話もいいですか?パーフェクトボディのめだかちゃん、下着姿は如何なものか…ツンデレなら、そこで恥かしがってもいいだろうに恥じらいがないのが残念…だけど話の展開は、格闘はおさえて恋愛がらみもあるんですね~ 好みです強くて綺麗な子は大好きです、次週も読もうと決めました
2009/05/11
次号からの新連載も気になるジャンプあの巨乳のお姉さんは何ものですか?久々におもしろそうな作品かもしれない!期待をこめつつ、リボの感想ですいつもどおりの贔屓っぷり 偏見です↓おそろいのスーツ姿っていいですねー!!もう、スーツには弱い私は、たとえツナたちが中学生であっても許す!これはいい!!相手方も戦闘スーツでしたが萌えなかった… この人たちやはりツナたちだからこそ・かなあ今週の見所は 瓜でした個人的に猫が好きなので、あの懐かない感じがとてもよかったところで、あのー…雲雀さんと骸さんは?聞いてはいけないか? この絵は凄い! やっちゃえやっちゃえ!な感じ(なにを)ところで昨年飼い逃した扇子も発見しました 夏になったら使いたいアイテム~気分的にかなり涼しいと思われます ヒバード…こんなことになっちゃって
2009/04/27
春は桜を見る余裕がなくて夏は星空を見上げても繁華街の明かりにかき消されてきみとは季節を共有した記憶が無い秋は枯葉を踏んで音を立て冬は舞い踊る雪と一緒に繁華街を駆け抜けたきみと過ごした日々に季節は感じられなかったそれでも思うよ楽しかったって僕は思うよ辛いこともあったけど笑顔でいられたって春の桜を見ようと誰かに誘われても断って夏の星空を見ようとしても時間に追われてきみとはただただ 走り抜けた記憶しかないそれでも思うよ楽しかったって僕は思うよきみと出会えてよかったって今の僕がいるのはきみと会えたおかげだから苦しくても もがいても きみに恥じない自分でいたいんだ僕は思うよきみも笑顔でいてくださいって
2009/04/22
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