(2015/11/07)
HOME › あなたの個人情報はねらわれている > 無料のアンチウィルスソフトウェア 2015 > 無料のスパイウェア駆除ツール 2015おわりのないセキュリティ
パソコン買った!
スマホもタブレット PC 買った!
アンチウィルス入れたのでこれでセキュリティばっちり!
しかし、そこで安心してしまったら、悪意あるユーザの思うツボです。
アンチウィルスソフトウェアは、すでに検出と駆除の事例があったデータ(ウィルス定義)を利用してウィルスの検出を試みるプログラムです。
ぜひ忘れないでいただきたいのですが、ウィルス定義にも載っかってないような新種のウィルスが侵入してきたときには、もうどうにもなりません。
生身の人間に置きかえてみるとわかりやすいですね。 新種のウィルスが発見されたときは、科学者や医療従事者がいろいろな分析と研究を重ねながらワクチンを作って対処しますが、致死率がきわめて高いタイプのウィルスや、これといって決め手となる対処法が見つからない場合は、多くの犠牲者を出すことになります。
いくら回復の見込みがあったとしても、ワクチンが開発されて市場に出回るまでの期間はどうにもなりません。 このように考えれば、みなさんが利用しているアンチウィルスソフトウェアも、決して万全なものではないということはご理解いただけるでしょう。
そしてウィルスやワームは悪意のあるユーザによって日々作り出されています。
ですから、アンチウィルスソフトウェアはコンピュータに常駐させ、つねに最新のウィルス定義が整っている状態でなければ導入しても意味はありません。
インストールしたからもう大丈夫、という考え方は捨て去ることがセキュリティ対策の基本中の基本となります。
自信満々な人こそ要注意
セキュリティ対策は万全と自信を持って言える人ほど、思わぬところでスキを突かれる可能性があります。 これを書いている本人でさえも、これなら絶対大丈夫とは口が裂けても言えないのがセキュリティです。
人間はかならずミスを犯します。 ですから、それを前提にしたうえで、セキュリティ対策を考えていく必要があります。
いままではメールに添付されてきたファイルを開くとウィルスが動きだし、コンピュータを感染させるというのが主流でした。 しかし、最近では手口が巧妙化して、メールアドレスが知人のものだったり、メールの内容がごく普通だったりしますので、ついうっかり気を許して開いてしまう人が後をたちません。
添付ファイルの扱いにはくれぐれも注意する必要があります。
怪しいメールは読まずに捨てましょう。
そして添付されてきたファイルも実行型のものは絶対に開かないようにするなどの心がけも必要です。
個人情報は日常のちょっとした動作でもれる
インターネットにつながっていなくても、個人情報は簡単にもれてしまいます。
そして日常生活こそ、あなたの知り合いや、あなたが自分から個人情報をもらしているケースが多かったりするのです。
以下のような事件は実際に、ごく普通に起こっているのです。
ネットにつながっていようがいまいが関係ないことはご理解いただけるでしょう。
個人情報の漏洩を防ぐためにはどうすればよいのか
ネット時代は、情報がたちまちのうちに広がってしまいますから、個人情報が漏洩してしまうとたいへんなことになってしまいます。
公共事業機関や企業の不祥事を責めるだけでは何の解決にもなりません。
他人様の個人情報の取り扱いには細心の注意をはらう必要があるのは当然のことですが、個人レベルでも情報セキュリティ対策をしっかり行う必要があります。
あなたのパソコンにはアンチウイルスソフトがインストールされていますか?
スパイウェア、マルウェア駆除ツールはインストールされていますか?
パスワードは複雑なものになっていますか?しっかり暗記していますか?
身元のわからない人からのメールは読まずに捨てるようにしていますか?
業務データの入ったパソコンを公共の場所で開いて操作したりしていませんか?
人目に触れるように財布の中身を出したり、身分証明書が見えるように扱ったりしていませんか?
などなど、挙げたらきりがないのですが、あなたの情報はいつでもどこでもねらわれていてもおかしくないと認識し、(下品なイメージのただよう表現ですが)今後は出さない、もらさないを徹底しつつ、個人のセキュリティ対策を強化しましょう。
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