June 22, 2012
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テーマ: 徒然日記(22945)
カテゴリ: 興味を持った話題
昨夜の雨が通過した今日、やっと爽やかな青空が広がりました
空気もべたつかず風も吹いて、心地良い暑さです。

最近の私、HDD内にたまった録画を少しずつDVDにコピーして、
HDD内を整理しています。
軽く楽しむドラマはコピーもせずにすぐに消せるのですが、歴史の
ドラマなどなかなか味わい深い内容もあり、これがコピー後も消せ
なくて困ってます。(←私の性格)

でも、いいことや興味深いことを言ってるんですよね。
例えば2年前に放送された 『大仏開眼』
この中で 吉備真備 役の吉岡秀隆さんが、唐から持ち帰った方響と
いう楽器のことを近所の子どもたちに説明するときに、こんなことを
言ってます。
(以下、ドラマ 『大仏開眼』 より抜粋)


音楽は各々の楽器が調和しなければ美しくない。これはそのための
道具なのです。
(唐では)こうやって音の基準を設けたように、国の仕組みにも基準や
規則を設け、国全体が調和するよう考えられています。」

方響についての説明はこちらです ⇒  方響(ほうきょう)

なるほど。
私は子どもの頃から音楽が好きだったけど、「音の基準」 のような
ことは疑問に持ったことがなかったです。
時代劇にはこうした今の時代にも通じる文化史の話もあるのですね。

歴史的に 「ありえない」 の連発といえば 『水戸黄門』

再放送をしています。
今やってるのは 佐野浅夫 さんが黄門様の第22部と思われます。

先日の放送で、風車の弥七 役の中谷一郎さんと柘植の飛猿 役の
野村将希さんが、悪の組織に入り込むために2人で店でどんちゃん
騒ぎを演じていました。

茶碗を箸で叩いて音を出すなんて行儀悪いといえばそうですが、
昔の庶民が手近なもので音を楽しむとしたらこれだったのかなと
思いました。

もっと古い時代のドラマで 『聖徳太子』
こちらでは、物部氏との戦に勝った蘇我軍の兵士たちが、戦勝の
喜びを表すのに皆が輪になって、木製の盾を弓で叩いて音を出して
楽しんでいました。

音楽。音を楽しむ。
時には力強いニギヤカな音で気持ちを鼓舞し、時には優しい音で
心を癒す。
今の時代のように好きな音楽を聴く、歌う、奏でるが手軽にできな
かった時代でも、人々は工夫して音を楽しんでいたのですね。

時代劇はストーリー以外にも見所のあるものだと思います。

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私が長年好きなTULIPは、各メンバーが今でも現役でコンサート活動をしています。







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Last updated  June 23, 2012 07:52:08 PM


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