連帯を求めて孤立を恐れるノダ!さん

ま、これにはちょっと東海地区的な問題もあるかも知れません。

というのも、トヨタをはじめ、ブラジル人(日系を含む)を労働者として採用する企業が愛知県(及び近隣諸県)には多いので、この辺にはとても沢山のブラジル人(およびその子弟)が居り、様々なレベルでポルトガル語が必要なんですね。

しかし、企業利益追究の結果、安い労働力を海外に依存するという体質は、良くないと思うんですよね~。最近、介護系の労働力をインドネシアやフィリピンに頼ろうとする風潮があるようですけれど、これも介護に必要な当座の労働力は確保できても、その後、様々な問題を引き起こすのではないかと思います。そういうことに対し、政府は積極的に介入しなくていいのですかね? (March 21, 2009 09:00:06 PM)

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March 20, 2009
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カテゴリ: 今日もいい日だ

ちょっと前まで「中国語」というのは大学でも人気のある授業でありまして。ま、中国相手のビジネスが盛んだったため、「中国語をある程度理解できる」というのは就職活動の際、かなりいいアピールになっていたんです。ところが最近、中国よりもむしろベトナムとか、東南アジア系の国々とのビジネスが活発になってきたせいか、中国語の人気ががた落ちに。

もちろんドイツ語・フランス語の人気はとっくの昔にがた落ちでありまして、今や英語(これはいつの時代も人気がある)の次に人気があるのはポルトガル語という時代であります。

ということで、うちの学科でも、そろそろ非常勤講師頼みの状況を改善し、ポルトガル語の専任講師を採用しようじゃないかということになりまして、今度そういう採用人事を起こすことになったんです。

で、その方にどんな授業を担当してもらうかということを事前に決めておく必要があり、語学としての「ポルトガル語」の他にどんな授業科目があり得るか、ということを科の会議で話し合ったのですが、これが結構難しい。文部科学省に届け出ているカリキュラムを勝手に変えることはできないので、現在のカリキュラムに存在しない「ポルトガル文化入門」とか「ポルトガル文学概説」なんて授業題目を新規に作るわけにはいかないんです。だから、現在カリキュラム上に載っていて、しかも開講されていない授業題目の中から、その新規採用の方が担当できそうなものを選ぶしかない。

となると・・・、「ヨーロッパ事情」とか「欧米生活文化概説」あたりを担当してもらうしかないかなあ、ということになったのですが、そこである先生が次のような発言をされたと。

A教授: 「だけどさ、ポルトガル語の先生というと、日系ブラジル人の方が応募して来られる可能性ってない? ヨーロッパには一度も行ったことがないという方に『ヨーロッパ事情』や『欧米生活文化』なんちゃらを担当してもらうのは無理なんじゃないの?」

あるある。その可能性、すっごくある。鋭いご指摘、ありがとうございます。だけど、そうなると、どうすりゃいいの?

すると、そこで中国語の先生が、漢字への造詣に満ちた新たな鋭いご指摘をして下さいまして。

B教授: 「あのさ、『欧米』って言った場合、『米』の中にブラジルは含まれないの?」



そこでワタクシもさらに前向きな発言です。

釈迦楽: 「あ、それなら私が現在担当している『米文学概説』も、その方に譲りますよ!」

で、教授陣一同、さらに大受け。

C教授: 「いいね、そりゃ。でも学生たちもビックリするだろうね! アメリカ文学の話かと思ったら、いきなりブラジル文学の話を聞かされるんだもんね!」

教授陣一斉に: 「『南米かっ!』」

かくして、一同大爆笑のうちに会議は終了したのでありました。・・・あれ? で、結局、この新人先生は何の授業を担当することになったんだ???





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Last updated  March 20, 2009 05:26:19 PM
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ええぇっ!?  
えぇ、ドイツ語人気がた落ちなんですか!?

ドイツ語がやりたいばかりに大学に行きたかった私としてはビックリです…!
(出席率は常に悪かったけど 笑 )
最後の上級コースになると受講生も4人くらいで、すぐに回答が回ってくるのは大変でしたが、
最後まで同じ先生を受講できて良かったなーと今では思います。

お金貯めたらいつかヨーロッパ旅行に行きたいなぁと思いつつ早数年…。
1年くらい住み込んで美術館と記念館とお城に行き尽くすのが夢です。
ちなみにイギリスに行ったらルイス・キャロル巡りをしてみたいです(>ω<) (March 20, 2009 05:45:40 PM)

Re:ええぇっ!?(03/20)  
釈迦楽  さん
姐さん0122さん

ええ、そりゃもうドイツ語の人気凋落はもうひどいものですよ。最近そうなった、というよりは、随分前からそうですけど・・・。

ところでヨーロッパ旅行と言えば、この前卒業旅行でイタリアに行ったゼミ生から写真を見せてもらいましたが、やはりイタリアは見どころが沢山あるようですね。8泊くらいすると、一通り見られるみたいですよ。 (March 20, 2009 10:51:38 PM)

Re:ポルトガル異聞(03/20)  
釈迦楽さん;
へぇー、学校では英語の次にはポルトガル語が人気なのですか?ちっとも知らなかったし意外な気もします。

僕の学生時代には理科系で物理・化学・医学系統はドイツ語、数学系ならフランス語で、物理だった僕は例によってつむじ曲がりを発揮してフランス語をとりました。
文科系では「商売をやるのならスペイン語」などという「伝説」のも、未だ残っていました。

しかし、ポルトガル語っていうのは…
ポルトガルと言えば甘ったるいポルトワインの他には、日本に最初に来たコーカソイドとしてのザビエル神父と信長のお友達だったルイス・フロイス位しか浮かびません。後は、パンとかボタンとかテンプラとかカステラとか…

ポルトガル語に学生諸君の人気が集まるというのは何か特別な理由があるのでしょうか?

それにしても「欧米」の「米」に南米を入れてしまうというのは良いですね。役人や法律などとやり取りするためには、こういう発想はどんどん応用すべきですね。
(March 21, 2009 03:45:12 PM)

Re[1]:ポルトガル異聞(03/20)  
釈迦楽  さん

ええ?  
黒猫 さん
フランス語も人気がた落ちなのですか?

大学院の先輩で、
ポルトガル語の先生やっている方が見えます。
もしかしたら。。。

まあ、それはさておき、
今日書き込みしましたのは、
釈迦楽先生のお好きな方、
最近ブレイクしているダイヤモンド☆ユカイについてです。

彼って、『ロスト・イン・トランスレーション』
に出ていたとご存知ですか?
わたしはあの映画が好きで、
劇場で2回見て、
DVDも持っていますが、まったく気づきませんでした。
何の役か聞いてやっと分かりました。
さて、どんな役どころでしょう? (March 21, 2009 10:45:57 PM)

Re[2]:ポルトガル異聞(03/20)  
釈迦楽さん
> ま、これにはちょっと東海地区的な問題もあるかも知れません。


なるほど、そういう背景があったのですか。何となく腑に落ちました。

> しかし、企業利益追究の結果、安い労働力を海外に依存するという体質は、良くないと思うんですよね~。最近、介護系の労働力をインドネシアやフィリピンに頼ろうとする風潮があるようですけれど、これも介護に必要な当座の労働力は確保できても、その後、様々な問題を引き起こすのではないかと思います。そういうことに対し、政府は積極的に介入しなくていいのですかね?
-----
この辺悩ましいところですね。介護などは所謂3K職場で、これだけ失業問題が深刻になっていても、こういう分野だけは深刻な人手不足なのだそうです。結局小泉・竹中以降の「グローバル経済偏重主義」が日本人の職業意識に関してまでバイアスをかけてしまったのでしょうね。

フィリピンなどから来る人は、本当に一生懸命で素直で、なまじ厭々おざなりの仕事しかしない多数の日本人スタッフより被介護者(一般にオジイチャンやオバアチャン)からの評判は良く、却って思わざる草の根文化交流として役立っているようです。

この辺に政府などが介入して、一体どんな事が期待できましょうかね?麻生君などが出来る(やる)ことは害を為すことでしかないでしょう。
若し、こういう「社会の底辺」(つまりは基幹の部分)で日本がNEAS諸国に席巻されてしまうようなら、日本とか日本文化などと言うものを日本人自身が継承していく資格と実力(民度)が無かったということに過ぎないのではないでしょうか?

当座はなりゆきに任せる。一方で釈迦楽先生のような方々に、これから社会に出る若者に健全な日本精神を薫陶していただく。(若し可能ならワタクシも奮闘しますよ。)それしか無いのではないでしょうか?
如何でしょう?
(March 21, 2009 11:34:19 PM)

Re:ええ?(03/20)  
釈迦楽  さん
黒猫さん

ダイヤモンド☆ユカイさん、今度結婚されるんですよね。さてさて、どこかのお笑い芸人にように2年で破局、なんてことにならないよう、ここはひとつ、男気を見せてもらいたいものですね! (March 22, 2009 03:22:22 PM)

Re[3]:ポルトガル異聞(03/20)  
釈迦楽  さん
連帯を求めて孤立を恐れるノダ!さん

自分の尻拭いは、自分ですべきだと思うんですよね。そこに人手を使ってしまったら、もうおしまいですわ。

就職難といいながら、実はきつい仕事は人手不足で、そこは安い労働力を外国から借りる。そのくせ、その外国人に対して、まともな保障もしないというこの品のなさ!

そうしたきつい仕事にもくもくと就かれている外国人の方の、人間的な誠意を見るだに、日本、何をやっておるか、の憤りを感じます。といって、では自分がそのきつい仕事に就けるかというと、そういうわけでもないのですから、果たして私に何か言える資格があるかどうか・・・。

ま、それはともかく、日本人の尻拭いは日本人がやる、というふうに決めるか、それとも、外国人労働者の力を借りるなら、相応の待遇をする、そのどちらかを徹底しないと、いかんのじゃないかと思うのであります。 (March 22, 2009 03:30:09 PM)

Re[4]:ポルトガル異聞(03/20)  
釈迦楽さん

>自分の尻拭いは、自分ですべきだと思うんですよね。そこに人手を使ってしまったら、もうおしまいですわ。


↑仰せの通りです。然し「自分の尻を如何にして人手で拭かせるか」は、国同士のレベルでは別名「外交」と呼びますね。

>日本、何をやっておるか、の憤りを感じます。


↑憤りの対象に「日本」を掲げるのは自然の成り行きだと思います。しかしその先まで行った時の「日本」は、顔の無い集団であってはダメだと思うんですよ。この「日本」は政治家なのか、政治なのか、或いは民度なのか?
全て抽象的で、つまりは「あの人達」や、更には「自分」や「自分たち」は其処から微妙に距離を置いていますね。
こういう時の「日本」はサムライジャパンのような具体的でドキドキさせられるようなものであって欲しいと思うのです。

さて、此処にこそ、健全で見識ある社会に鼎立すべき第三要素、つまり「言論と教育」が敢然と登場すべきだと思います。以前確かコメントとして書かせていただいたのではと記憶しますが(或いは記憶違いかも?)、「権力」「万民」、そして「言論・教育」の「三権分立」ですね。

言論といったって大げさなもののみではありません。このブログ文化だってその一翼を形成できる。
そして教育…やはり釈迦楽先生に期待が向きますね。
よろしくお願いします! (March 23, 2009 12:56:09 PM)

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