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そもそも今回の公演のタイトルすら前回の記事に書いてなかった。(T▽T)
(なので、あとから付け加えてみました・・)
「バレエの神髄」 でした。
タイトルは嘘じゃなかった。
阿修羅とシェヘラザード。
どちらも極めつけで、他のキャストでは考えられない。
常々ルジは正反対の性質をも同時に持ち合わせている、特異な人だと思ってたけど、
どちらの世界にも、深く深~く、自らが入り込み
観客も連れて行ってしまう
稀な人です。
今読んでいる、ヴァイオリン演奏の本に、「音楽」を語っているけれども
すべての表現者に当てはまる言葉がありました。
『白髪になる思いをすることなく
千人の聴衆に向かうことのできる演奏家とは、
才能のある天真爛漫な人物か、
あるいは人生をかけて経験を積み、
自己探求をかさね、
みずからの純粋な気持ちにたどりつくことができた人物かのどちらかです。
この純粋な気持ち、つまり雑念や私利私欲が浄化された心から、
懸念が生じることはありません。
ここに音楽はひとりでに歌い始めるのです。
しかしこの境地にまでたどり着ける人は非常にまれであり・・・』
(ここで言う懸念とは、失敗することの不安や怖れのこと)
その稀な存在に接することも、また稀な機会と言えるかもしれない。
この境地に達してる人の語るものは、ただただ感じることで満たされてしまう。
でも、何を感じているんだろうかといえば、
彼の放つエネルギーであったり、
繊細な感情の波や豊潤な香りであったり、
はりつめた空気感であったり。
視覚的にもノックアウトされ、忘れていた感情に火がつく。
彼の才能は、前述した本のとおり、
鍛錬と人生のすべての経験の上に生まれた
純粋な心から発揮され
音楽を奏でるようにひとりでに踊りだす。
そんな人の舞台に圧倒されつづけてきたけど、
まだこの先の先が観たくてたまらない。
正直な話、ここ1~2年を考えると、(怪我とか年齢とか)
この時点でそう思うとは、思ってなかった。
この先観られる限り、大切に観ていこう。
じゃなくて、またすごく未知なものに触れたくなってる。
ルジが登場すると、舞台上と観客の間に、
いい意味での緊張感が走る。
期待感を軽く蹴飛ばすくらいの、ものすごいオーラに、
観てるほうも無心になってしまう。
そのとき何が起こっているかって、
フシギ体験みたいだけど、「気の循環」 といえるかもしれない。
途中、軽く放電で火花が散ったり、
ぐるぐる血が巡る感覚を覚えたり、
感情がざーっと流れていったり。
これ、誰しもが感じること?
今日は3日目を見終えたところ。
胸騒ぎみたいにずっとどきどきしてる。
大阪と福岡は行けないから、どんな様子か知りたい~。
それにつけても、フィリピエワのゾベイダ。ブラボー!
初日以外は今のところ、オレンジベージュ系のハーレムパンツでした。
ゾベイダもそりゃ着替えるよね。
ルジは・・・・・・・
言葉もありません。
ずっと観ていたい。今はそれだけです。
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