Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2018/05/18
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カテゴリ: Bar UK写真日記






 クラシック・カクテル研究をライフワークにしているマスターが、Japan Timesの取材を受け、記事にコメントが紹介されました。「地味な仕事にちゃんと注目して、取材して頂けるのは有難いことです」と嬉しそうなマスターでした。


 6月にオランダへ旅する予定のマスター。現在、オランダ語を猛勉強中です。「英語でほとんど事足りると思うけど、現地の言葉も話せた方が絶対、もっと旅が楽しくなるからね」と。さて、成果の程は?



 マスターは時々、映画の勉強を欠かしません。とくに史実に基づいた作品が好きとのこと。この週は、2日連続で「ペンタゴン・ペーパーズ」「チャーチル」を鑑賞しました。「その時代、時代の風俗、文化、飲食事情なども実に興味深い。バー・トークのネタにもなります」。なるほど趣味をきちんと実益につなげていますね。


 スコットランドの6つの島のモルトをブレンドしたウイスキーとして人気の「The Six Isles」。その限定品がこのほど発売されました。フランス・ポムロール地方の赤ワインの樽で追加熟成させた、実に美味しいモルトです。これはもう飲むしかない!


 「ティオ・ペペ」と言えば世界で一番よく飲まれている辛口シェリーですが、その生産元もゴンザレス・ビヤス社が、スコットランドでウイスキーを購入・熟成させた後、スペイン・アンダルシアの自社へ運び、自社の甘口ペドロヒメネス・シェリーの樽で追加熟成させたという、手の込んだブレンディド・ウイスキーが誕生しました。「ノマド(Nomad)」。実に飲みやすい、優しい味わいに仕上がっています。コスパもいいですよ。


 マスターはこの日、サントリー社の大阪工場を見学しました。主にホワイト・スピリッツやリキュールを造っている工場ですが、初めて見るものばかりでとても勉強になったそうです。


 バーUKで定期的に開催している「テイスティングの集い」、この日のテーマは「18年熟成物モルトウイスキー飲み比べ」でした。なんと18種類もの銘柄の味わいを、一度に比較できる貴重な機会。参加者の皆さんは、様々なモルトの個性的な味や香りをとことん味わい、堪能したご様子でした。


 バーUKにアイランズ・モルトの「アラン(Arran)」の限定ボトルが登場しました。ブルゴーニュワインの樽だけで11年熟成させた逸品です。マスターは「個人的には、現時点で、間違いなく2018年のベスト1のモルトです」とベタ誉めです。これはもう飲むしかないですね。お早めに!


 この日バーUKに素敵なお客様が! マスターが10年近く懇意にしている千葉・船橋のバー・クーパレッジの店主、岩渕正・知子さんご夫妻です。5年ぶりくらいの再会でしたが、ご夫妻は初めてのご来店。「遠いところをわざわざ来て頂いて、本当に感謝感激です」と嬉しそうなマスターです。


 バーUKに新しいシングルカスクが仲間入りしました。「クライネリッシュ(Clynelish)20年」で、フランスのボトラーズLMDW社の商品です。マスターは、「美味しそうな濃い色と、ラベルの斬新さに惹かれた衝動買い」と笑っていますが、まったり、ねっとりして上品な甘みもたっぷりの、実に旨いモルトです。これも、2018年のベスト5入りは間違いなしですね。



 マスターの友人で埼玉県在住のパブデ・ピカソ画伯(本名・叶内哲さん)が久しぶりにご来店。バーUKに貴重な新作原画をプレゼントしてくれました。題して「シングルモルト曼荼羅」。まさにウイスキー・バーにぴったりの、素晴らしい作品ですね。マスターは早速額装して店内の壁に飾りました。


 最近、新しいラムは仕入れてなかったバーUKですが、この日、ベネズエラの「ディプロマティコ」がお目見えしました。ベネズエラでは人気No1で、コンクールでも数々の受賞歴があるプレミアム・ラムです(海外のバーでも置いているところが多いのです)。ぜひ一度お試しを!おすすめはオンザ・ロックです。


 マスターはまたまた映画館に足を運びました。伝説のバーテンダー、チャールズ・シューマンを主人公にしたドキュメンタリー映画「シューマンズ・バーブック」です。「バーの仕事も、外の世界(日本以外の国々)を知ることはとても大事だと思います。日本だけがスタンダードではないということを常に意識しなければ、『井の中の蛙』になってしまいます」。観終えたマスターにも感じるところが多い、示唆に富んだ映画だったようです。


 マスターはこの日、アイラモルト「ボウモア(Bowmore)」のウイスキー・セミナーに参加しました。そして、そこでは11年ぶりの嬉しい再会がありました。講師をつとめた蒸留所長のデビット・ターナー(David Turner)さんは、実はマスターが2007年にボウモア蒸留所を訪れた際、特別に案内役をつとめてくれた方だったのです。マスターは「こんな日が来るなんて、信じられないよー」と感激至極でした。







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Last updated  2018/05/18 02:41:33 PM
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うらんかんろ

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Comments

kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
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▼コロナ禍の家飲みには、Bar UKのハウス・ウイスキーでもあるDewar's White Labelはいかが?ハイボールに最も相性が良いウイスキーですよ。 ▼ワンランク上の家飲みはいかが? Bar UKのおすすめは、”アイラの女王”ボウモア(Bowmore)です。バランスの良さに定評がある、スモーキーなモルト。ぜひストレートかロックでゆっくりと味わってみてください。クールダウンのチェイサー(水)もお忘れなく…。

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