仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2013.04.29
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カテゴリ: 宮城
加美町に足を伸ばしました。中新田の火伏せの虎舞をみるために。

130429虎舞2.jpg

今日やっているという以外に何の事前勉強もせず、休日で遅く起き出してきた下の子を車に乗せて、まずはR457で加美町を訪れ、車の流れの雰囲気に任せると、バッハホール向かいの駐車場(中新田体育館の駐車場のようだ)に乗り入れる。出会った知合いの方や、店の人に聞いて、あの屋根に虎が登るヤツの場所を教えてもらう。ちょうど間もなくだということでした。

いつも通過するR457以外にはほとんど中新田の街を知りません。やはり街を知るには歩いてみるものです。R457から役場側に入っていくと、石で舗装された通りがあり(花楽小路)、ここが祭りの中心地。交通規制が敷かれていて、一歩通りの中にはいると、信じられないくらいほどの人の数。出店に並ぶ人やら山車を待つ人やら、大変な人の密度です。

目抜き通りの南のあたりで、さっそく虎がいましたので撮りました。

130429虎舞1.jpg

わが親子の流れは、さらに人混みをかき分けるように北上していくと、人々やTVカメラが待ち構えている。そして屋根のある建物(寅や)が。その南隣が祭典本部(伊藤歯科駐車場とのこと)のテント。なるほど、ここがよくニュースや観光パンフでみるアレですか、と感無量。そこで2人で待っていました。

ほどなくして、山車が南からやってきて留まります。そして、いよいよ、寅やの屋根から6頭の虎が出てきて、演舞です(冒頭の画像)。中学生でしょうか、屋根瓦の上の足場にしっかり乗って、虎の頭を左右に振ったり、尻尾を立てたり。屋根のてっぺんで太鼓をたたいたり、横笛を吹く人たちも。

それから、中新田高校の生徒達がゴミ収集などボランティアをしていました。

暖かい初夏の日。大変いいミニトリップでした。

記念にもらったビラから記念に要点を記載します。

(まつりの案内と交通規制マップのビラから)
平成25年初午まつり火伏せの虎舞
宮城県指定無形民俗文化財
主催/加美町・中新田火伏せの虎舞保存会 加美商工会・中新田「春まつり」露天運営協議会

(中新田グルメ&土産マップ 創刊号平成25年2月11日 から)
初午まつり
毎年4月29日に開催されている。約650年前、春先の強風により大火の多かったこの地域で、中国の故事にならい虎の威を借りて風をしずめ、火伏せを祈願したのが起源。色あざやかな山車とともに町内を練り歩く虎の姿、ときに高屋根に登り腹いっぱいに風をはらんで立つ虎の姿は勇壮そのものです。

毎年2月11日建国記念の日に、うめえがすと鍋まつりin加美が、加美町の花楽小路イベント広場を中心に開催されます。鍋は200円から300円で約20店舗の出店。オープニングセレモニー、酒蔵見学会、チャリティ地酒など盛り沢山の内容です。


それにしても、鍋祭りの宣伝文句が、酒蔵見学と地酒...と酒づくし。さすが清水の酒の里。ぜひ今度は2月に行ってみたい。





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最終更新日  2013.04.29 18:33:59
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