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めいてい君 @ 日本の純資産~過去最大の純資産で円建てでは世界最大 [東京 28日 ロイター] - 財務省は2…

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Sep 13, 2015
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カテゴリ: 国防/テロなど

本村凌二氏の「古代ローマとの対話」を読んでいる。

古代ローマとの対話

<Amazon:¥1,037.-

   著者の公式Website:http://motomuraryoji.jp> 

競馬馬とコロッセオの話以外は呆けには難しい。 

ローマ帝國は地中海世界を圧倒したあと、ローマの市民権を

イタリアの自由民に与えるなど "Pax Romana=パクス・ロマーナ" 

の世界観を築く。 

Pax Romana

 <Pax Romana:WIKIPEDIA

アウグストゥス帝 治世のローマ帝国版図

黄色:BC31の共和制ローマ

緑色:アウグストゥス帝が征服した地域

桃色:従属国

BC27には元首制に移行する( アウグストゥス帝 )。 

紀元96年~180年の五賢帝の時代を過ぎた頃から、

皇帝にはローマ以外の黒人や傭兵出身の皇帝が出始める。

//////////////// 

(現代の"Pax Americana" や、

米大統領が初めての黒人系であることも

ローマ帝國のこの頃を思い出させる ?!) 

/////////////// 

284年の専制君主制開始( ディオクレティアヌス帝 )と、

キリスト教の公認(313年)により、ローマ帝國は

生き延びようとして コンスタンチヌス1世 が首都を

コンスタンティノープル に遷都(330年)する。

////////////

 (古代ギリシャの植民地時代の呼び名が

ビザンチウム。本来の意識は「ノウァ・ローマ=新ローマ」で、遷都した帝の名を取り

コンスタンティノープル=コンスタンティヌ・ポリス。滅亡後に「都市へ」の意味のギリシャ語が

訛りトルコ語風の名称の現・イスタンブル・・・「イスラムの町」という説もある)

小生には「飛んでイスタンブール」作曲:筒美京平、編曲:船山基紀、作詞:ちあき哲也、

歌手:庄野真代・・・の歌が印象的。 しかし、風景には歌のイメージした砂漠はなく、

雪が舞う、湿度の高い土地柄である。

歌手本人が現地を訪れて「エキゾチック」とは無縁の「舞う雪」を見たらしいが、

東西文化・民族が行き来した歴史的には 「エキゾチック」な街 である。 

/////////// 

ゲルマン民族の大移動が376年に始まり395年には

さしものローマ帝國も東西に分裂。西ゴート族のローマ市占領で

476年西ローマ帝国は滅亡。

東のローマ帝國=ビザンツ帝国は1453年まで存続する。 

(西ローマ帝国はフランク王国の カール1世=シャルル1世

800年の戴冠で復興したが、東ローマ帝國はこれを認めず

僭称とみなした。仏語でシャルルマーニュ。神聖ローマ帝國に

引き継がれる。) 

なぜ、難民の話を持ってきたかというと、

ゲルマン民族の大移動はローマ帝國を、混乱させていた。

中東、北アフリカ、地中海を混乱させたイスラムの侵攻と共に、

当時の辺境地であったヨーロッパ地域をゲルマン民族の西進の勢いが

圧倒したのである。

///////////////

呆けの小生には、地中海をも侵攻・一部征服した

北方民族のヴァイキング(800-1050年)の動向や、 

その後の中世、近代の歴史である、

辺境のヨーロッパから大航海時代、産業革命を経て

「7つの海を征服する、ヨーロッパによる植民地時代」を

ここで述べるには難しすぎる。中略する。 

/////////////// 

小生には、現代の中東や北アフリカからの

「イスラム国」侵攻に伴う難民は、

ローマ帝國が地中海征服の夢と現実に

酔いしれていた頃の、イスラムやゲルマン民族の侵攻にも

似ていないだろうか。

今回は、ヨーロッパをその後に支配したゲルマン民族(ドイツ、フランスなど)が

特定のイスラム( 「イスラム国」 )の侵攻で、居住地を追い出されたシリアなどからの

難民を受け入れることとなる。

ドイツ、フランスはかつてのシャルルマーニュや神聖ローマ帝國を思い起こさせる。 

しかし、其れで終わりではいけない。 

シャルルマーニュやレコンキスタのように、元凶である 「イスラム国」 を崩壊させて

難民を元の居住地に返す必要がある。

「十字軍」というキリスト教めいたものではなく、

歴史遺産や良識・道徳などと言った 人類の智の遺産(人類のDNA)

守るためにも 国連 は総力で対抗して貰いたいものである。

国連事務総長は特定の国・中華人民共和国(*)の戦勝・歴史祭典に

相乗りする暇はないはずである。

(*:かつてはモンゴル帝国・元朝としてアジア~東欧まで覇権を求めた

   多民族国家。フン族もこの辺りから?!) 

以下には、 最近のEU加盟国の難民の引き受けなどの資料

写経する。

EU難民問題

 < Web資料の蒐集

★ 

シャルルマーニュのヨーロッパ世界

シャルルマーニュの支配領域

 <資料出所:WIKIPEDIA>

青:即位時

赤橙:獲得領

黄橙:勢力範囲

濃赤:ローマ教皇領 

★ 

小生は、学生時代に「マホメット&シャルルマーニュ」を

ぶ厚い英々辞書と首っ引きで読んだことがある。

Mohammed and Charlemagne

 <"Mohammed and Charlemagne":

   Henri Pirenne; Translated 1956 from 1935 original,

  $16.65-・・当時1ドル=360円;円は360度から?>

「ヨーロッパ世界の誕生」 

ヨーロッパ世界の誕生

 <出版:1960.8>

この本は翻訳するのが難しい。

日本にはない概念が多すぎる(英語にもない?)からである。

歴史とは小生の手に負えるものではないようだ。

この本は、本来はフランス語であるが、

英訳が発刊されたばかりだった。 

有名な先生が依頼したらしいが、

店員が誤って新書を書棚に置いたのを

小生が物珍しく買ってしまったのであった。 

かの先生は「いいよ。急がないから。」と言ったらしい。 

専攻は歴史ゼミではないからよく判らなかったが、

なぜか興奮したものであった。

「銀杏書房」とかいう本屋で、怖いおばあさんと、

美しい店員がいたことを覚えている。

それ以来、店頭では、鼻眼鏡のおばあさん(=経営者)の

ハタキに追いかけられたものだった。 

苦学した親父が、本代を工面して仕送りしてくれたことを

思い出す・・・ 

ハタキ

★ 






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Last updated  May 23, 2017 06:43:41 PM コメント(4) | コメントを書く


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