Spice Field JP

Spice Field JP

PR

プロフィール

シナモンとナツメグ

シナモンとナツメグ

コメント新着

hituji@ おぉーすっごいすっごいすっごい 見違えた。別の家みたいだよ。今度実物み…
シナモンとナツメグ @ え?! つまりPeter PanのときHisashiって30ぐら…
まりび@ ぐりーす メグモンさんは役者さん向きだと凄くいつ…
Hisashi@ 変わらないよね! 僕も30年前ぐらいに始めてあって、今あっ…
シナモンとナツメグ @ だって・・・ パラオでウミウシ見つけるの大変なんだも…

バックナンバー

November , 2025
October , 2025
September , 2025
August , 2025
July , 2025
May 26, 2007
XML
カテゴリ: 海、ダイビング
3週連続でダイビングに来てしまった。ここまで来るともう中毒だね。

今日は伊豆海洋公園のなかで二の根と呼ばれるちょっと離れたポイントまで連れてってもらえることになった。失敗したと思ったのは、マイフィンで来てしまったこと。宿で借りれるバイオフィンという天然ゴムで作られているフィンは、軽くて弾力性が高くて、少しのキックで大きな推進力が得られる優れものだが、私の合成ゴムのフィンは小回りは効くが、長距離を移動するには脚力が必要な疲れるフィンなのだ。

まぁでも自分の持ち物で慣れる必要もあるだろうと思い、海に向かう。ところが今日は自分が経験した中で最大の波の高さだ。凪を狙って海中にもぐりこんだ。

時は満ち潮、足をばたばたさせてみるが、ちっとも進んでいる感じがせず、波によって浜辺の方に押し返される。ちょっと潜って岩やロープを伝いながら沖のほうまで進んだ。

ブイの近くまで来たところで方向を変え、水深5メートルあたりを二の根に向かって直進する。ところがなんだか体が疲れる。なんだろう?フィンが重いからか?顔を上に上げすぎなのか?流れに負けているからか?マスクもなんだか不安定で鼻の辺りに水がたまって気持ち悪い。なんとも言えず不快な感じのまま水深35メートルあたりまで潜行を開始した。

深いところに来ると今度は不快感に息苦しさがプラスされてきた。なんだか肺が圧迫されているような気分だ。マスクもきつくなったので空気を入れてスクイズするとまた鼻の辺りがむずむずする。唾液も余分に出て、レギュレーターからつばが飛んでくる。(これは喉が乾かないという店ではプラスだったけど・・・)

ダイビングで一番危険なのはパニックになることだと思う。なので、「不快だろうと、呼吸はきちんとできてるので心配ない。鼻だってマスククリアすればOK、落ち着け!」と言い聞かせる。私はまだお魚を探すのが上手ではないので、インストラクターが探している間に周りを見たりぷよぷよ漂いながらコンディションを取り戻す。でも今振り返ってみると、あのとき何をしていたのかあまり良く覚えていない。見たお魚の名前も後で「これ見たよね?」と言われて「そういえば・・・」といった感じだ。

さて帰り道、水中で緊張していたせいか、空気の残量が少なくなってきた。浅めのところまで移動してまたパタパタと泳いで帰る。私はといえば、やっと緊張が取れてきて、マスクの不快感もストラップの位置を調整することで解消し、気持ちに余裕が出てきた。インストラクターの「出口まであと70M、リラックスして!」「残圧10になったら浮上して水面を移動するよ」というボードにも「あぁ、この状況でパニクる人もいるんだなぁ。インストラクターも大変だなぁ」と冷静に見過ごすことができた。残圧少ないならそれこそ緊張は禁物でしょう!といつもよりさらに深めの呼吸を心がける。しかし足が疲れるので途中で流れに身を任せたりして、ほんとにのんびりと移動した。

途中で安全停止を加えながらも、無事人のタンクを借りずに自力でエギジットしたときは残圧10ジャストぐらいだった。いやぁ、お疲れ様。



最初のダイビングから結構順調にここまで来たが、何事もちょっと慣れてくると基本的なことが突然頭から抜け落ちてしまうことがある。今回はフィンキックは大きくゆっくり行うべきで、小さくばたばた動かしても疲れるだけだという事を体で学び、深いところでは呼吸をさらにゆっくりさせないといけないことを再確認した。

まだまだまだ、修行が足りんようですな。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  May 28, 2007 03:04:43 PM
コメントを書く
[海、ダイビング] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: