Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2022/09/30
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カテゴリ: ITTETSU GALLERY
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 ITTETSU GALLERY:もう一つの成田一徹(680)~(700)

 バー・シーンを描いた切り絵で有名な成田一徹(1949~2012)ですが、実は、バー以外をテーマにした幅広いジャンルの切り絵も、数多く手掛けています。花、鳥、動物、職人の仕事、街の風景、庶民の暮らし、歴史、時代物(江戸情緒など)、歴史上の人物、伝統行事・習俗、生まれ故郷の神戸、小説やエッセイの挿絵、切り絵教則本のためのお手本等々。

 今回、バー・シーンとは一味違った「一徹アート」の魅力を、一人でも多くの皆さんに知ってもらいたいと願って、膨大な作品群のなかから、厳選した逸品を1点ずつ紹介していこうと思います(※一部、バー関係をテーマにした作品も含まれますが、ご了承ください)。
※故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。






(680)十二支:子(ねずみ)<上> =3点 1984年 & 1996年
 ※この連載もあと20回で終了。最後に、一徹氏が残した十二支をテーマにした作品を紹介して、締めくくりたい。一般的な十二支の順番に従って、まずは子(ねずみ)から。1枚目=毎日新聞休刊日お知らせチラシのために制作<1996年>、2枚目=プライベートな年賀状<1984年、ペン画>、3枚目=自著の切り絵技法書の「作例」として<1996年>(この連載は700回で終了予定です)。











(681)十二支:子(ねずみ)<中> =4点 1996年
 ※昨日に続き、十二支の子(ねずみ)をテーマにした切り絵作品を3点。1枚目=プライベートな年賀状のために制作、2~3枚目=自著の切り絵技法書のための「作例」として、4枚目=市販の年賀状イラスト集のために。













(682)十二支:子(ねずみ)<下> =5点 1996年
 ※「子(ねずみ)」は2回で終えようと思ったが、あまりにも作品点数が多い(30点近く)ので、あと1回だけ紹介したい。今回の5作品は、すべて当時市販された「年賀状イラスト集」のために制作されたもの。











(683)十二支:丑(うし) =4点 1985年 & 1997年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズ。2つ目は丑(うし)。1枚目=プライベートな年賀状として制作、2~4枚目=当時市販された「年賀状イラスト集」用の「作例」として制作。











(684)十二支:寅(とら) =4点 1986年 & 1998年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズ。3つ目は寅(とら)。1枚目=1986年、プライベートな年賀状のために制作(「T.Narita」のサインが)、2枚目=寅歳の前年(1997年)に市販された「年賀状イラスト集」用の「作例」として制作、3~4枚目=誰かのエッセイのための挿絵として制作。ちなみに、この連載の第441回で一度「寅歳のための年賀状デザイン」として4作品を紹介している。
→ 画像はここに










(685)十二支:卯(うさぎ) =4点 1987年 & 1999年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズ。4つ目は卯(うさぎ)です。1枚目=プライベートな年賀状(1987年用)のために制作(「T.Narita」のサインが)、2枚目=毎日新聞休刊日チラシのための作品、3~4枚目=卯歳の前年(1998年)に市販された「年賀状イラスト集」用の「作例」として制作。













(686)十二支:辰(たつ) =5点 1999年 & 2000年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズ。5回目は辰(たつ)です。1~3枚目=辰歳の前年(1999年)に市販された「年賀状イラスト集」用の「作例」として制作、4枚目=プライベートな年賀状のために、5枚目=誰かのエッセイの挿絵として制作か?。











(687)十二支:巳(へび) =4点 1989年 & 2001年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズ。6回目は巳(へび)です。1~2枚目=プライベートな年賀状として制作(1枚目の絵は一見、マングースが主人公に見えるが実は…)、3~4枚目=当時市販された「年賀状イラスト集」用の「作例」として制作(この連載は700回で終了予定です)。













(688)十二支:午(うま) =5点 1990年&2002年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズ。7回目は午(うま)です。1枚目=プライベートな年賀状として制作(1990年)、2枚目=何のために制作したのか不明(2002年)、3~5枚目=2002年市販された「年賀状イラスト集」用の「作例」として制作。















(689)十二支:羊(ひつじ) =6点 1991年&2003年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズ。8回目は羊(ひつじ)です。1枚目=プライベートな年賀状として制作<1991年>、2枚目=1枚目の別バージョン(切り絵技法書の「作例」として制作、3枚目=プライベートな年賀状&販売用絵葉書のために制作<2003年>、4~5枚目=プライベートな年賀状の別バージョン<同>、6枚目=切り絵技法書の「作例」として制作。













(690)十二支:申(さる) =5点 1992年&2004年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズ。9回目は申(さる)です。1枚目=プライベートな年賀状として制作<1992年>、2~5枚目=自著の切り絵技法書および市販の「年賀状イラスト集」のための「作例」として制作。













(691)十二支:酉(とり) <上>=5点 1993年&2005年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズ。10回目は酉(とり)です。1枚目=プライベートな年賀状として制作<1993年>、2~5枚目=自著の切り絵技法書および市販の「年賀状イラスト集」のための「作例」として制作<2005年>。













(692)十二支:酉(とり) <下>=5点 2005年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズ。一徹氏は酉(とり)の絵を思いのほか数多く残していたので、あと5枚ほど紹介したい。今回の作品は、すべて自著の切り絵技法書および市販の「年賀状イラスト集」のための「作例」として制作された。













(693)十二支:戌(いぬ) <上>=5点 1982年&1994年&2006年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズも”ラス前”で、きょうと明日は戌(いぬ)を。1~3枚目=プライベートな年賀状として制作(1枚目<1982年>の作品は切り絵ではなく、版画)、4枚目=誰かのエッセイの挿絵として制作、5枚目=市販の「年賀状イラスト集」のための「作例」として。













(694)十二支:戌(いぬ) <下>=5点 1994年&2006年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズも"ラス前"。きょうも戌(いぬ)の絵を。1~2枚目=プライベートな年賀状として制作、3~5枚目=自著の切り絵技法書または市販の「年賀状イラスト集」のための「作例」として制作。



















(695)十二支:亥(いのしし) <上>=8点 1995年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズも、いよいよ最後。きょうは亥(いのしし)。一徹氏はなぜか亥歳をテーマにした作品をやたら数多く残しているので、3回に分けて紹介したい。初回は、すべて1995年の亥歳のために制作したもの。1&3枚目=プライベートな年賀状として制作、2枚目=毎日新聞休刊日告知用チラシのイラストとして制作、4~8枚目=自著の切り絵技法書または市販の「年賀状イラスト集」のための「作例」として制作。

















(696)十二支:亥(いのしし) <中>=7点 1995年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズも、いよいよ最後。昨日に続き亥(いのしし)の絵を。1枚目=プライベートな年賀状として制作、2~7枚目=自著の切り絵技法書または市販の「年賀状イラスト集」のための「作例」として制作。

















(697)十二支:亥(いのしし) <下>=7点 1995年&2007年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズも、亥(いのしし)の最後の7枚で締めくくり。1&2枚目=プライベートな年賀状として、3枚目=誰かのエッセイの挿絵として、4~7枚目=自著の切り絵技法書または市販の「年賀状イラスト集」のための「作例」として制作。











(698)十二支:番外編 =4点 1993年~96年&2005年
 ※十二支をモチーフにした作品シリーズも、干支ごとの作品紹介は昨日で終わったが、一徹氏は複数の干支がコラボした作品(主に毎日新聞の読者向けチラシのイラストとして依頼されたもの=1993年~96年用)、すべての干支を一堂に描いた作品(2005年)も残しているので併せて紹介しておきたい。いずれもカラー作品で、完成度の高い作品となっている。























(699)十二支:紹介しきれなかった作品・大放出 =10点 1990年代~2000年代
 ※この連載もきょうを含めて残り2回。これまでたまたま取り上げることができなかったが、私が個人的に「これだけは皆さんに見せておきたい」という絵を、最後にまとめて10点紹介する。いずれも完成度の高い作品だが、なぜか「和の趣・粋」もしくは「日本の習俗」をモチーフにしたものばかりになってしまった。













(700)山崎蒸留所にて =5点 2002年
 ※この連載もきょうが最終回。2020年10月から約2年に渡って続けてきましたが、お付き合い頂いた皆様に心から感謝いたします。紹介した作品は、近い将来、「作品集」という形で出版できることを願っています。もし計画に協力いただける方があれば、ご連絡をお待ちしております(→ arkwez@gmail.com まで)。
 さて、最終回では、月刊誌「MEMO 男の部屋」で計70回掲載されたバー訪問記の連載「素(す)に戻れるところ」(2000年~2006年)からの作品を紹介して締めくくりたい。この連載では、毎回、全国どこかのバー1軒を一徹氏が訪問し、バー&マスターを描いた切り絵と自身の文章で紹介した。
 しかし2002年11月号では、「番外編」としてサントリー山崎蒸留所を取り上げ、5点の作品が掲載された。1枚目=お馴染みの蒸留所の外観、2枚目=ウイスキー樽の貯蔵庫、3枚目=ウイスキーの仕込み水にも利用されている蒸留所内の小さな滝(背後に迫る竹林に伏流水が湧き出て、流れ落ちている)、4枚目=テイスティングルーム(描かれているのは、当時のチーフブレンダー・輿水精一さん。一徹氏と同い歳で、個人的にも親しい友人だった)、5枚目=ご存知、シングルモルトウイスキー「山崎12年」。




◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします (著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。

※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、 こちらへ

★過去の総集編ページをご覧になりたい方は、 こちらへ。

【Office Ittetsuからのお願い】成田一徹が残したバー以外のジャンルの切り絵について、近い将来「作品集」の刊行を計画しております。もしこの企画に乗ってくださる出版社がございましたら、arkwez@gmail.com までご連絡ください。


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kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
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