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かにゃかにゃバーバさんコメント新着
Wさんは私と三つ違いの同世代。
便秘が続くので夜間の救急外来を受診して精密検査を受けたらすでにS字状結腸がんの末期。根治手術は困難なので、進行を遅らせる化学療法を受けていた。
病気が診断されていたときには、すでに余命1年と告げられていたらしい。
それから2年半。入院や外来で化学療法を受け、何とか生き延びてきたが、とうとう外来通院も困難になり、在宅で療養することになった方。
医師からの情報では、病状の進行が著しく余命数週。
ご本人には病状についても、予後についても十分説明され納得をされた上での自宅療養であった。
今日初めて訪問したが、看護師には病状観察とお話の傾聴だけで良いときっぱり。外回りの看護師さんっているんだね、ってのんびりとお話される。
小児ぜんそく、粟粒結核といろいろな病気との付き合いは長い。粟粒結核のときには気胸にもなり、すんでのところ命拾いをしたという。
予後は厳しいと言われており、衰弱の度合いも強くなっているようで、入浴もお湯につかっただけという状態。死ぬときにはきっと全身麻酔にかかったときのように、意識がすっとなくなっていくんだろうね、と淡々と話される。
自分はハチャメチャな人生を送ってきたし、やり残したこともないし、残すべき歴史もない。人生に悔いもないし、死を怖いとも思わない。
好きなタバコを好きな時にすえて、眠りたいときに眠る。そういう生活が続くだけでいい。
どんな状態になったら入院したらよいか教えてほしいと言われる。
つい一昨日、胃がんの84歳の男性が二日間だけ入院生活をして旅立たれた。
自力でトイレに行けなくなったら入院する状態かもしれませんね、とだけ伝えた。
自分も何回か入院したが、どの病気も治癒が望める状態であった。
治らず、予後も数週という体験をリアルにしておられる方のお話を聴くのは正直辛いものがある。
午後引越しのために有休をいただいたのだが、なんか精神的に追い込まれているようで作業に取り掛かれず。
看護の仕事をして30年も経つのに、まだまだひ弱。いつになったら強靭な精神の持ち主になれるのだろうか。多分一生ひ弱なまま、終わりそう。せめて、良き聴き手になり、Wさんが望んでいる人生を全うできるよう支援できたらよいが、そう思うこと自体、いらぬお節介というものかもしれない。
情けないけれど、辞めると決めてからは、… 2018年04月04日 コメント(4)
同じ年の同僚が定年退職。私にあと3か月… 2017年04月02日 コメント(2)
総理大臣も大臣も官僚もみんな大泥棒だ、… 2017年03月27日