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カテゴリ: カテゴリ未分類
空を飛べると主張する画家が、地上何十メートルもの上空に浮んで死んでいた!

どうして空で死んでいたのか?画家は空を飛んだのか?
時を同じくして近くの公園でも騒ぎがあり、さらに別の凄惨な事件も・・・
『山高帽のイカロス』他2作品+近況報告を収録。

やはり気になる男だ、御手洗潔!
彼に振り回されてみたい、と思ってしまったり(笑)
数え切れないほどいる探偵のなかで(実際に会ったことは1度もないが)
ドキドキ感、ワクワク感が一番強いのは彼かもしれない(安心感とはチョット違う?)


作品をみていくと・・・
『山高帽のイカロス』はのっけからとんでもない謎が提示される。
こういう死体には初めてお目にかかります(もちろん小説上での話で)
中編という長さからか、一気に詰め込みすぎているようにも感じる。
贅沢に盛り沢山だけれども、もっとすっきりしていたほうが好みかも。
ですが、なんともアクロバティックで、これもまた良いかな、という感じです。

『ある騎士の物語』御手洗と石岡君(やはり君づけで呼びたくなりますね)が中世で大活躍!という話では当然ないわけで。ここでは15年前の話を思い起こして、という形式。当事者ではない御手洗は完全な安楽椅子探偵。ちょっと変わった切り口の作品です。

『舞踏病』この中では一番好きです。
思わせぶりなプロローグ、塔は消えたのか?
御手洗の所へやってきた訪問客は、毎晩、異様な顔で踊り続ける男について話をする。
その男、昼間は普通の爺さんであるようだ。狐憑き?はたまた狂人のふり?それとも・・・

御手洗のダンス(いやただの物真似か)はかなり怪しそう(笑)

最後の『近況報告』は“おまけ”ですね。御手洗潔の日常生活について少々。
うーん、これはあまり…。神秘的な、謎の部分を残しておくのもいいのでは?
まぁ、あまり解明されているわけでもないですが。

やはり大長編を読みたくなりました。

まだまだ先は長い(笑)





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最終更新日  2003年09月27日 21時42分25秒
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