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「このモバイルバッテリー、飛行機に持ち込んでいい?」
旅行前夜にそう悩んだことはないだろうか。
答えは mAhではなく「Wh(ワットアワー)」で決まる。10,000mAhだから大丈夫、20,000mAhだから危ない——そんな思い込みが保安検査での没収につながる。
この記事では、Whの意味から計算方法、早見表、そして端子保護まで"旅の前に確認すべきこと"をひとまとめにした。
① Wh(ワットアワー)とは何か
② mAh→Wh変換の計算式と具体例
③ Wh早見表(主要容量帯・2026年版)
④ 機内持ち込みOK/NG早見表(2026年版)
⑤ 端子保護の実務(検査を通るポイント)
⑥ よくある誤解TOP3
⑦ まとめ
Whとは ワットアワー(Watt-hour)の略で、バッテリーが蓄えられるエネルギーの総量を表す単位だ。
私たちが製品スペックでよく目にする「mAh(ミリアンペアアワー)」は電荷量の単位で、電圧が異なる製品を横並びで比較するには使えない。飛行機の安全規制はIATA(国際航空運送協会)などの国際基準に基づいており、 リチウム電池の持ち込み上限は「Wh」で定められている。だから旅行者がまず確認すべき数値はWhなのだ。
Whはシンプルな計算式で求められる。
★ 計算例3パターン
よく販売されている容量帯を一覧にした。手持ちのバッテリーのmAhと照合してみよう。
※電圧が3.6Vの製品では計算値がやや低くなる。製品ラベルのWh表記があれば必ずそちらを優先しよう。
IATA(国際航空運送協会)の2026年基準に基づく一覧だ。100Whを超えるバッテリーを持参する場合は 事前に搭乗航空会社の公式ページを必ず確認しよう。
航空会社別の詳細ルール(JAL・ANA・LCCなど国内線/国際線の差)は別記事「 【航空会社別】モバイルバッテリー持ち込みルール比較」で詳しく解説している。
Whがルール内でも、 端子(USB接続口)が露出したままでは保安検査で止められるリスクがある。国土交通省や各航空会社のガイドラインでも端子保護は必須とされている。
★ 端子保護の3つの方法
・専用シリコンキャップを各端子に装着する(100円ショップでも入手可能)
・ファスナー付き専用ポーチに収納する
・元箱やハードケースに入れる
★ 保安検査でよく聞かれる質問と答え方
出発前夜に答えを準備しておくだけで、保安検査が格段にスムーズになる。旅の緊張感は別のことに使おう。
❌ 誤解1:「mAhが大きい=危険で持ち込めない」
mAhの数字だけでは持ち込みの可否は判断できない。20,000mAh(3.7V換算で約74Wh)は100Wh以下のため通常の持ち込みが可能だ。mAhの数字の大きさと危険性・規制は直接比例しない。判断基準はあくまでWhだ。
❌ 誤解2:「PSEマークがあれば機内持ち込みOK」
PSEマーク(日本の電気安全法に基づく認証)は国内販売における安全基準を示すものだ。航空機への持ち込み基準(Wh上限)とはまったく別のルールだ。PSE取得済みでも160Wh超なら機内持ち込みは禁止される。
❌ 誤解3:「膨張したバッテリーは申告すれば持ち込める」
膨張(バルジ)したリチウムバッテリーは 発火・爆発のリスクが高い状態だ。航空会社・空港の保安検査では受け付けない。気付いたら使用をすぐやめ、自治体の指定する方法(小型充電式電池として)で廃棄しよう。
キャンプ・旅行・お得なポイント活用まで、カテゴリ別にまとめました。
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