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まんぴんの和気あいあいとした空気を楽しんだ後、電車とバスを乗り継いで、モエレ沼公園へ。この公園、去年オープンしたときからずっと来たいと思っていた。デザインしたのは、イサム・ノグチ。5年ほど前に、札幌の大通りでブラック・スライド・マントラを見て以来、私はイサム・ノグチのファンなのだ。教養の浅い私はこの人がどんな人なのかよく知らなかったのだけどたまたま、四国へ旅行しようと考えた時に高松市牟礼町のイサム・ノグチの庭園美術館を訪れてさらに、弾きつけられてしまった。彼の作品は、シンプルでありながら人と一緒に居る事で作品として完成するような雰囲気があって好き。そんなイサムノグチが、全面的にデザインをしたのがモエレ沼公園。日暮れ時に行けば、シルエットの美しさが楽しめるのではないかと考え夕方4時すぎに到着した。まずは、東京ドーム40個分の広さに圧倒される。その広さと美しい芝だけでも既に、いい気分に浸ることができた。プレイマウンテンやガラスのピラミッドが見えてくるとなんだかわくわくしてきた。山の斜面を登っていく人々さえも何かのモニュメントの用に美しく見える。あまりに広いので、人が少ないように思ったが一箇所、なぜか人が集まっている所があった。なにか催し物があるのか?と近づいてみると、そこは噴水。40分ものプログラム。その後半に入っていた。私たちもしばし見とれる。「噴水」ということばのイメージには収まらないたいへん迫力のある内容。静と動のコントラスト。生命の息吹。遊具も見に行った。アースカラーを取り入れたカラフルな遊具たち。具体的なものをかたどったものはないのだけれど、色々なものを連想できそうな、世界が広がる遊具たち。大人も跨りたくなる、覗きたくなる世界。そうやって遊ぶうちに次の遊戯場が見え、また遊ぶうちに次が見え、引き寄せられるように次のスポットへ移動。そうするうち、木々にかこまれた小道を進み開けたところに出たぞと思いきや、そこに広がるモエレビーチ。なんとよく出来た演出だろう。美術館で見た見本ではこんな臨場感までは想像できなかった。そして、モエレビーチから眺めたプレイマウンテンはその側から眺めたときとはまた違う印象を与えてくれ「登ってみたいよね」ということばが自然に漏れた。私たちは、山に登り公園一帯を眺めた。夕日が沈んでいくごとに、景色が微妙に変化した。もうそろそろ帰ろうか、という時間が迫っていたけれど変化し続ける景色を眺めながら「あの噴水、日暮れ時に見たら素敵だろうね」「7時からの噴水は、ライトアップもあるのよね」と。もう一度、海の噴水を見てから帰ることにした。40分のプログラムがあっという間に感じられた。照明が、シンプルかつ控えめに使われているので白いしぶきと混ざり合って、淡い色彩を作り出していた。 次回、札幌に行ったらまた行きたい!モエレ沼公園。秋の紅葉のシーズンもいいだろうなぁ。季節や天候や時間帯によって、それぞれの表情で楽しませてくれそうだ。
2006/08/03
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