晴れ、ときどき“雪月花”日記

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2009.01.12
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本日の名言: 素直な気持ちをお伝えなされ。(by北高全祝)

今週は、第1話の後日談でした。

先週「わしはこんなとこ、来とうはなかった。」と言い放った与六が、どうして

のちに「死んでも離れない」というほどの心持ちになったか。その鍵が今週のメモリアルワード。越後上田庄の寺・雲洞庵の和尚、北高全祝の坂戸城主喜平次(後の景勝/溝口琢矢)への教えです。

5歳の家臣となった与六は、雲洞庵にて、喜平次(後の景勝/溝口琢矢)の小姓らと修行生活。一番年下で、他の小姓から仲間はずれの「おチビ」扱いを受けた与六は、母恋しさをこらえて頑張る、意地っ張りの「おチビ」として他の子たちともなじまぬ日々。そしてそんな与六を気に掛ける喜平次も、「よき大将の器」と上杉輝虎(のちの謙信)に評されながらも、小姓たちとなじめずに、また孤独を抱えていて。

本来無口で無愛想な喜平次は与六にうまく心を伝えられぬままに、二人の心はすれちがい、

「どうしてわしを呼んだのじゃ。わしは喜平次さまの小姓になどなりとうなかったのに。」

自分が小姓をしている意味が見いだせず、とうとう母恋しさを我慢できずに山を下り、逃げ帰ってしまう与六。

与六をどうすればいいか、との喜平次の問いに、北高全祝は

決めるのは喜平次であり、喜平次自身が与六を本当に家臣としたいかどうかが大事であることを説く。

「わしは好かれておらぬゆえ」とためらう喜平次に、北高全祝が言った言葉が、今週のメモリアルワード。

先週は与六を演じている加藤清史郎くんを褒めましたが、今週は喜平次を演じている溝口琢矢くんの好演を褒めたいと思います。

お母さんのお藤に追い返されて泣いている与六に、「戻るのじゃ」。これは、初めて自覚を持って、家臣となった与六にかけた、“主君としての言葉”。

「もう歩けん」とふくれる与六に、「おぶされ」と言わんばかりにそっと背中を差し出す喜平次。やさしい背中に、おぶされた与六。

若様のやさしい気遣いに、小姓として差し出した母もおもわず合掌するくらい感動して。

夜明け前の雄大な雪原を行く二人の姿。

そして、背中越しに交わされた言葉の数々。

こんな時刻、こんなシチュエーションだから話せるってことって、ありますよね。

「そなたになら思っていることを話せる。」

「寺に来てくれて、わしはほんに嬉しかったのじゃ。」

「与六、この喜平次のそばにいてくれぬか。」

「いつまでもわしの傍に居よ。」

泣き虫じゃと、言う喜平次に、

「涙が出てとまらないのじゃ。」どうやら与六は、喜平次の背中で泣き虫になったようです。

「では喜平次さまはお泣きになるのか?」

「わしは泣かぬ。上に立つものはみだりに泣いてはならぬのじゃ。」

幼いながらに厳しい主君としての人生と覚悟に、与六の覚悟は決まります。

「喜平次さまのそばにはこの与六がおる。いつもおる。」

「では何があっても、そなたとわしは一緒だな。」

天空の王、北極星とそれを守護する北斗七星。
そんな星の運命(さだめ)に導かれるように、二人の幼きこころは、このとき一つとなり、
終世ゆるぎのない主従の絆をつくっていくことになるのでございました(ナレーションより。)

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結果、喜平次、両想いになれてよかったですね。

ホント言うと、冒頭の編集が前回見逃した人にとっては分かりづらい内容になっている、
ひとりで与六を喜平次が追っていく設定が非現実にすぎるなど、いまいちうなづけないものがあるとも思いましたが、与六の弟、与七を含め、子役たちの演技はかわいくて、その澄んだまなざしに感動させられぱなしでした。
有名な俳優を向こうに回して堂々と。子供にしかできない演技ってあるもんですね。

惜しまれますが、今週で子役たちの登場は終わり、14歳の樋口兼続@妻夫木聡、登場です。

のっけから川中島の妻女山にて、仲間と偵察中のところを、武田方の武将高坂弾正とその家臣に遭遇。命からがら越後に逃げ帰ったところで、今週は終り。

武田は上杉とは、かたき同士の仲。その重臣の動きは、上杉にとってどんな意味を持っているのか。

来週は、その軍議をめぐって、謙信のもう一人の養子・景虎@玉山鉄二が登場するみたいです。

でも、兼続5歳から14歳までの出来事を、あっさり端折ったことが裏目に出ないといいと思いますが。。。

脚本家のお手並み拝見といった心持で、今後を楽しみにしたいと思います。

天地人(前編)

天地人






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Last updated  2009.01.18 15:31:42


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