ぷーたろ本舗

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2004年12月22日
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カテゴリ: 歴史
つい先日、愛知県幡豆町にある三ヶ根山に登り、「殉国七士の墓」というのを見てきた。

「殉国七士の墓」については、内田康夫氏の「三州三河殺人事件」という本で、ちらっと読んだことがあって、機会があれば一度は行ってみたいと思っていたのだが、その「行ってみたい」が、このところ急に「行かねばならない・・・」という使命感にも似た気持に駆り立てられてきた。

この「殉国七士」とは、太平洋戦争(第二次世界大戦)の責務を問われ、アメリカ・中国・イギリスなどの11カ国による極東軍事裁判で、A級戦犯に指名され、処刑された東条英機、松井石根、土肥原賢二、板垣征四郎、武藤章、木村兵太郎、広田弘毅の7人のことを指している。
(このとき、刑務所と処刑場に使われたのが、あの池袋サンシャインシティが建っている場所にあった「巣鴨プリズン」だったりする!私も、内心、最初にサンシャインに行ったときは恐かった~!)

三ヶ根山スカイラインという有料道路の、まるで日光いろは坂のような、くねくねとした山道を登ると、眼下には三河湾の美しい眺めを望むことが出来る・・・。
その有料道路の主線から、奥に入り、ひっそりとした木立の中を分け入った中に、突然、巨大な七国七士の碑が姿を表し、その先には、公園のような整備された光景が広がっていた。


殉国七士の墓・全体

正直、A級戦犯の墓というのだから、藪の中にひっそりと小さな石碑が立っているだけだろうと思っていただけに、この立派さに驚いてしまった・・・。

殉国七士の墓


しかし、遺骨の前で線香をあげてしまったことから、この匂いを不振に思った米軍により取り返されてしまった・・・。
(ちょっと間がぬけてないか?)
そこで、翌日の24日、クリスマスイブで米軍が浮かれまくっている最中、これ幸いとばかりに黒装束身を固めた弁護士ら(ここまでくると、はっきり言ってお笑いだ!)が、見張りの目を盗みながら、暗闇の中、7人の遺骨奪取に成功した。

それからしばらくは、伊豆の山中にこれらの遺骨は隠されていたのだが、GHQも去り、ほとぼりが冷めた昭和35年8月16日、ここ愛知県の三ヶ根山に墓碑が建立されたとのこと・・・。

この石碑を建てた人物が、黒装束の弁護士ということで、石碑の内容が「いかに自分達が苦労して遺骨を取り出したか」に終始していたので、ちょっと引いてしまったが、要するに、ここがA級戦犯の方々が眠る、本当のお墓というわけである。

そのほかにも、ここには、海外の戦地で亡くなった兵隊達の慰霊碑が数多く建っている。
殉国七士、慰霊碑の数々

こういう場所に来ると、普通は霊が集まっているような空気のよどみを感じるところだが、ここは、不思議とそういうものは全くなく、清浄な雰囲気に包まれている・・・この清清しさは、もしかしたら、国のために立派に戦って、散っていった兵士達のプライドの表れなのかもしれない・・・。

この方達にとって戦争とはなんだったのであろう?
何故、日本はあの戦争に突入しなければならなかったのか・・・?
A級戦犯は、本当に罪があったのだろうか・・・?



戦争とは・・・太平洋戦争が日本の真珠湾攻撃から始まったとされているように、ひとつひとつ単体のものとして区切って語られるものではないと思っている。

日本が戦争に関わらざるを得なくなったきっかけを語るには、1840年、中国(清国)で起こったアヘン戦争にまで遡らなければならない。
このアヘン戦争とは、当時、中国から紅茶を輸入していたイギリスが、それにかわる輸出品がなかった為、国内で禁止されていたアヘンを中国に輸出し、中国の人民を退廃させてしまう。そして、そのアヘン輸入を禁じた中国に、イギリス側が自由貿易を口実に戦争をふっかけたものである。
しかし、眠れる大国・中国は、近代化が遅れていたこともあって、イギリスにボロ負け・・・戦争の賠償金として、莫大な銀と香港の領土を取られてしまった・・・。

「中国は弱い!」そのことに味をしめてしまった欧米諸国は、次々と難癖をつけては中国に戦争をふっかけ、その度に多額の賠償金と領土をせしめるようになる。


やがて、日本にも、ペリーの艦隊がやってきて開国を迫まってきた・・・傍らで中国の悲惨な状況を目にしていた日本としては、戦争と言う圧力で迫ってくる馬鹿でかい奴らが、それはそれは恐ろしかったに違いない・・・日本も、それ相応の力を付けなければならない・・・開国後、明治維新を迎えた日本は富国強兵という対策をとって欧米列強に立ち向かわなければならなかった。
そうしなければ、植民地化されてしまう・・・食うか食われるか・・・そんな瀬戸際だったに違いない。誰が好き好んで富国強兵や戦争などしたいと思うだろうか・・・?

そして、日本は、太平洋戦争で、フィリピン・タイ・マレーシアなど植民地化されたアジアの国々を欧米から解放した。
このことは、奴隷のように扱われプライドもずたずたになっていたアジアの人々を勇気付けた・・・。
「あんな小さな国でさえ頑張っている・・・自分達も、やれば独立できるかも?」そんな希望を与えられたアジアの国々は、戦後、欧米に立ち向かい、次々と独立していったのである。
(戦後、日本に帰らず、独立戦争に参加した日本兵もいたらしい・・・)

しかし、日本は戦争に負けてしまった・・・。勝てば官軍・・・どちらが悪いのかはどうでもよく、戦争とは、結局は勝ったほうがすべてである。
こうして、日本は、戦勝国から裁かれることとなってしまった・・・。

日本は本当に悪かったのか?あの状態で戦争と言う道しか選ばざるを得なかった日本で、A級戦犯に、それほどの責任があったのだろうか?「殉国七士の墓」を見つめていると、そんなことが頭をよぎる・・・。

奇しくも、明日は12月23日・・・A級戦犯の処刑日である・・・。
もしかしたら、私は、彼らに呼ばれたのではないか・・・?
おこがましくも、そんなことを思ってしまった・・・。
戦争体験者が教師の中にも少なくなり、戦争を伝えられる教師が少なくなっている今(それでなくても、教師には左の人が多いし・・・)
戦犯とされた方々、戦地で亡くなった兵隊の方々の無念の気持が伝わってくるような気がする・・・。

「私は、戦争を語るには非力な者ですが、それでも、皆さんのお気持・・・伝えるつもりです。
英霊の皆さん方、どうぞ力になって下さいね。」
三ヶ根山を後にし、
そう思いをこめながら、私は、日記に書くことを心に堅く誓っていた。





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最終更新日  2004年12月22日 20時53分35秒
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Re:殉国七士の墓・・・私の戦争論(12/22)  
読みました~。
殉国七士の墓なんて、全然知らなかった!
戦犯=靖国ぐらいにしか思っていなかったから、ちょっと、驚きました。
それにしても、遺骨持ち出し作戦、線香であえなく失敗、残念!とは(^^;)
なんだか、当事者達は必至だったろうけれど、
読んでいると、笑ってしまった!
人材派遣会社のCMを思い出しながら読んでいました。
「パートナー選びは大切」って奴だったはず!

おっと、えらく脱線してしまいました。
戦争って、元をたどれば、
ささいなことなんですよね。
それが、いつしか、訳のわからん言い訳つけて、
どんどん悪化させてしまって。

戦争って、軍隊とは別のところで発生するのに、
結局、戦場に出る、作戦を指揮する軍隊の人が、
悪者になってしまう。
と、いうより悪者にさせられてしまう。
戦争さえなかったら、誰も犯罪者なんて、ならずにすんで、穏やかな人生をまっとうできたことでしょうにね。

私の本当の祖父も戦争で亡くなっていて、
たった写真1枚だけ。
とっても若く、綺麗な顔の祖父でした。
今の祖父には、とっても大事にされ、
血のつながりが無いなんて想像が出来ないくらいです。

でも、ふと思うとときがあるんです。
もし、天国に話しが通じるのなら、
DNAでしか逢うことが無い祖父に、実体で逢ってみたいと。
戦争は、ダメです。
悲しむ人が、世代を超えて生まれつづけます。

時期が時期だけに、
今では言葉にならない気持ちを伝えたくて、
呼ばれたのかもしれませんね。
ごくろうさまでした。






一度でいいから
(2004年12月22日 15時00分19秒)

私も  
haru0225  さん
A級戦犯の遺骨は、靖国にあるものとばかり
思っていました。
本当に勉強になります。
聞きかじりの話ですが、昭和天皇が処刑されずに
すんだのは、マッカーサーが彼をいたく気にいった
ことも理由の一つ、という話を聞いたことがあります。
どこまでを戦争責任者とするのか、そもそも
本当に悪いのは誰なのか、やはり一つ一つの戦争
を見ながら個別に判断していくしかないのでしょうね。
確かに、歴史を鑑みれば連合国側が全面的に正義
とは思えません。

B級戦犯などでは、上官の命令
に逆らえずアメリカ軍捕虜を殺害した一兵士が死刑になった例もあり、胸が痛みました。
しかし、敗者の論理は通用しないのですよね。
こういったところに、戦争の理不尽さを感じます。
今回のお話、とっても興味深かったです。
何だか言葉足らずなのですが・・・
胸がすごく痛みます。

巣鴨プリズンで今思い出したのですが、
以前朝日新聞で、お札に書かれた戦犯たちの
俳句?(だったかなぁ)などが見つかったという記事を読みました。
巣鴨プリズンの中では占領軍側の兵士(若い兵卒
が中心だったそうです)と戦犯たちとの交流が
あったそうです。
交流のあった相手を殺さなくてはならなかったな
んて・・・。
戦争の理不尽さには憤るばかりです。 (2004年12月22日 15時55分46秒)

Re[1]:殉国七士の墓・・・私の戦争論(12/22)  
プータロ500  さん
くまちゃん888さん、こんばんわ!
早速、書き込みいただいて、本当にありがとうございます。

くまちゃんさんのお祖父さんも、戦争で亡くなられていたんですね・・・。
実は、私の父方の祖父もそうなんです・・・。
そのことで、父の母は再婚、父はやむなく養子に出されました。
戦争が、どれほど祖父と父たちの運命を変えてしまったことか・・・
多くの人たちの人生を翻弄してしまったか・・・
本当にやりきれない思いになります・・・。

また、母方の祖父も私が生まれる前に亡くなっているので
私は、祖父という存在を知りません・・・・
でも、会った事もない祖父に会うことが出来るのなら。。。
戦争のこと、昔のこと、辛かったこと・・・
いろんなこと、聞いてみたいですね。
(2004年12月22日 18時09分11秒)

Re:私も(12/22)  
プータロ500  さん
haru0225さん、こんばんわ!
早速、いらして下さって、本当に嬉しいです。

本当の事言うと、この日記を書くことは、正直恐い気持もあったんです。
最近の日本の教育は、どちらかというと、左翼化傾向にあるというか
あの戦争は、日本が一方的に悪い、中国や韓国を侵略したではないか・・・
と言った、自分の国の歴史を否定的に見る自虐的な日本史観が
某メディアや、学校教育から、はびこりつつあることが
とても残念に思えてなりません・・・。

もしかしたら、こういう見方がでてしまったのも
日本が敗戦国になってしまったからなのでしょうか?

そして、戦争を語ることの出来る教師がいなくなり
また、戦争の生き証人が、減りつつある現在・・・
これから先、あの戦争の真実がゆがめられてしまう気がしてなりません・・・

そして、haruさんの言っておられた
A,B級の戦犯処刑、巣鴨プリズンの悲劇など・・・
昭和20年の終戦を過ぎても、戦争は終わっていなかったことに
どこまで犠牲者を出せばいいんだ・・・と、憤りを覚えます・・・。

(2004年12月22日 20時49分27秒)

うちの施設のお年寄り  
ベル愛ゲン  さん
プータロさん こんにちは

うちの施設のお年寄り、勿論戦争に
行った方も多いですし、行かなかった
方もいらっしゃいます。

行かなかった方の話では、自分は
身長がとても小さくて、
身体検査でひっかかったんだとのことです。
当時は口にしてはいけないことですし、
戦争に行けないことは不名誉なことだったんで
しょうが、
本人は正直行かなくてすんで、うれしかった
みたいですよ。

うちの母が言ってたんですが、もしも、
日本が戦争に負けていなかったら、女性の
選挙権なんて、与えられなかったかも
しれないし、男尊女卑のままだったかも
しれないと。

施設のお年よりは、昔の男性なので、
男尊女卑の傾向の方、結構いらっしゃるん
ですよ。女職員には暴力ふるう人も実際に
おります。これが、男性職員だと全く態度が
違うんです。

実際に、何人も人殺した経験のある人も
いるわけですし・・・そういう人の
身体介護してて、暴力ふるわれると、
「昔、人殺したこともあるんだものなぁ。」
なんて、思っちゃうこともあるんですよ。
私、ピンタされそうになったことがあるので。

戦争に対する感じ方って、当時の人にとっても
またそれぞそれでしょうけれど、
こうやって、戦争のことを語れる
自由があるって、今の時代に生まれた私達は、
恵まれているんでしょうねぇ。

きっかけはどうであれ、私的には、
また巻き込まれず、
このまま戦争放棄し続けて欲しいです。

プータロさんの本題と、話がずれてしまって、
ごめんなさいね。 (2004年12月22日 22時00分16秒)

Re:うちの施設のお年寄り(12/22)  
プータロ500  さん
ベル愛ゲンさん、こんばんわ!

ベル愛ゲンさんの言われること、よく分かります。
私の本当の祖父も、戦争で亡くなり、そのことで、
父も祖母の運命も大きく変わってしまいました。
(父は養子に出された後、中卒で東京に出て
新聞配達や建設現場などで働かざるを得ませんでした。
もし、祖父が生きていてくれたら・・・
戦争などに行かないでくれたら・・・
父は、幸せな生活を送り
大学まで出してもらえたかもしれません・・・。
父も、本当に辛かったと思います。)

でも、私の父は、祖父が戦争で亡くなったことを
決して、否定的には捉えていませんでした。
自分達を守るために
アメリカの攻撃から日本を守る為に
奴隷のように扱われていたアジア・アフリカの独立のために・・・
戦争で戦うのは辛かっただろうけど
そうせざるを得なかった当時の世界の状況の中で
精一杯頑張って、そして、亡くなったんだ・・・
きっと、そう思うことで、30歳前後の若さで亡くなっていった祖父を
思いやっていたのかもしれません。

多分、当時の切羽詰った状況は、
今の平和な日本からは想像もつかなかったのでしょう。
男尊女卑も、明治時代、欧米の圧力により、富国強兵政策を採らざるをえなかったことから、
家父長制という男性中心の世の中を作り上げなければならず、
そして、女性は、家庭を支えるという、その補佐役にまわることになりました。
江戸時代までは、女性の立場もそれほど酷くはなかったことから、
このようなことも、ベル愛ゲンさんのお母さんの言われたように
戦争の副産物なのかもしれません。

そして、日本が負けたことで、今の平和な日本があるのかもしれません・・・。

今回のお話は、戦争を歴史的に捉えたことでしたので
もしかしたら、私が戦争を肯定していると誤解されて
しまったかもしれません・・・。
私の文章力の不足ですね!ごめんなさい!
(2004年12月23日 00時50分30秒)

それぞれだから。  
プータロ500さん
文章力を心配されているようですが、
書き手のスタイル(個性)がわかれば、
それでいいと私は思っていますよ。

読み手も書き手も、価値観はちがいますから、
読み手に合わせていたら、
書き手の個性がなくなってしまう。

文章は、書き手の分身です。

そして、分身を沢山の人に触れてもらい、
学びとるものが必ずありますから、
その過程で、文章力がつくと思います。

いろんな方に触れて、自分のアンテナを刺激させ磨く。
それで、いいんですよ。
文章力は、そうやって、日々成長すると思います。

文章力があっても、個性が見えないと、
面白くないです。


(2004年12月23日 08時39分50秒)

読みいってしまいました。  
池袋サンシャインシティの場所が刑務所と処刑場に使われたのも知らなかったわ~。ビックリ!
殉国七士の墓もこんなに近くにあるなんて・・・
A級戦犯といえば靖国神社しか思い浮かばなかったし。三ヶ根山ドライブウェイも今度行ってみたくなっちゃった。

イラクの戦争もそろそろ終戦してくれるといいのにね~、そんななかブッシュはクリスマス休暇ですって(@_@;)ビックリ!兵士は命からがら任務遂行してるのに・・・、複雑。

戦争はもうしてはいけないよね本当に。
殺しあっても根本が何も解決しないのだから。 (2004年12月23日 17時51分14秒)

Re:それぞれだから。(12/22)  
プータロ500  さん
くまちゃん888さん、こんばんわ!
今日は、外出していたので、お返事が遅くなってしまい
本当にごめんなさいね。

>文章力を心配されているようですが、
>書き手のスタイル(個性)がわかれば、
>それでいいと私は思っていますよ。

>読み手も書き手も、価値観はちがいますから、
>読み手に合わせていたら、
>書き手の個性がなくなってしまう。

お優しいお言葉をかけていただいて、
本当にありがとうございました。
実は、今回の戦争論を書くことは、
私にとっても、かなり決心のいることでした・・・。
恐らく、日本人の多くが「戦争=日本が悪い」と思っていることを
重々承知の上だったからです。

私は、どちらかというと、小心者で
人から非難されたり、否定されることを
とても恐い・・・と思ってしまう方です。
(少なくとも、わが道を行く・・・というタイプではないですね・・・)
ですから、今までは、日本人が最もタブーとしてきた
この論議に触れることがとても恐くて、
何があっても、決して触れまい・・・と、思ってきました。

でも、勇気を振り絞って書いたことで
結果的には、良かったと思っています。
思いをこめて・・・全身全霊を込めて書いた文章が、
形となって、様々な人の心に届いていく・・・
その面白さが、この記事を通して、初めてわかったように思います・・・。

文章力とは、小手先のテクニックじゃないんですね・・・
やっぱり、自分の魂と意思がこもっていないと
相手の心には届かないんだと・・・
そう思いました。

きっと、これからも、まだまだ壁にぶつかることも
あると思いますが、
どうぞ暖かく見守ってくださいね。

これからも、どうぞよろしくお願いします。 (2004年12月23日 18時36分09秒)

Re:読みいってしまいました。(12/22)  
プータロ500  さん
ともキッチンさん、こんばんわ!
いつもいらして下さって、本当に嬉しいです!!

>池袋サンシャインシティの場所が刑務所と処刑場に使われたのも知らなかったわ~。ビックリ!

池袋サンシャインシティも、今ではすっかり
昔の面影がなくなってしまいましたが・・・
私も、初めて訪れた時は、幽霊でも出るんじゃないかな?
なんて、おっかなびっくりだったんですよ~!

>殉国七士の墓もこんなに近くにあるなんて・・・
>A級戦犯といえば靖国神社しか思い浮かばなかったし。三ヶ根山ドライブウェイも今度行ってみたくなっちゃった。

三ヶ根山を、昔通った時は、寂れて何にもないところだな~なんて思ってたんですけど、
いろいろ調べてみると、奥が深い場所なんですね・・・
また、次の日記では、霊山・三ヶ根山のこと詳しく書いてみようと思っています。

>イラクの戦争もそろそろ終戦してくれるといいのにね~、そんななかブッシュはクリスマス休暇ですって(@_@;)ビックリ!兵士は命からがら任務遂行してるのに・・・、複雑。

ひえ~!ブッシュって馬鹿じゃないの~?
戦争はテレビゲームじゃないんだから・・・
人間一人の命の重さを分かっていないんじゃないのかな?

>戦争はもうしてはいけないよね本当に。
>殺しあっても根本が何も解決しないのだから。
-----
そうですね・・・イラクを見ていると
本当にそう思います。
そして、今、北朝鮮問題や中国との関係など
またもや、日本も微妙なところにきてしまってますよね・・・
ちょっと心配です。
(2004年12月23日 18時57分03秒)

私も、結構小心者ですよ~  
プータロ500さん、こんばんわ!

>(少なくとも、わが道を行く・・・というタイプではないですね・・・)

はい!それは、感じていましたよ~。

>文章力とは、小手先のテクニックじゃないんですね・・・

私もそう思います。
自分の中で、いろんな考えや思いと混ぜ合わさって、
見たもの聞いたもの、調べたもの、
いろ~~んなことが消化されないと、書けないです。

>やっぱり、自分の魂と意思がこもっていないと
>相手の心には届かないんだと・・・
>そう思いました。

私も、仕事の日記になると、いつもとは違い、
どうやったら、心に届くか、響くのか、
すごく考えます。
私の、仕事の苦言は、ある意味タブーです。
誰も言わないことを、自分の目でみたことを書いているから、凄く神経を使います。

また、自分の書き方1つで、迷惑をかけることもあるから、か~な~り、言葉も選びます。
・・・でも語彙もたりないから、いつも大変ですぅぅ

文章をまとめるときいつも感じるのですが、
人の目に触れないと、成長はしないと。

人の目に触れて、考えに触れて、
知ることって、一杯ある。
それを恥ずかしいとは思っていないし、
もっと知りたくなります。
ときには凹むときもありますが、
なが~い目でみたら、自分のためだから、
人の意見にも耳を傾けながら、
自分の気持ちを書き出しています。

お互い、書くことが大好き。
楽しみながら、いっぱい書き綴っていきましょ~(^O^)/






(2004年12月23日 19時28分06秒)

すごいと思いますよ  
ベル愛ゲン  さん
こんにちは

私の書き込みは、プータロさんの本題とは
完全にかけ離れた内容だったので、
申し訳なく思ってます。

プータロさんは、とてもよく歴史を
学んでいらっしゃり、また、直接その
場所に行かれて、ご自分も色々感じて
書いておられる、すごと思います。

私は私で、日頃、職場でのお年寄りとの
実体験を書いたまでなんです。
ビンタされそうになったことって、
結構何回もあって、同じ人ではないんですよ。
ただ、偶然なのか、そういう方って、戦中、
立派な方だったらしいんです。

私は、触れたらまずいことは、日記に
書かないようにしているんです。
というより、仕事では書いたらまずいこと、
やはり実生活で、経験しているもので。
施設も組織ですから・・介護保険導入で、
福祉から離れちゃいましたし・・・。
だから、巻き込まれたくなくても、
関わっていれば、自分も良いも悪いもなく
巻き込まれてしまう現実って、よく分かります。
当時の日本もそんな状況だったんでしょうし、
現在の日本も、また巻き込まれそうなところに
立っているのではと感じています。

「戦争放棄し続けて欲しい。」というのは、
単純に今の私の気持ちを書き込んだだけなんです。

だって、今の状況だと、兵隊は男性とは
限らないですよね。女性だって行くことに
なるでしょうしね。

自分が人を殺すなんて・・・やっぱり
考えたくないものね。

こうやって、色々考えるきっかけを
与えて下さっているのですから、
また、どんどんプータロさんワールド
広げてくださいませね。

(2004年12月23日 21時16分03秒)

Re:すごいと思いますよ(12/22)  
プータロ500  さん
ベル愛ゲンさん、こんばんわ!

>私の書き込みは、プータロさんの本題とは
>完全にかけ離れた内容だったので、
>申し訳なく思ってます。

いえいえ。。。とんでもありません。
私の方こそ、ベル愛ゲンさんの言われていることを
もっとちゃんと捉えてコメントすべきだったと
反省しています。
ほんとにごめんなさいね。

>私は私で、日頃、職場でのお年寄りとの
>実体験を書いたまでなんです。
>ビンタされそうになったことって、
>結構何回もあって、同じ人ではないんですよ。
>ただ、偶然なのか、そういう方って、戦中、
>立派な方だったらしいんです。

ベル愛ゲンさんは、実際にそういったお年寄りの方に出会われて
戦争を間接的に、肌で感じておられたんでしょうね・・・
戦争には、いろんな側面があったのだと。。。
私の方こそ、改めて感じさせられました。

>「戦争放棄し続けて欲しい。」というのは、
>単純に今の私の気持ちを書き込んだだけなんです。

いつまでも平和な日本でいて欲しい・・・
ベル愛ゲンさんは、そんな純粋なお気持だったんだとおもいます。
イラク派兵のこと、北朝鮮のこと・・・
いろいろ考えると、先のことが不安になることもありますが
世界の平和を祈る気持は、みんな一緒なのだと思います・・・。

>こうやって、色々考えるきっかけを
>与えて下さっているのですから、
>また、どんどんプータロさんワールド
>広げてくださいませね。
-----
お優しいお言葉かけていただいて、
ありがとうございます。
歴史の分野は、タブーとされていることにも
挑戦しなければならない時もありますが、
ベル愛ゲンさんにも、これに懲りず、是非、
独自の視点から議論を投げかけてくだされば、私も嬉しいです。
今回の戦争論、盛り上げてくださって
ありがとう!私も勉強になりました。感謝してます。 (2004年12月24日 00時52分52秒)

Re:私も、結構小心者ですよ~(12/22)  
プータロ500  さん
くまちゃん888さん、こんばんわ!
いろいろとご心配お掛けしてしまって、すみませんでした。

くまちゃんさんも、ベル愛ゲンさんと同じ職業でいらして
人間相手のお仕事をされておられるから
きっと、そういった意味でも
文章を書くことの難しさを痛感なさっておられるのでしょうね。

私も今回のことで、いかに自分が頭でっかちの人間だったか・・・
しみじみ反省させられました。
こういった公共の場で、
自分の言葉で書くことの重み・・・
それに対する責任感・・・
改めて強く感じさせられた次第です。
(やっぱり、いろんな立場の人や、様々な考えを持った人が
読んでいるかもしれませんものね・・・
言葉の一つ一つには気をつけないといけないな・・・と
つくづく思いました。)

私はまだまだ未熟者ではありますが、
このホームページでは、これからも自分の言葉で発信を続けて
勉強させてもらうつもりでいます。

>お互い、書くことが大好き。
>楽しみながら、いっぱい書き綴っていきましょ~(^O^)/
-----
本当にお優しいお言葉をかけていただいて、
ありがとうございました。
私も、この戦争論を書いたことで、
ますます、歴史が好きになり、
文を書くことの面白さに、はまりました。
これからも、お互い精進しあって、頑張っていきましょうね! (2004年12月24日 01時23分14秒)

おはよ♪  
まるまる茸  さん
私もみなさんと同じように、戦犯=靖国くらいの知識しかなかったので、別の土地にこんな立派なお墓があるなんて、本当に驚きです。
戦犯と言えども、それを決めたのは自国ではありませんから、国のため民のために戦った人たちを、手厚く葬りたいと願うのは、あたり前のことなのでしょうね。

私の伯父も戦死しています。15才の時から軍服を着て訓練に参加し、一度帰宅したそうですが、その後志願兵として出兵し、それきりになってしまったようです。戦死の知らせは、紙一枚。遺骨も遺品もなく、ただ、戦死したという言葉のみ。当時は日本中どこでも、こんなことがあったのでしょう。
私が恐ろしいと思ったのは、たかだか14,5才の少年でさえも、自分が国のために戦わなければと、戦争に志願させるような気持を植えつけられている、ということ...

どんな理由があろうと、戦争だけは悲惨な結果しか残りませんね。「世界がもし100人の村だったら」という本が世界中で読まれたなら、世界のリーダーたちがこのような考え方をしていれば、戦争なんか絶対に起こらないと、非力な私は心の中で祈るばかりです。

アメリカ人に嫁いだ弟の友人は、湾岸戦争の時に夫が戦地へ赴き、無事に帰ってくるまで、眠れぬ夜を過ごしたといいます。現在でも、あちこちでこんな思いをしながら生活している家族がたくさんいるのでしょう。

難しい問題だと思いがちな戦争のこと。一人一人が命の重さをわきまえていれば、簡単なことだと思うのですが...いつか大いなる意志によって、人類にバチがあたるような気がします。

ぷーたろさんの日記で、とても勉強になりました。そして、考えさせられ、今自分の周りにある平和がどれだけかけがえのないものかを、改めて感じました。
ありがとうございました。 (2004年12月26日 09時09分38秒)

戦争と平和・・・  
プータロ500  さん
まるまる茸さん、こんばんわ!

殉国七士の碑のこと・・・本当に拙い日記ではありましたが、
読んでくださって、そして、ありがたいお言葉を戴きまして
とてもとても恐縮です・・・。

思えば・・・戦争が終わって59年もの月日が流れました・・・。
8月15日を終戦記念日と、すぐに言える人も次第に減り、
テレビでも、戦争のことを特集する回数も、
昔に比べ、大分少なくなってきました・・・。
人々の記憶から、戦争が消え去りつつあるにつれ、
戦争の悲惨さ、平和とは何なのかを考える機会が
自分の中から、どんどん無くなって行く事が、
何だか恐くなるような・・・そんな気がしていたのですが
殉国七士の碑を目の前にして、59年前の出来事が
自分の目の前に突きつけられたように思いました・・・。

きっと、アメリカやイギリスなどの軍隊の方も
そのご家族の方も・・・
また、日本から派遣されている自衛隊の方達も・・・
きっと、戦争のシビアさを、ひしひしと感じておられるのでしょうね・・・。
本当にお辛かったと思います・・・。

そして、まるまる茸さんの叔父様も、戦争で亡くなられていたのですね・・・。
それも、14,5歳という若さで・・・!
読んでいるこちらとしても、とても胸が痛みました・・・。
そんな若い子たちまでも、行かなければならなかったことに
当時の日本の切羽詰った状況が思い浮かぶようです・・・。
まるまる茸さんの叔父さんのように若くして亡くなられた方々に報いる為にも、
日本の平和が守られ、そして、世界が平和になるようにしていきたい・・・
本当にそう思いますね・・・。



(2004年12月27日 00時04分27秒)

Re:殉国七士の墓・・・私の戦争論(12/22)  
こんばんは☆彡

そういう所が三河にあるなんて知らなかったです~

プータロさんの日記は学校の授業では教えてもらえない事ばかりですね!!
本当にタメになりますよ\(^o^)/

戦争って嫌ですよね!!絶対起こって欲しくないのに、世界中の人々が平和を望んでいるのに
なぜ、戦争は起こってしまうんでしょうね??
悲しいですね。。。

中学生の時に演劇で戦争に関する劇をしたことがあります。(私はあまり、気がすすまなかった…)
そこに出てくる人物は戦争で被爆した少女でした。

戦争が終わっても病気で苦しみ最後は死んでしまう・・・。
『戦争は終わらない』という題名の劇でした。(中学生にはちょっと難しいですよね~)

平和が続くことを祈っています。。。

(2005年01月01日 00時02分06秒)

Re[1]:殉国七士の墓・・・私の戦争論(12/22)  
プータロ500  さん
さくら犬9937さん
いつもいつも、ありがとうございます!!

>そういう所が三河にあるなんて知らなかったです~

私も、行ってみてあまりの凄さにビックリしました・・・。
三ヶ根山は、もともと霊山だったらしく、奈良時代、行基和尚が
修行をした山としても知られていて、そういったことからも
この山が選ばれたのかもしれません・・・。

>戦争って嫌ですよね!!絶対起こって欲しくないのに、世界中の人々が平和を望んでいるのに
>なぜ、戦争は起こってしまうんでしょうね??
>悲しいですね。。。

本当にそうですね・・・。
お互いを思いやったり、分かり合おうとするなら
戦争は起こらないはずなのに・・・。
悲しいですよね・・・。

>中学生の時に演劇で戦争に関する劇をしたことがあります。(私はあまり、気がすすまなかった…)
>戦争が終わっても病気で苦しみ最後は死んでしまう・・・。
>『戦争は終わらない』という題名の劇でした。(中学生にはちょっと難しいですよね~)

なんだか、悲しい物語ですね・・・。
『戦争は終わらない』・・・原爆の被害者や、A、B級戦犯の裁判など
様々なことが、戦争後も続いていったのでしょうね・・・。
戦争のあまりの悲惨さが思われますね・・・。
(でも、中学生には、ちょっと難しいかもしれないね・・・)

>平和が続くことを祈っています。。。
-----
今は、北朝鮮やイラクの自衛隊派遣問題など・・・
また、中国と台湾も微妙な感じになってきて
日本の周りでも、一発触発の危うさがにじみ出てきています・・・。
日本だけが、逃れることができるのか・・・
それとも、責任を負うことが必要なのか・・・
その選択が迫られている時期に来ているのでしょうね・・・。
でも、日本もアメリカも、北朝鮮、中国・台湾・韓国・・・
皆が平和で幸せに暮らせる世の中が来ますようにと
祈らざるを得ません・・・。 (2005年01月01日 01時14分11秒)

近日中に  
ぱとりおっと さん
 先日靖国神社参拝をし、そこで七士之碑の存在を知ったのです。
 もっともかすかには知っていたのですが。と言うことで近日中に参拝します。
 処刑の日は今上天皇の誕生日(当時は皇太子殿下)と言う事からも、東京裁判が報復に過ぎない事が判ります。
 本当は12/23に行きたいのですが、政治団体とかち合いそうなので..。
 静かに祝詞を捧げてきます。 (2005年10月19日 17時07分12秒)

Re:近日中に(12/22)  
プータロ500  さん
ぱとりおっとさん

書き込みくださいまして、誠にありがとうございます。
小生、体調が優れず、お返事が大変が遅くなってしまった事を
どうぞ、お許しくださいませ。

> 先日靖国神社参拝をし、そこで七士之碑の存在を知ったのです。
> もっともかすかには知っていたのですが。と言うことで近日中に参拝します。
> 処刑の日は今上天皇の誕生日(当時は皇太子殿下)と言う事からも、東京裁判が報復に過ぎない事が判ります。
> 本当は12/23に行きたいのですが、政治団体とかち合いそうなので..。
> 静かに祝詞を捧げてきます。

私の意見に同意してくださる方がいらっしゃること、
本当に、感謝の気持で一杯です。
(『ぱとりおっと』というネーミングも、そのお気持の表れでしょうか?)

そして、12月23日・・・そういえば、確かに、今上天皇の誕生日ですね・・・。
そう思うと、日本人として、とてもやるせない気持ちになります・・・。

殉国七士へのお墓参りは、もう済まされたのでしょうか?
また、ご感想など、お待ちしております。
(2005年11月18日 18時47分48秒)

国体の護持  
中野惣吉 さん
今、売国奴小沢が日本国を売り渡そうとしています。
殉国七士霊にお願い申しあげます、どうかこの企みを
阻止する知恵をお授け下さい。 (2010年01月13日 13時13分27秒)

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