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November 25, 2022
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先日來、金原瑞人さんのエッセイ集『翻訳のさじかげん』を楽しみながら読んでいるのですが、その中に金原さんが子どもの頃、マジックの本を読んで夢中になった、ということにまつわるこんな一節がありまして。以下、引用します。


 当時、なぜか、わが家に手品の入門書が一冊あった。(中略)あと、この本で知ったのはインドの紐の魔術だ。
 術者が一本のロープをつかんでその片方の端を上に放り投げると、ロープがぴんと立って、細い棒のようになる。それを助手の子どもが上がっていって、やがてみえなくなる(なぜみえなくなるんだろう)。術者は「おおい、もうもどってこい」と声をかけるけれど、返事はない。怒った術者は短剣を口にくわえて、そのロープを上がっていき・・・悲鳴が! そして子どもの体がばらばらになって落ちてくる。そのうち術者が血にぬれた短剣をくわえてロープをおりてきて、子どもの手や腕や脚を箱に入れて、呪文をとなえ、箱を開けると、その子が飛び出してくる。
 これを読んだとき、インドってすごいなと思った。小学校のころのインドのイメージは百パーセント、このマジックだった。(210‐211頁)


 さて、この箇所を読んで私がビックリしたのは、このインドの魔術の描写が、私が子どもの頃に観たテレビ・アニメ「サスケ」の第13話「百鬼示現斎」に出てくるエピソードに似ている・・・否、まったく同じだったから。

これこれ!
 ↓
『サスケ』第13話




 残念ながら、この本には金原さんが読んだその手品の入門書のタイトルや著者については書いておりません。だから確認はできないのですが、それにしても両者の影響関係は明らかではないかなあ。

 ということで、妙なところで妙な関連を見つけてしまったワタクシなのであります。





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Last updated  November 25, 2022 04:51:05 PM
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釈迦楽@ Re[3]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  ああ、やっぱり。同世代…
丘の子@ Re[2]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 釈迦楽さんへ そのはしくれです。きれいな…
釈迦楽@ Re[1]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  その見栄を張るところが…
丘の子@ Re:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 知らなくても、わからなくても、無理して…
釈迦楽 @ Re[1]:京都を満喫! でも京都は終わっていた・・・(09/07) ゆりんいたりあさんへ  え、白内障手術…

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