2012年07月07日
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極めて、大雑把な話をすれば自然（nature）と文化（culture）
とは相対立する概念である、と言ってよいでしょう。人類は
自然状態を脱して、cultivate（耕作する）事によって文化を
築いてきたと言えるからです。しかし、よく考えてみると田畑を
耕して農作物を作ることにしても、本質的に自然に反した方法では
豊かな実りは期待できない。自然と調和し、自然本来に備わっている
力を利用し、自然力と調和することなくしては目的を達する事が
叶わないわけですから、自然と文化とは対立する物ではない事が分かりますね。
考えてみれば、人間も自然から生まれ、自然とともに生き、生かされている
自然を人間が征服する。その様な大それた「神」を恐れぬ所業が
そのまま見過ごしにされる筈もなかった。私たち、傲岸不遜な人類は
天に唾した報いを、今日只今、当然の如くに受けている、正しく。
この様に見て来ると、あのソクラテスの有名な言葉「汝自身を知れ！」
という言葉は、とても含蓄のある深い言葉であった事が分かりますね。
進歩、発展などと二言目には口にする人は、その底の浅さに気付く筈。
現代を支え、社会、国、世界を支配していると自負する政治家、実業家
文化人たちは謙虚さを、真の意味の謙虚の精神を取り戻していただきたい。
人民や庶民の報復が来る前に、天、神、絶対者の「罰」が必ず下るに違いない。
現代に一番必要な徳目は、人々の謙虚な精神なのではありますまいか。
気がふれたように驕り昂ぶっている人類。何時になったら自分達の誤りに
自然の偉大さに、正しく目を向けなければ、地球は、人類の未来は一体
どうなると言うのでしょう。どうか、人々の上に絶大な影響力を発揮していると
自覚するエリートの皆様方に、心底からお願いしたい。謙虚になって
本当の意味で、謙虚になってくださいと。 草加の爺 謹白
とは相対立する概念である、と言ってよいでしょう。人類は
自然状態を脱して、cultivate（耕作する）事によって文化を
築いてきたと言えるからです。しかし、よく考えてみると田畑を
耕して農作物を作ることにしても、本質的に自然に反した方法では
豊かな実りは期待できない。自然と調和し、自然本来に備わっている
力を利用し、自然力と調和することなくしては目的を達する事が
叶わないわけですから、自然と文化とは対立する物ではない事が分かりますね。
考えてみれば、人間も自然から生まれ、自然とともに生き、生かされている
自然を人間が征服する。その様な大それた「神」を恐れぬ所業が
そのまま見過ごしにされる筈もなかった。私たち、傲岸不遜な人類は
天に唾した報いを、今日只今、当然の如くに受けている、正しく。
この様に見て来ると、あのソクラテスの有名な言葉「汝自身を知れ！」
という言葉は、とても含蓄のある深い言葉であった事が分かりますね。
進歩、発展などと二言目には口にする人は、その底の浅さに気付く筈。
現代を支え、社会、国、世界を支配していると自負する政治家、実業家
文化人たちは謙虚さを、真の意味の謙虚の精神を取り戻していただきたい。
人民や庶民の報復が来る前に、天、神、絶対者の「罰」が必ず下るに違いない。
現代に一番必要な徳目は、人々の謙虚な精神なのではありますまいか。
気がふれたように驕り昂ぶっている人類。何時になったら自分達の誤りに
自然の偉大さに、正しく目を向けなければ、地球は、人類の未来は一体
どうなると言うのでしょう。どうか、人々の上に絶大な影響力を発揮していると
自覚するエリートの皆様方に、心底からお願いしたい。謙虚になって
本当の意味で、謙虚になってくださいと。 草加の爺 謹白
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