人の心はネガティブな方向に引っ張られる傾向にあるようだ。
どんどんネガティブになっていくことを、
真氣光では、
マイナスの氣の影響を受けるという言い方をしている。
マイナスの氣とは、
いまだに暗い世界にいる魂のこと。
死んでしまってなお、
苦しみやかなしみ、悔しさ、恨み、未練を抱え、
肉体を脱ぎ去ったあとに本来行くべきところへ行けていない。
そういった魂は、
自分の苦しみ、つらさを知ってもらいたくて、
同じような思いを、
この世に残っている人たちに体験させると言う。
特に、
ご先祖様の影響は大きいようだ。
何かネガティブな出来事に遭遇して、
悩んだり心配したり不安になったりしていると、
エネルギーが低下する。
そこに、
マイナスの氣はもぐりこんでくるのだ。
テレビやラジオ、携帯と同じで、
悩みの周波数を発していると、
同じ周波数のエネルギーが集まってくる。
そのままにしておくと、
小さな悩みや心配事が、
雪だるまのように膨らんでしまう。
マイナスがマイナスを呼び込む悪循環に陥ってしまうのだ。
悪循環から逃れるためにはどうするか?
真氣光では「まずは氣をしっかり受けなさい」と言われる。
ハイゲンキという氣を中継する機械がある。
ヘッドと呼ばれる装置を体に当てるだけでいい。
簡単に氣が受けられる。
真氣光とは縁のない人は、
自分のなりの方法を考えておくといいだろう。
たとえば、
ぼくは、帯津先生から教えられた「延命十句観音経」という短いお経を唱える。
腹式呼吸を意識するといい。
車で移動しているときには、
大声で何度も唱える。
ネガティブなことから気持ちが離れていく。
エネルギーが充電される。
呼吸法だったりいろいろな種類の気功だったり瞑想だったり、
不安定になっている心が落ち着くようなものをもっているといい。
茶道や華道などで気持ちを静める方もいるだろう。
武術やスポーツもいいかもしれない。
もうひとつは、
信頼できる人に相談することだ。
話すだけでもすっきりするし、
アドバイスが心に染みることもある。
とにかく、
心はネガティブに傾きやすいものということを知っておくといい。
いつも明るく前向きに生きるなど、
心の性質から見ると、
そう簡単にできるものではない。
ちょっとしたことで必ず落ち込む。
悩む。
かなしくなる。
それを知った上で、
どうしたらポジティブな方向にもっていけるか、
日ごろから考えておくといいだろう。
そして、
沈みっぱなしということはあり得ない。
いつか浮かび上がる。
そのことを知っておくのもいいだろう。
ぼくも最近、
心が不安定になることがあって、
重いエネルギーに包まれていた。
しかし、
ここで言ったことを駆使して、
かなり回復してきた。
すべてのことには意味がある。
すべてのことに感謝する。
頭ではわかっていても、
心はコントロールできない。
落ち込むときには落ち込むがよかろう。
ネガティブな出来事に遭遇したときこそ、
自分の身の丈がはっきりと見えてくるものだ。
意味があって、
ネガティブな出来事も起こっている。
しかしあくまでも、
自分のエネルギーを向上させるためだということを忘れてはいけない。
ネガをバネに成長すれば、
マイナスの氣にもたくさんの光が届いて、
彼らの苦痛も減少するのだ。
振り回されてはいけない。
マイナスの氣を上手に活用して、
成長していくくらいのしたたかさが必要だ。
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