ピカルディの三度。~T.H.の音楽日誌/映画日誌(米国発)

Mar 9, 2008
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カテゴリ: 映画、テレビ
「やもめが翔んだ日。」

 僕としたことが、観てて思わず プチ号泣 してしまった(←なんじゃそりゃ)。

 戦地に出向いてる妻グレース(兵士)の訃報を聞いて途方に暮れる主人公。
 母親が亡くなったことをふたりの娘たちになかなか言い出せない彼は、旅に出ようと彼女らを誘い、シカゴから遥かフロリダまでの大陸縦断ロードトリップに出る。

graceisgone.jpg ←英語版サイト  日本語版サイト→ sayonara.jpg

 ジョン・キューザックという俳優は、こういう不器用な男の役がほんとに上手い。


 むずかしいお年頃の娘ふたりを演じた子役らもお見事。
 いつもはマジメな長女が、知らない男と一緒に深夜に煙草を吸う場面とか、耳にピアスを開けた次女が、「大人のオンナ」になった喜びを母親と共有できない寂しさに引きこもる場面とか。

 詳しくは書けないけれど、最後のフロリダの海辺の場面は、音声的に裏ワザを使って編集していて、これには賛否両論。

*****

 戦士の戦死、および残された家族という重い問題を扱ってる映画のわりに、声高に反戦を謳っているわけでもない。軍関連の描写は最小限に抑えてある。
 でも、観終わった後に各人いろいろと考えてしまうに違いない。
 今日の映画館でも嗚咽やすすり泣きがこだましていた。

 「戦争を知らない子供たち」の一員を自負している僕ではあるけれど、アメリカに住んでると戦争を身近に感じざるを得ない。自分の周りにも予備役軍人が何人かいて、ふだんは普通に暮らしているのに、召集がかかると戦地へ飛んでいく。イラクとか。

 ちょうど先週、アフガニスタンに駐留している友だちから写真が送信されてきた。雄大な自然の写真。彼は元気でやってるらしく、とりあえずは安心。





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最終更新日  Mar 10, 2008 12:21:07 PM
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