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天国から来たチャンピオン この映画の原題はHEAVEN CAN WAIT という。ロスアンゼルス・ラムズというアメフトのプロチームの正クォーターバックが。自転車に乗っている時に交通事故に遭う。死なないはずの事故なのに天使?の間違いで死んでしまう。さあどうしてくれんだよ!っ、というストーリー。1978年というはるか昔としては、画期的なSFファンタジーコメディーであり、ウォーレン・ビーティーが死ぬ前、他人の身体で生きた時A、他人の身体で生きた時B、を全て演じているのが新鮮。非常に印象的な素晴らしい映画だった。ゴースト、ニューヨークの幻 などのその後の死をテーマにした作品に影響を与えたと思われ、永久不滅映画として認定します。 98点!
2024.05.07
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「チャリオッツ オブ ファイヤー」という原題。チャリオットとは馬数頭に引かせる古代の戦車のこと。炎の戦車 という意味だが、ウィリアム・ブレイクの「ミルトン」からとった様だ。1924年のパリ五輪は、オリンピックとしては8回目、第一次大戦の後1920年のストックホルム五輪の次のオリンピックだった。ここで英国代表のハロルド・エイブラハムが100m、エリック・リデルが400mでそれぞれ金メダルを獲得した。この映画は彼ら2人と取り巻く人々の熱い物語。スーパーウルトラ スポーツ伝記映画である。1919年から24年の英国上流階級のファッションとライフスタイルなどの描写、ケンブリッジ大学と寮生活の世界観も素晴らしい! 何度も思い出す余韻の長い作品! 永久不滅はとっくに決まっていたが、これまで書いていなかった。100点!
2019.06.08
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映画の宣伝文句に、震える程の感動 とかよく使われるけど、実際に、震える程の感動 を覚える映画はほぼない。しかしこの映画は震える程の感動 、どころか、魂が震える! とか、心臓を鷲掴みにされる! とかの表現がふさわしいし、感動、は勿論のこと、最後にかけて 溢れ出る涙と鼻水で顔面は崩壊し、収集がつかなくなる。また、ウィーアーザチャンピオンやレディオガガを自然と絶叫する羽目になる。終わった後に顔を隠すのは大変だ。したがって、なるべく空いている平日の昼間で、しかも、前の方や最後列などの、左右に5席以上空いている席をお勧めする。きっと貴方はこのアドバイスに感謝する。即、永久不滅映画入りしました! 文句無しに100点満点!!スーパーウルトラビューティフォーミュージカル伝記映画と認定します!!フレディー・ブライアンメイ・ロジャーテイラー・ジョンディーコン全て似ているというか本人にしか見えない。(本当は中ではロジャーが少し似ていないけど。。)1985年5月11日に代々木体育館でクイーンのコンサートが行われた。ライブとかいう呼び方は無かった。30年以上昔の高校生に8000円は大金だったけど、どうしても行きたくてその年のブルース・スプリングスティーンと2回で16000円を稼ぐ為に、バイト禁止だった高2の私は埼玉と相模原で日雇いの交通量調査員をやって、16歳10ヶ月でフレディ・マーキュリーに会いに行った。二階だったけど、フレディーが何度も自分だけにエールを贈ってくれた様に感じた。その約5年後にフレディーはエイズで死んでしまった。。この映画は目まぐるしく当時の事を思い出させた。大井町に hunter という新譜 中古合わせたレコード屋があって、華麗なるレース や、オペラ座の夜、ジャズ、世界に捧ぐ などのLP (当時アルバムとかいう呼び方は無かった )を立て続けに買って、それを60分や90分のメタル・テープに録音してウォークマンもどきのアイワの携帯用カセットプレーヤーで聴いているうちに俺は熱狂的なクイーン信者になっていた。LPは中古で全部800円だった気がする、若者には意味不明な文章になったか??2000円で購入した代々木のパンフレットもLP達もどっかに行ってしまった。ウェンブリーのライブエイドは1985年の7月13日だというから、代々木で観た2ヶ月後になるのか?? 映画ではライブエイド直前にバンドメンバー達が直前にフレディーを許して、本番までに1週間しかないけど大成功したっ!、、みたいになってるけど、その2ヶ月前には東京と大阪に来ているから多少事実とは違う脚色があるようだ。クイーンはどのジャンルにも属さない唯一無二のバンドだと思う。日本では俺が高2~高3の頃にはヘビメタやスラッシュメタルみたいなバンド、例えばモトリークルーみたいなのが人気が出て、クイーンの人気は落ちていた。クイーンは光り輝く7つの海のようなハードロックっぽいのからユアマイベストフレンド、グッドオールドファッションドラバーボーイのようなポップ調、ドントストップミーナウのようなドライブロック調などあらゆる曲を作りまくった。ボヘミアンラプソディは真似できない快挙だし、6割の力でレディオガガみたいな売れ線も作れる正に天才集団だった。フレディーマーキュリーはイラン系インド人とか言うけどそれは違う。彼は宇宙から来たハイブリッド系新人類だと思う。
2018.11.12
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トゥナィリズファッイツミーンストゥビィィ〜ヤァ〜〜〜アアング♫!🎶と、、あなたも最後は絶叫する筈。。公開された1984年は、今から39年も前、ロスアンゼルス オリンピックが開催された年。メインの曲、「Tonight Is What It Means To Be Young」直訳:若さとは今夜みたいなこと→今夜は青春?となる。この曲は2人のボーカルを組み合わせて造られたらしい厚みのある声。ロックンロールの寓話 という副題をわざわざ付けている。架空の街リッチモンドの象徴である女性ボーカル エレンが誘拐され、元兵士が取り戻すお話。これがロックだ!という生き方を見せている。市民が立ち上がる箇所など レ・ミゼラブルに通じるものがある。A級に見せようとしているB級映画は多々あるが、ハナからB級に見えるがしかしA級という映画は少ない。これはその1本。この映画には圧倒的な音楽、エンタメ産業、酒、兵役、車、バイク、銃、暴力、愛、友情、衣装、ハンマー、高架鉄道、ドラァグクイーン、あらゆる要素がカオス状に詰まっている。テンポ良く分かりやすいまた感情移入しやすいストーリー、全部備わっている。こっぱずかしさなど微塵も無い。これこそがバブル世代の映画だ!!最高だ。今の若い人が見てどう思うかは想像付かない。面白いと思うはずだが、生きている時代背景が違うからナンダコリッ?!になるのかも。多くの人に見て欲しい!97点。 満点ではないが、時代象徴エポック=永久不滅映画! だと思う。これは一般論ではない→オレのブログだからね。超カッチョええマイケル・パレー。こういう男になりたいと思わせる。ジャンバルジャンみたい。登場する車は1984年より50年ぐらい前のものばかりで、却って未来都市の様にも見える。衣装はジョルジオアルマーニ。
2018.07.27
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想像をはるかに超えたスーパーウルトラ超ド級SFドリーム映画である。 開始後30秒で泣く。 途中で何度も泣く。 多少解せない点はあるものの、、過去全てのスターウォーズシリーズの中でエピソード4を3馬身突き放してゴールする最高傑作です。保証します。 老けに老けたマーク・ハミル演じるルークがカイロ・レンの十字形ライトセーバーによる必殺の薙刀胴払いをマトリックスのネオ張りに皮一枚かわした時!不覚にも映画を見続けて40年のこの俺とした事が何が起きてるか全く予測・理解出来ていなかった。完全に出し抜かれた感! スーパーです。シューパーです! 永久不滅映画を抜いたので100点満点パーフェクト!!!
2017.12.15
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家族4人全員が公開中に同じ映画を観たのはこれが初めてかもしれない。この映画に最初嵌ったのは中3の下の息子で、夏休みに観た後すぐにパンフとマンガと小説を買っていた。高3の兄貴は元からラッドのファンだったのでサントラ初回限定版を買って映画を2回観てから父さん君の名は観ろよ〜と10回は言った。。そしてあまりアニメ映画を観ない私が観る事になった。家族で君の名は。に使った金額は16000円を超えた。。 この映画は、、、革命的だ。 新海誠監督がラッドのファンで脚本に合わせて曲を造ったので歌詞が映像と完璧にシンクロしている。 辻褄が合わない点がほぼないという稀有な謎解きサスペンス映画として、、100点! 良い映画とは、、、何日経ってもその映画の事を考える。何度でもまた観たくなる。 以下、ネタバレ要注意!! いや〜普段から映画を見慣れた流石の僕でも高山らーめん食べている時まで三葉が3年未来の人と入れ替わってるとは、つまり立花瀧から見て宮水三葉が3年前に死んだ事は全く予想外だったよ。 後から考えれば、携帯が繋がらない➕入れ替わりが無くなった➕タキが平日と思って三つ葉の制服を朝着てしまう➕デートが終わる頃彗星が見えるね、←何言ってんだ?byタキ、、、など何年かズレてる事に気付く箇所はあったよなーいう息子と私の結論。この映画を観て24時間以内に長男とこの映画について通算3時間は話し合ったよ。 飛騨でタキが見た彗星落下の記事に糸森ではなく糸守と町名が付いていた時。パーっと全ての謎が繋がった気がした。 以下ネタバレ!観てない人ここから先は特に要注意! キーワードと推量。 ・高山らーめん屋の災害から助かったオジサン=翌日軽トラックで御神体の近くにタキを送ってくれたオジサン、はテッシーの父の建設会社に居た?←そんな気がする。 ・片割れ時 この地方の 黄昏れ時を指す方言 彼は誰時 誰そ彼時 は 黄昏れという言葉の語源。逢魔が時とも。黄昏れ時=片割時には、人で無いモノに出会う。←彗星落下は黄昏れ時で、御神体の山で宮水三葉は、3年後の世界の立花瀧と出会えた。。 ・糸守の湖も1200年前のティアマト彗星から分裂した隕石の作ったクレーターだった。。。=御神体の石舞台古墳の様な場所は隕石孔の真ん中だから、御神体はティアマト彗星の、湖ではない他の破片の可能性が高い。←だからと言って1200年後に同じ場所に再びティアマト彗星の破片が落下する事は無理があると思うのだが。まあよし。 ・糸は絡んだり繋がったり戻ったり、、時間と一緒。←組み糸を編む人間は未来の人間と交流できる能力を育むのでは?ここは推量。 ・宮水の家は1200年間組み糸を紡ぎ、口噛み酒を造り、御神体に毎年奉納した。←身体の半分をあの世に毎年置いて来ている。あの世はティアマトの隕石の場所。←なので入れ替わりし易い体質になる。←と推量します。 一葉はおばあちゃん。一葉も入れ替わりの経験あり。 ・二葉 は亡くなった。守れなかったと父は言った←謎?。二葉の死によって父は家を出て町長になった。←二葉に頼まれたか?←推量。 ・1200年前に彗星の片割れが糸守に落ちた時も糸を紡ぐ人が未来の人と入れ替わっていた事によって糸守を助けた。助けたのは宮水家の先祖で、それで宮水が神社を守って来たのでは?←推量。理由は200年前の大火で理由が焼失。きっとそう、書いてある。←勝手に推量。 ・宮水の人間は1200年の昔から入れ替わりの能力があった。 ・町を助けるために宮水家は宮司になり組み糸を紡いで御神体=ティアマトの欠片 に、口噛み酒を置き、あの世に身体を半分置いて来ることで、未来人と入れ替われる能力を絶やさない様にしていたのでは?、、再びティアマト彗星が近づいた時に未来の人と入れ替わりが始まる設計になっていたのでは?←かなりSF入った。 ・糸が守るから糸守町と名付けた。 ・三葉が東京に来て電車の中タキに話しかけた時、タキは中2だった。都立神宮高校に通うタキが何故、中2の時に中学に電車で通っていたか?←は不明。この時、立花タキが組み糸を受け取り3年間手首に付けていたからこそ、三つ葉の時代に地球にティアマト彗星が近づいた時にタキと入れ替わりが始まったと思われる。そうで無いとタキの体質が何故入れ替わり体質になったなのか説明がつかない。 ・組紐は秋祭りの前日に、三葉が東京で立花瀧に渡して3年後の世界に渡り、3年間は隕石が落ちた後のタキの世界にあったから、同時に同じ組紐が2つ存在はしていない。この点も上手く出来てる。←正確には彗星落下直前は二つ存在。 ・糸守を助けた1番重要 なキーマンはお父さんつまり町長。父が町長にならなければ糸守は救われなかった筈。 ・父は、つまり町長はネクタイを掴まれた時三つ葉には男が入っていたと気付き、三つ葉が御神体の山から帰って来た時には髪にタキに渡していた組み糸を付けた三つ葉は娘の女の三葉に戻っていたので、ここで自分も昔二葉と入れ替わっていた事に気が付いた。←推量ね。そして彗星の落下を確信して急に豹変して避難を指示したのでは??←映画では不明。だか何かないと避難させないだろ?。 ・一葉も誰かと昔。入れ替わっていたが忘れてしまったと言っていた。つまり死んだ二葉も3年先の町長と入れ替わっていたが、2人とも忘れていたのでは? ・奥寺先輩も飛騨に行ったけど理由は思い出せないんだと、記憶があいまいなんだと言っていた。入れ替わりに関わる当人及び関係者の記憶は無くなってしまう。そうでないと500人死んだ災害の記憶と死者ゼロの整合性が取れないから都合が悪い。? ・秋祭りの当日タキが口噛み酒を飲んで倒れ三葉に朝入れ替わり、急いでてっしーと さやかに今日彗星が糸守に落下するからみんなを逃がさないと、と説明したあと、てっしーとさやかが何故それを信じて変電所爆破という罪を犯してまで協力したのか?それは謎。←タキが入れ替わりを説明した事はあり得ない。何故ならタキの存在をテッシーは知らない。←自転車壊してゴメンだって、by三つ葉←誰が?byテッシー、というやりとりがあった。。。とりあえずEND。 何故諏訪湖や岐阜、飛騨高山や飛騨古川駅が舞台になるのかなと思ったら新海誠氏は長野県小海の出身らしい。松原湖でスケートしてたらしい。近くはないけど山の中は同じだな。 三日後。 妻にこの文章を見せて、組紐が同じ時間に2つは存在しないという時間的精緻さをやや自慢気に力説したら、、、、←気狂いっ!! ハッピーエンドなんだからそれ以上何考える必要あんのさ! もっと単純に楽しめないわけっ!?!もう結構!っと何故か怒髪天を突く勢いで激昂。 理解の範囲を超えて逆ギレした模様。。 2018年3月 100点満点から永久不滅100点満点映画に格上げされました。
2016.10.20
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いわゆる古典的名作。このクラスになると映画というより芸術作品を見ているような感覚になる。 アカデミー賞11部門ノミネート、10部門受賞という実績。 プエルトリコ系移民のシャーク団とポーランドやイタリア系アメリカ人のジェット団の、非行少年グループの諍いを描いている。レナード・バーンスタインの音楽と演技が素晴らしい。 レ・ミゼラブルやレントなどに強い影響を与えていると考えられる。また、過去の古典、ロミオとジュリエットの影響を受けている。 映画のはじまりと終わりの緊張感が本当に凄い。98点。
2016.03.13
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スタンリーキューブリック監督作品で、1968年4月公開の普遍的SF映画です。かつて観た映画でも、ほとんど憶えていない点が怖ろしい。 アポロ8号が月を周回したのは1968年の10月だし、アポロ11号の月面着陸は1969年だから、その情報も無い中でこの映画は1966年ごろから作られていた。映画では月に巨大な基地が出来ており、月の上空を飛行するバスの様な乗り物が精巧に描かれている。更に月で発見されたモノリスに導かれて人類は巨大な探査船を建造して木星(原作では土星)に向かう。特撮技術も全く違和感無く当時の観客は度肝抜かれたはず。この映画の想像力と創造性は、この時代の日本映画は任侠映画とチャンバラ映画ばかりだった事と比較すると驚愕的に進んでいた。かつて、オズの魔法使い という1939年アメリカのミュージカル映画を観た時に、こんな夢の詰まった映画を造る国に日本は戦争を仕掛けたのかと、勝てるわけ無いと気付かされたが、それから30年経っても映画の差は縮まらず、現在も大差がある。 この映画はスターウォーズやそれ以降の宇宙SF映画に多大な影響を与えたはず。特に2014年公開の インターステラー では、人類は土星に導かれて、ワームホールからワープして 彼等 に導かれて行く点で設定が同じであり、オマージュとなっている。 この映画の意図する所は不明というか非常に哲学的内容であるが、300万年前に地球や月にモノリスを置いた地球以外の知的生命体は、300万年経過した現在では個体を有していない、知的存在となっているのではないかという問いかけを、真摯にとらまえた難しい内容となっている。スターウォーズエピソード4と並ぶSF映画の金字塔、永久不滅映画と認定します。95点。
2015.11.03
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ジョン・トラボルタとユマ・サーマンが踊る「ツイスト」がとてもバカバカしい。どれぐらいバカバカしいかというと、、、マジ顏でマジ「ツイスト」なのである。。面白いのである。。ダンスだけではなく全てが印象的な、当時としてはとても斬新奇抜な映画だった。今見返してみても全く古さが感じられない。ジョン・トラボルタは当時干されていて、この映画のギャラは1600万円ほどだったと聞いたことがある。カンヌ映画祭のパルムドール、アカデミー脚本賞を受賞した。今思えばキャストも豪華だ。クリストファー・ウォーケンまで出ている。この映画はかなりエグい為100点ではない。97点ぐらいか?しかし映画史に残る分岐点という意味で永久不滅映画とします。ちなみにユマ・サーマンは別の永久不滅映画、ガタカ にも出てますね。素晴らしい女優です。
2014.08.26
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42番は全メジャー球団で永久欠番となっているそうだ。知らなかったな。。 こんな映画だろうな?こんな映画だといいな。という期待がある。実際は、そういう淡い期待を大きく上回った。久しぶりに永久不滅映画に認定!します。 ザ、ベースボール映画である。同じカテゴリーのフィールド・オブ・ドリームスと並ぶ大作か、或いは上回ったのか?という程。 フィリーズの監督の野次は最高だ。ハリソン・フォードの演技は円熟し、完璧。アカデミー候補になるだろう。だが、真のアカデミーものはフィリーズ監督かもしれない。 ま、ともあれ、野球を題材にした映画にはあまり外れが無い気がする。100点!
2013.11.11
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私ぐらいのバブル世代になってくると、最早人生もとっくに折り返し地点を過ぎ、考えることはどうやって綺麗に人世を終焉に向けて収束させていくのか、という点ばかり。そのためには古典に学ぶことが王道であり手っ取り早い方法であると考える。古典とは、映画であり小説であり歴史であろう。この映画は古典中の古典。何度も観たが、この度改めて観なおしてみると、戦車競走のシーンの壮大さに度肝を抜かれる。エキストラを何人使っているのか??2万人ぐらいか?もっと多いのか??馬は何頭出てくるのか??それ以外にもとにかく素晴らしい映画だ。アカデミー賞11部門獲得は、97年の「タイタニック」2003年の「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」に並んで歴代トップ。しかし、他の2作品は演技賞が入っていないそうである。ま、2003年の作品は素晴らしいが、タイタニックは???であるから、アカデミー賞と作品の素晴らしさはイコールではないが。。。この原作は1800年代のアメリカの小説家が書いたそうだが、副題に「キリストの物語」という文字が入っているそうな。ベン・ハーの数奇な人生を描きつつ、実はキリストの物語であり、キリスト礼賛映画なのかもしれない。(100点 永久不滅映画です。)
2013.05.08
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『アラビアのロレンス』(Lawrence of Arabia)は映画史に燦然と輝く「超大作」だ。20世紀初頭のオスマン帝国に対するアラブ反乱を背景とした:ジャンルとしては歴史映画なのか戦争映画なのか冒険活劇なのかヒューマンドラマなのか、、、それとも自然礼賛映画なのか、ドキュメンタリーなのか、、ジャンルに分類できないが素晴らしい映画だ。 史実に基づいているものの、ロレンスの行動や思考回路などはだいぶ史実からは違っているらしい。しかしとにもかくにも、名作であることは疑いがない。 泣く。ワクワクする。驚く。長い、とてつもなく長い3時間半もの映画だが、長さは感じさせない。 今では映画に何百人という大勢の人が登場すると、それは100%CGであるが、この時代にはそんな技術はないので、人は何千人、ラクダは100頭、馬は数えきれないほど出てくる。しかも砂漠のど真ん中で、一番近くの街まで240キロ離れた場所で2年3か月の長期ロケを敢行したという。 凄い! 本物のロケの迫力があるのだ。観客はどうせ判らないからCGでいいよ:じゃあないのだ。CGでごまかして安く上げてるって観客はわかっとるのよ。(←意味不明)。。。 スティーブン=スピルバーグが「この映画を同様のロケで現在撮影するとしたら、3億ドルかかる」と言っておる。350億円!だよ。観るしかないだろう。(97点:永久不滅映画です)何故永久不滅映画なのに97点であるのか?これについては、映画の感想が100点ではなくても、その映画がジャンルの最高作品だったり、映画史上の分岐点になったりした場合には「不滅」とします。私がしてますっ!ラストのロレンスが英国に帰還するシーンがあまりにも切ないため、97点という評価になりました。 映画「炎のランナー」では映画の最後にハロルド=エイブラハムの葬儀のシーンになるが、この映画は映画の冒頭がロレンスの葬儀シーンとなっており、その葬儀に登場する人々がその後の映画に出てくるため非常に興味深い。とにかく面白い。
2013.04.09
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開始後、20分以内に顔面の皮膚という皮膚に涙の洪水警報が発令されます。言葉で表現できないほどの大感動巨編。「震えるほどの感動」とはこのこと。それも全編に亘って震える感動の波が押し寄せる超弩級大作!リーアム・ニーソンがバルジャンを演じた映画版も素晴らしかったが、90点をつけたその映画ですら比較にならない名作中の名作だ。全ての人に観てほしい。観ようかどうしようか、迷ってる人がいたら観るしかない!なお、当方はレミゼの東宝ミュージカルを6回は見ており、ミュージカルの大ファンであるからしてこのような評価になりますが、ミュージカル・アレルギーの方はご覧にならないほうが良いかもしれませんよ。。主人公の生き様がその国のヒーロー像を体現している広く読まれている小説を国民文学と呼ぶそうです。フランスはカトリック大国で多くの国民が専業農家です。「神の御心」というのが物語の根底にありますが、それはカトリック観から来ています。ミュージカル版のあらすじと歌をほぼ忠実に再現、映像化しています。私はジャベールに共感しますが、ツボは人それぞれ。そして、えっ!?ここで俺泣くのっ??と自分でも不思議に思うような意外な泣き場面が何度もあります。泣く場面の内いくつかは「舞台版のここをこんなに忠実に再現してくれてありがとうっ!」的なものかもしれません。(←ややマニアックでウザめなレビューになってしまった)妻と観に行ってきましたが、普通の映画ではありえないのですが、夜この映画について2時間以上感想や意見や背景説明などを話し合いました。それだけ心に残る場面が多いのです。 100点満点の文句なく永久不滅映画だと思います!コゼットをテナルディエ夫妻から買い戻したあと、バルジャンが馬車の中で歌う曲だけは東宝のミュージカルには無いのですが、どなたかご存知でしょうか?アンジョルラスとジャベールの死に様と場所に大変な工夫・苦労の跡が感じられました。脚本もいいです。(100点満点/永久不滅映画)
2012.12.26
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不滅不朽の名作。日本人の心 日本の良心 武士道精神 清々しさ。観終わってから自分の人生は正しいのかどうか自分に問い直すという作品は少ない。この映画を観て素直に感動する人はもともと感動し易い人なのかもしれない。が、感動し易く出来ている人は何かとお得じゃないだろうか?誰が何と言おうと100点満点。
2012.04.12
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何度も観た映画だが「新たな発見」があるかもしれないと思い借りてみた。とにかくリアルである。「ブラックホークダウン」とか、リアルな戦争映画はあるものの、その中でもこの映画の戦闘シーンを越える作品は無いのではないか。「アラビアのロレンス」へのオマージュが含まれた作品という。しかし8人編成でミッションを目指すこの小隊を見ていると私には「コンバット」というテレビドラマシリーズが思い出されてならない。。コンバットと違うのはアメリカ兵がバタバタ死んでいく点である。トム・ハンクス演じるミラー大尉は道中で「部下94人が死んだ」と告げる。最後にライアン二等兵にミラー大尉は「Earn This」・「Earn it」と言いながら死んでゆく。アーンは稼ぐ・儲けるの意。言われた方も困るけど「精一杯生きろ」みたいな意味なのかな。永久不滅映画入りしました。(100/100点)
2012.02.17
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ケビン・コスナー主演の野球映画である。ベースボール映画である。。とにかく素晴らしい。某野球場で働いている者として、野球場とはこれほど素晴らしい場所なのか。これほど特別な空気が流れているのか。という事を実感させられる。神社の境内が結界に守られているというがそういう神聖な空気が野球場には絶対にあるのだ。多くのアメリカ人もそう考えているのかと思うと嬉しくなり誇らしくなる。野球映画というジャンルが無いので、一般的にはファンタジーとして扱われている。ファンタジーとはおとぎ話或いは空想物語であるから、この作品は正確にはファンタジーではないのかもしれない。この作品の中には幽霊が出てくるからオカルト作品というのが本当のところなのだが、それでは作品の素晴らしさが半減するので美化出来ないからファンタジーとしているのだろう。父と子、キャッチボールをしたことがある親子なら感動が倍増する。ラスト・シーンは号泣間違いなし!(95/100点)永久不滅映画入り!
2011.10.10
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興行的には全く成功しなかった映画だと思われる。しかし見終わったこの素晴らしい余韻。。。ワインは余韻の長さによりその評価に差が出るが、映画も見終わってからどれだけその映画を思い出し、意味やメッセージ性を考え、台詞を反芻するか、それが評価を分ける大切な要素だと考える。ビックリするような特撮、SFX映像みたいなものはまるで無い。制作費3000万ドルというのもほとんどがイーサン=ホーク、ジュード=ロウ、ユマ=サーマンの出演料ではないかと疑うほど金がかかっていない様子だ。しかし、「傑作中の傑作SF映画」ではないかと思う。ドキドキするし、鳥肌が立つほど感動する。この映画は、「NASAが選ぶ最もリアリティーのあるSF映画」ベスト1に選ばれたということだ。この映画の中に「GATACA」という宇宙開発をする企業が出てくるが、NASAではもはやこの種の選別をしているのではないだろうか?。ちなみに「NASAが選ぶ最もリアリティーの無いSF映画」は、「2012」(未観)がベストで、順に「アルマゲドン」「シックス・デイ」「ボルケーノ」「チェーン・リアクション」とのこと。←NASAって大真面目にこんなこと議論してんのかな。一体何してんの??(98点/100点)100点ではないけど、扱っているテーマの重要性を考えると永久不滅映画入り!
2011.09.29
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昔見て面白かった印象はあるのだがディテールの記憶が欠落しているという映画だったので、久しぶりにDVDで見直してみた。「映画は冒頭シーンでほぼ決まる」という誰かの請け売りを信じているのだが、この映画の冒頭シーンはスターウォーズ4クラスに素晴らしい。1982年に2019年のロス・アンゼルスを想定して描いている。(2019年ってもうすぐじゃん?)その名声から私の中でハロー効果を起こしているのかもしれないが、映像が、一つ一つのシーンが神々しい。永久不滅映画に認定します。いつまでも新しいということは、やっぱり素晴らしい!!(100点/100点)
2011.09.27
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★枚数限定・日本では珍しい両面印刷★■主要キャラ集合Ver■ [映画ポスター] ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 [REG-DS]文句のつけようが無い素晴らしい映画で、泣いてしまう名場面が何度も訪れる作品である。ユーリズミックスのヴォーカルだったアニー・レノックスが歌うエンディング曲=「イントゥ・ザ・ウェスト」を頂点としたサントラも素晴らしい。2003年は「ミスティック・リバー」や「マスター・アンド・コマンダー」という完璧な映画作品がひしめく超激戦のアカデミー賞争奪戦だったが、11部門を獲得したのには脱帽した。100点満点!
2011.09.12
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私の記憶が確かならばこの映画を観た場所は今は無き日比谷の「日劇」であった。小4か小5で、姉と一緒に行ったと思う。当時は入れ替え制ではなく、娯楽も少なかったので、映画を二度観る人も多かった。だから(今では考えられないだろうが)映画館でまず大切なことは、映画が終わった瞬間に席を立った人の後に、しかも出来るだけ良い席をいかに取るかということだった。このときも『スター・ウォーズ』のあまりの面白さに、もちろん席を立たずに2回見た記憶がある。1977年という大昔に、これだけ想像力に溢れたスケールの大きいSF映画が作れるアメリカという国を当時は本当に礼賛したくなる映画だった。
2011.09.12
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あ~もう20年もたったのか。。怖かったな~「羊たちの沈黙」。。当時はある種の社会現象にもなった映画である。。怖かったな~レクター。今は犯罪捜査に焦点をあてた映画とかドラマは普通だけど当時はとても斬新だった。1991米@永久不滅映画 (98点/100) 【中古】洋画Blu-ray Disc 羊たちの沈黙【10P24Jun11】【b_2sp0622】【画】
2011.06.28
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禁酒法がまかり通っていた時代、シカゴのお話。ケビン・コスナーが一流俳優の仲間入りを果たした映画でショーン・コネリーが助演という豪華キャスト。あらゆる普遍的要素が散りばめられた歴史的名作。。文句なしに100点!『アンタッチャブル』ポスター NR-6209
2011.06.27
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昔からわたくしのBest10に入っている映画で、久々にDVDを購入して見入ってしまった。本当に素晴らしい。突っ込みどころが全くない。スターリングの戦いのシーン、凄すぎる。心の底から泣ける。王の独裁と疲弊する市民・自由・正義のための戦い・愛・裏切り・友情。。完璧な映画といえる。メル・ギブソンが監督と主演を、ソフィー=マルソーが名演技である。強いリーダーとは何か?リーダーシップについて深く考察させられる。疑いようのない100点満点映画。かつ永久不滅作品。
2011.06.27
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遠い空の向こうに(原題「OCTOBER SKY」)何年かに一度出逢うかどうかというほどの『超一級の名作!』なのでは?本当にそうかどうかは歴史が決めるのだろう。少なくとも僕の人生のベクトルとは非常に波長が合う名作だと思う。。父と子、特に男児、父がなってもらいたい自分、将来なりたい自分、素晴らしい。1999年の作品で、舞台は1957年10月からのW・ヴァージニア州の小さな町。普遍的テーマを扱ったヒューマンドラマ兼冒険活劇で、骨のある筋肉のしっかりついた映画だと思います。October Sky は、原作「Rocket Boys」のアナグラム(=文字変換遊び)になっています。絶対オススメ感動巨編です。。(100点満点)
2009.02.07
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