青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2018.01.30
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カテゴリ: 介護・介護グッズ
補聴器には耳かけ式と耳穴式があります。

形状の違いをご存知の方は多いのですが
その選び方のポイントをご存知の方は少ないようです。

また、形状の違いを説明するサイトは沢山ありますが
これから述べるポイントを説明するサイトは
現在の時点ではほとんどないようです。

このポイントを知らずに選ぶと
結局使えない、使わないことになってしまいます。
補聴器選びの大きな問題が起こる重要な部分ですので

よく考えて合うものを選んでください。

以下、耳かけ式と耳穴式の違いと選び方です。

まず、初めての方に、形状の違いから書きます。

耳かけ式というのは、耳たぶに掛けるようになっていて
小さな機械部分が耳の外側に出ています。

これは耳かけ式の中ではほとんど目立たないタイプ。
(画像をクリックすれば補聴器の拡大、詳細ページに移行します)

耳穴式は、補聴器全体が小さくて、
耳の中にすっぽり入れて使います。


どちらも肌色で、パッと見には目立ちませんが、
耳かけ式は耳の外に出ている部分があるので


又、耳穴式のほうが、つけている時の雑音が少ない等の
利点もあります。

それで、耳穴式を好む方や薦めるお店が多いのですが、
それだけの理由で選ぶと、問題が起こりがちです。

耳穴式は、使う方の耳の形に合わせて作る

なおさら注意が必要です。

それでは耳穴式、耳かけ式、それぞれに
向かない人、使えない人について説明します。
とても重要な確認ポイントです。

まず、耳穴式が向かない人がいます。
耳穴にきちんと補聴器をはめられない人です。

耳穴は、その人その人、形が違うので
耳穴式補聴器は入れる方向、角度が決まっています。
少し角度が違えばきちんと入れることができません。

指先の感覚や耳の感覚がにぶってきた高齢者は、
小さな補聴器をつまんで、耳穴に入れるだけでも大変なのに
その角度を調節して、上手く入っているか確認することが
難しいことがよくあります。

少し曲がって入れても、とりあえず耳穴にははいるので
ぴったり入っていないのがわかりません。
入っているからそれでいいと思ってしまいます。

しかしぴったり入っていないと、変な空間が空いて、
ピーピー雑音がしたり、聞こえにくかったり、
補聴器が落ちて紛失してしまいます。

ちゃんと入っているか確認してくれる人が
身近にいればいいのですが、
確認する人が、補聴器の事をあまり知らなかったり
年配の方だったり、細かい事がわからない人だったりすると、
ちゃんと入っているかどうかわかりにくいです。

その点、耳かけ式のほうがつけやすいので
細かい作業は難しくなってきた方には
耳かけ式のほうをお勧めします。

ただし、耳かけ式に向かない方がいます。
それは、耳が柔らかくて、耳かけ式をのせると
ふにゃっと耳たぶが折れてしまい
耳かけ式がはずれやすい方です。

あんまりいないかもしれませんが
母がそのタイプでした。

他にも、眼鏡を使っている方は耳かけ式が上手く使えるか
確認する必要があると思います。
耳に眼鏡と耳かけ補聴器が同時にのるので、不快感があったり
補聴器が揺れて雑音が聞こえたり、はずれて紛失することが
あるかもしれないからです。

耳かけ式は耳穴式より少し目立つので
気になる方がいるかもしれませんが、
外に出る部分にあえて色をつけ、おしゃれを楽しむタイプもあります。
10色位の中から選べて、使うのが楽しめそうです。


こういうことは本来は補聴器のお店の方が
アドバイスしてくれることですが、店の方によってその差が大きく
細かいアドバイスができないお店や
売りたい一心のお店も沢山あります。

だからこういったことを前もって知っておくのが
補聴器を快適に使うために必要だと思います。

もし、丁寧にアドバイスしてくれるお店に出会ったら
そのお店はとてもいいお店なので
信頼して、そのお店から購入してください。
なぜなら補聴器はアフターケアが必須なので、
お店とは長いお付き合いになるからです。

詳細や購入は画像をクリックしてください。楽天店舗に移ります。





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Last updated  2019.02.07 12:25:19
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