青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2020.02.23
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新型肺炎感染の速報がひっきりなしに入り
母への心配ががちらちら心をよぎり続けて
気持ちが落ち着きません。

母は亡くなって3年近くたつのに
感染したらどうしよう、とか
予防のための対策にこれもしなくちゃ、とか
今日の様子を確認しなくちゃ、とか
熱はあるだろうか、とか
食事を考え直さなくていいのか、とか

母へのいろんな心配が
自分への心配と交互にちらちらよぎります。

心の奥に沢山残っている母への気持ちが
自分の事の心配で心が不安定の時に現れるんでしょうね。

そんなに簡単に元気になれるものではないんですね。

3年前の今頃は母はまだ元気でした。

ぐったりしている事も多くなっていた母ですが、
丁度3年前の定期的な健診で
医師が「舌を見せてください」と言うと
ちゃんと理解して、口を開け舌を出していたので
安心したのを覚えています。


お昼時間を挟んで午後まで待ったので
私はすごく疲れていて、
誰もいなくなったお昼時間の待合室で
車椅子の母をそのままに
長椅子で少し横になりました。


母は表情も変えず黙っていたので
私が横になってもわからないのかな、と思ったのですが、
一応「ちょっと寝てるね。寝てないから眠いだけ。」と
伝えました。

すると脳梗塞による失語症で
普段は文章になった言葉は話せない母が、
「なら大丈夫だね。心配ないね。」と返しました。

表には出せなくても、
心の中ではすごく心配していたのだとわかり、
母の私を思ってくれる気持ちってありがたいなと思いましたし
わかっているんだと、とほっとしました。

そのすぐ後の検診で医師が、
「栄養状態もいいし、足に筋肉もついていますよ」
と言ってくれたので、ああ、良かったと嬉しかったのを
覚えています。

その時医師に質問すると、
甘いものを沢山食べてかまわないし
旅行も行けるなら海外旅行も行ってもいいですよ、と
お墨付きをいただき、
母の調子を初夏ぐらいまでに整えられたら
クルーズなら車椅子でも大丈夫かなと考え始めていたので
尚更今回のニュースは
母の事を考えてしまうのかもしれません。

3年前の今頃、要介護5なりに元気だったのに
急変して亡くなってしまったので
いまだに何かできないのか、母を助けられないのかと
思っているのだと思います。

今、市中感染が広まりつつある時期で
色々な事が不安な状況なので
母を心配していた時の気持ちが
無意識のうちに思い出されるのでしょう。

なかなか難しいですね。



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Last updated  2023.12.13 02:17:06
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