ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Oct 8, 2007
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 どうゆう団体・組織に属して音楽活動を楽しむか。そこにも国民性らしきものを見出せるようです。

 日本の場合、市民オケとか、大学オケ(さらにはそのOBオケ)、企業オケというように、組織ベースのオーケストラが多いのに驚きます。
 今でこそ特定の作曲家とか分野を専門に演奏することを目的として集う同人オケもあるようですが、いずれにせよ団体が先に存在し、プロの指揮者を「お招きする」形式がほとんどではないかと。

 パートリーダーとか日程調整係とか楽譜係とかの役割分担もきちんとしていて、さすが組織で動くのを得意とするニッポン的経営、今思うと感動的ですらあります。

 こちらアメリカのアマオケは全然違ふ。

 まず指揮者ありき。半ば独裁者的にオケを操ります。指揮者=創設者だったりするわけで、自腹を切って経費を立て替えてる場合も多い。こまごまとした雑用も率先してこなします。
 指揮者だからといってプロとは限らない。自分のオケを持つのが子どもの頃からの夢だった、みたいな音楽ヲタク。

 ちょっと上手いオケになると、入団オーディションも厳しく、当然指揮者本人が選抜に立ち会います。
 選曲も席決めも指揮者の一存。僕としては、あんまり民主的じゃないなと感じることもときどきあります。



*****

 こちらにも、日本のような組織先行型のアマオケが全くないというわけではありません。 ギルド系 が存在するのであります。医者のみで構成されるオケとか、弁護士オケとか。

 ニューヨークはわかんないけど、ロンドンには同性愛者による「ゲイ」オケとか、ユダヤ系のオケがあったよーな。

*****

 組織が先か、指揮者が先か。どちらも一長一短あります。

「先輩後輩」とか「上司部下」の関係を音楽的な活動にまで持ち込みたくはない。ときには違う指揮者の棒のもとで演奏してみたい。……など。

 僕もオケ選びには苦労してます。そもそも、もっと個人レッスンとか室内楽の練習とかに時間を費やしたいから、オケを退団したいと思うことは頻繁にあるけれども、やっぱり楽しいから止められない。
 いろんな人との出会いがあるのも魅力。





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最終更新日  Oct 10, 2007 07:01:05 PM
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