しょうた！しょうた！しょうた！

< 新しい記事

新着記事一覧(全648件)

過去の記事 >

2006年01月07日

7日の日記

カテゴリ：母の思い（～１年）

　今日は一日外にも出ず、ぼーっと過ごした。こんな日は、うとうとしつつ、遺影に
話しかけている。一日中・・・。

　昨年は、６月に息子を亡くした。そして義父までも、息子の後を追うように１０月
に亡くなった。あまりにも突然で何がおきたのか、いまだにわからない。４人家族が
２人になってしまった。いつも賑やかだった我が家にひとりでいると涙ばかり溢れて
くる。笑い声が響いていた頃を思ってしまう。

　主人は仕事が忙しいので、休日はゆっくりさせてあげたくて、しょうたと義父をさ

にでかけていた頃もあった。いつも　にこにこ明るいしょうたと、穏やかでユーモア
たっぷりの義父とのドライヴはとっても楽しかったな・・。「しょうた、しょうた
で、一日暮れるねえ」と私が言えば、「ほんとにねえ」と義父が笑う。「でも、しあ
わせだね！」と言うと、「しあわせ！」と義父が返す。けんかなんて、したことがな
かった。主人が小さい頃に妻を亡くし、男手ひとつで主人と妹を育ててくれた義父。
主人と結婚した時、絶対に義父を大切にしようと誓った。苦労してきたんだから、幸
せになってほしかった。時には、いきちがいもあったけれど、私は義父が好きだっ
た。義父も、私やしょうたを心から大切に思ってくれているのがわかった。温かい家
族に恵まれて、幸せだった。幸せだった・・・・でも、なんで、「だった」になって
しまったの？

　心に空いた穴の、あまりの大きさに愕然と立ちすくむばかりで、動けない。

でいる主人や、実家の両親に少しでもなぐさめになったら・・・と思って一生懸命に
料理を作った。友達や、病気で苦しんでいる知人にも運んだ。頑張って、頑張って、
頑張っている私の姿がしょうたに届きますように。しょうたが心配しませんように。
そして・・・今は、疲れました。自分の苦しみに向き合わないように、人の心を受け
取れるようにとしてきて、くたくたに疲れている自分に気づきました。つ　か　れ　

　友達の前では、いつもと変わらない私でいられるけれど、しょうたには、随分みっ
ともない姿をさらしています。もうすこし、休んだら新しい自分になって、また頑張
りたいな。

お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう