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2009.11.17
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テーマ: ニュース(100338)
カテゴリ: おいしいもの
無駄を省くという名目で始まった 公開処刑 「事業仕分け」、こういう公開の場に引き出して評価を受けるというのは悪くないような気がしますが、問題は仕分け人の品質ですよね。

理研のスパコン計画が凍結になったようですが、その理由が某女性議員の「 世界2位ではダメなのか? 」という指摘だったそうで。

はぁ?あんたバカぁ?

こんなヤツが仕分け人やってるんだったら、やめたほうがいいんじゃない?このイベント。


はじめから銀メダル狙いのアスリートがどこにいますか?
「えー、今後、日本は金メダルに興味ないので、サポートしないのでよろしく」と言ったら、トップアスリートはやめるか、海外に移籍するでしょう。
海外に流出してしまった人材はもう戻らないでしょうし、活動をサポートしたり、次世代の人材を育てようとした多くの人たちもいなくなるでしょう。
金メダルを取ろうと夢見て日々努力しているジュニアの選手たちも、いなくなってしまうかもしれません。

根が腐るんですよ。

どんな科学技術もそうですが、一人の天才がやっているわけじゃないんです。
非常に多くの人が携わり、幅広い分野の支えがあるからできるんです。
その「根」がまさに今の日本の技術力、国際競争力を作っているんです。

科学技術でメシを食っていくしかない日本において、はじめから競争に加わらないということは、根を腐らせること、つまりは将来を担う子供たちに死ねということです。
「別に1位じゃなくてもいいじゃない」と本音では思ったとしても、「性能も世界一、コストパフォーマンスも世界一、それが本当の世界一でしょ?それを目指すのが世界一の研究でしょ」とでも言って諭せばまだ救いようがあったのに。

こんなくだらないコメントしかいえない仕分け人も、仕分けされたほうがいいですよ。


そもそも、2位も1位も予算的には多分そんなに変わりないんじゃないか?
今の日本最速のスパコンは、世界では20~30位ぐらいの性能しか持ってないはずです。
つまり、ここでプロジェクトを凍結するということは、日本の情報技術が今後世界市場から取り残されるということです。
情報技術関連を軒並みつぶしてしまった。海外から優秀な人材も来ない。金もあつまらない。



今回処刑されたなかには、確かに無駄な事業もあるでしょう。
しかし、どう考えても国家戦略的に重要なキーワードまで殺してしまうのは、おかしい。

まぁあんなしょうもない仕分け人相手に、まともな反論ができなかったスパコン担当者も情けないとは思いますが。
でももし自分がその人だったらとおもうと・・・自殺しかねんな。



ではごきげんよう。






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最終更新日  2009.11.18 06:00:04コメント(0) | コメントを書く
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