ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Apr 10, 2007
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カテゴリ: 映画、テレビ
「公園デビュー」

 今日観た映画は、今年2007年2月のアカデミー賞で三部門にノミネートされてた作品。だからかなり期待して観に行った。

little children www.littlechildrenmovie.com

 こてこての不倫モノ。キャリアを捨て郊外で平凡に住む主婦が、公園で出会った主夫に惹かれていき、やがて泥沼にはまっていく話。

 日本でも公開が決まったらしい。どろどろしたメロドラマが好きな客層には評価されるかもしれない。
 ただ、この映画をニッポンの映倫がどこまで規制するか多少興味がある。自分はアメリカのド田舎の映画館で観たのだけれど、映画の途中の「濡れ場」(←死語?)とかで退出してしまった人が何人かいた。純朴な方がたの住む保守的な土地柄だから仕方ないか。

 この映画、登場人物の誰もが、確かに題名どおり「大人になりきれてない大人」ばかりで、あまりに非日常的な彼らの言動には閉口してしまう。自分中心に本能のまま生きているというか。

 アメリカ英語で演じきった主演のケイト・ウィンスレットと、超ヘンタイかつマザコンおやじ役の助演男優がアカデミー賞にノミネートされてたのはいいとしても、脚色賞候補というのはちょっといかがなものか。というのも、映像として映画で観るより、小説として原作を読んだほうが面白いかもと思わせる映画だったから。

 こういう何気ない日常のなかに潜む不幸をねちねちと描く映画は決して嫌いではない。おちゃらけたハッピーエンドの映画よりは観る価値あるとは思う。


 例えば、これと全く同じ話をフランスを舞台に映画化したら、あるいは日本を舞台に移したらどういうふうに仕上がるだろうか。ふと思った。

*****

追記: この映画、観る前はてっきりイギリス映画だと思ってた。ケイト・ウィンスレットが主演というのもあったし、 ジェニファー・コネリーってショーン・コネリー卿の娘だとばかり思ってた から。赤の他人だったなんて今日まで知らなかった。しかも発音も全然違う。 Connelly と Connery (笑)。





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最終更新日  Apr 15, 2007 08:15:02 PM
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Re:映画: リトル・チルドレン(2006年アメリカ)(04/10)  
kintyre  さん
こんばんは、私もこの映画を観ました。

ジャッキー・アール・ヘイリーの演技は、他の出演者のそれとも違い際立っていましたね。
性犯罪者の立場、満たされない心を持って不倫に走る男女の描き方がとても印象に残りました。 (Aug 31, 2007 11:41:22 PM)

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