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(2017年3月フェイスブック投稿文を2019年12月に楽天ブログに転載)私、ティアラ。私ね、最初保健所からもらわれた来た時、いたすらした私の子猫を飼い主が叱るたび、飼い主が子猫に害を与えるんじゃないかと思って、勇気を振り絞って威嚇したの。子猫を守ろうとして、一生懸命威嚇したの。「私が相手になる!子猫じゃなくて、私にかかってきたらどうなの!?シャ~ッ!」みたいな感じで。でも、ずぅ~っと一緒に暮らしているうちに、自分や子猫が大事にされてるってことがわかってきたの。だから、もう子猫が叱られれても、私飼い主に威嚇しない。だって、子猫が走り回って飼い主の物を壊したり落としたり危険なことをしたりして、ここではしちゃいけないことをしたって、私にもわかってきたし。自然界では自分より強い者のテリトリーを荒したり、食べ物を分捕ったり、持ち物を壊したりすると、怒られるのは当然だもん。5日くらい前、飼い主が私の娘の桜に新しい首輪と迷子札を付けようとしたら、桜ったら首輪に怯えて、飼い主を引っ搔いちゃった。桜は私の真横に座ってたから、私しっかりその現場を見ちゃった。ウチの飼い主ったら、必ずやり返す・・・と言うか、しっかり躾するのよね。引っ掻かれた途端に、「桜~!!!」って叫んで、桜にシャ~ッと猫風に威嚇して(← 人間なのに結構うまい。言語が専攻なんだって)桜を追いかけ回した・・・桜びっくりして、ソファの下に逃げ込んでた。桜が「もう怒ってないかな?」ってソファの出てこようとするたび、「引っ掻いちゃダメ!しばらくそこにいなさい!」って飼い主がシャーッと威嚇するもんだから、数時間、桜ソファの下から出られなかったっけ。桜があんまりソファの下から出てこないから、私ちょっと心配になって、途中で飼い主の顔を横目で見ながら、ソファの下に桜の様子を見に行ったっけ。桜ちゃんと無事だったから、私安心してすぐソファの下から出てきた。もう桜は飼い主を引っ掻かないと思う。だって引っ掻くと後が怖いもん。しばらくソファの下から出られないじゃない。でも、私ちょっと嬉しかった。こんな風にして私の子猫たちは時々怒られてるけど、毎日ちゃんとご飯を食べられて、清潔で暖かな環境で安心して暮らせるから。私もう子猫が叱られても飼い主に威嚇しない。それどころか、今日なんて飼い主にスリスリしちゃった。えへ。保健所で威嚇しすぎて譲渡不可猫に分類されてた私も、今じゃすっかり立派な飼い猫になっちゃったのかも。笑(写真:2017年3月11日撮影。向かって左が桜、右がティアラ。いつも一緒の仲良しこよし。)
2019.12.20
(2017年3月25日フェイスブック投稿文を2019年12月に楽天ブログに転載)昔ティアラをティアラの子猫と一緒に保健所からもらった時、猛烈に感動した。この子は生まれてからわずか1年ぐらいしか経っていないのに、しっかりお母さんをやっていたのだ。ティアラと子猫を別のケージに入れていたのだが、いたずらした子猫を叱るたび、ティアラはちょっと離れたケージから、大きさが自分の10倍もある飼い主の私に威嚇してくるのだ。明らかに人間を怖がっているのに、勇気を振り絞って必死でこちらに立ち向かってくる小さなティアラ。人間が果たして自分の10倍もある恐竜に素手で立ち向かえるか。恐竜に体当たりできるか。子猫を叱るたび、ティアラが威嚇するたび、私は感嘆の眼差しでティアラを眺めた。これが母性愛か。そうやって野良時代に子猫を守ってきたのだろう。子猫を守るために、食べ物や敵味方、周囲の環境など、いつもいろいろなことに気を配ってきたのだろう。子猫を守るために、たった1年で大人になったティアラ。ティアラはもらわれた後、自分たちが置かれた状況を把握するのも速かった。人間と一緒に暮らして「してよいこと」と「してはいけないこと」を把握するのも、子猫ではなく、既に大人だったこの子が一番速かった。もらって2年半経ち、最近ティアラは少し子猫らしいところがでてきた。大人っぽい成人猫ではなく、子猫のように自由に遊ぶようになった。野良時代はいつも緊張してたのね。野良時代に子猫として思う存分遊べなかった分、今遊ぶといいよ、ティアラ。(写真は、上がもらわれてきた当時(2014年10月)のティアラ、 下が2年半後2017年3月のティアラ)
2019.12.19
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