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フィンランドの「 妻(奥様)担ぎ 選手権」レース
The Wife-Carrying World Championshipが、
この5日に世界の14ヶ国
の代表の約60組の参加で行われた。
この世界レースには20年の歴史がある。

レース内容は、男女必死の「逆さま妻担ぎ253.5m障害物レース」である。
障害物としては、「 柵 」、「 岩 」、「 深さ1mの水濠 」があり、
水濠渡り では女性の顔が 水に 浸かる場面も。

<水濠渡りの命がけレース区間>
コースには砂地、草地、砂利道が混在する。
逆さま妻担ぎのスタイルは優勝者の多いことから、
「 エストニア・スタイル 」と呼ばれる。
女性はヘルメット着用が義務づけられる。
「1レース 2組 同時スタート」のタイムトライアルとWIKIPEDIAにある。。
(You-tube画像*では3組スタートのように見える・・・
天気の都合などで変えられるのかも。
*Finland:This is the Wife-Carrying World Championship 2015 )
<画像はいずれもWebから>
★
発表によると、
「 優勝 は、 昨年のチャンピオン 、 ビレ・パルビアイネン さんで、
今年は サリ・ビルヤネン さんを 担いだ 。

<: 2015優勝者 :Web画像から>
二位は過去5回の優勝経験のある
弁護士夫婦である。
優勝者には 担いだ女性 の体重と同じ重さのビールが
送られた。(名前など省略)」・・・ロイター通信
・ ・・とあった。
★
呆けの小生はなにか不自然を感じた。
出場条件は「妻なのであろうか」である。
愛する華奢な妻( オリーブ )を豪腕の旦那( ポパイ )が担ぐ
微笑ましい競争を想像するが、
「ビルヤネンさん」は後妻でもなさそうである。
優勝者賞品には担ぐ女性の体重と同じビールであるから、
人形のように軽い女性だと賞品には魅力が無くなる。
・・・
残念ながら、女性の重さは書かれていなかったのは、
「女性の人権保護」かも知れない。
/////
女性の参加条件: 17才以上で、体重49kg(錘追加も可)以上の女性 で、
担ぎ手の妻や婚約者であることを問わない。
女性が落馬した場合は、15秒のペナルティを課す。
////
★
女性の人権というと、女性とは何なのだろう。
異性とは、アダムとイブのような禁断の林檎を求める
異性同士をさすように思う。
しかし、アメリカでは異性同士の結婚ではない、
同性同士の 結婚が認められた。
小生にはこの結婚は「愛情を求める」よりも、
相互扶助の精神に重点を置いた政治的な打算のような気がする。
「異性間の愛情で子孫を維持する自然なカップル行動」という概念を離れた、
「社会生活上の新しい相互依存関係認知の拡大解釈」のように感じる。
だから小生は、カトリックの総本山が、
政治的打算の新・米国式契約結婚観を
「正統な結婚観でない」、として認めないのだと思う。
★
フィンランドの「妻担ぎ」は男性同士、女性同士の出場を認めるだろうか。
米国では認知されても、世界選手権では
物理的な性のチェックがなされるかも知れない。
自然の淘汰理論に沿った、
強いものが勝者となる、野蛮な風習から発生したレースだから、
契約ベースの仮想男女の概念は受け入れられないであろう。
★
「妻担ぎ」というと、土佐の風習「嫁担ぎ」という略奪結婚を思い出す。
京都から来た土佐一条氏は、この地の野蛮な略奪結婚を憂えて、
男神・不破神社(別名正八幡、広幡八幡宮)を建立し、
女神・一宮(いっく)神社との、
神様間の結婚の儀式を行った。
一宮神社には3柱の女神・御前がいて、
籤により毎年新婦が選ばれる。
(このように、野蛮な風習への京風な矯正の意図はあったものの、
土佐には嫁担ぎが戦前まであったようだ・・・「こころの友」から)

<不破神社:四万十市HPから>

<神様の結婚式で船を待つ:四万十市HPから>
★
フィンランドの「妻担ぎ」の由来も、求婚のために近隣の村から
娘を連れ去る習慣があったらしい。
それを「ジョーク」として競技化したものであるから、
妻担ぎは世界的な古来の野蛮な風習に違いない。
大呆けの戯言である。
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