Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2015/02/10
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カテゴリ: Bar UK


 バーUKのオープン以来、オーナー(マスター)としてお客様に対して、可能な限り心がけている(=こだわっている)8つのことがあります。いずれも、自分自身があちらこちらのバーに一人の客として通っていた頃、「こんな店だったらいいなぁ」と望んでいたことで、実際そのようにしてくれていた店もありました。それは以下のようなことです。

(1)ハイボールや水割り、リッキー系のドリンク等には可能な限り「薄はり」のタンブラー(グラス)でお出ししています。グラスのサイズは大ぶりの12オンス(約360cc)を使います。

(2)氷も、可能な限り、一貫目のブロックアイスから自ら包丁で切り出した1個の氷を使います。

(3)お付き出しは、ご注文のあったお酒の種類に合うものを常に2~3種類ご用意して適切なものをお出しするようにします。

(4)ノー・サービス料(チャージ)の時間帯=オープンから午後7時まで=でも、必ずお付き出しを一品、無料でお出しします。

(5)お会計の際は、すべての明細が記された伝票をお見せして、料金を頂戴します。決して、合計金額だけが書かれた小さな紙切れを見せて頂戴することはしません。

(6)お釣りは、可能な限り新札でお渡しします。自分自身、客として新札でお釣りをもらったら、いつもとても嬉しかったので。

(7)サービス料は午後7時以降、300円を頂いていますが、決して「チャージ」という曖昧な言い方はしません。はっきり「サービス料」と明示して頂きます(それだけサービスには誇りを持っています)。他の一部のバーでやっているような、チャージ料を頂いたうえにさらに、サービス料を5~20%上乗せするようなことは決してしません。

(8)可能な限り、それぞれのお酒の料金は明示します(店の掲示板やメニュー・リストにもスペースの限界もあり、さらには商品の入れ替え等で十分に対応できないこともありますが)。


 誤解のないように書いておきますが、バーUKと同じようにしていないお店を批判する気持ちは一切ありません。営業方針はそれぞれのお店が自己責任で決めるべきで、他人がどうこう言うものではないと思っています。

 グラスは“薄はり”でなくても口当たり良いグラスで出してくれる店はありますし、氷はUKよりはるかに手の込んだ氷を使ってくれるバーもあります(例えば、オン・ザ・ロックで使う球体の丸氷を自ら削り出しているバーとか。一人で営むUKではそこまでの余裕はないので四角い氷に切り出しています)。

 どのようなやり方をするかはその店の自由な権利ですし、客はそれが気に入らなければ行かない自由(選ぶ権利)があります。バーUKでは、今後とも僕なりにいろいろと考えて、常にお客様目線を忘れずに、試行錯誤していきたいと思っています。ご意見・ご提案があればマスターまで遠慮なくお伝え頂ければ嬉しいです。


【Bar UK】  大阪市北区曽根崎新地1-5-20 大川ビルB1F 電話06-6342-0035 営業時間 → 平日=午後4時~10時半(金曜のみ11時まで)、土曜=午後2時~8時半、定休日=日曜・祝日、別途、水曜と土曜に各々月1回程度お休み。店内の基本キャパは、カウンター7席、テーブルが一つ(4~5席)。午後4時~7時はノーチャージ、午後7時以降はサービス料300円


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Last updated  2015/02/11 11:41:18 AM
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うらんかんろ

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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
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▼コロナ禍の家飲みには、Bar UKのハウス・ウイスキーでもあるDewar's White Labelはいかが?ハイボールに最も相性が良いウイスキーですよ。 ▼ワンランク上の家飲みはいかが? Bar UKのおすすめは、”アイラの女王”ボウモア(Bowmore)です。バランスの良さに定評がある、スモーキーなモルト。ぜひストレートかロックでゆっくりと味わってみてください。クールダウンのチェイサー(水)もお忘れなく…。

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