青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2018.02.06
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カテゴリ: 介護・介護グッズ
1で書いたように、補聴器はまだいらない、まだ大丈夫、と
補聴器を使いたがらないのはよくある事です。

そこで叔母の補聴器への拒否感を和らげるために
母が補聴器を使っている話をしました。
そして母の集音器を試してもらいながら
集音器の使い方等の説明をしました。

こういうものがあって、使い方も簡単だから
気軽に使ってみたらどう?と薦めると
とても良く聞こえる、と気に入ったようでした。


今度耳鼻科で診てもらってから考えてみる、と
考え方が少し軟化したようでした。

次のステップは耳鼻科に行って検査してもらうことですが
今度耳鼻科に行く、と言いながらも
叔母はなかなか行こうとしませんでした。

これがよくある難関2です。

補聴器を使う事は年をとった事、と嬉しいことではないからか、
気が進まなくて、
検査を受ける気持ちになれないのでしょう。

耳鼻科に行くということはデリケートな部分なのかもしれません。

なので、この時点で、耳が聞こえない事を怒ったり、

本人は補聴器に嫌悪感が出て
耳鼻科に行かないままになってしまうかもしれません。

この段階での対応はとても大切だと思います。

耳が聞こえないことをばかにするなんて、って思うかもしれませんが
お年寄りと暮らしているご家族って、冗談や軽口のつもりで


私も高齢の母と一緒にいて、母が元気ながらも耳が遠くなって
何度も変な聞き直しをしたり、わけのわからない行動をしたりしていた時
母を大切に思い、解決策を模索しながらも、イライラしたり、
怒ったりしましたし、自分のことはわからなくても、周囲を見ると
お年寄りにそんな言い方しなくても、っていうことは結構あります。

そして、家族側の感情が先に立って、怒ったり、あきらめる人が多く
結局は何も改善しないままの事が多いようです。

自分の経験からしても、周りも見ても、
イライラするよりご本人に優しく対応して協力を得たほうが
スムースに行くような気がしました。

私は、叔母との電話で
次に他の科で病院に行く予定があるかをさりげなく聞きつつ、
耳鼻科も受診してみたら?と何度か話し、
少しづつ具体的な受診日をつめていきました。

ゆっくり、さりげなく話に入れていったので
半年以上の時間がかかりましたが、叔母が自分から
受診する気になったのは良かったです。

しかし難関はまだまだ次々と現れます。
続きます。

画像は欧州先進国製の補聴器用の電池。
通常1シート1000~1500円位しますが
ネットだと1シート100円台で送料無料なので
母にはこちらをまとめ買いしていました。

電池は数日でなくなるのでまとめ買いがお薦めです。






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Last updated  2018.02.06 00:30:04
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