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雪風ジョルノ

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2010/05/16
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「スターリン―青春と革命の時代」(白水社)は3分の1読了。

スターリン体制の代名詞でもある相互密告制度。
それは彼が独自に考えたものではなく、神学校時代に自ら経験したものであった。


スターリン―青春と革命の時代


スターリンが通った神学校とは、キリスト教の神父を養成する寄宿制の学校であり、
そこでは会話はロシア語に統一され、グルジア語を話す事は禁じられた。

当時帝政打倒の空気が漂い、マルクス主義の書物も多く世に出ていたが、
当然それらは禁書扱いされ、学校関係者は厳しく目を光らせた。

彼らは生徒がロシア語以外を話していないか、禁書を読んでいないか、素行の悪い行為をしていないかなど、生徒自身に密告(チクる)することを奨励した。


帝政ロシアといっても人種は様々であり、


中でもグルジア人は、近年になってロシアの軍門に下ったのであり、以前は独立国家を営んでいた。
ゆえにグルジア人であるスターリンは、ロシア人に抑圧統制されることに反発を覚える。

神学校では散々に問題を起こした挙句、結局は退学となってしまう。

以降、晴れてスターリンは帝政転覆の活動に没頭し、そこでレーニンと会い、
帝政ロシアが崩壊、レーニン死後に表舞台へとのし上がってゆくのだ。


「誰かにやられる前に、こちらから先にやる」

この密告制度の原型は既に、神に仕える学校において実践され、
無神論者スターリンにより一層激しくブラッシュアップされてゆくのであった。



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最終更新日  2010/05/16 12:11:20 PM
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