青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2018.02.11
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カテゴリ: 介護・介護グッズ
1~6の続きです。

叔母にとっては難しいメンテナンスを簡略化し
電池交換と乾燥剤入りケースの使用は諦め、
お店で交換、乾燥してもらうことにしました。

これでやっと補聴器を使うベースが確立しました。

補聴器を使いだし、とても良く聞こえると喜んでいた叔母ですが、
数日後訪ねると、テレビがまた大音量になっていました。

補聴器をつけているか聞くと、つけているとのことです。
本人はきこえが悪くなっていることに


電池はまだ数日目なので切れてはいないはず。

原因を見つけて対策をとらないと、また問題がおこります。
何が問題なのか、補聴器をつけたままの耳をみてみました。

すると補聴器がきちんとはまっていません。

耳の中に入れてはいるものの、入れる角度が違うので、
きちんとはまらずに隙間ができています。

このようなはめ方だと雑音がしてとても聞きにくいはずです。
でも本人はわかっていないようです。

きちんと入れられないと、別の大きな問題があります。
それはきちんとはまってないので
落ちやすくなることです。


気がつきにくく紛失しやすいです。

小さいので、落としてもみつけにくく、
間違って踏んでしまったり
どこかに紛れ込んで見つからないこともありますから
落とすことは極力避けなければなりません。


耳にきちんと差し込むことが重要ですが、
それがしにくい理由があります。

耳穴式補聴器は耳穴の型をとって作りますので
きちんとはめればぴったりはまるのですが
少しでも角度をまげて入れるとぴったりはまりません。

しかし、小さな補聴器を指先でつまんで
自分で見ることができない耳穴に差し込むのは
それだけで難しいのに、角度もあわせなければなりません。

こんな感じかな、と入れて、とりあえず入ったら
これでいいのかな、入っているし、と
曲がったまま入れてしまうこともあります。

見えないから曲がっていることに気が付きません。
耳穴型の難関7です。

ちゃんと入れているかは、
周囲の人に確認してもらうといいのですが、
補聴器の事を知らない人が見ると
ちゃんとはまっていないのがわからないので
一人暮らしの方の場合は難しいです。

叔母の場合は、入れる前の補聴器の持ち方を工夫して
角度を保って入れる練習を何度も行いました。

入っているかの確認は鏡で行うことにしました。
また、電池交換で店舗を訪れた際、
きちんと入れられているかを確認してもらうことにしました。

細かい工夫をいろいろして、
きちんとはめられるようになっているようですが
できない人もいると思います。

これが耳かけ式補聴器だったらもっと簡単な話でした。

耳穴式はオーダーメードなので
購入前の練習では、きちんとはめられるかどうかは
確認できません。
作ってしまってから、指先が震えるなどで
きちんとはめることができないというケースも多いと思います。

この問題は、補聴器の注意点を述べるHPやブログでも
現時点ではほとんど書かれていないと思います。
実際に使って直面してみないとわからない事ですし、
文章で説明するのが結構難しい問題だからだと思います。

耳にはめることはとりあえずクリアした叔母ですが
まだまだ難関が続きます。



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Last updated  2018.02.11 00:10:05
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