教授のおすすめ!セレクトショップ

教授のおすすめ!セレクトショップ

PR

Profile

釈迦楽

釈迦楽

Keyword Search

▼キーワード検索

Shopping List

お買いものレビューがまだ書かれていません。
January 12, 2020
XML
カテゴリ: 教授の雑感
現にルノーのクルマに乗っているワタクシとしては、もちろん、この度のゴーン氏の逃亡劇に関心がないわけがなく・・・というか、いささか呆れ果てているところがあるわけですけれども。

 この間の会見にしても、ゴーン氏の言い分によれば、「日本では一旦逮捕されると、有罪率99%で、問答無用で有罪にされてしまう」そうで、それに文句を言っておりましたが、これもおかしな話で、じゃあ、なんでもかんでもとりあえず逮捕して、後で『間違いでした』って釈放する方がいいのか?っていうことですよね・・・。

 ・・・っていうか、不法に出国した時点で、あんた、100%有罪だからね!

 っていうか、そもそも日産という世界に名の知られた企業のトップが、こそこそと楽器の箱に隠れて出国しただなんて、想像するだけで恥しくないのかっていう。

 とまあ、私に限らず、日本人の多くがゴーン氏に対して言いたいことは沢山あると思うわけですよ。

 しかし。

 この点に関して、ちょっと面白い見解を読みまして。それは大矢アキオさんというイタリア在住の自動者ジャーナリストの方のブログに書いてあったことなのですが。

これこれ!
 ↓
大矢アキオ氏のブログ


 これによると、イタリアではゴーン氏の逃亡劇について、もちろん揶揄的に見る見方もあるものの、日本におけるほど厳しくはない、というのですな。

 つまり、「都合が悪くなったら逃げる」という文化が、ヨーロッパにはあると。

 日本人には、サムライ的倫理観がありますから、敵前逃亡なんてもっての他、向う傷ならまだしも、逃げたところを後ろからバッサリ切られた場合、それは切られた方が恥だ、という見方がある。要するに、逃げる=卑怯だと。

 だけど、そうじゃなくて、場合によっては逃げて、逃げた先で新規一転頑張るということも許される文化が、世界のどこかにはある。ま、大矢アキオさんが指摘されているのは、そういうことなわけですよ。

 ふうむ。なるほどね・・・。

 ま、私はそんな大矢氏のブログを読んで、ちょっとだけ納得しましたね。日本の価値観と違う価値観が世界にはあると。で、それを認めるのであれば、ゴーン氏が逃げたことにも一理ある・・・まあ、一理はないかもしれないけど、そういうことも起こり得ると思っておいた方がいいのかなと。

 確かに、そもそもアメリカという国だって、ヨーロッパで行き詰った人が逃げて行って出来たような国だしね。

 というわけで、ゴーンの野郎、卑怯にも逃げやがって・・・と思うのは日本人の心情としてもっともだと思うものの、「でも、そうは思わない人もいる」ということだけは、心の片隅ででも、理解しておいた方がいいのかもね。良くも悪くも、「したたか」ってそういうことだからね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  January 12, 2020 01:00:05 PM
コメントを書く
[教授の雑感] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Comments

釈迦楽@ Re[3]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  ああ、やっぱり。同世代…
丘の子@ Re[2]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 釈迦楽さんへ そのはしくれです。きれいな…
釈迦楽@ Re[1]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  その見栄を張るところが…
丘の子@ Re:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 知らなくても、わからなくても、無理して…
釈迦楽 @ Re[1]:京都を満喫! でも京都は終わっていた・・・(09/07) ゆりんいたりあさんへ  え、白内障手術…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: