仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2007.12.31
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カテゴリ: 宮城
昨日(30日)家族で県北部を周回。途中お昼に、国道4号沿いの赤い看板が目印の西屋ラーメンにお邪魔する。実は市役所近くの著名なそば屋に入ろうと、右折しようとしたら準備中の看板。あわててそのまま北進、なんとか西屋さんの駐車場の3台目スペースに滑り込む。

この店、以前から国道4号を通る度に目には入っていたが、一度も訪れたことがない。ケガの功名とは言え、家族4名で入ることができたのも幸い。時刻はちょうど12時過ぎ。店内は満杯状態。お客さん達は近所の家族連れという雰囲気。ラフな格好や、お年寄り連れなので、そうわかる。

ご家族だけでやっているのだろうか、客が多いのに調理はご主人とおぼしき1人だけで、あとはホール係など2人でやっている。メニューも豊富で、かなり大変だろう。

我が家は、中華大盛り(編集長=父)、みそラーメン(母)、とんこつ(姉)、ワンタン麺(妹)。どれも美味かったが、みそのスープ、豚骨のスープが良かった。5年生のお姉ちゃんはちょっと冒険でとんこつを頼んでみたのだが、大当たりだったようだ。皆でスープをすくいあって楽しんだ。

ところでこの西屋さん、入ったことはないのだけど私には思い出がある。たしか上の子が2歳か3歳くらいの頃。車で上の子を後部のベビーシートに乗せて夜の国道4号を仙台方向に走っていた。どういうわけか子どもが泣きやまず、運転しながらなだめていた私もついに爆発して大声でどなってしまった。子どもに怒鳴っても仕方ないのだが。すっかり頭に血が上って、車を止めて降り、後部に回ってドアを開けて、たぶん、そんなにイヤなら降りるかオイ、とか言ったのだろう。短気な性格から直情的に行動する時があるが、ストレス状態を継続するよりも何らかの行動に出ることで同時に頭を冷やす、という無意識の機制なのかも知れない。

その降り立った場所が、まさに西屋さんの駐車場。夜で店は閉まっていたと思う。

そんなことがあってここを通るたびに、若干の悔悟を含む記憶がよみがえっていたのだ。そこに初めて入店できた。

ラーメンが届くまでのやや長い間、上の子は店内を観察してあれこれ話題にする余裕も。豚骨を味わった後は、小上がりの空くのを待っている子ども連れの家族のために席を空けてあげた。

西屋さん。成長しました、この子も。ありがとう。





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最終更新日  2007.12.31 11:13:39
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