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May 27, 2007
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カテゴリ: 海、ダイビング
昨日の1本目はおどおどダイブだったが、2本目は安定して潜ることができ、エアの消費量もイントラの方と変わらないぐらいになったので、今日はもっと遠く深いところに連れて行ってもらえることになった。

通っているダイビングショップは結構深いところがお好きの模様。理由は1.人が少ないから2.浅場では見ることのできない生物が見れるから、だそうだ。

目指すポイントは伊豆海洋公園の5の根。どの辺か確認しようと受付で地図を入手するが、あまり人が行かないところなのか、地図に出ていなかった。むむー、チャレンジである。

昨日の反省を元に、ポイントまでの移動はゆっくりしたフィンキックを心がける。ポイントに近づいてきたところで徐々に深度を下げ、潜行していく。5の根にたどり着くと、そこには壮大な景色が広がっていた。高さ30メートルと思しき傾斜80度の絶壁、その先には緩やかな砂地が沖のほうへ続いている。崖の上から眺めると、まるで陸上の岸壁の上を空中浮遊しているような気分だ。そのまま水底までふわふわと落ちて行きたい欲望を抑え、イントラについていく。

崖を10メートルほど降り始めたところで私のダイビングコンピュータが警告を発した。水深40メートル、レクリエーション・ダイビングの限界深度である。イントラや常連さんのダイコンはうんともすんとも言わないが、私のダイコンは慎重派なので、鳴いたらしい。ちなみにこの子、減圧不要限界を超えたときは何も言わずにスクリーンに表示を行うだけである。そこで浮上したら鳴るんだろうが、減圧が必要になったところで教えて欲しいもんだ。

さて、うちのダイ子の警告を無視してさらに潜行する。今日の最大深度は51.3メートルだ。そこでイントラが本日のターゲットである生物を見つけた。 ハクセンアカホシカクレエビ だ。(←どなたかのサイトを借用) 大輪の菊のようだが毒性のあるスナイソギンチャクに隠れて住んでいる、透明のえびちゃんだ。ぱっと見2匹ぐらいしか見えなかったが良く観察すると5匹もいる。きっと明るいところで見たらうすピンクのイソギンチャクに隠れるクリアなえびが美しく見えることだろうが、ここは水深50メートル。赤い色はあせて見えるのでちょっぴり地味だった。えびの透明さはちょっと食欲をそそったが・・・

深いところに潜ったときはあまり長居はしていられない。出口の方向に向かいながら上昇していく。さすがに初心者の私はエアの減りが早く、イントラの判断で浅いところを移動して帰ることになった。当然減圧不要限界は超えているので急上昇は厳禁、浮力に注意をしながら進んでいった。

今回は14リットルのタンクを使ったが、残圧50を切ったあたりからイントラが「出口まであと70メートル。落ち着いて」「残圧10を切ったら浮上してエギジットするよ」とメモを見せてくる。しかし70メートルだの50メートルだの言われても、自分が水中でどのぐらいの速度で移動しているかいまいちよくわからないので驚きもあせりもしなかった。"きっと残圧が赤いゾーンに突入すると、びびっちゃう人いるんだろうな~。イントラさんも大変だ"と思いながら、"でもあせっちゃったらエアの消費が早くなってもっと危ないじゃん。ここはさらに深呼吸だな"と、冷静に考えていた。



余談だが私はウミウシが好きなようだ。カラフルな水中ナメクジといったようなウミウシちゃんだが、その個性的な姿と小さいながらも精一杯生きている様子に心引かれる。ウミウシガイドブックまで買ってしまった。そんなことを知っているイントラさんが、変わったウミウシを連れてきてくれた。その名も メリベウミウシ 。(←またもや他人様のサイトを無断借用) 海草と見間違えそうな見た目だが、水中に流されたときは体をわっさわっさと折り曲げて泳ぐ(?)。どう考えても水の流れを考慮しているとは思えず、ただじたばたしているように見えるが、本人も必死なのだろう。水底に着くとはっしと岩を掴み、落ち着いたようだ。

減圧が終わり、念のため1分ほど待ってからエギジットした。上がったときの残圧は10を切っていた。ダイブタイムは53分。なかなかの大冒険だった。

さーて、これで3週連続ダイビングとなってしまった。6月中旬の座間味旅行までに中性浮力を見につけたくてこまめに通っていたが、どうやら中毒になってしまった模様。帰り道ではもう潜りたくて仕方が無い。自分では「技術力がまだまだで悔しいので通ってます」と言っているのだが、イントラさんも常連さんも「そういうやつに限って、上手くなってからも来るんだよ。窒素中毒だね、それは」という。もちろんほんとに窒素に中毒になっているわけではなく、すぐに体が窒素(つまりダイビング)を求める状態のことを指すんだそうだ。確かに木曜日ぐらいになると禁断症状が・・・

来週も通ってしまうのか、それは天候とそのときの気分次第だ。





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最終更新日  May 28, 2007 09:24:41 PM
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