仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2009.07.26
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カテゴリ: 東北
またまた選手権大会の話題ですが、宮城は今日が準々決勝。東北全体では既に4県で代表が決定しています。ここまでの熱戦を振り返って何点か取り上げたい。

■青森
明日27日の決勝戦が、青森山田高と大湊高に決まった。三沢に快勝し代表を目指す常連の山田。対する大湊は、甲子園初出場を狙う。準決勝では、センバツ出場の光星学院を破った野辺地西を相手に、猛攻を見せて10-1のコールド勝ち。

野辺地西が延長で光星学院を破ったのも見事だと思ったが、ノーシードから決勝進出の大湊の快進撃もすばらしい。青森県の野球事情をよく知っているわけではないので、地元の新聞の記事を確認してみる。

下北から初の甲子園をめざして地元は一丸。準決勝で快勝したこともあり、あと1勝を信じて盛り上がっているようだ。かたや、大金星の後に大敗した野辺地西は、激戦の疲れと気の緩みからか予想外の展開にうなだれていた。(デーリー東北の記事から)

みんな一生懸命だ。がんばった皆さん、応援した地域の方々。

■山形
酒田南が優勝。決勝は打線爆発で17-0の大勝。主戦の安井投手は5戦連続完封とまさに王者の貫禄だ。しかし決勝まで勝ち上がった新庄東も立派だった。延長戦を制してベスト8となり、準々決勝では春の優勝校の羽黒に粘り勝ち、準決勝では米沢中央を振り切る。

そもそも開幕前の評では、日大山形、酒田南、羽黒、鶴岡東という上位シード4校が中心になると見られていた。初戦で第8シード東海大山形を破った新東のここまでの快進撃は大いに讃えられる。準決勝で下した米中は、実は春にコールド負けしていたそうだ。


明桜が3-0で強豪の本荘を下して13年ぶりの代表。連覇を目指した本荘の必死の守りも素晴らしかったが、シード校が序盤から敗退する波乱の大会の勝者はこれで決まった。

秋田県には悲願がある。県勢の11年連続初戦敗退の汚名を雪ぐことだ。たしかに勝ちには恵まれないが、甲子園では毎回素晴らしい試合を見せてくれる。明桜には失礼になるかも知れないが、圧倒的な常連私学がないのも秋田の特徴で、公立伝統校の大舞台での奮闘は見事だった。今回は、校名変更後初の舞台で、明桜に思い切り暴れまくって欲しい。





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最終更新日  2009.07.26 11:50:50
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