June 1, 2005
XML




今日のNHK「そのとき歴史が動いた」で
放送された 『宝暦治水』
久々に感動しました。


この話は、私が小学4年生のときに
社会の授業の「郷土の学習」で
『木曽三川分流工事』として学びました。


幕府からの命令とはいえ、この
尾張(愛知県)と美濃(岐阜県)の民の
苦難を救うために、遠く薩摩(鹿児島県)
の地から、自費で来た薩摩武士たち。


工事の完成後、工事によって生じた
莫大な借金の責任をとって、薩摩藩の
家老・平田靱負(ひらた・ゆきえ)は
切腹して果てた、と。


遠い昔に小学校で学んだことを、
今日のTVでさらに詳しい内容を見て、
感動・感激、そして薩摩武士への感謝でした。


幕府からの無理難題を「民のため」と
引き受け、工事が始まれば権威をかさにきた
幕府の役人の数々の嫌がらせで苦しめられ、
それでも工事を続行して艱難辛苦を乗り越えて
三川分流工事を完成させてくれた。


今地図で見ると、愛知・岐阜・三重の県境となる
木曽・長良・揖斐(いび)の3つの川は、
川筋がきれいに分かれてます。


しかしその昔は、この3つの川が
ゴチャゴチャになってて、雨が降れば
氾濫して、民人を苦しめました。


その難儀を、まさに命がけで救ってくれた
遠い薩摩の武士たち。
当時の人たちが、どれだけ薩摩に感謝したかを
十分に想像できました。




現在の小学4年生は、「郷土の学習」では
名古屋市の場合は「熱田の港」のことを
やってて、この話を知らないようです。


しかし私に年の近い人たちで、特に歴史が
好きな人たちは、この宝暦治水の話は
ちゃんと知っていて、海津市や桑名市で
石碑などを見れば、今でも遠い昔に思いを
はせて、薩摩への感謝を忘れてはいません。


歴史の中で、時代を動かしたヒーローたち
ではないけれど、心から感動した話でした。







薩摩義士の方々、我ら地元民はあなた方の偉業を












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  June 2, 2005 12:35:38 AM
[歴史・旅行 (*゜ー゜*)ノ] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Calendar

Profile

☆えみりー☆

☆えみりー☆

Keyword Search

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: