「実践的」という意味では、たとえば「just という言葉を使えば完了形は覚える必要なし」なんてことを言っています。「たった今、~したところだ」なんていうと、日本人はすぐ「現在完了形だ!」なんて思ってびびってしまいますが、スティーブ君は「そういう場合に完了形なんか使っている人、いないよ」というわけ。その代わり「just」を使って「I just got your message about tomorrow.」と単なる過去形で言えばいい、というんですね。また、日本人は「疑問文や否定文の時は some ではなくany を使う」なんていう細々した英文法を覚えているけど、どちらの時でもsome で押し通してしまえば大抵OK、なんて言っています。なるほど、そう言われると気が楽になります。
また「大人の」という意味では、たとえば、よく日本人は「I'm sorry.」というフレーズを連発するけれど、これは「あ、ごめん!」というようなニュアンスなのであって、大人の、つまりビジネスマン同士の交渉では「I'm sorry about that.」というふうに「about that」まで言わないとおかしいよ、なんて言っています。同じく、「~のことをご存じですか?」という時に「Do you know ~?」というのは失礼なので、「Have you ever heard of ~?」と言った方がいいよ、と教えてくれる。とまあ、そんな感じで、なるほど! と思わされることが多いんです。