逆説の日本史 <全X> 0
ローマ人の物語 <全X> 0
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【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】評価:★★★☆☆ グリム童話集。第一巻。大人向けの童話だけあって、子供には読ませられないようなお話が盛りだくさん。おもしろいです。人は残虐で佞奸であざとくて。善人が必ず報われるわけではなくて。そんな現実から目をそむけず描くのが大人向け童話。だからこそおもしろい。人生の酸いも甘いもすべて包み隠さず描いていて深いです。屠殺ごっこする子供たちの話があったんですが、これはかなり好きです。非常に考えさせられますね。子供って善悪がまだわからないし、分別がないんです。天使であって悪魔でもある。罪の意識なく罪を犯す子どもたちに大人はどう対応すべきか?印象深いお話でした。これは全五巻です。残り四冊。ポツポツ読んでいきます(o^∇^o)ノ=== 15冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2009年03月13日
【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“イソップ寓話集”評価:★★★★★ 寓話集。全471話。去年?一昨年?に買ったままでしたが、ようやく読みました(o^∇^o)いいですねーー。“童話”ではなく“寓話”ってところがミソです!!子供向けではなく、人生の酸いも甘いもある程度知り、きれいごとだけでは生きていけないということを身をもって体験した大人向けの寓話集です。“寓話”だけあって、寓意に富み、思わず頷いてしまったりと、読み応えがあります(≧∇≦)子供向けのきれいごとだらけの童話とは一味違い、人間の良い面だけでなく、嫌な面も臆することなく語られていて、ペシミストの私にも楽しめました(笑)471話と聞くと、ものすごいページ数に思えますが、実際、1話あたり5~6行です。さくさくっと読めちゃう短さですが、人生の機微がぎゅっと詰まってます♪大人にお勧め!!(≧ω≦)b=== 2冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2009年01月16日
【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“ペロー童話集”評価:★★★★☆ 童話。全11話。● グリゼリディス ● ろばの皮 ● 愚かな願いごと ● 眠れる森の美女 ● 赤ずきんちゃん ● 青ひげ ● ねこ先生または長靴をはいた猫 ● 仙女たち ● サンドリヨンまたは小さなガラスの靴 ● まき毛のリケ ● 親指小僧 多くの人が幼い頃読んだことあるお話ばかり。大人になって読んでも楽しめます(*´ー`) 童話といえども、大人が読んで深く考えさせられることも多くって侮れませんね~。これは特に大人向けの童話です。だって、赤ずきんちゃんでは、おばあさんが食べられたまま終わりなんですものっ..・ヾ(。><)シ子供向け赤ずきんちゃんではおばあさんは助かりますが、大人向けではそううまくはいきませぬ。そして、赤ずきんは己の浅はかさを、おばあさんの死をもって痛感し、教訓を得るのです。あと、青ひげ。子供のころ読んだときは怖ろしくって怖ろしくって(″ロ゛)これは今読んでも怖いですねーー。他にも懐かしいお話がたくさん。童話いいですね。大人になってから読むとまた全然違った側面が見えてきたりします(*´ー`)他にもグリムやらアンデルセン、イソップなど買ってありますので、おいおい読んでいきたいと思います(#^.^#)=== 67冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年07月17日
【Amazonで購入】 【楽天ブックスで購入】“新美南吉童話集”評価:★★★★★ 童話集。全20話。● ごん狐 ● 手袋を買いに ● 狐 ● 和太郎さんと牛● 牛をつないだ椿の木 ● 一年生たちとひよめ ● うぐいすぶえを ふけば● こぞうさんの おきょう ● 里の春、山の春 ● くまの こ● げたに ばける ● さると さむらい ● ぬすびとと こひつじ● お母さんたち ● でんでんむしの かなしみ ● 小さい太郎の悲しみ● 久助君の話 ● 疣 ● 花をうめる ● おじいさんのランプ・・・(ρ_;)どれも素晴らしいです!!甲乙付けがたく、どれが一番よかったかなんて決められないくらい!! いくつかは、子供の頃に親に読み聞かせてもらった話もありました。でも、子供の時読んだのと大人になってから読むのとでは、全く違うものがみえてくる。感じられる。童話だけあって、ストーリー自体は簡単明瞭。単純なんだけど、浅くなく、深みがある。含蓄がある。童話って、大人になってから読むと綺麗ごとだけの理想論ばかりで現実世界から乖離したものって多々あるんだけど、新美さんのはそういったものとは一線を画してます。どの話も、現実から目をそむけず、ままならないことを拒まず受け入れ前向きにいきていこうというメッセージが伝わってきます(*´ー`)単純に、大人になっても子供のころの純粋さを忘れないでいよう。とか、子供が持つ理想の社会を大人社会にも求めるといった、バカみたいな理想論じゃないんですよねーー。子供から大人になる道すがら、理想・理論通りには進まない現実に直面しても、腐らずにそれでも一生懸命生き抜こう。それが大人になることなんだ。って、そういうことを教えてくれます。確かに、子供の頃って、正しいことが正しいと通るのが当たり前だったり、綺麗事や理想論を持ち出しても誰も非難しなかったし、それを実現することも、小さな子供社会では可能だったして。でも、大人になるとそうじゃない。1+1が2にならないこともあるし、正しいことも正しくないとされることもあるんですよね。(例えば、極論で言えば、共産主義っていうのは究極の理想なんだけど、現実問題実現可能性はゼロ。)人間の醜い部分も拒まず受け入れる。清濁併せ呑む姿勢が、どの話からも見られます。子供たちは、子供時代の自由気ままな世界から、自分の思うようにはいかないこともあり、かつ他人と協調しあって生きて行かねばならぬ大人の世界へ少しずつ足を踏み入れる。それが大人になることだと、徐々に理解していくんです。いや~素晴らしいですね。大人にも是非読んでもらいたいお話ばかりです(*^m^*)=== 18冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2008年03月03日
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