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それにしても、山本先生が亡くなったのは53歳の時で、当時私は18歳でしたけど、あれから35年が経って、とうとう先生が亡くなった時の年齢に追い付いてしまいました。先生は、今の自分の歳の時に亡くなったのか・・・と思うと、一層の感慨がありますな。今の私には、とても死ぬ準備などできていませんが、当時の先生にだって、さすがになかっただろうなと。だとしたら、無念だったでしょうね。今は死ねないって、先生だって思っただろうな・・・。
で、その後、最近近くにできた「ラシェット」という創作洋食のお店に移動し、そこで遅めの昼食をとりながら小学校の同窓4人で小規模な同窓会を開催。といっても、ほぼ毎年、顔を合わせているので、別に旧交を温めるというほどのこともないのですが。
それでも、さすがに寄る年波には抗えず、出て来る話題が「定年」だとか、「年金」だとか、そんな話になってくるというところがちょっと渋い。
あと、この3月に結構大規模な同窓会が計画されているので、その話題も出ましたけど、たまたま今日集まった4人のうちの一人が、この同窓会の実務担当で、同窓生のリストなんかも持っていたりして、それを眺めながら、懐かしい昔の友達や先生方の噂などが飛び交いまして。
でもね、小学校を卒業して40年以上も経つと、いろいろあるようで。
例えば、ある先生はどういう理由だか離婚され、お子さん方は母親の方についたので天涯孤独となり、病気にもなって、今や当時の同僚の先生に後見人になってもらって残り少ない余生を持て余しているのだとか。
あるいは、ある同窓生は気の強い奥さんをもらって尻に敷かれてきたのに飽き飽きしたのか、最近、不倫に走り、それを同窓生に自慢げに話してはドン引きされているのだとか。
あるいはまた、ほんとに出来の悪い子供だったある同窓生が、父親としては妙にいい父親となり、二人の子供を立派に、また素直に育て上げ、子供たちからも大いに信頼されているのだとか。
まあ、そんな感じの噂話を聞いていると、人生っていろいろなんだなと、つくづく思います。ま、私の人生なんざ平凡なもんですけど、まずまず幸せでいいなと。
というわけで、短い時間でしたけれども、山本先生のお墓参りにかこつけて、昔の友達と会うことができて、楽しい時間を過ごすことができたのでした。今日も、いい日だ!
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