連帯を求めて孤立を恐れるノダ!さん

 少子化ストップ、という政府の掛け声には、税収アップ、ということしか背景にないのでしょう。

 しかし、そんな短絡的なことでどうするんでしょうかね。普通に考えて、この狭い島国に1億31千万人の人口は明らかに多すぎるというのに、ただ税収という近視眼的な視点から少子化を止めようとする・・・。

 ワタクシは少子化大歓迎! と言いたいですね! (June 5, 2009 06:09:31 PM)

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June 4, 2009
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カテゴリ: 教授の雑感

 昨日の話なんですけど、イギリス人の同僚R教授が疲れたような顔をしていたので、どうしたのか尋ねたら、前の日の夜、乗ろうと思った電車が飛び込み自殺のために止まってしまい、ホームで延々待たされた挙句、結局、家まで歩いて帰るはめになったのだとか。

 ちなみにR先生は日英両国の鉄道事情に通じたマニア中のマニアなんですが、イギリスでは鉄道への飛び込み自殺ってのはあまりないんですってね。ま、ゼロということはないでしょうが、日本と比べたら圧倒的に少ないのだそうで。

 ふーむ。それは知りませなんだ。

 なんか、日本人のメンタリティと関係があるのかしら? 巨大な力の前に屈し、自らを放棄することで楽になろうとする傾向があるとか。あるいは、走ってくる電車を不可抗力の災難とみなし、自分は災難に巻き込まれたのだ、という形で納得しようとする傾向があるとか。アメリカに多い銃自殺だと、銃口を自らに押し当てて自ら引き金を引くわけですが、それと比べると鉄道に飛び込む方が他律的な感じがちょっとしますし・・・。

 ま、いずれにせよ、自殺なんて良くないですよ。悩みの渦中にあると思いつめてしまって、見境がつかなくなってしまうのでしょうが、ワタクシはそんな人の所に行って、元気出しなよ、生きてりゃ楽しいこともあるさ、って言ってやりたいね。


 死ぬ人がいれば、生まれる人もいる。これも昨日、ニュースで知ったのですが、日本では少子化傾向に歯止めがかかりつつあり、ここのところ3年連続して出生率が上がっているのてすってね。ま、上がっているといっても一組の夫婦の間に生まれる赤ちゃんは現在1.37人だそうですから、全体的に見れば確実に人口は減っているのですが。

 で、そのニュースに某有名大学の専門家の先生が出てきて、「まだまだ社会が先行き不安で、こうした世の中に新しい命を送り出そうという決意がもてないのではないか」というような趣旨の発言をされておりました。

 しかし、こういう発言には、ワタクシ、全然納得しないんだよなあ。

 どうなんですか。今までこの国で子供を生んできた人たちは、「世の中ハッピーだし、安定しているから、心おきなく子供を作ろう」なんて思って、子宝を授かってきたのかしら? 私はそんなの全然関係ないと思うんですよね。



 だからね、社会不安が原因で日本人の出生率が下がっているとは、とても思えないんですよね。

 結局、なんつーか、日本人が全体的に冷めちゃったってところがあるんじゃないですかね。そんなに一生懸命生きなくてもいいか・・・ってなぬるい感じが、ね。その辺が、出生率の低さや、自殺の多さという形で、数字になっているのでは、と。

 だけど、長い時間をかけて徐々に冷めてきちゃっているものを、無理やり温めなおそうったってね、そりゃ無理というもんでしょうよ。ま、仕方ないところもあるんじゃないすかね。それに、「周りはともかく、俺は熱く生きよう」っていう日本人だって多少はいるわけだし。

 だから、とりあえずは今の日本は全般的にはそういう調子だ、という風に観念するしかないんだろうと思うのですけど、そういう腹の括り方もせずに、「社会不安が・・・」などとアホなこと言っている専門家を見ていると、ますます何だかなあ・・・という気がしてきます。あんたら、もっと腹にこたえるような発言してくれよ、って思うなあ・・・というところなんですけど、さてさて、読者諸賢のお考えや如何に?





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Last updated  June 5, 2009 01:03:37 AM
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私の廻りも冷めてますね。  
藍毘尼 さん
なんでしょうね。この感覚は、、、。
いつの頃からか、個人情報保護法というのが出来てから、他人との心の境界線が出来てしまいましたね。
それだけが原因じゃないですが、何かに期待するという意識も薄れましたね。

でも、新社会人と院生の息子たちの場合、社会不安が原因で自分たちの子どもを将来作りたくないなんてことは100パーセント思ってないですよ。
縁があれは結婚して、縁があれば子どもも作る、、、って考えだと思いますね。
私も、まあ、孫も一人ぐらいはいてもいいかな~?ぐらいの気持ちです。
私の同世代の友人たちも、そんな感じですね。

(June 5, 2009 07:04:10 AM)

身近に感じる少子化  
ゆうこりん さん
そうですね、私の周りでも「子どもは二人は欲しい」と言ってる子多いですよ。最初から「一人しかいらない」とか「子どもはいらない」って言ってる人は少ないと思います。

では何が一人っ子を増やすかと言うと、結局のところ「子どもがいると子どもに時間を奪われていろんなこと(遊びにいったり、家事だったり仕事だったり)ができない」ということに産んでみて初めて実感するわけです。

子どもってかわいくて、自分の子ども~ってみんなに見せて周りたいし、みんなもいるから私も欲しいし、やっぱり愛する人との子どもだから・・・って夢をみて産むんですが、現実はやっぱり大変ってことに気づくんですよね。託児所に預ければお金もかかるし、そうすればますます自分や旦那さん、家族のレジャーのお金は減る一方だし、子どもの服だってステータスのようなものもあるからかわいい服を着せたいし、あれやこれややってあげようと(習い事とか)するとお金がいる。

じゃあもう一人でいいか。。。ってなる。

私の知り合いの人で「女が男と同じポジションを仕事で手に入れるのには男の3倍の努力がいる。子供を産んで産休。育休を取ったことでさらに私は男に遅れをとった。これを取り返すのは並大抵じゃないから、もう子どもは産みたくない。あなた(旦那)が育休取ってくれるなら考える」と言った人もいます。 (June 5, 2009 09:48:23 AM)

日本の少子化ということですが  
直感的でおそらくは語弊一杯の意見ですが、この国では「家族」の意識が希薄になってしまい、中途半端に個人の意識が強くなったのが理由ではないかと思いますね。
欧米では個人の意識は元々強かったから、子供は逆に社会が育てるという雰囲気があった。(今もあるでしょう)
わが国は家族の意識の方が強かった。この場合の家族は何世代にもわたる血族集団という意味です。子供はこの家族に帰属するものだから、家族で守り育てるという雰囲気だった。その中で女性には家族の「バックオフィス」と育児という「業務」が割り当てられており、それが当たり前の事とされていた。
それが戦後(恐らくは昭和40年頃)から生活の欧米化とそれにつれての核家族化が急速に進んで、それまでの家族が、消化されないままの個人主義に飲み込まれた。「家族」はせいぜい二人~数人以下の単位になってしまった。
つまりは連綿と続く家系の後継者としての子供を作るという動機付けが弱くなり、女性の社会進出に連れて育児が女性にとっての拘束概念に転化した。
(もっと云えば日本の相続税法も大きく原因していると思う。)

要するに「日本民族としての生存力」が弱くなったのですよ。
それに、人口増が深刻な問題とされていたのはついこの間までの事ですよ。それが今は「少子化」が問題だという。これは国は税収を確保するという面から言い出したのでは?

別に少子化でもいいんじゃないですか?この国は局所的に立て混み過ぎているし、中高年の人口比が増えて何が悪いんだろうと思いますが。

因みにウチは娘二人。長女は現段階で三人の子供が居ます。人口の維持という点からすれば、まぁ合格なんでしょうが。

(June 5, 2009 10:30:33 AM)

自殺の研究  
marine さん
と言う本がありますよー
ケイ・ジャミソンが書いた本です。
最近、
『生きるための自殺学』(←すごいタイトル)
と言う名前で文庫化されました。
読んではいないのですが、
各国の自殺事情に詳しいそうです。

もしすでに読まれているのでしたら失礼しました。。。 (June 5, 2009 01:05:20 PM)

Re:私の廻りも冷めてますね。(06/04)  
釈迦楽  さん
藍毘尼さん

>でも、新社会人と院生の息子たちの場合、社会不安が原因で自分たちの子どもを将来作りたくないなんてことは100パーセント思ってないですよ。
>縁があれは結婚して、縁があれば子どもも作る、、、って考えだと思いますね。

 でしょ? 実感としては、みんなそうなんじゃないかと思います。そういう実感を元に研究しない研究者って、信用できないですよね! (June 5, 2009 06:02:21 PM)

Re:身近に感じる少子化(06/04)  
釈迦楽  さん
ゆうこりんさん

>では何が一人っ子を増やすかと言うと、結局のところ「子どもがいると子どもに時間を奪われていろんなこと(遊びにいったり、家事だったり仕事だったり)ができない」ということに産んでみて初めて実感するわけです。

 結局、情報が増え、人間が総じて耳年増になると、子供を持っている人たちの様子を見てしまって、上のような感情も芽生えてくるわけですな。

 でもそれは、ある意味、仕方がないところがあるよね。

 だから僕自身は、少子化、やむを得ずと考えているんだけど。 (June 5, 2009 06:05:58 PM)

Re:日本の少子化ということですが(06/04)  
釈迦楽  さん

Re:自殺の研究(06/04)  
釈迦楽  さん
marineさん

 ほ、ほう、そういう本がありますか。でも、自殺問題は社会学が取り組むべき古典的な問題ですよね!

 うちのゼミ生にもかつてこの問題を卒論で取り上げようとしたことがありましたが、親御さんの反対でダメになりました。ま、親御さんの気持ちもわからなくはないですが・・・。 (June 5, 2009 06:11:16 PM)

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