これ、『ヴォーグ』というファッション誌の専属として活躍した名カメラマン、Irving Penn という人(寺子屋さん、聞いてる?)の、1950年代初頭のプロジェクトなんですけど、彼はニューヨーク、ロンドン、パリの三都で、当時の様々な業種の労働者の姿を写真に収めたんですな。で、パン屋、大工、鋳掛屋、配管工、道路掃除人、レビューの踊り子、肉屋、魚屋、新聞売り、牛乳配達、消防士、ホテルのコンシェルジェ、警察官、サーカスの団員、潜水夫などなど、それこそありとあらゆる仕事人たちが、それぞれの作業服を着た姿で写真に写っているんですけど、これが非常に面白いんですわ。また同じ職業でも、ニューヨーク、ロンドン、パリで少しずつ格好が異なるところも実に興味深い。
ちなみにこの写真展の概要は、ゲッティ・ミュージアムが編集した Small Traders という写真集にまとめられており、この本はアマゾンなどで予約をすれば日本でも買えますので、興味のある方は Irving Penn の Small Traders とキーワードを打ち込んで、買ってみてください。値段はちょっと高いですけど、その価値はあると思いますよ!